2019年12月6日金曜日

『若狭路モニタリングツアー』行ってきました!・・・その⑦・・・コーダーブルームの自転車でサイクリングツアー!


この千鳥苑のビール工場のある施設が、今後の新しい拠点となる場所です。

全員の自転車の空気圧を調整したところで、本日のサイクリングにあたっての注意事項を説明させて頂きました。

そして軽く全員でストレッチをしてからスタート!

僕はアキラ君も愛用している『ファーナSL2』で、普段もロードバイクに乗っているというH様とO様には名機『ファーナSL』を薦めました。

元ロード乗りだったK様には乗りやすくて癖が少ない『ファーナ700』を、普段レイル700を愛用しているT様には新ブランド『ネスト』のリミット2が乗りやすいだろうという事でお勧めしました。

今回はサイクリングなんてしたことも無いという、超初心者の方も参加して頂いているので・・・あえて何km走るとか、そういった事前情報を耳に入れない為に走行距離を計測していません!

むしろ参加者の調子を窺いながら、いつでもルートを修正するくらいの気持ちでいました。

そういった事情から峠越えになるようなルートは今回走らないように、可能な限りアップダウンの少ないルートを選択。

まずは国道27号線を美浜駅方面へ進む。

歴史好きなT様もおられたので国吉城址の話なんかもしたかったのですが、国吉城については僕自身がまだまだ勉強不足であったことから、簡単な紹介と資料館がある旨の説明だけで通過。

JR美浜駅から久々子海岸を抜けて、久々子湖と日本海を結ぶ早瀬の集落へ向かいます。


以前のブログでも紹介した早瀬川の信号です。

船の行き来を安全に見守る信号なんです。


最初は海側からの向きが青だったのですが・・・


赤に変わりました!

久々子湖の方から船が出るのかな?


そう思って待っていたのですが、特に船が来そうも無いので・・・

「日向湖に向かいましょう!」ってスタートした瞬間、漁船がまあまあのスピードで海に出て行きました。

もう少しカメラを構えて待っておけば良かったですね。(笑)

T様は祠やお地蔵様を見る度に一人で手を合わせに行っていました。

最初は不思議だったのですが、後に仕事の件を聞いて「ああ、納得!」となった次第です。

T様は思いの外・・・験担ぎとか神仏を信じる方だという事が判明しました。

そして現在休業中の三方五湖レークセンターの前を通過・・・

「店長!ここって営業していないんですか?」とT様。

「燃料代や、藻が絡まる度にスクリューやエンジンのメンテナンスにコストがかかるのですが、ところがそれに見合った十分な観光客数を維持できないから廃業しちゃったんですけど・・・でも今ここのジェット船を15億円で復活させる動きはあるみたいです。」

「15億もですか?」

「そうですね。そこまでお金をかけるんだったら、藻が絡まないウォータージェット(水流噴射)式のエンジンにすればいいんじゃないか?とは思うのですが、どうやら懲りずにスクリュー式を作るみたいで、それでちょっとその金額といい、そもそも公金って事もあって・・・現在もめているみたいです。」と説明。

実際そのお金があったら先にできる事はたくさんあります。

それをそういう『箱もの』に大金を使うって事は・・・ねぇ?わかるでしょ?

そう疑われても仕方がない事なので、ただでさえ原発マネーの件で疑惑満載の現状を考えると、町長にはもう少し冷静な公金の使い方を進めて頂きたい。

今船の事業を立て直しても、来客があるのは最初だけ。

すぐにまた赤字業績になる事は誰から見ても明らか。

駅前の住民を立ち退かせて道の駅を作る計画も然り。

そんなものは町全体の基礎を作って、継続して若狭へ訪れる観光客が、ちゃんと維持できるレベルになってから考えればいい提案であって、今はそこに大金を投入する長期的なメリットは一切ないと断言できます。

今既にあるハードを活かして、ソフト面をどう充実させるかが、今やるべき事なんです。

まあ僕のような『旅行業をかじった事がある』ってだけの余所者が、美浜で事業を立ち上げさせて頂くもので、役人さんとも仲良く協力できれば・・・とは当然思っていますけれども、『地域の為に!』って思うところのベクトルがなかなかシンクロし難いっていうのが現状です。

ちなみに僕は美浜町や若狭の地域を活性化させるために、役場が頑張ってくれるなら・・・町長がもっと現場を理解しようと歩み寄ってくれるのなら、原発については反対も賛成もしません!中立を貫きます。

そんな思惑が交錯している場所の一つが、ここレークセンターなんです。

楽しいモニタリングツアーのブログなので、こんなことはあまり書きたくはないのですが、僕が余所者だからこそハッキリと意見を言えるって事もあるので、町民の声を代表して書かせて頂きました。


そしてここは所変わって日向湖と海を結びつける橋の上です。


遠くに薄っすらと越前岬が見えています。

あそこを右に曲がると間も無く『呼鳥門』があります。

越前岬周辺は12月~4月の間、断崖絶壁の上に水仙の白い花が咲き乱れて、それは美しくなります。


留美さんは相変わらずトビの撮影に夢中!


間も無く日本海での漁から帰ってきたばかりの漁船が通過。


日向湖に入って行きました。

映画『釣りバカ日誌』でも出てきそうな光景です。

ここから日向湖を時計逆回りに周遊します。


しばらく漁村の建ち並ぶ道を進みます。

比較的に安全な道ではございますが、サイクリングは可能な限り隊列を乱さず1列で走りましょう!


K様がK夫人を隊列に戻るように声がけした模様。

さすがです!


釣りをしている人たちも多くて、挨拶しながら走って・・・少し日向湖の説明を・・・


それにしてもこの日も天候に恵まれました。


多少風が吹いて肌寒さもございましたが、日差しは暖かくて最高です!


情緒があって和みますね!


水も透明度が高くて綺麗です。


さらに進むと釣り堀が。

日向湖には大きな釣り堀が2ヶ所ございます。

ここは予約制らしいのですが、ものすごく賑わっています!


須磨の海釣り公園より情緒があっていいですね!


しかも結構釣れそうな感じです。


アキラ君の写真は日輪のような光が入って綺麗です。


暖かさを感じる写真ですね。

そして留美さんは・・・


相変わらずトビを撮影していました。(笑)


そして次の釣り堀です。

こちらも大勢の方が釣りをしにお越しでした。


駐車場の車を見ていると関西や愛知県も多いのですが、圧倒的に岐阜県のナンバーが多かったです。

確かに岐阜県は海の無い県なので気持ちは解るような気がします。


最初は日向湖を1周するルートを考えていましたが、思っていた以上に順調なペースで走ってきたので、半周ちょっと走ったところで・・・

レインボーラインの料金所前を横断して・・・


今向かっているのは、昨日カヤックで訪れた場所です。


来ました!シジミ養殖場のある浦見川の久々子湖側です。


水鳥がたくさん浮いていますが、昨日はあそこまでカヤックで来たんですよね。


こうやって違う目線から見るのも楽しいものです。


実際に自転車で走ってみて、全体の位置関係とか・・・頭の中で地図が繋がってきたとみなさんおっしゃっていました。



これから虹岳島荘の方まで行ってみたい気もしましたが、さすがにお昼ご飯の時間が押すとしんどいので・・・久々子湖を時計逆回りに美浜駅方面へ戻る事にしました。


そろそろトイレ休憩が必要なタイミングなので、次は『五胡の駅』を目指します!

そこで意外な味覚に出会うのでした。

次回お楽しみに!!

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