2019年12月31日火曜日

2019年を表す言葉は・・・そして来年の動き・・・

僕にとってこの1年は『虚無感』とか『空虚』という言葉がぴったりの1年でした。

確かに一つ一つの出来事や事柄の中では、楽しかったことや充実した事も数多くありました。

でも昨年(2018年)夏の時点で福井県の事業をサポートする形で飲食業を始めたいから、その案を出してくれ!ってお誘いで僕が中心になって事業計画と物件探しに奔走した新規事業は、昨年末の段階では「その前に若狭をどうにかする方が先なんじゃないか?」って話に切り替わり、その話に変更がかかる度に10年先までの事業計画書を何度も作り直しては現地に行って会議。

さらには現地の有力者を方々訪ねて新規事業の根回しをしたり、現地の事業主などが集まる勉強会に参加させて頂いて、現実的に現地の人たちがどんな思いで生活しているのか、これからの未来を見据えているのかを調査して歩いた一年でした。

大学の頃でさえここまで真剣に、現地調査に打ち込んだことが無いんじゃないか?って思えるくらい真剣に調査に打ち込んで・・・

この1年で本当に仕事抜きで休んだ!って思える日は、本日を含めて10日あったかな?っていうくらい働き通しの1年だった訳ですが・・・

結局新規事業は年内のスタートにはならず・・・

延びて延びて資金的に窮地に追い込まれたような状態です。

春までに具体的な話し合いができていたなら、僕は予算的にはゆとりを持って事業を開始で来ていたはずなので、それだけに今は苦しいし悔しい。

勿論人員確保の問題はあったので、これからも難題だらけではあるけれど、少しでも動かないと何も始まらない訳で・・・

先日ようやくその話し合いができて、来年3月までに準備を整えるという事でまとまったばかりです。

僕は生まれ育った環境上、「結果を出さなければ自分の居場所がなくなる。」と自分に言い聞かせて生きてきた経緯もあって、どこか他人に頼るとかっていうのは苦手にしてきました。

それが時として誤解を生むこともあったり、頼るのが下手だから不満や不安を溜め込み過ぎてコミュニケーションがギクシャクしたり・・・

自分でも不器用な人間だという自覚はあります。

そんな僕が今回の新規事業をするにあたって、ずっと尊敬していた方からの希望から取り組む決意に至った事もあり、ある意味大船に乗った気持ち(勿論僕の中では恩返しがしたい気持ちがあるので全てを委ねるとかではなく、何かあった時のバックアップになってもらえたら、以前の営業マンの頃のように攻めのビジネスをやれるような気持ち)でいましたが、それが自分の甘さだったと感じる出来事もありました。

今はどこも苦しい状況です。

僕は極力誰にも頼らずにベストを尽くすしかないという現実に、今立ち向かっています。

走行会の事で昨年からぽっかり空いていた心が、再び埋まる日が来るのでしょうか?

とりあえず仕事に真剣に向き合って、もう一度初心からやり直そう!というのが来年に向けての決意表明です。

登山は逃げではありません。

自転車もそうですが・・・遠くまで走ったら、また同じ距離を走らないと帰れませんよね?

でもその気になればタクシーなり、鉄道なりで帰る事もできる。

家族や友人に車で迎えに来てもらう事もできる。

ところが登山はそうはいかない。

ヤバくなったら救助ヘリを呼べばいいかって?

それで300万円もの請求がかかるとしても呼びますか?

そもそもレスキュー隊も命懸けです。

いたずらに呼び出して活用できるものではありません。

どこまでも自己責任で完結させるのが登山です。

体調の変化や天候の変化、不慮の事故・・・

何が起こるか判らないし、道に迷って進むことも戻る事もできなくなる恐怖だってあります。

そんな状況に身を委ねる事を逃げだとは思って欲しくありません。

いつも「ここで死ぬようなら俺はそこまでの人間なんだ。」って覚悟で山と向き合っています。

そうやって自分自身と戦って・・・仕事への気持ちへ切り替えて今は生きています。

来年は『庚の子(かのえのね)』という事で、新しい挑戦が報われる運勢の年です。

何とかその流れを作るように頑張りたいと思いますので。

当店を応援して下さるお客様方・・・変わらず御愛顧の程宜しくお願い申し上げます!

そして僕は一時的!?に福井県民になる予定ですが、決して神戸のお店を放棄する気はないのでご心配なさらないよう併せてお願い申し上げます。

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