2017年2月6日月曜日

第3回しまなみ海道サイクリング~その4~美味い店との出会い!そして久々の激怒・・・

 
多々羅大橋に上って大三島を振り返ります。
 
今回は上りませんでしたが、そろそろまた鷲ケ頭山の山頂に上ってみたいなぁ。
 
それにしても女性陣にはそろそろ疲れが見え始めてきました。
 
まあいつの間にか時間が14:25なので、いい加減空腹に耐えられない感じです。
 


急いで多々羅大橋を渡りましょう!

そして生口島で美味しい海の幸を頂きましょう!

今回の予定では、生口島の『しま一』さんでタコやアナゴの料理が食べたい!っていう要望がありまして・・・

ちなみに1年前には大山祇神社前の『大漁』さんに入ったのですが、さんざん並んで待たされた割に、「う~ん・・・。」な感じだったのと、サイドメニューやら何やらついでに注文していたら、結局コストパフォーマンスも何もあったものじゃない!って結論に至って、今回はスルーしていました。

尚、書き忘れていましたが・・・『大漁』さんのすぐご近所にある『村上井盛堂』さんで頂いた神島まんじゅうは美味しかったです。

ただ空腹状態で甘いものを食べたおかげで、尚更の事・・・身体が塩分を欲している!

そんな状態に陥っている訳ですよ・・・全員。


なので、生口島のみかん畑に実ったみかんを見ても・・・

「今欲しいのはそれじゃない~!」って感じでして・・・

イライラ度が増してくるんですね、こういう極限状態では。

そんな空腹状態にあって、生口島についてからは、追い越しをかける際に声も掛けないライダーに対して、かなり怒りながら走っていました。

元気よく挨拶してくれるグループもいるっていうのに、僕が車いすライダーに「右から行きま~す!お先です~!」って声を掛けて抜こうとすると、更に僕の右側から被せる様に追い抜いたライダーがいて、車がいなかったから良かったようなものを、いくらなんでも公道で2重追い越しなんて強引で乱暴な抜き方じゃないのか?

「チームSKYのジャージを着ているくらいで、何を調子に乗ってんねん!」って、つい追いかけたくなるも、うちのメンバーを置いていくのもあれなので我慢・・・。

しかし結局その仲間と思われるライダーが2人、やはり声掛けも挨拶もなく、自身の力を見せつけるような走り方でぶち抜いて行くもので、とうとう僕の堪忍袋の緒も切れて追走。

サンセットビーチから瀬戸田港前交差点まで追い回して、「おい!お前らが速いかどうかなんてどうでもええねん!危ない走り方しとんとちゃうぞ!」って抗議をしたのですが・・・

これが見事にガン無視!

完全に聞こえないふりをされてしまう。

「こら~!聞いとんのか~!」

僕はみんなが道に迷ったらいけないので、この交差点より先には行けず、悔しいながらもその3人を見送るしかできなかった。

3分程してみんなが追い付いてきた。

僕が悔しい胸の内を話すと、みんなも危ない思いをしたそうで、「あんな連中はダメですよ!」って意見が一致した。

僕は何より・・・いずれしまなみ海道を自転車で走れなくなるんじゃないか?とそれを懸念する。

ライダーは自分(個人)が楽しく、気持ちよく走れたらそれでいいのか?

しまなみ海道は地元住民の多大なる協力があって初めて、サイクリングの聖地として君臨しているのであり、走る人々はもっと感謝の気持ちと謙虚な姿勢を持つべきだと僕は思っている。

そして健常者ばかりでは無く、障害者の方だって健康の為に走っているのである。

観光客だって多く訪れる。

誰もが譲り合って助け合って、気持ちの良い環境を守らないで、それでいて地元住民に対して誠意を示せるのか?

今後もこのサイクリングの聖地を守って、誰もが事故やトラブルも無く、楽しく走れるようにする為には、一人一人のライダーがそういった意識を自覚する必要がある事を、僕は強く訴えたい!

怒りに震える気持ちを抑えて再び走り出す。




その後瀬戸田の町中を抜けて『しま一』さんに着いたら・・・


「本日はもう材料もなくなったので店じまいです~。」

「ま、マジかぁ~。はぁ・・・すみません!また次回改めます~。」

という訳で、スーパー空腹状態なのに困った事になってしまいました。(汗)

『瀬戸田すいぐん丸』さんまで戻れば、ちょうど昼時の団体客もいなくなって空いていたとは思うのですが、今回は予約を入れてないし・・・

そう思ったらミワさんが「向かいのお店、ランチもできそうよ!」って教えてくれて。


急遽お向かいの『ぷえんて』さんに入る事になりました。

14:50ですが、何とかギリギリランチタイムを設けて下さっていました。


タコピラフにしようか迷いましたが、結局注文したのはこの『アサリとタコのスパゲティ』!

これがまた白ワインが効いていて絶品だったんですよ!

コーヒーもすごく美味しかったと記憶しています。

船内のキャビンのような店内は広くて、ソファでくつろいでいたら走る気力も無くなるほどリラックスしてしまいました。(笑)

15:55・・・慌てて出発。


生口大橋を渡って因島ですが・・・

さすがにこの時間だと『はっさく屋』さんも大福が完売で店じまい・・・だろうな。(汗)


女性陣もよく頑張っています。

既にこの日の走行距離は100kmを超えています!

そして因島でも車道いっぱいに広がって、まるでレースでもやっているような気分で走っている6名ほどのグループと遭遇。

またしてもそのうちの3名ほどが『チームSKY』のジャージをまとっている。

そんなジャージを着ていたら気持ちが逸るのも解らなくはない。

しかしなぁ~。

ここは公道だよ?君たちにマナーやモラルって言葉は通じないの?

せっかく美味しいものを食べてさっきの嫌な事を忘れていたのに・・・

ああ、イライラする。

ただでさえイライラしているのに、今度は因島大橋の上り口に差し掛かったところで、地元のヤンキーらしき若者が、バイクで後ろに彼女を乗せて蛇行しながら僕らや他のサイクリストたちを威嚇するようにアクセルを吹かす!

すごい爆音でみんなビックリ!

「やかましい!降りろてめぇ~!」

僕の怒りが頂点に達していました。

周りに誰もいなかったら躊躇なくバイクに蹴りを入れていたかも知れません。

殺気!殺気!殺気!

精神衛生上よろしくない状態でした。

でもみんなが一生懸命走っている姿を見て必死に飲み込む。


向島に渡って三日月が昇る夕焼けを見て、少し穏やかな気分に戻りました。


向島運航より尾道へ渡ります。

すると女子高生たちに紛れてノラ犬君が一緒に渡船に乗り込んできました。

渡船のおばちゃんとの絡みを見ていると、どうやら日常の風景なんでしょう。

心が和みます。

せっかくしまなみに来たんだから、やはりこうでなくっちゃ!


しかしすっかりと夕暮れになってしまいました。


明るい時間に尾道に着いたらH川様の為に猫探しの散歩に行くつもりだったのになぁ~。

また改めて尾道をゆっくり散策できるプランを考えます!


みなさんやっと初日のゴールが見えてきてホッとしていました。


向こうに翌日の朝に乗る予定の福本渡船の船が走っています。


更に向こうには新尾道大橋が・・・

1年前の2日目は2手に分かれて宿泊したメンバーが、あの橋の下で合流してスタートしたんですよね!

懐かしい!

さて宿に着くまではまだまだ気が抜けません。

では次回初日ラストお楽しみに!

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