2014年5月31日土曜日

第20回『TEAM EURO』走行会!・・・なぜ峠を見たらつい上ろうとしてしまうのか?

バカは高いところが好きだから・・・なのか?

なんでわざわざしんどい上り坂を上って山頂を目指すんでしょうね?

ちなみに僕は高所恐怖症(正確には落下恐怖症)なのですが、高いところに登ったり、高いところからの景色は大好きです。

一応下りる時の心配はするんですよ。多少ですが手や足が滑って落下したらどうしよう?とか・・・

でも結果的には後先考えずに登っているような気がします。

自転車で坂道に差し掛かった時は・・・

「どうすっかなぁ~!あ~面倒臭ぇ~っ!でも悩むのも面倒臭いから・・・上るかぁ~。」

最近はそんな感じですかねぇ~。これって欝なのかなんなのかわかんないっすよね?(苦笑)

12年以上前の僕なら・・・

「分かれ道がきたらとりあえず上りを選択!とにかく険しければ険しいほど燃えてくる!」

当時は平地や下りでスピードを競う事に飽きていたので、専ら苦しい方が楽しかったんですね。

よくM(マゾ)ですか?って言われますが、自転車乗りのそういう人って大抵・・・

「違います!自分に対してSなんです!」

そう答えるんじゃないでしょうか?

それがアスリートって種族なんですよ。

ストイックと言えば格好いいのかも知れませんが、僕のそれは追い込まれている瞬間にこそ、生きている実感を得るという、ある意味『背徳のサスペンス』なんですね。

だからつい何でもかんでも、自分を追い込む方向に舵を切ってしまう悪い癖があるんです。

きっとこうしたら結果はこうなるだろうな~って想像がついているのに、わざわざ対処策を練らず、あるがまま進んでしまう。

なんでこう破滅的な性格になったのやら・・・

まあそれを解明するには、僕の複雑な生い立ちをいちいち遡らなくてはならないので、その話はとりあえず置いておきましょう(笑)

なぜ峠(山)を見たら上りたくなるのか?

苦しいし疲れも溜まる。

表面的にはそういった負の要素しかないので、一般人にはなかなか理解してもらえない行動だと思います。

では見る角度を変えてみましょう。

僕は結果よりもそのプロセスを重視する性格です。

途中の過程で多くの失敗やヒントを経て成果がついてくるものなので・・・

だから人を見る時も表面的な明るさや優しさよりも、その人がどんな人生を経て今こうなったのか・・・そっちの方にこそ興味や魅力を感じてしまうのです。

多くの失敗や経験を積んだ人というのは、本当に懐が深いものです。

趣味や好みが違っていても分かり合えるというか・・・

山登りは人生のようなもので、山頂までどのルートで登るかで結果も変わります。

結果とは登り切った後に見える眺望の事だけではありません。

登りきるまでの過程が全て結果なんです。

懐の深い人間に近づく為の経験が積めたかどうか・・・

それによって眺める景色が成功なのか破滅なのか。

そう考えたらロマンがあるでしょ?

ヒルクライムという競技は自転車レースの中でも特殊で、基本的に終始マイペースで臨める競技なんです。

マイペースだからこそ、一つ一つの過程を楽しめるというか・・・

ゴールした時に「あそこで頑張ったからタイムが更新した!」となるのか、「本来なら稼ぐべき区間で力を出し切れなかった!だから目標タイムに届かなかった。」となるのか・・・

他の選手との勝負っていうより、自分との戦いですよ。

頭も使うし、イメージ通り走る為の集中力もいる。そしてモチベーションやコンディションもベストでないと結果にはつながらない。

これほど単純明快で面白いものはありません。

僕がつい上り坂を走ってしまうのは・・・

「今日の俺なら・・・このくらいのタイムで上れるかなぁ?じゃあそれより少し速いタイムを目標に走ってみよう!」

そうやって自分を追い込みたいからなんですね(笑)

そしてプロセスとタイムを見比べ、次にタイム更新をする為のヒントを探る・・・

まあそんな感じですかね。

え~っ。前置きが長くなりましたが・・・

5月17日(土)の走行会

この日はN様2号が参加するって聞いていたので、自分を追い込みたくて表六甲でN様2号と勝負しようと考えていました。

他はH川様とI藤様が参加して、計4名で出走!

H川様はN様2号が参加するってだけで、きっと上りがきつくてハードな走行会になるんだろうな・・・って思ってらっしゃるはずなんですよ。

実際このブログをみて、走行会に興味はあれど、参加する勇気が湧かない・・・なんて話をよく聞きます。

一応改めて申し上げますが、僕は初心者の参加者や女性の参加者を募集していますし、大歓迎しております!

①日頃自分に自信のない方が、自信に満ち溢れた表情で走れるようになる事。

②坂道が苦手って思っている方が、いつの間にかどんな坂道でも上れるようになる事。

③『しんどい』ではなく『楽しい』って感じてもらう事。

以上が基本的なコンセプトです。

事実、H川様は上りが苦手と言いながら、この日はとうとう初めて挑んだ表六甲を無事に完走しました。

それも高羽交差点から丁字ヶ辻までの7.9kmを53分で。

僕の予想タイムより実に2分も速くゴールしたのですが。

表六甲の上りというのは、道を知らない人だと絶対と言っていい程、前半で脚を使い切って後半がよれよれになる傾向なんですが、この日43分で走った僕がH川様の10分後にスタートした事を考えると、ゴール前で追いついていないとおかしいのですが・・・

追いついていないという事は、新六甲大橋の交差点でH川様は信号に捕まらずに進んだ事を意味し、また終始ペースを崩さなかったって事が判る訳です。

上り坂は苦手だっていう方!

貴方は本当に苦手なんですか?

本当はしんどいのが嫌いなだけなんじゃないのですか?

それとも速く走れないから嫌なんじゃないんですか?

僕は参加者の方にスピードは求めていません!

速い人が参加するのは嬉しいですし、僕自身も刺激を受けています。

でも遅いって思われている方に参加の資格が無いとも言っていません!

途中で地に足を着こうが、倍以上の時間がかかろうが、僕は上ろうとする方を尊敬します。

速かろうが遅かろうが、上った人にしか味わえない爽快感と仲間意識があるのです。

楽しいですよ!

ちなみにI藤様がまた速くなっていました。

新六甲大橋の交差点手前では、5分前に出発したI藤様を射程距離に捉えていたのですが・・・

信号待ちの坂道発進で失敗して、2度も信号に捕まったN様2号に付き合い、僕が信号待ちをしている間にどんどん差を拡げられ・・・

後半区間のタイムは完全にI藤様の方が僕より速かったですね。

僕は鶴甲の区間は余力を残した状態でN様2号のペースについていき、9分15秒で通過。

そこから料金所跡までの区間は、無理にN様を追わずに抑えて走って、後半に脚を残す作戦だったのですが・・・

後半が伸びない!

料金所から3連続ヘアピンの区間までは、タイムの稼ぎどころなのにダンシングができない!

21Tのスプロケをだらだらと回すのが精一杯。

結局セーフティーな走りに徹してしまった結果が43分。

料金所通過時では40分は軽く切れるペースだったので、これでまた次回に向けての課題が増えました。

ちなみにN様2号は35分30秒ほどで上ったそうです。

早くまともに勝負ができるレベルに戻したいです!

この日はそれから更に高山植物園横を上って極楽茶屋まで行って折り返しました。

これまで当店の走行会では、全員のレベルが上るまでは丁字ヶ辻止まりって考えていましたが、今後はメンバー次第で上る距離を増やして行こうか・・・などと、ちょっと悪巧みしています。

とりあえず疲れ・・・現在進行形で溜まっています。

2014年5月29日木曜日

5月11日ポタリング・・・路地を走る際の心得

この日はH川様、H江様、Y崎様3号の他、新たにS藤様という女性の参加者が1名加わりました!

計6名で出走したのですが・・・

今回はY崎様3号のリクエストもございまして、六甲道の『COCO’S』に行きました。

実は僕もCOCO’Sの朝食バイキングが気になっていたので・・・

結構乗り気でした!(笑)

行ってみると結構人気があるみたいで、日曜の朝なのに席はほぼ埋まっていました。

メニューもそこそこ品数があるので、十分楽しめます。

タマゴかけご飯も楽しめますし・・・

カレーがあって納豆もあるので、トッピングカレーも楽しめます!

「これはまた来ないといけませんね~!」

もう少し食べたかったのですが、開店時間が迫ってきたので撤収。

行きは基本的に2号線ルートでしたが、帰りはポタリング感を楽しむ為に阪神電車の高架沿いに帰還・・・

そんな際の出来事でした。

初参加のS藤様が落車されたのです!!

僕が路地の交差点を通過時に、右側より車が接近する事を後方へ伝えた直後の事でした。

どうやら最後尾にいたS藤様は、僕の号令で減速したH川様やH江様に追突しそうになって慌てて急ブレーキをかけてしまったようなのです。

S藤様のジャイアントには補助ブレーキレバーが装着されており、それを握った際にフロントブレーキの方が気持ち強く効いてしまったようで、ジャックナイフの状態から横転してしまいました。

それも右側へ・・・

まず目立った大怪我はなさそうでしたが、大切な歯が欠けてしまい、その後お医者さんに駆け込むことになりました。

これまた大切なジャイアントのロードバイクは・・・

残念ながらリアディレーラーを強く打ちつけたので、ディレーラーハンガーが根本から折れかけてて、修復しようにも強度の問題も含めて要交換となりました。

一応岡本にあるジャイアントショップにハンガーの在庫があるのを確認したので、僕が買い出しに行って、交換後にホイールの振れ取りなども行ない、ちゃんと走れるようになりました。

S藤様自身も歯の治療を無事に終え、他に負傷箇所が無かった様なので本当に安心しました。

以前走行会でO様2号が落車した際もそうでしたが、裏路地などを走る際は、車間と速度、ブレーキコントロールに気をつけないと、とっさの動作が間に合わなかったり、急な動作で力加減が間違う事も多々あります。

僕もO様2号の落車の件で学習していたはずなのに、また同じような落車を発生させてしまったのが非常に悔しいです。

初めて集団で走る方が参加する際は、しっかりとレクチャーをしてから走るようにしないといけませんね。

以後気をつけます。

S藤様!

どうかこれに懲りずにこれからもサイクリングを、ご一緒に楽しみましょう!

初めてロードに乗ったばかりで自信が無いっていう方は、是非当店にご来店下さい!

空いている時間でフォームや操作を見させて頂き、簡単なレクチャーを致します。

お気軽にどうぞ!

第19回『TEAM EURO』走行会!坂!坂!激坂!?

5月10日(土)

この日はO様1号とM谷様、H川様とI藤様が参加。

さすがに前回の虫まみれになった件で、山を走るモチベーションが湧いて来ない事もあり・・・

「店長!まさかの平地練ですか?」

「そうっすねぇ~。しかしOさんが参加して頂いた以上は、美ヶ原に向けての対策を盛り込みたいので・・・やっぱり上りは外せないですね~。」

「今日はどこを上るんですか?」

「とりあえずOさんに布引のルートを教えておきたいので・・・途中まで上りましょうか?」

という訳で神戸第一高校の裏くらいまで上って・・・

「Oさんここが美ヶ原対策その1の布引です!」

「日曜日にMと来るにしても、車をどこに停めて走りに来るかが問題やな~。」

「美ヶ原で納得のいく走りをしたいなら、是非ここは外さないで下さい。」

そうなんです!

M嬢が中学生になって陸上部に入部した為、土曜日の走行会への参加が厳しくなったのです。

まあ陸上は楽しいですし、トレーニング内容も自転車に共通する要素が満載なので、是非陸上で基礎トレーニングをメインに、バランスの良い筋力作りをしてもらいたいものです。

そして昨年レース直前の事故で棄権したM嬢には、今年は無事に走って頂きたいですし、本来は1時間50分くらいで完走できる脚力を持ったO様1号にも、とりあえず2時間は切ってもらいたいものです。

そういえばO様1号は最近SIDIのシューズに履き替えたばかり!

足が細いO様にとって、ボントレガーのシューズよりもフィット感が増した上に、ソールの形状による『てこの原理』効果によって、ペダリングも良くなるはずなので・・・

無駄な脚力を使わずにトルクを上げるペダリングをマスターして頂きたいところ。

SIDIのシューズはシマノやボントレガーのシューズよりも母指球部分のソールに厚みがあるので、その分母指球からペダルの軸までの高さを稼げます。

つまりかかとからペダルの軸までの直線距離が長くなる分、かかとから踏み降ろす時のトルクがかかりやすくなるので、気持ち重たいギアが軽く感じられる効果を期待できる訳です。

ソールの薄いシューズはダイレクト感が高いので、ペダリングの上手い人向き・・・且つ気持ち長めのクランクを使用している人向けなのかな~。という風に僕は解釈しています。

まあ余談はともかくとして・・・

次に美ヶ原対策として向った先は・・・

厳島神社の南から篠原伯母野山町までの激坂ルート。

あっ!勿論突き当りまで上ったら全員倒れると思ったので、神戸松蔭女子学院大学まででストップしました。

ここの坂道を突き当りまで上りきるのはかなりの覚悟がいります。

僕もこの後仕事じゃなかったら倒れてもいいって気持ちで走れるのですが・・・

やはり心が折れますね。(笑)

それでもこの日は日頃の疲れををほぐす意味合いも込めて、あえて上りばかり走るルートにしているので・・・

更に鶴甲のタイムを計りました。

とりあえず呼吸を乱さないように平常心で上る事を意識して・・・9分40秒。

できればこの感覚で8分は切りたいです。

表六甲で30分を切る為にはここまで余力を残して7分40秒。

更に料金所跡を通過時で16分を切るくらいでないと、到底達成できない記録なので・・・まだまだ遠いですなぁ~。

それにしても最近I藤様が速いです!

日々メキメキと力をつけているように思えます。

M谷様もかなり速い方なんですが、今回はI藤様が強かったですね。

前方に目標がいると俄然走れるって感じでしょうか。

六甲ケーブル下駅前で休憩した後、M谷様はパーティから離脱して表六甲を上り、西六甲ドライブウェイを下って帰宅するルートを選択。

残ったメンバーは一旦下山するものの・・・

「M谷さんが表六甲に上っているのに、僕らがこのまま帰るのは不公平なので、もう一本上りを走ります!」

って再び高羽の交差点へ。

メンバーは皆「また鶴甲を上るの?」って思ったそうですが、僕は土山町経由で変電所まで上るルートを選択。

その後の余力次第で、阪急御影駅から渦森台まで上るつもりでいましたが・・・

疲れたので帰ることにしました(笑)

最近お昼ご飯を食べる暇がないって日もあるくらい忙しく・・・

特に3月以降ブログの更新の遅さや、更新時間を見ていただければ判るくらい、閉店後は完全に疲れ切っています。

走行会の日も楽しみにはしていますが、正直自転車にまたがる瞬間までは、しんどくて走る気力も湧かないくらい倦怠感が酷いです(苦笑)

毎回一緒に走っていただけるメンバーさんのお陰で、重い腰を上げて走れているような状態なので、しばらくは無理にタイムを狙うような走りをしないように意識しています。

それでもいざ走ると、ついタイム更新を狙ってしまうんですけどね(笑)

ああ・・・

毎日温泉にゆっくりと浸かりたい。

水風呂と温泉を交互に入って・・・湯あがりに大山牧場のバナナ牛乳でも飲みながらストレッチとか・・・そんなゆとりを持ちたいです。


2014年5月22日木曜日

5月4日ポタリング・・・Pの呪い第3弾!久々の春日野道・・・

この日は僕と留美さん、H江様にH川様、S本様にH野様、I様にY崎様3号の8名で出走。

人数も多くて賑やかなムードの中、さあ出発しようと思ったら・・・

「え~っ!なんでパンクしてるの?」

昨日の走行会では普通に走れていたのですが・・・

まさかの僕の前輪がパンクしていました。

御堂筋君ばりに超前傾フォームで走ったからなのか?

いや・・・違う!

これはあれだ!

「これもピナイさんの呪いに違いない!!」

満場一致でそう認定されました。

どれだけ・・・なんでしょうか?

という訳でコルナゴやトレック、コガに混じって僕はママチャリで走りました。

そういえば前回も春日野道に行こうとしてママチャリで行く羽目になった覚えが・・・

勿論僕のママチャリは特殊セッティングなので、下手なクロスバイクよりレーシーな自転車ではありますが、さすがにこの面子で僕一人がママチャリとはなかなかシュールです(笑)

ところで以前「春日野道は柄が悪い!」って言っておきながら、それでもまた行ってしまうのは、きっと他にも名店があるに違いないという僕の勘が働くからで・・・

今回は阪急春日野道駅から南へすぐの、『喫茶ロロ』を目指して行ったのですが、これが残念ながら開いていなくて撃沈!

その近くにある『珈琲館』はチェーン店なのでとりあえず外し・・・

次に『カフェ・ドゥ・ジパング』へ向かったが、8名がバラバラでないと座れないって事で諦め・・・

『喫茶あさひ』を覗くと・・・

やはり8名座るのは厳しい模様。

・・・って思ったら、先客の方々がわざわざ席を移動してくれて、なんと8名が余裕で座れるスペースが空きました!

お店のスタッフがお願いしにくい事を、お客様が自ら協力するなんて、それだけでもここのお店が素晴らしいお店だっていう事を物語っています。

なので我々8名も注文を間違えないよう、まるでうち合わせたかのように全員同じメニューを頼む!

さすがうちのポタリングメンバーも、空気の読める方々ばかりで素晴らしい!

モーニングはお値段も安く、お味も合格点です!

ただ大人数で行くと迷惑をかけてしまいそうで、次回は少数の時にもう一度・・・

久々に参加のH野様は、先日K合様のやらかした所業を聞いてお冠。

特に『I am legend!』の件については・・・

「その件は西宮に持ち帰らせて頂きます!」

結局K合様の話題でつい笑ってしまった事が、非常に腹立たしかったようです(笑)

その後お店に戻ったら、西宮のメンバーであるH安様、W部様、S藤様の3名がお越しになって、H野様と合流して走りに行かれました。

西宮メンバー曰く・・・

どうやら4月27日の夜、K合様は新婚カップルの友人宅に泊まって、幸せのお裾分けを頂くとか言いながら、実際には酔い潰れて『鉄板一』に泊まったそうで・・・

K山様が声を掛けてもほとんど無反応だったとか。

落顔でも描いて差し上げれば面白かったのに!と思うのは、果たして僕だけなのでしょうか?

次回の関西遠征は頑張って宿を取りましょう!

僕が安い宿を探しますよ・・・K合様。

とりあえず次回からは呪いを置いて帰らないように願います!

あと今回のポタリングでは春日野道の下町人情を、少し垣間見ることができて良かったです。

そういえば余談ですが、この日僕の昔のチームメイトが来店下さいました!

小学校からの同期で、中学時代は同じ陸上部仲間だったO畑君です。

彼も奇遇な事に生粋のピナレロ乗りなんです。

最初はピナレロのベネトというスチールバイクと、インターマックスのゼルトゲンボスに乗っていたのですが、その後プリンスを買い、更にプリンスにオンダフォークを装着して乗り続け・・・

現在はドグマ65.1に乗っているのであります。

彼はピナレロの素晴らしさを十分知った上で乗り続けているので・・・

まあ・・・その・・・

K合様の後で、この話に触れるのは少々胸が痛みます(笑)

そして今回は、かつて一緒に鈴鹿ロードを走った時の懐かしいプリンスに乗っていたので、ちょっと嬉しかったです。

「そのプリンス・・・まだ健在やったんやね!」

「おう!塗装はたいぶボロくなってきたが、まだ乗れるで!そういう東は今何に乗っているの?」

「俺もまだジタンに乗っているよ。」

「ははは!人の事言えんなぁ~。」

「そうや!こればかりは愛着があって、なかなか手放せん自転車やからなぁ。」

しばし思い出話に耽ってました。

また一緒に走れる日を楽しみにしています!

2014年5月17日土曜日

5月18日(日)第2回神戸潮風サイクリング

明日なんですけどね(汗)

当店でポスターなどで告知させて頂いた関係で、何名かお客様が参加されるそうです。

・・・って僕も一緒に参加させてもらいます。

明日は留美さんが1人で店を開けるので、僕は相変わらず全速力で走ってそのまま出勤しようと思います。

そういえば去年もそういう事情で、全力で走って帰ったって旨をブログに書いたら、2ちゃんねるでくだらないバッシングが書かれていたな~(笑)

一応誰がどんなペースで走ろうが自由なイベントなので、好きにさせて下さい。

僕だって店がなかったら他の参加者の方と仲良くノンビリ走りたいですよ。

明日は当店のメンバーさんも何名かポタリングの延長として参加されるので、本当は一緒に楽しみたいじゃないですか。

自転車屋はお昼が一番忙しいので、できるだけ早めに帰る予定です。

尚、明日のポタリングはそういった事情により8:00集合ですので、よろしくお願い致します!!

その後ブルメールHAT神戸のマクドナルドで、8:45分頃まで朝マックの予定。

その後須磨の赤灯台へ9:25着予定で向かいます!

飛び入り参加OKですので是非みなさんも・・・

第18回『TEAM EURO』走行会!呪いは続くよどこまでも!?

K合様が名古屋に帰って5日。

にも関わらずK合様(ピナイさん)の呪いは神戸を立ち去っていなかったのです。

5月3日の走行会。

T口君とA部君の高校生コンビとK様が参加なので、もう少し気の利いたルートにすればいいところを・・・

前回23Tのスプロケを導入して再度ドライブウェイのタイムを更新した事もあり、布引の上りでもその成果を試してみたい・・・なんて思ってしまったのです。

ええ、それが過ちの始まりでした。

この日は他にスペシャルゲストとして鹿児島へ引っ越されたY崎様1号が帰郷し、久々に走行会へ参加して頂きました。

そして最近皆勤賞といっていい程ご参加頂いているH川様を加えて、6名で出走しました。

1週間前の徹夜の疲れがまだ残っている僕でしたが、坂道が走りたくてたまらないって一心で布引の上りに向かったのですが・・・

23Tという保険があるものの、神戸第一高校まではできるだけペースを抑えて上る。

気持ちでは10分以内のタイムで走るつもりでいました。

しかし布引の滝を通過して23Tに変速した瞬間・・・「あれ?」

いつもなら21Tを死に物狂いでダンシングする登坂。

23Tなら幾分か楽に踏めると考えていたのに・・・

「えっ?なんでこんなに重いの?重いし進まないし最悪やん!」

古いフレームなんでリアエンドのセンターが狂っているのを、無理矢理調整している事もあって、トルクをかけると後輪のシャフトがずれる現象に悩まされています。

それでまたブレーキとリムが干渉して、重く感じているのかも・・・

と思ったら、それほど影響しているような大きなずれは無さそう。

となると、ここの登坂が21Tも23Tも変わらないくらいきつい傾斜である事になる。

言い換えれば高校生コンビがいかに27Tと24Tを装備しているとはいえ、あのスピードで回し続けるのはかなりの仕事量で・・・

素直に高校生コンビの速さに脱帽である。

そして23Tですら、思うように回せないで足掻いている僕を、とうとうピナイさんの呪いが襲ったのでありました。

虫のカーテン!

どこを見渡しても虫!虫!虫!

みんな虫のカーテンを避けながら潜るように走っているが、糸でぶら下がる奴らは段々と下がってくるので避けきれない!

僕は子供の頃、毛虫の毒にやられて患部が倍ほどに腫れ上がった経験が2度もある為、幼虫系は全般的に受け付けない(汗)

海釣りの際はゴカイやアオムシなど、実は平気で触れたりするのだが、それとこれは全く別問題なのであります!

春~初夏の山道はこれだから苦手!

道路で踏み潰されたり、干からびた毛虫など見るだけで背筋がゾゾ~っとしてしまうので、この日は虫のカーテンに突入して全身虫まみれになった僕が絶叫した事は言うまでもない。

次の瞬間、息が詰まって呼吸もままならないくらい・・・

そしてやむを得ず地に足を着いてしまった(涙)

そんな僕を尻目に今度はH川様も上って行く・・・

虫を払い落とした僕は、気を取り直してH川様を追う。

しかしH川様は思いの他後半セクションが速くて、追いつき切れなかった。

「H川さん速かったですね!全然追いつけなかったですよ。っていうか・・・とうとう25Tでノンストップで上り切ったんじゃないですか?」

「はい!おかげさまで上れるようになりました。」

「すごいじゃないですか!僕なんて虫が気持ち悪くて・・・ああっ!寒気が・・・」

「ははは!」

「そういえばY崎さんは?いくら今日は留美さんのクロスバイクを借りてるとはいえ、あの方がそんなに遅いわけないですから・・・」

とりあえず紅葉の茶屋に別件で用事のあった僕は、虫に注意しつつ先へ進み、K様が一度道を戻ってY崎様1号の様子を見に行く事に・・・

そして10分後、茶屋での用件を済ませた僕が風の丘まで戻ると、既にK様が戻ってました。

「あれ?Y崎さまは?」

「虫が死ぬほど嫌いだそうで・・・。現在布引の滝の付近で、進む事も戻る事もできずに立ち往生しています。」

どうやら僕以上の虫嫌いがいたようです。

という訳で今回は茶屋でモーニングとはいかず、引き返す事になりました。

布引の滝の付近はガードレールさえもたれる所がないくらい、イモムシ(シャクトリムシの仲間)まみれで・・・

Y崎様1号が凍りついたように佇んでおられました。

「店長・・・僕は虫が大の・・・」

「話は聞きました。大丈夫です!もう下山しましょう。」

そしてその下山の最中も、散々虫のカーテンを避けて・・・潜って走ったのですが、どうしても走行ラインを変えれずに接触したり・・・

木の枝から降ってきたり・・・

結局また虫まみれになり・・・

「うぎゃあ~っ!」

すると後ろの方でも・・・

「ぎゃあ~!」

「うお~っ!」

みんな悲鳴を上げてました(笑)

今年は特に異常繁殖みたいで、こりゃ当分の間は布引も再度も上れないな~って感じでした。



下山後、次に向かったのは青谷から青龍寺~大龍院を経て摩耶山まで上る登山道。

この道は僕も歩いた事のない道なので、どこまで舗装されているか知りませんが、登り口の傾斜が異常に急勾配の激坂・・・しかも道が狭くテクニカルな感じだったので、どうしても上ってみたくて行ってみたのですが・・・

これも最初の20%以上ある激坂&ヘアピンを上って間無しに・・・

藤棚の藤の如く大量の虫がぶら下がり、我々の行く手を塞いでいたものですから・・・

偵察部隊の僕と高校生コンビの3人は思わず言葉を失い、速やかにUターンをしたのでした。

ピナイさんの呪い恐るべし・・・(笑)



その後摩耶ケーブルの駅までの上りを走った後・・・

久々に長峰中学校までの激坂を上りました。

これにはさすがのH川様とY崎様1号もお手上げだったそうで、途中でギブアップしました。

僕も中盤までは先頭を引いていましたが、布引で足を付いた事が尾を引いてモチベーションが続かず、分岐を左に行ったあたりでK様と高校生コンビにかわされてしまいました。

今回は完敗です。

それにしても今回の走行会で、K様の高校生コンビに対する気持ちが、尊敬の気持ちへと変化しているのが判りました。

2人とも速いのですが、特にA部君が速いってすごく喜んでいました。

どうやら布引のゴールではK様がA部君のアタックに反応できなかったそうで・・・


ちなみに高校生コンビは4月末に滋賀県のレースで好成績でした。

それぞれ違うカテゴリーに出場したのですが、T口君は表彰は逃したものの8位と健闘し、A部君はレース初体験ながらいきなり優勝して、イーストンのホイールを賞品として貰って帰ったのだとか。

なかなか末恐ろしいですな~。

頑張って早急にチームジャージを製作するから、2人とも今度はそれを着て走ってなぁ~!

あとY崎様1号は間違いなく現チーム内で一番速い方なので、鹿児島でしっかり鈍った身体を鍛えなおしてまた一緒に走って下さいね!

次回こそは上りでN様2号を圧倒するくらいのアタックを決めて下さい!


そういえば今回のサブタイトルはK合様・・・もとい、ピナイさんの呪いでしたよね?

ちょっとK合様!

一人で名古屋に帰らないで、山の虫を全部連れて帰って下さいよ~!

という訳で今後しばらくはヒルクライムは無し!?の予定にした方がよろしいのでしょうか?

えっ?

表六甲なら虫の害は大丈夫!って声が聞こえましたが・・・

行きます?表六甲・・・

ん~。そうですね・・・

ちょっと心の準備をさせて下さい。

2014年5月12日月曜日

新製品とその他・・・

新製品といえば・・・
パンダーニの新しいジャージを入荷しました。

赤い水玉ジャージの意味を知っている方は「恐れ多くて着れない!」っておっしゃるのですが・・・

まあいいじゃないですか!

気分だけは山岳王でも。

山岳賞ジャージのデザインをベースに結構遊んでいます!

ヨーロッパの有名な山(峠)の名前が所々に・・・

ゾンコラン峠にガリビエ峠、モルティローロ峠に我が店名でもお馴染みのラルプデュエズの名が刻まれています。

山岳王ではなく坂狂とあります。
 
王ではなく坂バカの証と考えれば、坂好きなら誰でも着ていいよ!って解釈になりますよね?
 
しかし超級ヤビツ野郎って何なんでしょうか?(笑)
 
神戸において六甲山が坂バカへの登竜門だとすれば、関東の人にとってはヤビツ峠がまさにそれなので・・・
 
そう解釈してよろしいのでしょうか?
 
僕も個人的に欲しいな~って思って買ったウェアですが、みなさんもいかがですか?
 
速い人も遅い人も関係なく、一緒に坂バカと呼ばれてみませんか?
 
 
 
あと・・・最近自転車も在庫が無くて困っているのですが、シマノパーツも全然手に入りません(汗)
 
そんな中で卸業者に無理を言って、取り置きして頂いていた6800アルテグラ・・・
コンパクトドライブ50T×34Tの170mmクランクに、スプロケは12~25Tの組み合わせです。
 
さすがにいつまでも取り置きとはいかず、ストックする事に・・・
 
さて、予算的に25万円以上のロードバイクを考えている方はいかがですか?
 
僕がお客様の好みや走りに合った1台をお作り致しますよ!
フレームは現在エヴァディオ・バッカス01と、ラレー・カールトンがございます。
 
もちろんそれ以外のフレームもご用意はできるので、是非ご相談下さいませ!!
 
そういえば・・・
こんな面白いパーツも在庫にございます!
 
2×7速用のSTIレバーです。
 
フラットバーからドロップハンドルに変えたい!って人や、WレバーからSTIレバーにグレードアップしてみたいって人にオススメです。
 
その他チューニングやオーバーホールなどの相談承ります!
 
当店は前後ホイールのハブやBB、ヘッドの洗浄とグリスアップ、スチールボールの場合はベアリングの研磨も含めて3万円~でオーバーホールを承っています。
 
何年もオーバーホールしていないような自転車は、劇的に良く走るようになるので、騙されたと思って是非思い切って投資してみて下さい!
 
大切な愛車を永く楽しく乗れるように是非!

2014年5月10日土曜日

コーダブルームが人気です!

この季節はメーカーも卸も在庫が品薄で・・・

客注が入っても期待に応えられないような状況が多々あります。

そんな中で最近急激に売れ行きが上昇しているのが、コーダブルームのクロスバイクです。

写真手前はお買い求めやすいモデルの『RAIL700A』

奥の黒いのはRAILシリーズの上級モデル『RAIL700SL』

以前『RAIL700』について紹介させていただき好評だったのですが、かなり品薄になっています。

ノバテック製のハブを採用したホイールの転がりが余りに良過ぎて、現物を見て欲しくなる人が急増しました。

そして写真の『RAIL700SL』のマットブラックも、コーダブルームの持っていた最後の在庫です。

『RAIL700』に比べてどうなん?って質問は多いのですが・・・

まずは写真を見て下さい!

フラットバーなので、変速レバーにラピッドファイヤーを採用しているのは解るとして・・・

入門用ロードバイクでお馴染みのシマノ・SORAを採用。

このSLのみがロードバイクと同じコンポーネントを使用しています。

つまり、ハンドルをドロップハンドルに交換して、シフトレバーをSTIレバー化すればロードバイクにだって変身できるという訳です。

さりげなくクロモリレールのサドルとカーボンシートピラーが高級感を漂わせています。


何よりこのVP製ペダルが軽いのなんのって・・・
中空アクスルのこのペダル・・・なんとペアで実測180gありませんでした。

完成車に付属するフラットペダルでこの軽さは余りにも異常です。

ここまで贅沢な部品を採用し10万円以下のクロスバイクで、クラス最軽量を謳う8.7kgの重量を実現しながら、それで価格は税別8万5千円とはコストパフォーマンスがとても高いです。

もちろんフロントフォークもカーボン製を採用しています。

他のカラー及びサイズも在庫がなくなり次第終了で、今後は生産の予定がないとか・・・

『Farna9000』の時もそうでしたが、世間にその良さを知ってもらえつつある、その矢先に生産終了をぶちかましてくれるという・・・

惜しむ暇もないっていう、それってどうなんですかコーダブルーム(ホダカ)さん?

次にどんな新製品を開発しているのか・・・期待が増すばかり。

とりあえず『RAIL700A』に関してはまだ在庫があるので、そちらを推してみたいのですが、カラーによってはこれも在庫薄になりつつあります。

まあ『RAIL700A』のみ、個人賠償責任(最大)1億円の自転車保険が付いているので、これはこれでスポーツバイク初心者の方にはありがたいシステムであります。



ところで先日『RAIL700A』と『DP780』を乗り比べてみました。

RAILはアルミフレームとアルミのストレートフォークのお陰で、キビキビとしたハンドリングと軽い踏み出しが心地よく、DP780は踏み出しのねっとりとしたしなりが少々気にはなりましたが、高ケイデンスで回す分には疲れなくて楽な乗り心地でした。やはりストレートフォークでハンドリングが楽しかったですね。

ただ神戸のような信号にやたらと捕まり・・・坂道の多い環境においてはRAILシリーズの方が使い勝手はいいように感じました。

試乗承っています!

気になる方は是非ご来店下さいませ!!

2014年5月5日月曜日

4月27日ポタリング・・・続ピナレロカーニバルその2・・・伝説のピナレロ乗り・・・

サブタイトルに悩みました(笑)

僕の中では伝説のピナレロ乗りといえば・・・

真っ先にミゲール・インデュライン!或いはヤン・ウルリッヒ!ってなっちゃうもので・・・

実際ピナレロが王者の自転車として現在に君臨するのは、前述の2人の活躍によるものが大きいと思うんですよ。

他にもエリック・ザベルやアレッサンドロ・ペタッキ等、ツールやジロをはじめとした多くのビッグレースでゴールを獲得した、スーパースプリンターも輩出している。

僕の知る限り、ケラル=ライトやパリ・・・そこからハイブリッドフレームの時代になって、プリンス、オペラ、そしてドグマと・・・

時代の流れによってどんどん変化し、登場してきたフラッグシップモデルはどれも圧倒的でした。

絶対的王者のロードバイクに相応しいオーラを、フレームそのものが纏っていました。

「乗れるものなら乗ってみろ!」みたいな圧倒的な存在感。

残念ながら現行のドグマにそこまでのオーラを感じなくなったのは残念ではありますが、今も尚王者のロードバイクである事には変わりありません。

そこに憧れてピナレロオーナーになる信者も少なくない訳で・・・

カーボンフロントフォークが流行った頃、他のメーカーはTIME製やLOOK製のカーボンフォークに頼っていたのに対して、ピナレロはあくまで自社の開発にこだわり・・・

ONDAフォークがベストセラーになるに至ったのは周知の事実。

フレーム素材にセラミックやマグネシウムを採用するなど、軽さ以上に剛性を追及したそのフレームは、本来乗る者を選ぶ自転車だった。

だからこそピナレロでチャンピオンに輝いた選手は、伝説として語り継がれるに値するのである。

まあそんなピナレロの伝説を知ってか知らいでかはともかく、ピナレロ(FP1)に乗っている事を誇りに思っているK合様・・・

彼はある意味当店においては伝説とも言える存在になりつつあります。

①信号待ちでは常にスタンディングスティルにこだわる。
②落車して前歯を折る負傷をしていながら、心配する仲間を放ったらかしにして・・・。
③●●●を踏んづけたまま走り、そのまま・・・。
④3言に2言は・・・発言。
⑤実はピナレロ購入(ネットオークション)時、ステムのコラム固定ボルトが1本不足しているのを知らずに乗り続けていた。
⑥マンツーマンでの会話の際の距離が異常に・・・。
⑦目を離すといつの間にか顔の体操をしている。
などなど・・・

常に仲間内で語り草になっている。

そして語り草にする度、仲間たちは皆・・・

「なんで結局ピナイの話で盛り上がらなあかんねん!」と怒りを露にするのである。(笑)

ここまでいけば既にある意味伝説なんですが・・・

実際そこに留まらないスケールを持っている。

当店のメンバー様の中には、当店の地元中学生や小学生からも尊敬され慕われている方が何名かおられます。

N様2号やK様などがその代表格ですが、取り分けN様2号は大人気です。

そしてK合様も当店ではかなり有名人でして・・・

「えっ?今度ピナイさんが来るって本当なん?」って聞きに来る子供らがいるくらい。

そして今回初めてK合様を見た子供たちが・・・

「あの人がピナイさん?」って気付き、僕が「そうやで!」って教えた次の瞬間。

店の奥にいたK合様が、いつの間にかすぐ傍まで来ていて・・・

「そう・・・I am legend!」と、川越シェフばりのドヤ顔で自己紹介してしまったんです。

ご想像通り次の瞬間、店内の空気は凍て付きました。

確かにN様2号がおっしゃった通り、K合様は相当な強心臓の持ち主なのだ!と改めて思い知らされたのでした。(笑)

そしてそんなネタに尽きないK合様と共に、僕と留美さん、H川様にI藤様、H江様にI様がポタリングに参加。

そうです、ガンの手術で半年以上サイクリングを自粛していたI様が、久々にご参加下さったというのに、それ以上に話題をかっさらったのがK合様なのです!

シンズバーガーに着き・・・

僕は今度こそ抜かりなく激辛バーガーを提供するよう、シンズの店長に・・・

「K合さんが来ましたので、例の作戦よろしくお願いします!」

「来られたんですね!了解しました!」とミッション開始!

全員席に着いたところで・・・

「K合さん!今回は何にします?」

「そうですね~。店長はどれがオススメですか?」

「そりゃあプリンスバーガーでしょ!」

「じゃあそれいっときます!」

「いいんですね?はい!K合様プリンスバーガーご注文入りました~!」

「はい!喜んで~!」

「あとK合さん!飲み物ってどうされます?」

「えっと・・・そうですね~。」

「そういえば先日メイド喫茶に行ったらしいじゃないですか?」

「ああ・・・はい、良かったですよ。」

「いや、良かったかどうかはともかく・・・K合さんがアキバ系の住民と見込んでドクターペッパーでいっときましょう!」

「えっ?ドクペですか?」

「ドクペという略し方を知っている?う~ん!やはり本物だ!」

「はい!K合様、ドリンクにドクターペッパー希望で~す!」

「はい!喜んで~!」

ドクターペッパーとはかなり甘味のコーラ風飲料の事で、激辛バーガーとのアクセントには最強の組み合わせだと見込んだのです。

そしてプリンスバーガーが出てきた時のK合様の驚きよう!

「こんなに大きいんですか?これじゃかぶりつけませんよ!」

「そこをあえてかぶりつくんです!」

「マジッすか?」

とか言いながら、全く躊躇無くかぶりつきました!

K山様がいたら間違いなくムービー撮影の刑になっていましたね。

しかし・・・

「辛くないんですか?」

「えっ!美味しいですよ!」

「はあ~?ちょっと店長~っ!話が違いますよ~!」

そういうところはちっともリアクションしてくれないK合様でした。

また関西に何かしら「やらかし」に来て下さい。

メンバーの皆さんも楽しみにしています。

っていうか6月の『若狭~越前サイクリング』に参加して下さいよ~!

絶対に楽しくなると思うんです。

まあこんな大変お見苦しいブログを書いちゃいましたが、きっとK合様はまた「いじられてる俺って最高!」って思っているんだろうな~。

2014年5月4日日曜日

第17回『TEAM EURO』走行会!続ピナレロカーニバルその1・・・Pの呪い・・・

前夜はまったく寝れませんでした。

出張修理のお預かりやヘビーな修理が溜まっていたので、土日に返却予定の車両を仕上げたり、ブログを更新したり・・・と、一晩中お店で過ごしていました。

最近店内で怪奇現象が起こった事もあり、夜遅くまでいるのは嫌なんですが・・・

もう連日2時~3時までいるのが当たり前になってきてます。(苦笑)

ちなみに怪奇現象っていうのは、作業に没頭していたら子供用自転車のベルが勝手に鳴ったり、不要なダンボール等を置いている所から、人じゃなきゃ出せないくらいの物音がしたり・・・

で、ダンボールの物音の件のうち1つは原因を突き止めて、恐らくこれが原因だろう・・・っていうのは判明したのですが、自転車のベルが鳴った件だけは不自然極まりなくて、未だ原因は判りません。

もちろん外の音ではなく、店内の音なのは明白なので、それが非常に謎です。

そもそも深夜に外を子供が自転車で走るはずも無く・・・

まあ僕にとって心霊現象なんていうのは、ほぼゴキブリに遭遇するくらいの出来事に過ぎない訳なんですが・・・とはいえ、やはり遭遇して気持ちのいいものではないですよね?(笑)

とりあえず深夜2時頃から自分の自転車をいじり始めました。

といいますのも・・・いよいよ23Tのスプロケに交換しようかと思いまして。

K合様と勝負をするなら勝ちに行きたいし、負けてもいつもみたいに21Tのせいにしたくなかったので、とりあえず言い訳できないセッティングにはしておきたかったんです。

そして後輪を外して、ついでに振れ取りでも・・・って台に乗せて、あらビックリ!!

フリーの反対側のスポークのテンションが全て緩んでいて、いつニップルが抜けてもおかしくない状況に・・・(汗)

確かにしまなみから帰って以来、ほぼ放ったらかし状態でしたが・・・

むしろ先週の走行会とか、結構スピードを出していたし、そこそこトルクもかけていたので、よく事故をしなかったものだと感心。

更にはリムとブレーキも擦っていたのに、それすら気付かなかったという・・・

重く感じるのは自分の疲れからなんだろうと感じていたので驚きです。

結局後輪の振れ取りとスプロケ交換をして、試走なんてしていたら・・・あっと言う間に3:30です。

そこからまたお預かりの自転車の修理作業を開始。

時間が6:00になったところで・・・

慌てて脚の毛を剃る作業に・・・(笑)

こういう時の為にカミソリを買っておいてよかったです。

っていうのも・・・そろそろタイツに長袖ジャージは暑いじゃないですか?

いよいよ夏ウェアですよ!

また毎週スネ毛と格闘するシーズンになってしまいました。

しかもお店でスネ毛を剃るなんてシュールな・・・

そうしているうちに6:30にI藤様が来店し、前日にうちで預かったホイールを持って帰られました。

実は前日サイクリング中にパンクして、ご自身で修理なさったそうなのですが、念の為にちゃんと修理ができているかを点検して欲しいという依頼だったんですね。

この後一旦帰宅してからホイールを装着し、走行会にお越しいただきます。

それにしてもスネ毛の処理にてこずる・・・(汗)

で、なんで脚の毛を剃るのかって?

最近はブームに乗ってスポーツサイクリングを始められた人口が圧倒的に多いので、きっとロードに乗り始めたばかりの人々には、自転車乗りが脚の毛を剃るという行為は、およそ理解し難い文化に映っているとは思いますが・・・

まあわざわざ脚の毛を剃る事については改めて別の記事で触れましょう。

ところで店前が慌しくなって来ました。

O様2号にH川様が到着し、そしてK合様が輪行バッグから自転車を出して組みたてています。

「おはようございます!」

「店長!奥で寝てはったんですか?」

「いやいや。実は全然寝ていなくて・・・もう寝るのは諦めて自転車を直してました。ちなみに今は奥で脚の毛を剃っていたんですよ!」

「ブログのアップも夜遅かったから、きっとそんな事だろうと思っていましたよ。あまり無理をなさらないで下さい!」

「店長は一睡もしていないまま走るんですか?」

「はい。走りますよ~。身体はガチガチですけど、気持ちはK合さんと勝負する気満々なので、集中力と気力は大丈夫ですよ。」

「え~っ!まさか山とか行かないですよね?」

「はい?K合さんがそんな弱音吐くんですか?」

「いやぁ、僕全然走れてないので山は自信がないっすよ!」

「またまた~!そうやって走る前から、万が一負けた時の言い訳工作をしない!」

「え~っ!違いますよ~。」

「違わないです!K合さんはそんな風にとぼけておきながら、勝負所で普通にアタックを決めるようなワルです!」

「そんなことないですよ~。」

「知ってるんですよ!K合さんがひるがの高原の大自然を自転車で満喫(トレーニング)しているって・・・フェイスブックで自慢していたでしょ?」

「いやいや、毎回10kmか20km程度しか走っていませんよ~。」

「またまた~!」

まあそんな感じの会話を交わしてスタート(笑)

I藤様も合流して5名で出走。

結局僕は脚の毛を全て剃れなくて・・・

膝上は諦めてニーウォーマーを装着して誤魔化す事にしました(笑)

いや~。

この日は高校生コンビが翌日にレースって事もあってお休み。N様2号も仕事で不参加。

ある意味今回は助かりました。

さすがに徹夜明けの走行会は重い!

集中力は高まっているので、ガチガチに固まった身体を除けば全然戦える感じなんですが・・・

「っていうか店長!今日も21Tで走るんですか?」

「えっ!K合さん、いきなりその話題に触れるの?」

「聞いたらまずかったですか?」

「できれば内緒にしておきたかったなぁ~。一応23Tに交換したんですけどね。」

「おお~っ!23T持っていたんですか?」

「えっ?そっち?っていうか自転車屋のオーナーに対してKY発言でしょ今の?23T~のスプロケはTAのケオプスとシマノ・デュラエースの2種類持っています!」

「でもそれって店長、今日は本気で走るって意味ですよね?」

「そりゃK合さんには負けたくないですもん!」

「なんかプレッシャーですねぇ。」

しかし23Tのはずなのになぜか重い・・・

信号待ちの時にふと見たら、ブレーキがリアホイールに干渉し、片効きの状態でした。

「ホイールの振れを取った後にブレーキも調整したのに何で?」

よく見たら何度手で直してもセンターが狂うので・・・

アライメント調整をしてなんとか直しました。

恐らくホイールが振れた時にブレーキのアライメントも狂ってしまったんでしょう。

その後走り出したら、なんと楽チンなこと!

「やっぱり23Tは楽やわ~!」

あとはいつ攣ってもおかしくない身体に無理なく走るだけ・・・

再度ドライブウェイの上り口に着き、H川様とO様2号に先行して頂く。

O様2号は本来僕と一緒に30分切りを目指すレベルなのですが、直前にお腹の調子を悪くした模様で、かなり苦しそうだった事と・・・やはり最近は就職活動で自転車に乗る量が減っているのが原因で上りのスピードはピークの頃より遅くなっているのでH川様と走って頂きました。

そこでK合様は「あれ?僕も先に行ったら駄目ですか?」と白々しく泣き言を・・・

「はい!駄目です!貴方は走れる人ですから。」

「え~っ!マジですか~。」

そして信号を2回待った辺りで残った3人でスタート。

トンネルを抜けるまでのタイムが既にベストタイムより30秒以上遅れて・・・

更にビーナスブリッジを潜るまでのタイムは4分45秒とベストより1分遅いペース。

でもこの区間って脚が残らないくらいハイペースで上ったところで、結局1分やそこらしかタイムが縮まらないのか・・・

そう考えると、ここは脚を温存して上った方が賢明だっていう事が判断できます。

それにしてもI藤様が健闘しています!

まだ後ろをピッタリとついて来られております。

I藤様も日に日に速くなっているので、そのうち僕が置いていかれる日も遠くないかも知れません。

ところで最も苦しい区間でもある、ビーナスブリッジのゼブラゾーンからヘアピンまでの区間・・・

23Tがあると一番救われるのがこの区間なんです。

いつもならダンシングで喘ぐところを、シッティングで踏んでいける!

お陰で2つ目のヘアピン(碇山)まで11分強で上れ・・・

ここまでは速い人なら10分足らずで上ってきますが、昨年僕が走った中の一番速かったときで11分50秒くらいで、その時は最初のピークで脚を使い切って、後半のタイムが伸びなかったのですが、今回はかなり余力を残して11分強ですから、この時点で関の茶屋まで30分を切れる手応えを意識しました。

しかし・・・

そうなんです。

I藤様はさすがに遅れはじめていたのですが、K合様はまだ後ろについて来てて、最初のピークまでの距離があと僅かだと確信した瞬間アタックを決めてきたのです!

「やっぱりやってくれたか!」

ついさっきまでゼエゼエと呼吸を乱して、「大丈夫ですか?」って心配になるほど苦しそうだったK合様は、どうやらそういう作戦だった模様。

確かにピークまで一気に逃げ切れば、下りで更に差を広げられる。

そうすれば精神的にも後続に追う気力を無くせる・・・そういう作戦だったのでしょう。

でもそれは逃げる際に必要以上の脚を使うため、しつこくついてこられた場合は、逆に自分へのプレッシャーが増すリスクも忘れてはなりません。

そんな小手先の作戦は目に見えているので、僕はただ必要以上に離されないようついて行くだけ。

ただちょっと悔しかったのが、今回23Tのスプロケに変え、この徹夜明けのコンディションでどこまでタイムを更新できるか・・・それを試したかった僕としては、このK合様のアタックによってペースを乱され、余計な神経と脚を使う羽目になった事はいうまでもない。(笑)

とりあえず射程距離を保つ。

下りで引き離されても、僕にとっては相手に精神的有利を味わせ油断をさせることで、次に追いついた時に相手へ与える精神的ダメージが大きいって事も計算に入っているので・・・

K合様が見えなくなってから加速するように心掛ける。

そして下っては上り、下っては上りする再度山の後半セクションにおいては、僕の戦法が絶大に威力を発揮する。

下り切る前に加速して、その惰力を殺さずに一気に次の上りの中腹くらいまで上る!

その時に惰力を殺さず楽に速く上るため、最大限の集中力で走れば、必ず先行した走者に圧倒的なスピードで追いつく。

先行者が追いつかれた事に気付いて逃げれば、ただ必要以上に離されないようそれについていけばいい。

先行者は逃げる度に脚を使うが、追う方は配分をコントロールするだけで、先行者ほど脚を使わなくていいのです。

再度ドライブウェイは顕著にその効果を発揮できる類稀なコースなんですよ。

大竜寺の前後でK合様が本気で逃げる。

僕のプレッシャー作戦が効いている証拠です。

そうなると僕は意地でも射程圏を保つのみ!

再度公園の上りではかなり差を広げられてました。

外人墓地の下りで完全に視界から遠ざかり・・・

「そろそろ本気で追い込まないと逃げ切られるかな~。」

そして学習の森の急カーブを曲がってからの上りでスピードアップ。

しかし一度自分のペースを乱された僕は、思いのほかスピードが上らない。

「やばいな・・・それほど余力を残せなかったかぁ~。」

これは本当に追いつけるかどうかの瀬戸際だと実感した僕はギアを1枚軽くし、ケイデンスを上げてペースを持ち直す。

ジワジワとではありますが、本来この区間を走るスピードまで回復したところで、200m先のカーブを曲がり切ったK合様の影が林の向こうに見えました。

「さて・・・残り1.5kmで追い込めるか?」

すると何やらK合様の動きが止まった模様。

「は?どうしたの?」

なんとK合様がUターンして戻って来ました。

「すみませ~ん!ゴールってもう通り過ぎちゃいましたよねぇ?」

「はあ?まだですよ!何言ってるんですか?」

「ええ~っ!そうなんですか~?」

すっとぼけるにも程があるってものです。

K合様はこのコースを走るのは初めてではありません。

過去に僕に勝って得意げだった事を考えたら、ゴールがまだ先だって事はわかっているはずなんです。

「K合さん!真剣勝負なんですから茶を濁さないで下さいよ!」

「いや~。ゴールってまだ先でしたっけ?」

まだとぼけています。(笑)

きっと脚を使い切ったところで、僕が追い上げてくるのが見えて、結果を有耶無耶にしようという作戦だったのでしょう。

なかなかダーティーな事をしてくれます。

『弱虫ペダル』の御堂筋君並みにワルですK合様!(笑)

しかもK合様のUターンに驚いてスピードの緩まった僕は、また地道に加速させるのですが・・・

その横をまたスイ~っとK合様が抜いていく。

「言っておきますけど、僕にはまだ余力が残っていますよ!」

まるでそう言っているかのようでした。

とことん小賢しいです!

ここまでコケにされては絶対に先に行かす訳にはいきません!!

後で「途中でゴールが判らなくてUターンしちゃったけど、でも店長には勝ちましたよ~!」とか言われたらムカつくでしょ?(笑)

残り1kmを切った辺りでようやく速度が乗ってきた僕が、左カーブで右へ脹らんだK合様のインを刺して抜こうとした瞬間、今度はガードレールへ幅寄せをしてブロックされる。

あくまでダーティ!

ブロックされてブレーキを引いた僕は再び失速。

ジワジワ追い上げてもまたブロックされる可能性があると思った僕はしばらく距離を置いて走る。

そして森林植物園の西門前を通過。

K合様が加速する!

それは間も無くゴールだって事が判っている証拠です。

僕は1テンポ遅らせて加速。

K合様の加速は脚に余裕が無い最後の一絞り!って感じだったので、僕はあえてすぐに反応しなかったのです。

西門前を過ぎた右カーブを曲がれば最後の上りがあります。

その右カーブで後ろを振り向いたK合様が、僕が追わないのを確認すれば、上りの途中で安心して速度を緩めるだろうって考えたからです。

という訳でK合様が右カーブを曲がって見えなくなってから、僕は残りの力を出し切って一気に加速!

K合様が安心し切って減速したタイミングで、圧倒的な速度差でぶち抜き、反応する気力すら奪ってやろう!という作戦です。(笑)

そしてそれは見事に決まりました。

追い抜く際にK合様の「ちくしょ~!」という、悔しげな叫び声が聞こえ大変心地よかったです(笑)

関の茶屋で待っていたら、20秒ほど遅れてK合様がゴール。

あの距離でこのタイム差って事を考えたら、ハートの勝負で完全に打ち負かしたって感じですね。

前回のリベンジができて非常にうれしかったです(笑)

久々に楽しいバトルができました。

ちょっとK合様!

名古屋での仕事は辞めて、またこっちに戻ってきて下さいよ!

一緒にレベルアップを目指して走りましょうよ!

Uターンはともかくとして、調子が悪いフリをしたり、他人のペースを乱すアタックを決めたり、幅寄せしてラインカットをするなんていうのは、レースでは常套手段なので、実際のところ僕は気にしていません。

むしろそういう相手の方が燃えてきます(笑)

それ以上にK合様は普通に速いし、まだまだ速くなれる人なので、これからも一緒に走れたらいいな~っと思ったのでした。

ちなみに気になるタイムは29分49秒!

ようやく30分を切れました。

満を持して23Tのスプロケを導入して、それで何も変わらないようだったら、僕はいよいよ年貢の納め時だと思っていたので、それなりの手応えが掴めて良かったです。

それでもロードバイクにデビューした当時の僕自身にすら、まだまだ追いつけていないので、更に目標を上げていかないとレースに復帰はできません。

そして少し遅れてI藤様がゴール!

タイムは33分を切ってきました。

この1ヶ月の間に4分以上の更新です!素晴らしい!

H川様は38分でゴール。

先日まで40分以上かかっていた事を思えばかなりの更新です。

そしてO様2号は・・・

残念ながら腹痛でリタイアし、途中で下山したそうです。

そう、これが『ピナ吉の呪い』の序章でした。

関の茶屋で缶ジュースを買って飲んでいたら「パ~ン!」

僕はH川様のTREKの後輪がバーストする瞬間を見てしまいました。

前日も修理で店にやって来た自転車が目の前でバーストして、鼓膜が破れるかとヒヤヒヤしたばかり・・・

素晴らしい事に予備チューブとインフレーターを持参しているH川様はすぐにチューブ交換。

しかしこれまた空気を入れてホッとした瞬間に再びバースト!

これは『ピナ吉の呪い』以外に考えられない!という話にまとまり・・・

もう一本の予備チューブを今度こそバーストしないよう、念入りにリムの内側を点検し装着。

これまたもう一本のインフレーターで、念の為に6気圧程度まで入れてストップ。

そうしているうちに、いい加減時間が迫ってきたので店へ戻る。

で、下山してから恐ろしい思いをする事になる。

なんと僕の腕や肩にイモムシが!

どうやら木からぶら下がっていた奴がくっ付いたのでしょう。

「ギャ~ッ!」

それも先頭を走っていた僕だけが被害を受けたようでした。

しかし・・・

お店に着いてK合様の自転車をディスプレイスタンドに乗せようとした途端・・・

「ギャ~ッ!」

K合様自慢のピナレロにイモムシが無数に・・・

落下した数匹が店の床を這っている・・・(汗)

「これはピナ吉さんの呪い確定ですね。」

いつも優しいH川様が、ここぞとばかりに毒づくのでした(笑)

そして翌日までピナレロを預かる事になったのでお約束。

「ピナレロ無料貸し出し中ですよ~!」って宣伝したのですが・・・

まず地元中学生に「えっ?でもそれピナ吉さんの自転車なんやろ?じゃあいらんわ!」って拒否され。

更にロードに興味を持った女性客にまで・・・

「え~?ピナレロの試乗できるんですか?すご~い!でも結構です。」と断られる。

結局ちっともピナレロ祭りの役を果たしてもらえなかったという・・・

まあ懲りずに頑張りましょうK合様!

2014年5月1日木曜日

4月20日ポタリング?・・・芸が無くてごめんなさい(汗)

この日はS本様とY崎様3号、H川様、H江様と参加頂き、計6名でスタート。

「朝マックに新しいメニューが・・・」

どこからともなくそんな声が聞こえ・・・

「えっ?朝マックにするの?S本さんなんてやる気満々の服装で来てるのに?」

「いや、僕はどこでもいいっすよ。」

「そんな事おっしゃったら、ホンマに朝マックになりますよ!他に希望は無いんですか?」

「ん~。特に・・・」

「じゃあ今日は移動の時間を省いて、目一杯会話を楽しみますか!」

という訳で、ブルメールHAT神戸のマクドナルドへ向う。

最近バーガー率ハンパ無いですよね・・・(汗)

そして各々で朝マックの新メニューを頼んでみる。

写真ほどボリューム感が無い事にガッカリしつつも・・・

次週の『続ピナレロカーニバル』で、僕がK合様対策としてどんな走行会を予定しているのか・・・だとか、「っていうか2日とも参加する気なん?」とかって話題で盛り上がり・・・

「H野さんとかは両日参加するのかな?」

「どうですかね?K合さんがちゃんと予定を伝えているのかさえ不明ですから・・・」

「またK合さんのKY発言が炸裂するんかな?」

「まあ2言に1言はKY発言ですから、今回も大量にやらかしてくれるはずですよ!」

「店長、今度こそリベンジですか?」

「そうっすねぇ。さりげなく狙ってますよ!一応。」

「どこでやりあうつもりですか?」

「勝負するとなれば再度ドライブウェイっすかね。」

「勝てそうですか?」

「さあ・・・本人は全然走れてないから上りとかは自信がない!なんて言ってましたが、実際にはひるがの高原周辺で走り込んでいるから、岐阜へ帰る前とそれほど変わっていないでしょ。そうなると僕一人では苦しいかも知れません。」

「23Tは導入しないんですか?」

「こっそり交換しようか迷っています。ただ、交換するからには僕は絶対に再度のタイムを更新しないといけないし、当然K合さんにも負ける訳にはいきません。封印を解いたのに成果が出なかったなんて話になったら、僕はもう精神的に立ち直れないですから。」(笑)

「ところでポタリングはどう考えているんですか?」

「う~ん・・・そこなんですけどね・・・。またシンズ・・・かな?」

「別にいいじゃないですか!」

「さすがにそろそろ芸が無いと思われるんじゃなかろうかと・・・。ただシンズの店長が今度こそK合スペシャルを作るって言ってくれているので、そう考えると・・・ねえ、行かなあかんかなぁ~って。」

「やっぱり前回のは激辛じゃなかったんですか?」

「ん~。多分・・・」

「じゃあ是非今度こそリアクションを期待して行ってみましょうよ!」

「そうですね・・・じゃあ、そうしますか!」

とまあ、大人6人でよからぬ打ち合わせをしていたら、あっと言う間に9:50ですよ。

「さあ、そろそろ店へ戻りましょうか!」

次週の走行会及びポタリングでは、K合様の姑息でダーティな走りとKY発言の連発、更には●▲×■によって、参加メンバー全員が翻弄されます。(笑)

えっ?●▲×■が何かって?

さあ何でしょう。秘密です!

それでは次回お楽しみに!