2015年12月16日水曜日

11月21日(土)&28日(土)走行会・・・無理は禁物!

両日ともに空港島で53T(50T)×15Tにギアを縛ってローテーション。

ギアを縛るとどんなトレーニング効果が得られるか・・・って話になりますが。

単純に踏み出しが重くてしんどいって事が脚力(トルク)向上につながるとか・・・

そんな理由だけでやるようなトレーニングではありません。

確かに上り坂でギアを縛るのは、そういう意味合いの内容が理由の大半を占めるでしょう。

しかし本来の目的はペダリングのスキルを向上させる理由の方が大切なんです。

一緒に走っているメンバーが、ほぼ同じギアで揃えていたなら、ケイデンス(回転数)を揃えるだけで同じペースで走る事が出来る。

解りやすく言えば『足並みを揃える』って事。

それで各々の力量差や、調子を見ることができるっていうのもありますし、下手に変速を多用して回転数を急激に変化させると、それで脈が上がって疲労に繋がる場合もあるので・・・

根本的にペダリングを極めるところに、自転車競技の真髄があると言っても過言ではありません。

スラムダンクというバスケットボールの漫画で「リバウンドを制する者はゲームを制す。」という名言がありましたが、自転車競技においてそれは「ペダリング」なんですね。

車と同じで一定の回転数で変速をしていれば、それはそれで少ない負担で楽に走れるのですが、人のペースに合わせて無理している時なんかは、逆に呼吸や脈拍が不安定になりますし、回転数の事まで気にしてられなくなりますよね?

なので変速の技術を極める前に身につけないとならないのが『ペダルスキル』!

コーナーリングの立ち上がりとか、坂道とか、シーンによって感じる重さ(負担)が変わりますが、同じギアをどこまで使いこなして走るかが、自転車との一体感を感じる近道だったりするのです。

フレームも素材や形状によって特性が変わるので、ギアを縛ってフレームの性格を理解する走りに努めてみるのもいいと思います。

よもやロードバイクに乗っているような人に、自転車なんてどれも同じだなんて思っている人は少数派だと思いますが、フレームやホイールの組み合わせだけでも、自転車の乗り心地や乗り味なんていうものは、大幅に変わるものなので、乗り方に迷った時はギア縛り!

原点に帰る事で何かに気付く事ができます。

ヘアピンコーナーの立ち上がり等も、急激な速度の変化に対応できるトルクやペダリングが必要だったり、体力を温存しつつ、無駄な力を使わずにジワジワと加速するペダリングも身につけなければなりません。

ギアを縛ることでペダリングに集中できるんです。

なかなか良いトレーニングだと思いませんか?


ところで29日(土)はトミーさんが不調。

前週に鈴鹿のレースと高知のサイクリングをキャンセルしたのは、風邪で寝込んで・・・って話だったのですが、どうも15日(日)は鈴鹿にも高知にも行けなかった鬱憤を晴らすために、プレミア神戸の走行会に参加していたらしく、どうやらそのまま風邪をこじらせてしまった模様。

翌日29日(日)にはH川様やヒデさんらと、淡路島一周のサイクリングに行くって話になっていますが、空港島での走りを見ている限りではちょっと心配でした。



自転車も仕事も身体が資本ですので、あまり無理をなさらないように気をつけましょう!

そして僕も最近また体重が増加傾向で・・・ますます遅くなっているような。

大好きだったスプリントが・・・ますます嫌いになっていく・・・。

痩せたい。

冬場の夜間に予定しているオフトレ・・・一人だと折れそうなのでどなたかお付き合い下さい!(笑)

一応チャーリー君は、陸上トレーニングを一緒にしてくれるとか言ってくれているけど・・・

彼・・・家が北区なんだけど大丈夫なのだろうか?(笑)


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