2014年12月19日金曜日

第49回『TEAM EURO』走行会!・・・新しい言葉が生まれました!『モー詐欺。』

まず・・・第48回走行会については、中部・北陸サイクリングで実質行なった理屈でお願い致します。

11月30日(日)は留美さんと御三家のメンバー(H江様、H川様、Y崎様3号)に加えて、マサやん、Y田君、N様2号の7名でポタリングをしたそうで、トレボンへ行き、その後個々に走りに行ったそうです。

その際のH川様の走ったルートが上り三昧だったと報告が上っています。(笑)

そんな話を聞いたら今回も上りを・・・

それも出来ればゼリウスの破壊力を試す意味でも、是非再度ドライブウェイを走りたかったのですが・・・

「寒い!あ~っ!寒過ぎる!」

12月 6日(土)の走行会。

寒過ぎて参加者が少ない!

実際12月はこの週以降、本格的に寒くなってきました。

参加者は僕とH川様とマサやんのみ!

Y崎様3号が冷やかしがてらに見送りに来てくれましたが・・・

急に寒くなると本当に走りたくなくなりますね。

とりあえず僕はゼリウスに乗ったものの・・・

「この寒さだと再度は厳しいですよね?」

「凍結している可能性もありますね。」

「じゃあ他のルート考えます。」

って、特に行くあてもなく出走する。

山手幹線をひたすら東へ・・・

岡本を過ぎたくらいで既にグロッキー。

「ああ・・・もう暖かいお店でモーニングでも食べて帰りたいなぁ~。」

ところが、僕の中では甲南山手の手前で地下トンネルを下って右折・・・をイメージしていたのですが、思いの他交通量が多くて車線変更できずに直進。

そうなると諦めるしかないのだが・・・

しかしそう開き直った瞬間、なんだか身体も温まってきて、ガンガン走りたい衝動に駆られ始める。

ところがH川様の動きがまだまだ重そうなので、ポタリングのつもりで阪急夙川駅前で左折。

甑岩通りを北上していくと・・・

「おっ!そういえば・・・」


こんな喫茶店がありましたね。

僕が始めて夙川~苦楽園~甲陽園の土地に執着するようになった頃、よく当時の自転車仲間と入ったお店です。

18年振りに入りました。(それ以降はスイーツに目覚めた事もあって、専らイートインのできるケーキ屋さん・・・主に今は無くなったPOWDERとか、あとツマガリなんかに行きつけるようになってしまったので、夙川周辺で普通の喫茶店に入る事がなくなっていたんですね)

しかしここ『こしき珈琲店』の中はレンガの壁に暖炉まであって、一度入ったら出たくなくなるようなお店なんです。

モーニングを頼んで、ホッと一息。

マサやんはもう完全に寛ぎモードに入っていましたが・・・

「さあそろそろ行きましょうか!」

「これからどこを走って帰るんですか?」

そうです・・・

モーニングをしたせいで帰る気満々モードになっていたんですね。(笑)

「そうやねぇ~。前にNさん(2号)が死にかけた所を走りましょうか?」

「Nさんが死にかけたって?坂道っすか?」

「ん?まあ行けば判る感じ。」

「マジッすか?Nさんが死にかけるくらい強烈な上りなんてダメでしょ?」

「えっ?なんで?」

「いや、モーニングを食べて油断させておきながら、それはないっすわ!」

「十分温まっていい感じでしょ?」

「いやいや、前回もこのパターンじゃなかったですか?」

「先週は岐阜にいたから知らな~い!」

「うわっ!鬼でしょ?っていうか世間ではこれを何て言うか知ってますか?」

「えっ?何て言うの?」

「詐欺ですよ詐欺!モーニング詐欺!」

「なるほど、じゃあ俺はモーニング詐欺師か?略して『モー詐欺。』って句点も付けて商標も作らなあかんね?」

「いやいや何を開き直っているんですか。恐い人やわ~。」

「まあまあ!ノンビリ行けばいいやん!」

って苦楽園の坂道を上り始める。


確かにここの坂道は苦楽園一番町から二番町までの急な上りが終わって、坂道が緩くなって安心した瞬間に、今度は五番町までの急な上りが現れる、二段構えの激坂だ。

これを時速40kmオーバーで一気にアタックを仕掛けたN様2号が、一段階の坂が終わって次の坂道が見えた瞬間に心が折れたのは言うまでもない。

しかし今回はそれより更に上の、そのまた更に上まで上ろうとしているので、ペースを抑えていくのは当然の事。

さすがに苦楽園五番町のバス停を過ぎ、交番前を右折する頃には、最初は上まで上るなんて嫌だ!って言っていたマサやんも・・・

「ここまで来たら行くっきゃないでしょ?」

やはり若い人は元気ですね!

そうは言ってもH川様も、それほど大きく遅れる事無くちゃんとついて来ています。

苦楽園三番町を西側へ上り、左折・・・そして右折。

「さあどうだ!」

「うわっ!マジッすかこれ?」

散々10%以上の坂道を上ってから、更にジェットコースターのような坂道を、ただひたすら真っ直ぐ上っていきます。

横を並んで走るマサやんが・・・

「現在14%・・・」

「そんなにここって緩かったっけ?」

「サイクルコンピューターではそう出てます。」

「じゃあ・・・ここからは?」

「うわっ・・・ははは・・・20%越えてま~す。」

「そうかここでも20%程度なんや?」

「いや、それだけあったら十分でしょ?」

実際坂道がきつ過ぎて僕は前輪が4回浮きました。

後ろのH川様の事も考えて、わざと蛇行して走り、こうすれば少しは楽に走れますよ!って示して上る。

直線の激坂ポイントを終え、最後の九十九折へ、

そしてここに来てマサやんがアタック。

でもいつもほどの切れ味は無い!

なので「まあいっか~!」って、僕はあくまでマイペースで楽に上る。

そしたら・・・

「ダメじゃないですか!言い出しっぺの店長が僕に抜かれてちゃ!」って、マサやんに怒られてしまいました(笑)

「このあと帰ったら仕事があるから許してな!」(笑)


街が小さく見えるこんな所まで上りました。

苦楽園四番町の一番ピークです。


H川様もよくぞ足を着くことなく上り切りました!


これだけの眺望が拝めるなら、走ってみる価値はあるでしょ?


まあ逆光のせいでなかなか綺麗に撮影できませんが・・・


西側を撮るとホラッ!

空は澄んだ青でしょ?

お二人に下山しましょう!って声を掛けようと思い、ふと北側斜面を見たら・・・


なんと水仙が咲いているではありませんか!

普通は12月下旬~4月上旬までの花なのですが・・・

少し早過ぎませんか?

なんだか今シーズンがやたら冷え込むんじゃないかという、余計な不安に駆られてしまいました。


帰りは六麓荘~芦屋山手~と抜けて、芦屋川沿いに下山。

山手幹線を突っ走り、開店3分前に帰着しました!

初めて高級住宅地を走り抜けたマサやんは・・・

「ああいう大きな屋敷とか見て、ここに住んでいる人はきっとものすごく頑張ったから、こんなところに住めるんだろうなぁ~。って、そう考えると自分も頑張らないとあかんなぁ~!って、ポジティブな気持ちになれるんですよね!」

素晴らしい!

僕も19~21歳の頃そう感じて、そこを目標に生きてきて今日に至っています。

だから今後もみんなでポジティブに頑張りましょう!

0 件のコメント:

コメントを投稿