2018年2月27日火曜日

ドッペルギャンガー330・ロードヨットのお知らせ!


とても人気のこの商品。

昨年もたくさん注文を頂きました。

年末に2組連続で注文を頂き、組み立て販売して以来・・・

メーカーの在庫が全てなくなってしまいました。

今年に入ってからも、ご来店やお電話によるお問い合わせが15件程ありました。

本日もお問い合わせのご連絡を頂きまして・・・

早速ビーズ株式会社さんへ問い合わせました。

そして今回一斉に在庫が無くなった理由も含めて、新しい情報が入りましたのでここに掲載致します。



まず在庫が無くなって、現在販売終了になった理由。

ビーズさんは基本的にヤマト運輸さんを利用されているのですが・・・

最近運送会社のルールや縛りが厳しくなっているのはご存知でしょうか?

昨年からヤマト運輸さんは本当に厳しくなっていて・・・



自転車や車の部品など、今まで運んでいたサイズの多くが対応できなくなっているのです。

集荷のスタッフさんが何とかします!って言ったとしても、配送先のセンターでサイズや重量が規格外だと判明(判断基準は人によってまだ誤差があるらしいけど)した時点で、送り返されてきてしまい、最初に集荷したスタッフさんが会社からものすごく怒られるのだという話。

そんな話利用客にしてみたら知った事じゃないのですが、お客様と会社に挟まれて大変なスタッフさんの気持ちもよく解ります。

アマゾンの無料配送や当日配送のサービスによる激務が明るみになって以来、運送会社のルールや縛りが厳しくなったように僕は思うのですが・・・

本当に飛んだとばっちりです!

結局ビーズさんもそういった事情により、今まで配送していた自転車の多くが、箱のサイズが規格外になったとかで、間もなく配送ができなくなるというピンチに陥っておりまして。

結果330・ロードヨットに関しても、箱の3辺の長さの合計だったり、ヤマト便の規定が厳しくなった兼ね合いで、まず箱のサイズを小さくする努力に始まり・・・

結果的には自転車の設計そのものを見直して、その箱のサイズに収まるように作り直すに至ったというとんでもない裏事情があったのです。



そして330は新たにリニューアルして、3月下旬頃~販売開始の予定だそうです!



2点ほど気になる事が・・・



1つは全長が少し短くなります。

つまり330の持ち味だったホイールベースの長さによる安定感が、多少ではありますが損なわれるという話。

もう1つは改良を加えての再登場なので、価格が多少値上がりするだろうとの事です。



以上の2点が懸念材料にはなりますが、デザインやサイズ的な問題で、より女性に乗りやすい自転車になるんじゃないかと言う感じです。

そういう意味では新型の登場が楽しみだと言えます。

実際にお客様からご注文頂いて、現車を確認致しましたら・・・

その時は改めて・・・男性にも乗りやすいままなのか、どう変わったのか、ブログにてお伝えさせて頂きます。

2018年2月25日日曜日

2017年 9月・・・コーダーブルーム2018年モデル展示会



ホンダ栃木チームの自転車です。

エンヴィのホイールを装着して、かなりの本気仕様です。

このファーナ・アルチメイト・・・個人的には乗りこなすのが難しいフレームっていう印象を受けたのですが、でもビジュアル的にめっちゃカッコイイですよね。

カッコイイので思わず写真を撮ってしまいました。


逆に乗りやすいけど・・・今ひとつコンセプトの解らないファーナ・プロ・エアロです。

これもカッコイイけど・・・やはり試乗した限りでは、その良さが僕には伝わってこなかった自転車です。

今回は9月に天満橋で行なわれた、コーダーブルーム2018年モデルの展示会に伺った時の話です。


丁度この頃、関東のお客様からレイル700SLの注文をしたいというお問い合わせがありまして・・・

当店のブログを拝見して、当店で組んで欲しい!という、非常にありがたいお話だったのですが、2018年モデルになってカラーリングが変わった事が理由で、「どうしても2017年モデルのカラーリングが良かったので、在庫を持っているお店を探してみます・・・。」という残念な結論になってしまった翌日の展示会でした。


いやいや2018年モデルもかなりカッコイイですよ!

メタル調のブランドロゴが渋くないですか?


そのお客様はシルバーを希望していたのですが・・・


これまたロゴがカッコイイじゃないですか!


マテリアルフェチならスリスリしたくなっちゃうような、ロゴの怪しい光沢感。

これならもっと自信を持って2018年モデルを推しておくんだったと、ちょっぴり後悔!

でも僕のブログを見て、コーダーブルームのクロスバイクがコストパフォーマンス以上の走りだ!って思ってくれた人が意外と多くいらっしゃいまして、実はつい最近も僕のブログを信じてレイル700を買ったら、「ビックリするくらい走りが軽くて感動しました!」という話で、今度はロードが欲しくなったので、またしても僕のオススメのロードバイクを買う為に、わざわざ山科からHAT神戸まで何度も通って頂いたお客様もいるくらい・・・

そのくらい初心者の方に一番喜んでもらえるのが、このレイル700シリーズだったりします。


何より2018年モデルはかなり価格を抑えてきました。

レイル700Aはカラーリングも良くなって、50000円以下のクロスバイクとしては断トツでカッコイイし、重量も軽いです。


今回のオレンジはメタリックなので、黄色系や赤系によくある日焼けも、そこまで気にしなくて良くなったんじゃないかと思います。


そして嬉しいのがエナフの復活!


若干フレームがデチューンされていて、以前程の本気度が薄れてはいますが、価格のお求めやすさはかなり大きいです!


サイズも20インチのミニベロだけではありません!


小学校高学年~高校生までの学生さんにもオススメできる自転車です。


身長のある学生さんや、自転車通勤をされる男性にはカナフ700がリーズナブルでオススメ!


MTBモデルのドレソンも、お買い求めのしやすい価格帯が追加されました!


お子さんの自転車も少しずつ知名度が上がっており・・・


特にお子さんよりも、お父さんやお母さんの好みでコーダーブルームを購入されるケースが増えてきています。


まあ一部チェレステグリーンのようなカラーリングがラインナップに入っているあたりは、ご愛嬌ということで・・・って話でしょうか。


アッソンは20インチのモデルから変速付なので、男の子、女の子に関わらずスポーツバイクの基礎を学べます!


勿論24インチのロードバイクも用意していますので、英才教育にはもってこいです!


初心者やファミリー向けに多くのラインナップを抱えるコーダーブルームですが、最近のトレンドにも積極的に絡んできます!


フレーム剛性とその剛性バランスを問われるディスクロードまで出してきました。


フレームの基礎が同じ自転車でも、ディスクブレーキ仕様とノーマルキャリパー仕様では、フレームの剛性バランスが違ってくるので、僕はむやみに流行に流されてディスクロードに手を出すのは如何なものかと思ってしまいます。

ただ・・・このモデル(ファーナ・プロ・エアロ)に至っては、元々のフレームが基礎からしっかりしているので、ディスクとノーマルとの違いもほとんどなく、ほぼ変わらないフィーリングで乗れる自転車だとは思っているのですが、やはり僕よりも古いローディーには、未だディスクブレーキを受け入れられない人って多いと思います。(笑)

今思えばSTIレバーによる変速が完全に一般化されたのも、7700系のデュラエースが出る頃くらいからだったと思うんですよ。

「STIレバーは変速が楽で便利やで!」と言われれば言われるほど、闘志を燃やして走るWレバー派が96年~97年くらいまでは結構残っていました。(そんな僕も98年の夏までは頑固にWレバーでレースを走っていました。)

STIレバーの誕生から定着まで、およそ4~5年くらい。

ディスクブレーキの場合は、そんなに定着するだろうか?

自転車販売店としても悩ましい問題です。


そしてこんなTTバイクとか・・・

ホダカ(コーダーブルーム)さんはちょっと頑張り過ぎなんじゃないか?と、心配になったりもします。


ちなみにコーダーブルームのカーボンバイクとしては、初期からラインナップされているこのモデルが、最もクセが無くて乗りやすい!

シマノ105の完成車でこの価格はかなりビックリな自転車です。

一応初めて登場した頃は、デュラエースの完成車で70万円していた自転車です。

その頃のフレーム単体の価格が28万円(税別)!

それが完成車価格で20万円(税別)って・・・

本当にボーナスプライスになりました。

重量も僕の乗るサイズで7.8kgでしたから、ホイールがRS-010って事も加味すると、この軽さは尋常じゃないですよね?

カーボンバイクの入門用としてもピッタリだし、エンデュランス系のバイクとしてはかなりの完成度だと思うんですよ。

乗り心地も良いし、持っても乗っても軽いし、上りもスイスイ上れるし・・・弱点らしい弱点も特にありません。

なぜこの自転車が売れないのか謎なくらい!


そして未だに入荷しなくてお待たせしているのがこのシリーズ!


ファーナSL2のシリーズです。

超傑作のファーナSLの第2弾!

ファーナSLが良過ぎてSL2はどうなるんだ?と、世間の皆様はずっと期待して待っている訳ですが・・・

本来2017年11月頃の入荷予定が延びに延びて・・・

2018年6~7月頃の入荷へとずれ込んでおります。

実際プロトタイプには僕も試乗してみました。

詳細は後日改めて書きますが・・・

エヴァディオのバッカスSLと同じ、6066アルミ合金を採用しているので、乗り心地向上に加えて、加速の伸びが大幅に良くなるんじゃないかという期待を背負っています。

しかし自転車の乗り味を味付けするって、理屈じゃない部分も多く・・・

開発の方の苦労は計り知れません!

ここまで入荷を先延ばししたからには、期待以上のものを出してくれるんじゃないかとも思いますし、あんまり期待を膨らますのもホダカさんにしてみれば大きなプレッシャーになりますし・・・

悩ましいですね。


ただね・・・このSORA仕様がここまで安いっていうのがポイントなんです!

15万円以下で超高性能バイク!

って・・・なかなか探してもありませんよね?

これがそうなる可能性を僕は期待しています!

当店も105仕様とSORA仕様を入荷予定ですので、気になる方は是非お問い合わせ下さいませ。

2018年2月23日金曜日

2017年 9月前半・・・8月から9月前半にかけて問い合わせの多かったミニベロについて・・・


手前はコーダーブルームのレイル20です。

2018年モデルのレイル20の変更点ですが、塗装が若干変わりました。

以前のマジョーラカラー(アンドロメダ1)はすごく人気で良かったのですが、恐らくコストもかかるので・・・

今回のブルーカラーは光の当たり方によってはグリーンっぽくも見えますが、限りなく普通のメタリックです。

ただねぇ~、やっぱりこの自転車のすごい所は、恐るべき軽さでしょうね。

6万円っていうのが高いか?安いか?

そんな低レベルな問答が不要な自転車です。

サイズの大きい方で8.3kgしかありません!

持って軽く、そしてノバテックのハブを採用しているので走りも軽い!

低コストで超高性能のミニベロです。

この自転車を知らずして他のメーカーのミニベロを、見た目やネームバリューだけで購入してしまった人は可哀想だなぁ~って思えてしまうほど、次元の違うミニベロです。



そして向こうに見える白いのは、車いすメーカーで知られている美和商事が取扱いしているリヴァージュという名前のシティミニです。

この自転車はフレームがアルミとスチールと2種類あって、いずれかを選択できます。

この写真のは快適性重視のスチールフレームの方ですが、基本設計がBSの人気車種『マークローザ』と限りなく近い自転車なんです。

ほぼOEMじゃないか?って思える程。

この自転車のメリットは最初からカゴを装備しているところ!

それ以外はオートライトも装備していて、変速も付いているので装備的には本家と大差がない!

強いて言えばマークローザなら7段変速のところが6段変速って事と、リング錠はBSが盗難防止の頑丈な物に対して一般的なシリンダー錠って事くらい。

ハンドルはアルミで、ステムもアルミ&ステンレスと錆びにくいので、個人的にはポイントが高い!

それでいて価格はマークローザの3分の2なので、かなりリーズナブル!

BAA規格合格シールの有無にこだわらなければ、これはかなりお買い得です!

次に・・・


これは客注で入荷したタウンミニですが、やはりオートライトに6段変速、大型のワイヤーカゴが付いて定価が3万円代という、コストパフォーマンスの高い自転車です。

阪急電車と同じマルーンレッドはお洒落で、老若男女問わず人気色です。


さてここで本題なんですけど・・・

身長によって適正なサイズを用意しているコーダーブルームさんのようなスポーツバイクメーカーならともかく、ミニベロってそもそも身長の制限ってどうだと思いますか?



見た目が可愛いとかお洒落とかって理由でミニベロを探している人や、乗っている人って多いですよね?

その動機は別に問題ないのですが・・・

問題は適正身長ですね~。

身長180cmの人がミニベロ?

明らかに違和感の塊ですよね?

サーカスのクマみたいなビジュアルですよ。

20インチタイヤ(規格は複数あるけど)のミニベロってだけでも様々なデザインがございますが、概ね適正身長は145cm~170cmあたりです。

これでも目一杯許容範囲を広めに取った場合の話です。



170cm以上の人が乗った場合、実際にどうなると思いますか?

サドルとハンドルが近いんですよ?

当然見た目とは裏腹に小回りが利かないというか・・・

ハンドルを切ったらハンドルの先端や握っている手が太ももに当たって・・・「おっとっと!」ってなるはずです。(サドルの高さを適正値にした場合)

そうでなくても小径ゆえに、元々ホイールベースも全長も短い訳で・・・



ふらつきやすいです!

直進安定性が低いです!

長くて急勾配の下り坂は恐怖です!

小さな小石も段差も大きなギャップになります!



それがミニベロって乗り物の特徴なんです。

イメージして頂けましたでしょうか?



それでもミニベロに乗りたい!っていう170cm以上の人には、サイズ設定のある本格的なスポーツバイクメーカーのミニベロをまず真っ先にオススメします。

しかし値段が・・・っていう、3万円クラスまでのミニじゃないと買えない!っておっしゃる方にオススメなのがドッペルギャンガーの330(ロードヨット)ですね。

ちなみに世間のドッペルギャンガーに対する評価は様々ですが、安いからってネット販売で買って素人の組み立てで組んだ自転車で、事故しただの破損しただのって話は、鵜呑みにするだけヤボなB級ネタです。

箱には80~90%組み立て済みと書いていますが、あんなのを何の根拠があって信じているのか、むしろそっちの神経を疑うってレベルの事だとご理解下さい。

実際には前後ホイールのセンター出しや振れ取りが必要な個体が多く、フレーム(フォーク)のセンターも狂っている場合があって、調整や加工を必要とします。

ヘッドの締め付けもベアリングがゴリゴリにしまっている場合もあります。

そういうのもキッチリ組み直して、フレームの溶接個所の仕上がりなども点検して、納車しても大丈夫だと言える車体の例でいうと、このドッペルギャンガー330の走りは実に痛快で気持ち良い!

低重心設計なので、コーナーリングの切れ味が恐ろしく鋭い!

この車種限定でレースとかしたら面白いんじゃないか?って思える程。

そもそもフレーム本体が大きなカゴになっており、その分のスペース確保の為にサドルとハンドルの距離を長めに取っている事もあるので、安定感があって操作がしやすいのであります。

他に同じくサドルとハンドルの距離が長くて、しかも低重心で面白かったのが、以前サイクルベースあさひさんがヴェスパ(イタリアのスクーター)の商標で売っていたミニ・・・


ちなみに当店でもレンタサイクル兼、留美さんの買い物用として置いています。

あと堺のアサヒサイクルさんが出しているガーネットっていう3人乗り可能なミニがオススメですね。


ガーネットは当店でも販売しており、定価は4万5千円くらいしますが、それを3万円台前半で販売しております。

尚、ドッペルギャンガー330は現在、メーカーも在庫切れで・・・

次にいつ生産かも不明の状態です。

興味のある方はいつでもお問い合わせ下さい。

その時点で判る範囲の情報をお答え致します!

正直当店でのミニベロのニーズは低めです。

それでも置いていない時に限って、問い合わせが多いのも事実。

2017年8~9月は、まさに問い合わせが相次いだ時期でした。

今日あったら今日買いたいってお客様がいた時に在庫が無いと、それも勿体ない話になってしまいます。

でも下手に在庫を抱えると、他の車種を在庫として置けなくなるので、バランスを考えて置くのって結構悩みどころなんですよね。

ベースは僕が「この自転車は自信を持ってオススメできる!」って自転車じゃないと在庫に持ちたくない!っていうのが根底にあります。

そこに本来なら僕の好みとは違いますけど、スタンダードで且つお求めやすい価格帯の物も混ぜておかないと、何でもかんでも変わり種や高性能の自転車ばかりだと、あらゆるニーズには対応できない訳なんです。

例えばBSのマークローザなどは、定価が5万円超になりますので、いくら人気商品であっても、下手に在庫として置けないというか・・・

むしろ長い年月在庫に抱えている状態の自転車よりも、仕入れたてのフレッシュな車両を、キッチリと精度を出して組み直した物をお渡しする方が、高価な自転車をお買い求めになるお客様にとっても嬉しいはずなんですよね。

なので、できれば今日明日欲しい!では無くて、1~2週間くらいのゆとりを持って自転車をお探し頂けますと非常に助かります。

対応の早いメーカーでしたら、在庫さえあれば翌日~翌々日までには商品が当店に届きます!

そこから組み立てたり、一度ばらして精度を出して組み直すと考えても、届いたその日か翌日までにはお渡しが可能なので、最短で2~3日見て頂ければ大丈夫です。

平昌オリンピック女子フィギュアスケートについて・・・


とうとうハイレベルな競技が終了しました。

皆さんもハラハラドキドキしながら観戦された事だと思います。

今回日本代表で出場している坂本花織選手が、当店の正面にある渚中学校出身という事もあってすごく祈るような思いで応援していました。

僕は年代的に伊藤みどりさんや荒川静香さんの活躍されていた頃から知っているので、そうでなくてもキム・ヨナさんと浅田真央さんのハイレベルなライバル争いと、その演技にすごいなぁ~って思っていた訳です。

ところが過去の得点ランキングとか見て思ったのが、男女共にフィギュアスケートのレベルって年々高くなっていて、頂点に立つのが恐ろしく難しくなっているんですね。

そう思うと羽生選手が世界中からリスペクトされる理由もよく解ります。



今回の女子の上位6名はそうそうたるメンバーでした。

ショートプログラム6位のコストナー選手は、前大会のソチ五輪の銅メダリスト。

ロシアのメドベージェワ選手と、カナダのオズモンド選手も世界選手権の1位と2位。

そこに絡んでくるだけでもものすごい事なんですよ!

今回のフリー最終組の6名はまさに世界最高峰の6名って言っても過言じゃないかと思います。

そのメンバーに地元出身の選手が加わっているっていうだけでも誇らしいです。



そして坂本選手同様、新人でとんでもない秘密兵器と言われているのがロシアのザギトワ選手。

ショートプログラムでのメドベージェワ選手との連続世界記録更新には驚きました!

少なくとも上位陣がベストでフリープログラムを迎えるというのが、これまでに観た事がないってくらい超ハイレベルな今大会。



なので、坂本選手も宮原選手も、変にメダルを意識しないでフリーの演技でも伸び伸びと演技を楽しんで欲しいものだと思っていたのですが・・・

本当に観ている方も緊張しましたが、いつも明るく振る舞っている坂本選手が、いつも以上に緊張しているのが画面を通しても伝わってきました。

宮原選手はこれ以上無いってくらいのパーフェクトな演技だったと思います。

今回の五輪でトップ3に入る為には、フリーで150点以上の演技と、合計230点以上がないと、メダルすら難しいと考えていましたが、僕の見た限りでは宮原選手は150点以上の演技をしていたように見えていました。

しかし身体の小さい日本人選手では海外の選手ほどパワフルでダイナミックな演技を見せれないので、簡単には150点以上の得点をもらえませんね。

坂本選手もあの緊張感の中で、ミスもよく持ちこたえて頑張ったと思います。

改めてすごいものを観れたなぁ~と、とても感動しました!

今回はメダルに届かなかったけど、世界中のファンを魅了したと思います。

今後も地元出身の坂本選手が世界と互角に競えるように応援しています!



今回の平昌オリンピックでは色々問題点もあったと聞いていますが、各競技の内容や選手同士がリスペクトし合っている事に関していえば、ものすごく素晴らしい大会だと感じています。

久々に熱く湧き上がるものがありました!

2018年2月14日水曜日

2017年 8月後半はアドベンチャー満載!?


さあこれから目的地に向かうぞ!って思った瞬間、こんな看板が・・・。

最近クマはどこにでも出てきますし、兵庫県北部は地バチの被害が多いんです。

まずはここに来た経緯から・・・

最初のきっかけはジロ・デ・淡路さんに立ち寄った際に読んだ雑誌。

それ以来ずっとここに行かねばならない!って思い続けていた事。

次に店に遊びに来る中学生たちが、1学期の期末テストが悪くて「このままじゃヤバイ!」と感じている事・・・そして夏休みの宿題が多い上に、多少なりとも2学期の成績に関わるって事を相談に来ていて、「理科の自由研究とかどうしたらいいと思う?何かアイデアは無いかなぁ?」って言う訳。

「そんなの自分であれこれ考えろ!」って言いつつも、「実は今こんな山の中に行きたいと思っているんだけど、そこでみんなの共同で構わないって言うなら、生態や地質なんかを調査してみるっていうのはどう?」って提案をしてみたら、「それ行きたい!」って事になって・・・

天気は相変わらず微妙でしたが、予定通り決行!

北近畿道で養父から国道9号線を走るつもりが、行き過ぎて日高まで走ってしまい、やむを得ず神辺高原の道の駅で朝ご飯を食べてから村岡町へ入り、9号線を鳥取方面へ・・・

湯村温泉を過ぎて間も無く鳥取県へ抜けるトンネル・・・ってところを左折して、県境にある上山高原を目指す山道の途中に、車が3台程駐車できるポイントがある。

それがこの看板の場所。

この先に秘境と呼んでも過言ではない場所がある。


目指すのは『シワガラの滝』


地図に書いている距離って直線距離?

誰か心無い人がタバコの火で焼いたような跡が残念なのですが・・・

地図には『たたら場跡』とかがあって、まるでもののけ姫の舞台のような場所を想像させます。


駐車場で靴だけ履き替えて出発しました。


最初はこんな感じで、比較的歩きやすい林道が続きます。


間も無く向こうに急斜面が見えてきます。

やはり楽な道程とはいかない模様。


僕の服装が山を舐めきった軽装なのは気にしないで下さい。

こう見えてもつま先に鋼が入った安全ブーツに、クマ対策で催涙スプレーも持参しています。

雨の影響で川が増水する可能性も覚悟していますので、常に万が一の事を想定しながら歩いています。

地バチの巣がありそうなところは地面や木の根の周辺をチェックして歩きつつ、クマやイノシシに関しては糞や足跡で、そこにいた時間がいつくらいかも大体の判断がつくし、風向きや臭いに注意さえしておけばそこまで怖くありません。

マムシに関しては突然出くわした場合はともかく、この時期はもう落ち着いて動きもノンビリしている頃なので、無理に刺激を加えさえしなければ襲ってはきません。

半パンなのは、万が一鉄砲水で流されるような事があった時に、水の中でも動きやすい方がいいと考えているから。

ただし女性陣には草木かぶれ対策で、長ズボンを指示しました。

山の中にはうるしやハゼの木など、触れるだけで痺れたりかぶれてくるような毒性を持った植物もあるので。

僕は夜間に山歩きとか散々やって、草木かぶれにはある程度免疫ができています。

他にはハチ対策で黒や赤の服装も避けるように伝えていたのですが・・・伝わっていない人たちばかりで驚きました(笑)

まあその件はある意味天候に救われたので・・・


斜度がきつい上りが続くので、中学生にはちょっとしんどいかも。

この先上り切ったら、あとは一気に渓谷を下って行きます。


木の根っこの近くに地バチの巣がありました。

ジガバチやアナバチの種類ならいいのですが、ここいらの山に住んでいる地バチはほとんどがスズメバチの仲間です。

足音や振動で興奮して出て来るので厄介ですが、この日は幸いな事に雨です。

雨の日は虫の被害をほぼ気にしなくていいでしょう。


少し雨の粒が大きくなってきました。

先日のUSJといい、天候に恵まれません。


写真では判りにくいですが、渓谷の下りは結構急な下り坂です。

帰りの登りがしんどいですねぇ・・・想像もしたくない程に。

この撮影直後に前方で何か大きい生物が突然動きました!


大きなヒキガエルです。

珍しく結構な勢いで逃げています。


植物の下に潜り込んで隠れたつもりでしょうか?


中学生たちもこの大きなカエルに大興奮!

「猛毒があるから絶対に触るなよ!」

「えっ、そうなん?」

意外と知らない人も多いのですが、ヒキガエルって別名ガマガエルとも呼ばれていて、耳の後ろや背中のイボイボから毒液を分泌するんですね。

手に触れただけでも炎症を起こしてしまうのですが、口に入ったりしたら命に関わるくらいの猛毒です。

乾燥させたら薬になるとも聞きますが、とにかくむやみに触ってはいけません。

でも都会に住む子供たちにしてみたら、こんな大きなカエルは珍しいので、はしゃぐのも無理はありませんね。


所々ロープや鎖を辿って降りないといけない崖があります。


ロープ以外、周りに掴める所が無いので、一人ずつ順番にサポートする。


少し下った場所に湧水が流れているポイントがあったので、ロープや鎖で汚れた手を洗っています。


そしてようやく原生林の生い茂る渓谷の下が近付いて参りました。


この看板が目印です!


向こうの洞窟が目的地です。

確かに直線距離は100mちょっとかも知れないけども・・・


真っ直ぐ歩けるはずも無く・・・

とりあえず水量は普通で濁ってもいない。

今のところ鉄砲水の起こりそうな気配はない。

ただしここから先は沢歩きになってしまうので、靴を脱いで歩かないと・・・

この後ウォーターシューズを持って来るんだったと後悔する事になる。


ねっ?歩けそうな道は無いでしょ?


という訳で靴を脱いで・・・川に落っこちない場所に全員の靴を固めて置いておく事にしました。


川の中や岩の上、倒木の上など、様々なところを歩きます。

探検隊になった気分で楽しんでいます!


こんなのどうやって進むんだ?って思いつつ左側を見たら・・・


どうやらこっちを進むらしい。


またしてもロープがあります。

滑りやすいのと、ゴツゴツした石が転がっている箇所が何カ所かあって、足の裏が痛いのなんのって!

みんな内臓が弱っているんでしょうかね?(笑)


上った所にも小さな滝があって・・・夏なのでそれはそれで水しぶきが気持ち良かったような。


ここで先にシワガラの滝に行っていたと思われるカップルと遭遇。

他にも人がいた事にホッとする子供たち。

ここは本当にもののけ姫の世界や、ジュラシックパークの世界にいるような場所で、慣れない人だったら怖くて歩けないかも知れない。


足の裏が痛いと騒ぎながら歩いているところ・・・


ようやく洞窟の前まで辿り着きました。


ここからまた川の中を歩いて行きます!


少し流れが強くなっています。

深い所で膝くらいまでの深さですが、バランスを崩すと流される可能性があります。

慎重に進みます!


滝壷の辺りはそこまで深くなさそうです。

洞窟の壁伝いに歩けば問題なしです!


ただ・・・この辺も石だらけで足の裏が痛い!(笑)


そして洞窟の中から後ろを振り返ると・・・


雑誌で見たあの景色が待っていました!!


この神秘的な風景を直に観る事が出来て、本当に感動しました。


滝はこの上から階段状に流れています。


ものすごい轟音が響いていますが、怖いとか言うよりも、ただただ感動です!


Mちゃんが感動のあまり接写していますが、ここは深くないので大丈夫です。


中学生2人の記念撮影・・・暗い。

雨が降り続いていた日なので、それなりに勢いが強かったのですが、苔の生え方で判断できるように水量はまだまだおとなしめだというのが判ります。


まあそれでもあまり長居してると水量が増す可能性があるので、安全に戻れるうちに引き上げる事にしました。

尚、洞窟は奥行きがございません。

このシワガラの滝が長年かけて浸食した洞窟なので・・・

つまりジュラシックパークだったら・・・「ティラノサウルスやスピノサウルスに追われて、ここに逃げ込んだ瞬間に一巻の終わりだなぁ~。」とか、つい余計な事を想像してしまう。(笑)


もやが発生してここの雰囲気がいっそう、現実世界とかけ離れている感を醸し出しています。


渓谷を降りたり登ったりする区間だけは油断禁物ですが、行きは25分帰りは30分程度と、駐車場から往復で1時間あれば行けるというのが魅力的な場所です。

ただ何度も言いますが、駐車スペースは3台(無理して4台)分しか無いという事。

あと道中で抜けて来る海上という集落の方々がとても迷惑するので、下品な改造車や無駄に大きな車では行かないで下さい。

そして当然の事ながら、こんな場所でバーベキューをしたり、ゴミを捨てて帰るのは厳禁です。

川の畔なのでテントを張ってのキャンプも危険です。

人が滅多に立ち入らない場所だからこそ、神聖な雰囲気を保つ事ができると思うので、どうかこのブログを見て行ってみたいと思った方は、できるだけ少人数で行って欲しいのと、山と自然を敬う気持ちを持って臨んで下さい。


帰りはヒキガエルに出会わなかったのですが、代わりに可愛らしいアカガエルがたくさんいました。


下山後、浜坂のローソンでドリンク休憩してると、窓にアマガエルが・・・


そう思って上を見上げたらたくさん雨宿りしていました。

その後子供たちのリクエストもあったので・・・


城崎マリンワールドに立ち寄る事に。


結構いい時間になっていたのであまり長居はできないのですが、夏の水族館というのは落ち着くものです。


時間によってはペンギンが外に解放される事もあります。

この時は1羽だけ散歩している子を見かけました。


フンボルトペンギンを見ていたら・・・

「あっ!M簱君がこんなところに!」


確かに眠たそうにしている時のM簱君と似てるかも。(笑)

後日M簱君本人にこの写真を見せたら「確かに似てますねぇ。」と苦笑していました。


海へ抜ける洞窟の壁にフナムシが・・・

僕が捕まえてみせると、やはりMちゃんは猛スピードで逃げて行ってしまった。(笑)


イルカショーを観たかったのだけど、帰りの時間が遅くなるといけないのでそろそろ帰ります。

16:00過ぎに出発したのですが、時間的に観光帰りのラッシュ時間です!

なので城崎からは円山川を渡り、県道548号線を使うなどして、本線道路を外して走る。


これは和田山にある県道104号線沿いのガソリンスタンド。

こっち方面に来る時はいつもお世話になっている、とても安いお店ですが・・・

この金額を見たらこの半年で、ものすごくガソリンが値上がりした事がよく判ります。

そして僕の車は店の車以外全車ハイオクです。(涙)

わざわざ費度外視の車を選んで乗っているので文句は言えませんが、いつまで原油高が続くのでしょうか?

ガンガン走りたくても走れないですよね。

それにしても子供たちが勉強に興味を持って、宿題もサクサクっとこなしてくれる事を祈るばかりであります。


8月19日(土)走行会

遠くに神戸電鉄が走っているのが見えますか?

ここは石井ダムです。

街中を走るのが嫌過ぎて、つい山の中を走りたい衝動に駆られてしまいます。

神戸って信号が多いし、交通量も多いし、全体的に交通マナーも悪いし、空気も悪いって話で、気持ちよく走りたかったら六甲山系を越えるしかないんですよね。

この日は久々に天気が良かったので走り易かったです。


8月20日(日)ポタリング

O合様の案内で新規のお店に行きました。

加納町交差点の少し北にある『サーティーサード』さんです。

結構人気店みたいで、あっと言う間に満席になるお店なんですけど・・・

早く注文しないと後から入ってきたお客様に先を越されてしまいます!

この時もS藤様と留美さんを待っている間に、後から入ってきたカップルが先に店員さんを呼んでオーダーを通してしまったのです。

僕は飲食で働いていた経験があるので、こういうのがすごく苦痛なんです。

カップルの女性の方と目が合う。

してやったりといった感じでニヤリと笑みを浮かばせるその女性に、思わず「このアマ~っ!」となりそうな僕。

H川様と留美さんが「まあまあ店長、落ち着いて!」と嗜める。

座席数が多くて、呼び出しボタン付きのお店ならともかく、明らかに入店した順番が判るようなお店では、せめて順番を優先してもらいたいと思うのはケツの穴が小さい話なんでしょうか?

当店でもスタッフが接客の順番を間違えて、先に来て待っていたお客様に怒られたなんて事も実際にありました。

やはり順番を考慮するって大切ですよね?

僕なら「あちらのお客様の方が先じゃないですか?」って促しますよ。

それをニヤリと笑いやがって・・・

あ~っ!思い出しただけでも腹立たしい!(笑)

それにしても良く考えれば2017年って、8月くらいから週末の雨に悩まされましたよね?

本当に走行会やポタリングの頻度が少なくなって・・・売り上げにも影響するし・・・

どこのお店も大変だったんじゃないでしょうか?


雨で店が暇だからなのか・・・

やたらと子供たちの宿題に付き合わされた気がするなぁ~。


8月31日は20:00には完全に店を閉めてスタッフ全員で夕食を食べながら会議をする予定だったのに「明日の提出に間に合わない!」って、宿題を終わらせるのに付き合わされ、終わったのが21:10でした。

予定通り会議はしたものの、M簱君や山ちゃんの帰る時間もあるので、時間はかなり短縮。

宿題は「ギリギリになってから慌てないよう、計画的にやらないと!」って言ってたんだけどね。

僕も学生の時は宿題なんてやりたくなかった側の人間だったから、それによる失敗は痛いほど味わってますので、次回からはゆとりを持って頑張って欲しいものです。

ある意味自分が親の立場になったら・・・って事を、あれこれと考えさせられるような8月でした。