僕が若狭でどんな事業を始めようとしているのかを知って頂き、その良さを広めて頂けたら・・・という思いで開催したツアーです。
週末にお店を閉めてまで開催した意気込みとか覚悟とか、若狭の人たちにも僕の想いとか本気度が伝わればいいなと思っています。
まず僕の気持ちとしては、自転車はもちろんの事だけど・・・あらゆるレジャーや観光資源を活かして、若狭の観光につながる産業を活気づけたいという考えが根底にある。
日本一幸福な県と言われている福井県ですが、実際には地元の偏ったしきたりに縛られている地域も多く、それが嫌で県外に出た若者も多いなど、不幸な部分も見え隠れします。
そして素晴らしい地場産の生産物が多い県でもあるのに、PRが地味で下手。
最近はかなり頑張っているみたいなのですが、それでもまだまだ・・・
根本的に嶺北と嶺南に分けてしまっているのも問題で、その名称でさえどうせなら越前と若狭って呼び方にすればいいのに!って思えてしまう。
県は嶺北の開発ばかり優先に進め、嶺南は原発マネーに頼ってきた・・・それがこれまでの福井県の姿。
それに負けないように!って小浜や大飯、高浜でも若い人たちが連携して町を変えよう!っていう努力をしています。
三方でもそういう考えを持った人はいるのですが、三方は原発が無いので町に大きな事を始める予算も無く・・・そう思って僕が美浜で新規事業を立ち上げて、三方の方々と協力し合えば、いずれ大飯・高浜や小浜とも連携が取れるようになり、観光としての若狭は活気づいてくるかな?という気の遠くなるようなプロセスを着実にこなしていきたいと思っています。
そんな思惑を持った僕が、この若狭でどんな風に若狭の魅力を他府県から訪れるお客様方に伝える事ができるのか・・・
それを体験して頂く・・・それが今回のツアーのコンセプトです。
11月09日(土)10:00
三方五湖は水月湖にある『湖上館パムコ』に到着。
カヤックの前にインストラクターさんから準備の説明がありました。
今回のインストラクターは日下さん、アシスタントインストラクターに岡本さんがついてくれました。
ここのインストラクターさんはスペシャリストの集まりなので、誰に担当して頂いても安心してガイドをお任せできます。
ちなみに今回担当の日下さんは、『ウルトラトレイル・デュ・モンブラン』というモンブランを一周するトレイルランを完走した事もある、いわば山のスペシャリスト!
トランスジャパンアルプスレースに出場する選手とも交流があったり・・・とにかく半端ない。
しかも趣味はサーフィンなので、海の遊びも任せろ!っていうオールマイティなインストラクターさんです。
特に日下さんの素晴らしいところは声!
ワイルドな見た目とは違って、優しくて深みのある声で丁寧にガイドをして下さいます。
当店のお客様であるI藤様と、声もしゃべり方もそっくりなので、聞き慣れている人にとっては馴染みがあるというか、なぜだかとっても安心できます。
駐車場でみんな広がって、パドルの持ち方と扱い方をレクチャーして頂きます。
アキラ君はカヤック経験者だそうです。
正確には『カヤック体験中に意地悪な友達にひっくり返されて溺れそうになった経験』らしいのですが・・・(笑)
T様はジーパンですが大丈夫なんでしょうか?
しかも履き替えのズボンとか持って来ていないとかって・・・
日頃から僕の運転する車には怖いから乗りたくない!とか、今回も僕と一緒のカヤックには乗りたくないとか、まるで僕を『乱暴な運転をするスピード狂』みたいに恐れて避ける慎重派なのかと思えば・・・
時々豪快な性格が見え隠れする不思議なお方です。
この日の午前中は風もなく・・・
レイククルーズ観光船の波が無ければ・・・
『逆さ・・・』みたいな写真が余裕で撮れそうな快晴でした!
カヤックに乗ります。
日下さんが支えてくれているので、安心して乗って下さい!
乗り込んだカヤックは、少し広がってパドリングの練習をしましょう!
次々にカヤックを進水させます。
カヤックが初めてのK様夫妻は期待半分と緊張半分。
皆さんパドリングに慣れるのが早くてビックリしました!
H様とF様は息の合った連係プレーができるのでしょうか?
等と心配したものの、H様の頑張りもあって想像以上に様になっています。
アキラ君とO様ペアは一番若手なので、元気が有り余っています。
K様夫妻にパドリングを教える余裕すらありました。
T様は岡本さんと一緒に乗ります。
僕とじゃないので安心して乗れますとおっしゃっていました。(笑)
直前までの悪天候の影響で、水月湖の水は硫化水素やプランクトンが混ざって水深1m以下が濁っている状態でしたが、遠目に見れば鏡面で美しい!
アキラ君・・・はしゃぎすぎ。(苦笑)
そうです。
パムコからここまで湖岸の狭い道を、あの車2台で移動してきました。
時間や人数などで、スタート地点やコースは若干変わります。
あとは日下さんと岡本さんのカヤックが準備できれば、カヤックツアーの始まりです!
それではガイドの日下さんを先頭にスタートしましょう!
次回お楽しみに!!
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