2019年12月31日火曜日

2019年を表す言葉は・・・そして来年の動き・・・

僕にとってこの1年は『虚無感』とか『空虚』という言葉がぴったりの1年でした。

確かに一つ一つの出来事や事柄の中では、楽しかったことや充実した事も数多くありました。

でも昨年(2018年)夏の時点で福井県の事業をサポートする形で飲食業を始めたいから、その案を出してくれ!ってお誘いで僕が中心になって事業計画と物件探しに奔走した新規事業は、昨年末の段階では「その前に若狭をどうにかする方が先なんじゃないか?」って話に切り替わり、その話に変更がかかる度に10年先までの事業計画書を何度も作り直しては現地に行って会議。

さらには現地の有力者を方々訪ねて新規事業の根回しをしたり、現地の事業主などが集まる勉強会に参加させて頂いて、現実的に現地の人たちがどんな思いで生活しているのか、これからの未来を見据えているのかを調査して歩いた一年でした。

大学の頃でさえここまで真剣に、現地調査に打ち込んだことが無いんじゃないか?って思えるくらい真剣に調査に打ち込んで・・・

この1年で本当に仕事抜きで休んだ!って思える日は、本日を含めて10日あったかな?っていうくらい働き通しの1年だった訳ですが・・・

結局新規事業は年内のスタートにはならず・・・

延びて延びて資金的に窮地に追い込まれたような状態です。

春までに具体的な話し合いができていたなら、僕は予算的にはゆとりを持って事業を開始で来ていたはずなので、それだけに今は苦しいし悔しい。

勿論人員確保の問題はあったので、これからも難題だらけではあるけれど、少しでも動かないと何も始まらない訳で・・・

先日ようやくその話し合いができて、来年3月までに準備を整えるという事でまとまったばかりです。

僕は生まれ育った環境上、「結果を出さなければ自分の居場所がなくなる。」と自分に言い聞かせて生きてきた経緯もあって、どこか他人に頼るとかっていうのは苦手にしてきました。

それが時として誤解を生むこともあったり、頼るのが下手だから不満や不安を溜め込み過ぎてコミュニケーションがギクシャクしたり・・・

自分でも不器用な人間だという自覚はあります。

そんな僕が今回の新規事業をするにあたって、ずっと尊敬していた方からの希望から取り組む決意に至った事もあり、ある意味大船に乗った気持ち(勿論僕の中では恩返しがしたい気持ちがあるので全てを委ねるとかではなく、何かあった時のバックアップになってもらえたら、以前の営業マンの頃のように攻めのビジネスをやれるような気持ち)でいましたが、それが自分の甘さだったと感じる出来事もありました。

今はどこも苦しい状況です。

僕は極力誰にも頼らずにベストを尽くすしかないという現実に、今立ち向かっています。

走行会の事で昨年からぽっかり空いていた心が、再び埋まる日が来るのでしょうか?

とりあえず仕事に真剣に向き合って、もう一度初心からやり直そう!というのが来年に向けての決意表明です。

登山は逃げではありません。

自転車もそうですが・・・遠くまで走ったら、また同じ距離を走らないと帰れませんよね?

でもその気になればタクシーなり、鉄道なりで帰る事もできる。

家族や友人に車で迎えに来てもらう事もできる。

ところが登山はそうはいかない。

ヤバくなったら救助ヘリを呼べばいいかって?

それで300万円もの請求がかかるとしても呼びますか?

そもそもレスキュー隊も命懸けです。

いたずらに呼び出して活用できるものではありません。

どこまでも自己責任で完結させるのが登山です。

体調の変化や天候の変化、不慮の事故・・・

何が起こるか判らないし、道に迷って進むことも戻る事もできなくなる恐怖だってあります。

そんな状況に身を委ねる事を逃げだとは思って欲しくありません。

いつも「ここで死ぬようなら俺はそこまでの人間なんだ。」って覚悟で山と向き合っています。

そうやって自分自身と戦って・・・仕事への気持ちへ切り替えて今は生きています。

来年は『庚の子(かのえのね)』という事で、新しい挑戦が報われる運勢の年です。

何とかその流れを作るように頑張りたいと思いますので。

当店を応援して下さるお客様方・・・変わらず御愛顧の程宜しくお願い申し上げます!

そして僕は一時的!?に福井県民になる予定ですが、決して神戸のお店を放棄する気はないのでご心配なさらないよう併せてお願い申し上げます。

皆様のおかげで見つかった仙人の自転車ですが・・・肝心の仙人が来店してくれなくてお伝え出来ないまま年越しを迎えます。

実はクリスマスを前に見つかったので、仙人(S様)にお伝えして・・・めでたし!という感じで記事を書きたかったのですが・・・。

仙人は携帯電話を持っていません!

神戸市北区某所に家もお持ちなのですが、家にも帰らず現在三田市某所でキャンピングカー暮らし。

いつも神戸市中央区の職場から宝塚まで自転車で帰り、輪行で(ちゃんと輪行袋に自転車を入れているのかは不明)武田尾までJRに乗って、そこからキャンピングカーまで再び自転車に乗って帰るという、超人的な生活をしています。

ジャージも古いものを着潰しているので、仙人の事をホームレスと勘違いされるような人も実際にいるのですが、実はそう見せているだけで、食料はイカリスーパーや成城石井で買うような人。

パンもビゴの店やローゲンマイヤー、イスズベーカリーで買うような人なので、その生態は本当に謎!と云われておられる方なのです。

落車で大腿骨を骨折しようが、手を骨折しようが、数日後には関係なしに自転車通勤。

本当に自転車なしでは生きていけないような人です。

そして自転車にもこだわりや愛着みたいなものがあって、どんなにボロボロになっても新車を買おうとしない人。

まあホイールはWOリムが1年半で開いて割れるような距離を乗り続けているので、当店でもホイールの交換は何度もさせて頂いております。

しかし問題は・・・とにかく風来坊!

来なくていい・・・むしろ来てほしくないくらい忙しい時には連日来店する癖に、本当に来て欲しい時にはちっとも見かけない。(笑)

なので、せっかく僕のブログを多くの方がシェアして、その情報が巡り巡って発見に至ったのにも関わらず、肝心の仙人にはお伝えができていません。

もしかしたら自転車仲間の方で仙人を見かけた誰かが伝えてくれている可能性もありますが、現状当店の方では直接仙人にお伝えできていませんので、その旨も含めて発見にご協力下さった皆様に、感謝のご報告だけ年内にお伝えさせて頂きます!


真っ白だったサンマルコのサドルも仙人が毎日酷使したら寿命もあっという間。(笑)

むしろ「ここまで使い込まれた自転車を盗んだ人の気が知れない。」という意見もチラホラ。


しかも盗んで間も無く放置したのでしょう。

放置車両に取り付ける注意書きをハンドルに巻かれています。

神戸駅からそう遠くないところで見つかったというから、一部の自転車店では仙人が酔っ払って、自分が自転車を置いた場所を忘れただけじゃないのか?なんて冗談も飛び交ったくらい。(苦笑)

でも実際に盗まれたのは昼下がりから夕方にかけてですし、その後公衆電話から鬼気迫る口調でナカガワの自転車が盗まれたことと、事故をしたビバロのフレームをとりあえず乗れる状態にして欲しい!と電話をかけてきた仙人の様子からも、決して酔っ払って・・・って事ではなかったと、仙人の名誉の為にも疑いは白である事をご報告させて頂きます。

そして当店のスタッフ情報では「確かベントフォークだったと思います。」だったのが実際にはストレートフォークだった事。

あと仙人は無かったと言っていたけど・・・実際にはナカガワのフレームに本来の持ち主さんのネームが入っていたという事実。

更に仙人は三宮から「盗まれた!」って電話をくれていたけど、実際に盗まれた場所は神戸駅北側だった事など・・・

情報が曖昧だったことを心よりお詫び申し上げます。

とりあえず見つかった自転車は、当店から交渉して生田警察さんにて保管して頂いておりますので、一刻も早く本来の持ち主さんと共に仙人に引き取りに行ってもらわなければなりません。

現在そういう状況となっております。

いずれにしても早くに見つかって本当に良かったと思います。

今後も自転車の盗難事件が発生した場合は、今回のように全国の自転車仲間や愛好家の方々に情報を回して、早期解決できればと思っております。

皆様本当にありがとうございました!

ご協力心より感謝です!!

2019年12月14日土曜日

仙人の自転車が盗まれました!情報をお願いします。


写真はイメージですが、93~96年頃に組まれたナカガワのロードバイクが盗まれました。

神戸のサイクリストならご存知の、かつて再度ドライブウェイにキャンピングカーで生活をしていた・・・あの仙人が乗っていたのですが、本日2019年12月14日(土)午後4時~4時半頃に三宮で盗難に遭ってしまいました。

仙人と言えば赤いビバロがトレードマークですが、夏に交差点で自動車に当てられて、現在も相手保険会社と係争中。

その代車として友人にお借りして乗っていたのが写真のと同じタイプのナカガワです。


ロゴのカラーはこちらと同じ黒だったと思いますが、フロントフォークはストレートではなく希少なベントタイプ。

7400系シマノデュラエース(WレバーではなくSTIレバー仕様)で、パープルのバーテープです!


僕は僕で仙人から「自転車を盗まれてもた~!」って電話に加え、預かっていた事故車のビバロをとりあえず乗れるようにしてくれ!という無茶振りに応えるため・・・

休憩時間にお湯を入れて出来上がったばかりのカップラーメンを食べられないまま・・・伸びてどえらい事になってしまいましたので、盗んだ犯人を絶対に許しません!

見つけ次第ラーメンの分も含めてとっちめてやろうかと考えています。

ピンクと白のツートンカラーにグリップ(バーテープ)がパープルなので、走っていたら絶対に判るはずです!

見つけたら至急、当店か生田警察までご連絡を下さいませ!


P・S:その後仙人が再びご来店されて・・・「ごめんごめん!あれな、神戸駅前のファミリーマートで盗まれたんや。」って・・・。当日の電話では「今三宮におるんやけどな・・・」って電話してくるからこっちはてっきり三宮で盗まれたと思うやんか!って仙人を怒ってしまいました。

神戸駅の北側のファミリーマートか・・・

そこから推理すると犯人は兵庫区民だとしたら南は中の島周辺まで、西は兵庫駅~大開駅~上沢駅周辺・・・北は熊野町~菊水町までに住んでいる可能性がある。

中央区民だとすれば中山手6~8丁目周辺に的が絞られる。

東川崎町の人とかだと、現場から近過ぎて足の着くことを恐れるからありえない。

でも相生町や古湊通、中町通、多聞通、新開地、港町、西出町は、近いから足が着く可能性が高いとか、そんな細かい事を気にしない人も少なくはないので、引き続き神戸駅から徒歩、またはバス移動圏内の地域を中心に探してみたいと思います。

以上は兵庫区民の僕の勘ですので、周辺にお住いの方々の名誉の為にも、神戸駅周辺の治安が悪いとか・・・そんな事を言っている訳ではないのでご了承くださいませ。

って言えば言うほどフォローになってない!と言われそうやなぁ~。(汗)

まあロード乗りだったらアルアルな話ですが、仙人は無施錠だったらしいので、これはあくまでサッと乗って行かれた可能性が高い事を踏まえての話です。

2019年12月13日金曜日

11月その他の思い出・・・神戸マラソン × 眉毛 × 事故車の修理見積


これはローラーブレーキの洗浄。

音鳴きのしないのがメリットのローラーブレーキですが、専用のグリスが切れてきたり、ホコリや汚れが溜まってきたら、さすがに音鳴きするようになってきます。

特にハードブレーキを多用する、激坂地帯(山手)にお住いの方々の自転車・・・特に電動アシスト自転車は・・・1年とは言いませんが、2年に1度くらいはブレーキを綺麗にしたくなります。

灘区も摩耶ケーブルの周辺や、六甲高校の周辺にお住まいの方であれば、フロントブレーキなんて半年で交換しないといけないくらい、非常にハードブレーキになりやすい地域なんです。

ブレーキクリーナーに漬けて、内部にこびりついた汚れまで綺麗に落とします。

ここまでやって、新たに専用グリスを差し直し、試走してブレーキを馴染ませるところまでが我々の作業です。

効かなくなったら命に関わる重大な部品なので、ブレーキのメンテナンスは怠って欲しくないですよね。


そして約束通り眉毛を描くためのペンをアキラ君にプレゼント!

作業中のアキラ君に近所の女子中学生が「眉毛を見せて~!」と声をかけたので、前髪を上げて見せてくれました。

なんか凛々しくなって雰囲気が変わりました!

これからは眉毛を描いてもらいましょう!


そして11月17日(日)は神戸マラソン。

当店に関わりのある方が、少なくとも3名は参加されていたので、自転車でポートアイランドまで応援に来ました。

先日ピンクのエヴァディオ・ヴィーナスRSを作って下さったF谷様が、なかなかのペースで走ってらっしゃるので探しながら撮影していたのですが・・・

「あれ?どこだろう?」

せめてユニフォームの色を聞いておけば良かったです。

同じく仙台のN妻様も毎年参加されているのですが、ユニフォームの色や特徴はちゃんと聞いておかないと、思った以上に探せません。

ゴール付近にも探しに行ってみたのですが、市民広場に人が多すぎて探せない。

それでH川様が戻ってくるまでの間にキャンパスロード側へ回り込んで見学。


そこで女神を発見!

ステージ前はカメラマンで埋まってしまった。

奥ゆかしい僕は離れた位置から撮影。

望遠レンズはこういうシーンにこそ役に立ちます。


みんな応援そっちのけで撮影していました。(笑)


どこのフラダンスグループなんでしょう?

今年はちょいちょい天使とか女神とかを見かける機会に恵まれています。

もちろん見かけるだけで何も発展はございませんが。


そして最近のマラソンの楽しみの一つがコスプレランナーですね。

余りにも過剰なコスプレが増えてきているので、規制とか禁止している大会もあるそうですが、神戸マラソンはまだまだコスプレランナーが走っています。


衣装もすごいけど、この格好でフルマラソンを走ったという事実がすごいです!


トランプマン見たいな人も走ってました。


忍者もいます。


そして競技中にも関わらずフラダンスの写真を撮影しているランナーもいます。


満足そうですね!

女神の美しさを考えるとその気持ち・・・解ります!(笑)


そして間もなくフラダンスが終了し、女神が退場します。


再びコスプレランナーを楽しみます!


衣装を作るのも楽しみの一つなんでしょうね。


場所を移動しました。

そろそろH川様がハーバーランドよりバイパスに登るのが、アプリで確認できました。


スリットが入っているとはいえチャイナドレスは走りにくそうです。


ピカチュウやら・・・


ガチャピンなども走っていました。

きっと暑かったと思います・・・本当にお疲れさまでした。


こちらはトイストーリーの・・・テンガロンハットで走るなんて!


うおっ!マイケルと目が合ってしまいました!

「ポゥ!」って言うてます。(笑)


40kmも走って来たのに尚、キレッキレの動きでマイケル・ジャクソンのモノマネ!

この方のパフォーマンスは素晴らしかったなぁ~。

またお会いしてみたいです!


そろそろH川様が神戸大橋を渡り切る頃なのですが・・・

黄色いユニフォームの方が多いので、これまた探すのが大変です。


あっ!おられました!

久々のフルマラソンで調子が上がらなかったそうですが、無事に完走です!


H川様は自転車でもそうですが、最近は僕やアキラ君とリハビリ走で徐々に調整をしています。


お疲れさまでした!

H川様はこの後クールダウンがてらに神戸大橋を渡って、歩きでHAT神戸まで帰ってきました。

さすがに徹底していますね!


11月18日は定休日ですが出張修理の予約が入っていたので、久々にワンボックスを出して行ってきました。

遠方の出張修理は時間が読めないので、最近は定休日に行かせて頂く事が多いです。

店からだと修理作業時間も含めると、往復で4時間~6時間っていう場所も時々あるので、さすがにその時間で店の売り上げのロスとか、人件費とか考えると、営業日に実施するのは厳しかったりします。

僕の休みの日だったら、そっち方面についでの用事を作ったりして行けるので、気分的に楽なんです。

それに僕が休みの日に時間を作って行くもので、お客様方もとっても親切にして下さり、非常に気持ちよく仕事をさせて頂いています。

写真のテントウムシはきっと18日に出張先で乗車したんだと思います。

1件だけ現地で修理ではなく、回収して店に持ち込んだのですが、翌朝駐車場に車を戻しに行った際に、このテントウムシの存在に気付きました。

駐車場で車の外に追い出そうと試みたのですが、何度やっても戻ってきます。


仕方がないので、僕の手に乗せて車を出ました。

駐車場から僕の店まで歩いている間、ずっと僕の手の甲から前腕までを行ったり来たり歩き回って、なかなか飛び立ってくれないのです。


そして渚中学校の正門前の信号・・・店の目前まで来たところで、ようやく上空へ飛び立ってくれました。

今年はやたらと昆虫に好かれます。


そして厄介なのがこの自転車。(笑)

以前お客様が部品取りにして処分にお持ち頂いた自転車なのですが、フルリジッドのMTBはバイクコントロールの練習にピッタリですし、1からレストアして乗れる状態に組み上げれば、アキラ君にとって良い訓練になると思って、現在彼に少しずつ時間をかけて、この自転車をリフレッシュさせています。

そのシートピラー(ポスト)の新調するにあたって・・・

元々ついていたシートピラーのパイプ径を、アキラ君に調べさせたんですね。

普通はシートピラーを抜けば、どこかに刻印されているものなんです。

それを彼はノギスで計測して・・・それも「27mm・・・ちょっとかな?」っていうものだから、「27.2mmやったんか?」って聞き返したのです。

すると「はい!恐らく。」と・・・。

しかし実際には26.8mmだったんです。

27.2mmは90年代後半からロードバイクを主体にレギュラーサイズになっていた(MTBは28.6mm~31.6mmと径の太いものに変わっていった)と記憶していますが、それ以前の自転車は26.8mmが比較的に多くて、フルリジッドMTBが普通に売られていた90年代前半までは、まさに26.8mmが主流。

直径が0.4mm違うだけでシートピラーは差さらないんです。(0.1mmでも太かったら差さらないという話も聞きます。)

やはり精度を求められる乗り物ですから・・・。

「どうすんねん?新しいピラーを注文するのか?これをどうにか差し込んで使うのか?」って聞いたら。

「どうにか使える方向性で・・・」って。(苦笑)

という訳で27.4mmのシートチューブリーマーで、僕が掘削する羽目に!

手の平の皮がめくれて腫れあがるくらい、なかなか大変な作業を強いられました。(笑)

まあ何事も経験。

こういう失敗をして、シートピラーには数多くのサイズが存在する事や、サイズの計測を如何に正確に行なわなくてはいけないのか・・・それを学ぶことができるのです。

でももう・・・うちで働いて1年ですからねぇ~。(笑)

そろそろプロフェッショナルに目覚めて下さい!


これは24日に撮影した空。


雲の動きが面白かったので撮影を楽しみました。


神戸は基本的に建物が多いので、空をまじまじ観るなんて習慣が本当にないのですが、当店の前はいい具合に空が開けて見えるので、つい観測したくなってしまいます。


で、こっからの変化がビックリ!


なぜ急にそうなる?みたいな。


不思議な空模様でした。


最後はこんな感じ。


そして最近は車と自転車の接触事故が多い!

これは後輪に車がぶつかってリアキャリア(荷台)とスタンド、後輪が歪んでしまったケース。

この場合は相手さんが会社の営業車だったので、話もスムーズに進みましたが・・・


これなんかは過失割合の話以前に、車のドライバーの方から「一時停止のところを突っ込んできたのは自転車の方だ!」と言われて、泣き寝入りになるんじゃないか?って思うようなケースでした。

ただ自転車の前輪が歪んでフォークまで入っていましたし・・・

お客様は完璧かどうかはともかく、一時停止をして渡り始めたそうです。


子乗せの歪み方などを見ても、車の方が前方不注意でスピードを出していた可能性もあって、そこを突っ込んで話せば過失割合が逆転するかも知れません。

そうアドバイスしたら、やはり7:3で車の方に過失があったみたいです。

ただこちらは結論としてどうなったのか?

2週間前に購入したばかりだったそうですが、中古の子乗せ電動アシスト自転車なので、全損だったとしても買い替える金額には届きません。

僕としてはお子さんを2人も乗せるのだったら、中古で購入するのはお勧めしません。

「型遅れで性能も段違いに違うので、それに8万円も10万円もかけるのは本当に無駄なので、15万円以上かかっても最新のモデルをお勧めします。」

そうお伝えしたのですが・・・ひょっとすると懲りずにまた中古を購入されているのでしょうか?

我々も時間を割いて事故車を検査し見積を作って、更に数日にかけて保険会社と交渉しないといけませんので、その辺の手間暇と・・・お客様の為に頑張っている姿勢をどうか裏切らないで頂きたいものです。

というより、みなさん事故の無いように気を付けましょう!

自転車だから大丈夫!っていう根拠のない安心感みたいなものを持っている人・・・

意外に多いように感じています。

油断は禁物ですので、無茶な走りはしないようにして下さいね!

2020年サカモトテクノ展示会


概ね既存のモデルがカラーチェンジや部品の一部変更程度のマイナーチェンジでした。


この『ラファーレ』はオートライト&内装3段変速&ローラーブレーキと三種の神器を装備した上に、点灯式のリフレクターやホイールのリムまでステンレス仕様のラグジュアリーモデル。

通勤通学用の自転車としては乗り心地も装備も、耐久性も考えられた自転車なので、税込みで約57000円という定価が高いなんて事はありません。

ブリヂストンのカジュナに対抗して作ったモデルじゃないかと思います。


お嬢さん向けの自転車です。

クリスマスで自転車・・・っていうのは、最近少なくなってきているのでしょうか?


男の子にしても女の子にしても、お子さんの自転車というものは非常に難しいものなんです。

保護者主体で自転車を選ぶ家庭もあれば、お子さんの好みを尊重して選ぶ家庭もあります。

そしてそれぞれが、子供らしいデザインを好む方と、シンプルで飽きのこない大人っぽいデザインを好む方に分かれます。

それにサイズも細分化されていて、成長に合わせてサイズや仕様を考慮しないといけない乗り物なので・・・

来店早々「子供の自転車ってこれだけしか置いてないの?」っておっしゃる保護者さんが少なくないのですが、そんな単純な問題ではないので、是非ご理解ご協力を頂きたいところだと思っております。

店舗に並んでいる自転車は全てメーカーや卸業者から買い取って在庫にしているものなので、売れるか売れないかはギャンブルなんです。

そうならないように当店みたいな小さな個人商店は、自信を持って勧められる自転車しか在庫として抱えたくないのです。


定番のギムレットは女性向けの清楚なカラーリングでラインナップ。


サカモトテクノの中でも早い段階からBAAに合格させて、その存在感を示しています。


こちらは通勤通学向けのクロスバイク。


実はこの手の自転車は当店でも需要が高かったりします。

「ママチャリだと遅いからクロスバイクとかで通勤したいんだけど、クロスバイクだとカゴが無かったり、泥除けもなかったりで・・・なんかママチャリとクロスバイクを融合したような自転車って無いの?」

そんな問い合わせも少なくはありません。

当店でもサカモトテクノ以外にマルキンやアサヒサイクルのラインナップからお勧めはしています。

予算のある方だったらブリヂストンのマークローザやカジュナ、現在は廃番になってしまったモデルで、ヴィレッタ等が人気でした。


こちらも通勤通学に人気のモデル。


27インチで装備もオートライトに外装6段変速付きなので、男性にはピッタリの自転車だと言える。

リアブレーキがバンドブレーキっていうところを除けば文句なしの装備で税込み36000円という定価はかなりリーズナブル。


こちらは2019年モデルから加わったアクシア。

重量は重ためですけど、走りはしっかりしていて重さはそんなに気になりません。


フレームの剛性の高さとカゴの重さからくる宿命として、すぐに首を振ってしまう自転車な為、駐輪時の停め方に気を遣う自転車だと思いましたが、デザインもカッコいいし、走りも悪くないので、僕は好きな自転車の一つにこのアクシアを数えています。

カラーリングは前回のオレンジとエンプレスグレーというチタンシルバー系の2色がカッコ良かったので、今年のモデルは無難に売りやすい色を選んだなぁ~って感じてしまいました。

いずれにしてもここまでの自転車が税込み定価40000円少々って考えたら安いです。


こちらはアルミフレームなので軽量が売り!


オートライト&外装6段変速&ローラーブレーキとこちらも三種の神器は抑えています。

変速については内装3段と外装6段での、メリットやデメリットを書きたいと思います。

内装変速は後輪のハブボディの中に変速システムが入っているので、雨に濡れることも無く、錆を気にする必要性が無いところにメリットがあります。

しかし価格がやや高くなってしまう事と、3段しかないので変速すると極端に重くなったり軽くなったりする為、滑らかな加速ができないというのが主なデメリット。

それにいくらメンテナンスフリーとはいえ、余りにも雑な扱い方をして壊してしまった場合、ユニットごと交換しないと直せないので、修理代は高くなってしまいます。

対する外装変速は、定期的にメンテナンスが必要になってきますが、不具合が出てきてもすぐに確認ができるので、メンテナンスは非常にしやすいです。

それに6段以上の変速があれば、間のギアというものが追加されているので、現在走っている道路状況や自身の脚力に限りなくマッチしたギアを選択できるところが最大のメリットなんです。

加速も1段ずつ丁寧にシフトアップ(変速)しながら走れば、内装3段との違いは明らかとなります。

それにどうしようもないくらいガタガタになって、チェーン交換だけで済まなくなってしまったとして、スプロケとチェーンリング(クランク)の交換もすれば生き返ります。

それだけ部品を交換しても、内装3段のホイールより部品代が安く済むというのもメリットです。

デメリットは・・・手入れをしないと錆びる、まめに不具合を調整する必要性があるって事くらいでしょうか?

なので乗る方のニーズや性格に合わせて選んで頂ければ良いと思います。

尚、内装変速は3段以外にも5段、8段、11段とありますが、当然ビックリするほど高価になりますので、一般的なシティサイクルにはせいぜい内装5段までしか装備されないというのが実情です。

変速数は多ければ多いほど、状況にあったギアの選択肢が増えるのと、滑らかな加速がしやすくなるので、「変速なんて使いこなせないからよくわからない。」とか、「いつも5速か6速で走っているから軽いギアなんて使ったことが無い。」なんておっしゃる方々は、車の運転と同じなので・・・是非変速をまめに活用して下さい。


そして今ありがたいのはこういった自転車です。

跨ぎやすい自転車がなぜありがたいかというと、年配者ほど腹筋の力も大腿筋の力も弱ってくるわけで、自転車を跨ぐことでさえ大変な作業なんです。

それで躓いてバランスを崩して転倒された方も実際におられます。


年配の方にプレゼントをするならこういう跨ぎやすい自転車をオススメします。

他にはスカートの女性にも喜ばれますので、跨ぎやすさっていうポイントも視野に入れて自転車探しをしてみては如何でしょうか?


僕は強度不足っていう理由で折り畳み自転車を売るのが好きじゃないのですが、たまにこういう折り畳み自転車も乗ってみたいなぁ~なんて思う事がある。


ただ折り畳み自転車こそ、走りに違和感を感じたらすぐにメンテナンスをして欲しい乗り物なので、横着な人や鈍感な人には絶対に売りたくないし、全力で買う自転車を考え直して欲しいとお客様には伝えています。(笑)


ダホンやターンの自転車を買うような客層になってくると、その辺の感覚を持っている方が多くなってくるので、僕らも比較的安心して販売ができます。

アレックスモールトンとかブロンプトンの自転車辺りになると、手入れやメンテナンスをしない人が乗ってはいけないレベルになってしまいます。


最後にこんな自転車を見逃すところでした。


これも男性向けの通勤通学専用自転車です。

税込み定価が4万円未満なので、予算を抑えたいお客様にはありがたい価格帯じゃないかと思います。

サカモトテクノの自転車は塗装が弱いので、赤や黄色系のフレームは色褪せしやすかったり、鉄フレームのモデルは塗装が錆で浮いてしまったりする事も無くはない。

なので、手入れをしないで放置するような人が乗っているサカモトテクノの自転車は、基本的に見た目の状態が酷い自転車も少なくはない。

しかしサカモトテクノの自転車で「ここが素晴らしい!」と言えるポイントがある。

カートリッジBBを採用している事!

BB(ボトムブラケット)とはクランクを回す主軸の部品なので、ここにコストを掛けている自転車は耐久性も高く、体重の重たい人やパワフルな男性が乗ってもガタが出にくい自転車であると言える。

判る人にしか判らないポイントではあるのですが、BBの違いで実際にペダリングも変わるので、そういう目に見えないところへのこだわりがあるっていうのが、サカモトテクノの強みです。


そういえば今回のサカモトテクノ展示会で頂いたお弁当・・・すごく美味しかったです!

いつもドリンクや食べ物も豊富で、展示会を頑張って下さっています。

今年はコスプレの方もいたり、相変わらずミキャンも出張してきてくれていました。


こちらはサカモトテクノの記念品・・・保温ボトルとトートバックのセット。

こういう気遣いも嬉しい今回の展示会でした。