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2016年10月7日金曜日
9月の展示会・・・コーダーブルーム編
コーダーブルームのブースに入って正面に飛び込んできたのがこの新型!
ファーナ・アルチメイト!
何だかラピエールのパクリみたいなネーミングに関しては、もう少しひねりを加えて欲しいところでしたが、かなりやばいオーラを纏っています。
これはいよいよコーダーブルームブランドでの世界進出を意識しているとしか思えない本気度を感じました。
とりあえず試乗車に乗せて欲しい!
まだ無理かな?
正直ファーナ・PROでさえまだ試乗させてもらった事がない、デ・ローザやピナレロ、クオータ辺りのフラッグシップモデルと乗り比べて比較してみたいものである。
ちなみにこれは2016年モデルのファーナ・PROです。
そして・・・
こちらは新型のファーナ・PRO!
かなりディテールが変更されています。
このように上から見たら・・・
新型は随分とエッジの利いたデザインになっていますよね!
現行モデルでも硬い乗り味だって聞いてはいるのですが、見た目は更にスパルタンな自転車に見えます。
こちらは新型デュラエース仕様!
そろそろモデルチェンジした9100型デュラエースが販売開始しますので、まだ少数ではありますが、メーカーの方には供給されているみたいです。
しかしこの自転車も試乗してみたい自転車です。
山﨑社長がご覧になって頂いたなら、是非機会を作って頂きたい・・・
なんて、勝手な事を書いたら営業さんが怒られてしまいますかねぇ。(汗)
そしてところ変わってクロスバイクコーナーです!
「おっ!また百式カラーか?」と思ったのですが、今度のリミテッドは、少しオレンジっぽいゴールドになったので、飽きの来ない感じがして僕は好きです。
そしてノーマルのレイル700SLですが、マットブラックにレッドの差し色がカッコいいですね!
アウターケーブルもこのままで採用するのであれば、なかなかCOOLな仕上がりじゃないでしょうか?
これは売れるだろうなぁ~。
何しろ軽いし性能がねぇ・・・クロスバイクにしておくのが勿体無いくらいの高性能バイクですよ。
そして当店でも売れ筋の高性能クロスバイク!
レイル700の新色です!
為替の関係で税込み72000円程まで値上がりしていた同モデルが、再び税込み64800円まで価格を戻しました。
タダでさえボーナスプライスだったのに・・・
いや、いいんですよ。
当店に2016年モデルがまだ3台も在庫で残っているんですけど・・・
全然気にしてませんから・・・。(笑)
そしてこれまで定番だったブランドイメージのウォーターブルーが無くなって、このブルーが新色として登場!
ちなみにウォーターブルーが欲しい!ウォーターブルーじゃないと絶対に嫌だ!っておっしゃるお客様は、今なら当店に在庫が1台だけ残っていますよ~!(笑)
ホワイトに関してはロゴがシルバーになって少々地味になりました。
やはり今年のモデルでロゴをチェレステグリーンに似た色にした事は、色々と問題になったのだろうか?
気になる・・・。
ブラックは今年のモデルを引き続き・・・
っていうか、今年はブラックが一番人気でしたからね。
そして廉価版のレイル700A!
ホイールの性能やフレームの溶接処理がかなり落ちるので、個人的にはあまり薦めていないモデルではございますが、2016年モデルは斬新なカラーリングが好きだったんですね。
しかし2017年モデルは従来の単色デザインに回帰しています。
確かに2016年モデルに採用された蛍光色の差し色が、思いの他日焼けしやすかったという欠点があったので、見直しがかかったのでしょう。
しかし新色のライトブルーは綺麗な色です!
これは女性に人気が出るかも知れません。
このグリーンも塗装がしっかりしていて綺麗です。
何しろ今回のレイル700Aは税込みで5万円未満っていうのが最大の武器です!
5万円未満のクロスバイクとしては、最も優れたパフォーマンスを誇る自転車ですね。
そして身長150cm未満の女性でも乗れる本格的クロスバイクである、レイル26ですが・・・
これまで定番だったピンクが無くなり、限りなく藤色に近いブルーが新色として登場!
奥にあるレイル20はダークグリーンが引き続き継続です。
ただダークグリーンっていうけれど、どこからどう見てもマジョーラカラーです!
塗装だけでもものすごいコストがかかっています!
こちらの色は写真では判りにくいですがオパールカラーなので、見る角度によってやはり色が変化します。
カラーリングで選ぶんだったら、レイル20はどちらも綺麗で・・・どこにも無い色だと思います!
MTBモデルのドレソンですが、廉価モデルが追加されました!
相変わらずコストパフォーマンスがおかしいですね。
この価格でこの完成度。
アーバンモデルのカナフシリーズも健在です!
ライトツーリングまでこなせる自転車なのに、税込み約6万円は比較的安いと思います。
再びロードバイクのコーナーに戻ってきましたが、ファーナ700のグリーンはカッコいいですね!
これがクラリス仕様しかラインナップされていないのが残念です。
最後にもう一つの目玉であるファーナTTです!
もうTTバイクを作った時点で、自転車メーカーとして大きな飛躍を狙っているのがよく解かります。
是非当店でも取り扱いのある、サーヴェロやシーポのTTバイクと比較してみたいですねぇ~!
ちなみに9000型デュラエースで組んでいるのは間に合わせだそうなので、そこは突っ込みを入れないで下さいと予めスタッフの方から釘を刺されました。(笑)
そんなこと気にしないのに・・・(笑)
TTバイクねぇ~。
僕も1台くらい欲しいんですけどね。
シーポのクライマックスがかなり前に廃番になっちゃったのが非常に残念です。
とりあえずコーダーブルームさんの総評としては、まず全体的に塗装の質が向上して一段と製品のクオリティーが高くなったのと、あと一度値上がりしたものを、為替に合わせてまた値下げしたという部分に、消費者第一の姿勢が窺えて素晴らしいと思いました。
ただ現行の在庫を抱えている店にしてみたら・・・
「マジかよ!」って話にはなっております。(笑)
何よりも取引条件が年々厳しくなってきました。
ここからは余談と言うか、個人商店の愚痴でしかありませんが、スポーツ車メーカーは毎年契約更新をするので、この時期は本当に辛いのです。
特に今年は台風や雨で夏の売り上げは最悪でしたからねぇ~。
契約更新やディーラー制のシステムって、立地条件の飛び抜けて良い店や、仕入れ取引額が多いチェーン店に有利なシステムなので、個人商店にはとことん格差を感じずにはいられない瞬間ですね。
新規登録ならいざ知らず、継続に関しては・・・前年度までの店舗あたりの実績を考慮するシステムを導入してもらいたいものだと強く訴えたい!
ある意味ブリヂストンさんはそれに近いシステムでされています。
コーダーブルームは当店でも主力ブランドの一角なので、取引条件が厳しくなるのは死活問題となり、本当に困ったものであります。
そうでなくても自転車業界は、平均仕入れ単価が上代の70%と、小売業としてはありえない高さなので、値引きとかが厳しくて、粗利を確保するのにとてつもない工夫が必要になっている。
某チェーン店やホームセンターみたいに卸を通さないで、仕入れ単価40%前後のオール中国製を売っているのとは訳が違う。
業界全体のクオリティーを底上げするのなら、個人商店を元気にする工夫を各メーカーにお願いするしかないのだが・・・
力の無い個人商店にはそんな発言権すら無いってのが、この世の常であります。
はぁ~っ、とりあえず前を向いて頑張ろ~!(笑)
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