2014年12月13日土曜日

中部・北陸サイクリング~その5~金沢兼六園までの道程・・・

朝は6:30起床。

食事は7:00からになります。

皆さん本当はもっと寝ていたかった事でしょう。

そして僕の体調が良くない事もなぜか皆さんにはバレていて・・・

「店長、顔赤くないですか?」

「赤くなってますか?ちょっと微熱でもあるのかなぁ~。まあ走れば治りますよ!」

とは言ったものの、実際のところ11月24日(祝)までには症状が悪くて、一度咳き込むと止まらない感じで。

そういえばやたら咳や鼻水が酷い人がいたのでうつったのかな?(笑)

なので25日(火)の定休日も半日寝込んでて、この週はほぼ毎日38度以上の熱がありました。



「さあさあ朝ごはんをしっかり食べて頑張って走りましょう!」


そうです。僕は食欲がある以上は熱があろうが何があろうが「俺は走れる!」って思っていますので、微塵も気にしてないです。

それに僕が北陸にいる間、店を任せている留美さんも相当大変なはず。

どうもこの2日間、H江様やH川様、Y崎様3号にマサやん等、多くのメンバーさんが、僕のいないお店を活気付けようと朝から晩まで、留美さんと一緒に盛り上げてくれていたそうです。

本当にありがとうございます!

そんなふうに助けてくれる方々の為にも、僕は中途半端な事はできません。



実はこの日、僕にはある課題が課せられていました。

僕のジタンがしばらく使えないこともあって、Y崎様3号がもう1台所有しているスチールフレームのロードバイクを貸して下さったんですよ。

その後ラピエール・ゼリウスの試乗車が来たので、2台体制となったのですが、せっかくのご好意なので、Y崎様3号のスチールバイクの性質や性能を検証する約束になっていたのです。

これも例の『A・N・DESIGN』なんですけど・・・

重量も約12kgあるのですが、乗ってみたら意外にも乗り心地が良くて気持ちいいんですよ。

なので、実際にロングで検証して欲しいって依頼だったんですね。



8時には出発の予定でしたが、ちょっとチェックアウトでもたついて・・・スタート時間をだいぶ押してしまいました。

しかしこの日はメンバーも疲れが溜まって山岳は勘弁してくれ!との話でしたので、元々初心者コースにしていたルートで兼六園を目指す事に!

ちなみにY崎様2号は「今日は走れそうもないので、私はサポートカーをします!」って事で、ジュークで出動。

それもあって、9時頃のスタートでしたが、兼六園へはほぼ予定通りに着くだろうと予想。

山がなければA部様もかなり速い方なので、ペースを少々早めても大丈夫という見込みでした。

そう、この3名ならこの日のスケジュールは難なくこなせるだろう!

という具合に高を括ってしまった事で、後に度重なる軌道修正で自らの首を絞めてしまう事になるとは、この時点でまだ思いも寄らなかった(苦笑)

まず出発して間も無くハッとする。

「これって自転車でも走れたよね?」

国道8号線バイパスである。

何だか自動車の交通量が多くて走りにくそうに感じた事と、先にも述べたとおり軌道修正の出来る布陣だったので・・・

「まあノンビリ行きましょう!」って、国道8号線と木場潟の間に拡がる住宅街を抜ける路地を走り続ける。

国道360号線に出てからは東へ進み、再び8号線バイパスと交差。

間も無く左折してようやく県道22号線に合流!

ここからは予定通りのルートとなる。

ここは加賀産業開発道路って通称となっていますが、主に地元の生活道路として活躍している感じの道路です。


しかし想像以上にアップダウンが多い。

惰力を活かして一気に上りきれる程度・・・ではあるけれど、余りに何度もこのパターンが続くとA部様の事が心配になる。

完全なインターバルトレーニング状態ですわ。

「これはマサやんが参加していたら喜びそうなコースですね。っていうかA部さん大丈夫ですか?」

「今のところは。でもさっきの時速40km以上を維持して走られた区間(国道360号線)は、正直きつかったです。」

なるほど・・・A部様は時速40km以上のスピードを長時間維持しなければ走れる・・・と僕の頭のメモリーにインプット。


「まあ今日は日曜日ですけど、第48回走行会って事でいいんじゃないでしょうか?」

「そうですねぇ。これは完全に走行会のペースですよね。」

そんな時だった。

パン!プシュ~ッ!

「マジか?」

「どうしたんですか?」

「パンクで~す。」

能美市徳山町は青山交差点の手前でした。

サポートカーがあったので出来るだけ装備を身軽にしていましたが、本当にY崎様2号がサポートカーを務めてくれて助かりました。

急いでホイールを外して、チューブを抜き出す!

そしてフロアポンプでチューブに空気を入れ、パンク箇所を確認する。

「やっぱり何かを踏んだ訳ではない!リムテープ側に問題がありそう。」


「なるほど。リムテープに穴が空いていた。ニップルホールにバリがあって、そこでリムテープごとチューブが攻撃されたみたい。」

とりあえず時間が勿体無いので、リムテープ側と、チューブの穴開き箇所にパナレーサーのシールタイプのパッチを貼り付ける。

とりあえずの応急処置にはなるだろう。

皆さんも作業を手伝ってくれたので、あっと言う間に終わりすぐに出発。

ところが青山交差点を渡ったところで振り返っても、K南様とサポートカーが来ないのである。

仕方がないので反対車線へ渡ったところのローソンへ・・・

次にコンビニを見たらトイレ休憩!って打ち合わせだったので。

ところがトイレは先客が大に長引いてなかなか出て来ない。

「これは出てきたところで、しばらくはエキサイティングな香りが漂って、入れたものじゃないだろうな。」って感じたので、A部様と青山交差点に出来たばかりのセブンイレブンに向かう。

するとY崎様2号から電話が・・・

「あの・・・K南さんがトラブルです。」

「えっ?まさか今度はK南さんがパンク?」

「いえ、※%Φ&☆$£#★です!」

「え~っ!※%Φ&☆$£#★ですか?」

まさかの『首洗い井戸』の呪いが、こんなところで何も悪くないK南様の身に降りかかるなんて!

これは一大事です。

しかし『※%Φ&☆$£#★』の件については、これ以上多くを語れません。

どうしても何があったか知りたい方は、郡上八幡城の首洗い井戸の屋根を見に行けば、K南様の名誉の為にもここに書けない理由が解ります。

結局僕は我慢できずに(笑)ここまで書いてしまいましたが、もうこの件については明言しません。



それでは一度頭をリセットして!

4人でセブンイレブンを出発して間も無く・・・

「あれ?マジかよ・・・もう空気が抜けてるわ。」

どうやら元々チューブに着いていたゴムのワックスが効き過ぎて、パッチの糊が負けてしまった模様。

止むを得ずチューブをチェンジ!5分で作業完了!!

しかしなんだかんだで30分のロスが発生してしまいました。

これで予定通りに行程を進められるのだろうか?


次回『到着!久々の金沢兼六園・・・』の巻です。

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