2019年10月27日日曜日

8月中旬~下旬までの思い出・・・新製品タイヤのモニタリング × 登山靴新調 × 日常の色々


7月下旬に野口商会から発売された新製品のタイヤです!

チャオヤンタイヤ・・・中国のタイヤブランドで世界第10位のシェアを誇るそうです。

個人的には真っ黒のタイヤは味気ないので好きではないのですが、やはりゴムは黒の方が比較的耐久性が高い商品も多いので、長持ちさせるのであればこういうタイヤが良かったりする。

写真のバイパーですが・・・

見た目とは裏腹に軽量で、700×23Cで240gである。

定価は税込み2970円ですが、価格と軽さでパナレーサーのカテゴリーS2と比較しても互角の争いですが、雨の日のグリップはややバイパーに軍配が上がります。

お客様にも協力頂いてデータを取っていますが、2ヵ月半の使用でのデータとしては、センタートレッドのコンパウンドがミシュラン程柔らかくないからなのか、真ん中ばかり減って平らになってくる現象は、今のところ見られない。

距離は往復約10km程度、晴れた日の通勤で主に使用し、週末に多少サイクリングをしている事を考えると、現在で600~800kmは走っている事になりますが、確かにまだセンタートレッドは十分残っていました。

ミシュランのプロ4とかだと、800km程度の走行でセンタートレッドが摩耗して平らになっています。

価格帯が違うし使用用途が違うので、比較するのも野暮な話なのですが、このタイヤでレースも十分走れる事を考えると、普段のトレーニング用として十分な性能だな~という結論です。

僕の体重(80kg以上)でも3000kmくらいは使えそうな感じ?


そして僕自身が装着して現在モニタリングしているタイヤがこちらのフライフィッシュ。

700×23Cで重量は200gのレース用タイヤで、定価は税込み5500円。

耐パンク対策で強力なケブラーを内蔵しています。

価格と重量で言うところの競合商品はパナレーサーのレースLエボ3辺りになるかと思います。

耐パンク性能はレースLも申し分ない性能なのですが、フライフィッシュに軍配が上がる感じです。

重量はややレースLに軍配が・・・

肝心な走行性能ですが、あくまで僕が使っているレースLエボ3が700×20Cである事を踏まえての比較をすると、転がり抵抗はレースLの方が圧倒的に軽い。

グリップは食いつき方が違う感じは判るのですが、甲乙つけ難し・・・な感じです。

センタートレッドのコンパウンドはやや硬めなので、乗り心地もややゴツゴツしています。

ただ距離は長持ちしそうな感じです。

レースLエボ3が良すぎて比較にならないかと思っていたら、結構いい勝負しています。

使用用途によっては使い分けで両方使うのも有りです!


あとテレビラックを新しくしました。

CDやDVD、雑誌も増えてきたので、これで随分とスッキリしました。

センタースピーカーをラックの上に設置したら、まるでサラウンドスピーカーをつけたみたいに音響も良くなったので、トランスジャパンアルプスレースのDVDとか、迫力満点に観ることができます。


HAT神戸から見える夕焼け・・・

たまに幻想的に思える空を楽しめます。


これは朝4時20分頃に見た鍋蓋山。

実は夜通し山を歩かされて帰って来た時の写真です。

久々に師匠と一緒に深夜に有馬から魚屋道を登って、一軒茶屋~極楽茶屋で折り返し・・・

これまでの水害で道が崩れて通行止めになっているルートで下山。

真っ暗な中ヘッドランプも装着せずに歩くのが師匠と僕のルール。

でもさすがに岩場の辺りとか、ルートが一瞬判らなくて滑落するかと思いました。

それで下山して終わりかと思いきや、「東ちゃん!もう1本行っとこか?」って・・・。

で菊水山を出発し、ガスって前方が見えない鍋蓋山を歩かされて、ぐるっと鈴蘭台を大きく回って菊水山経由でゴール。

本来ならこれから走行会って時に何夜更かししてんねん!って話なんですけど。

山を歩きたくて心を病んでいたら、たまたま師匠から誘いの電話があったのでつい。

師匠とはお互い人生に行き詰って、今後の自分がどう生きるべきなのか?或いは死に場所って意識しないとダメなのか?っていう極限の心理状況で深夜の山道を歩いている時に、奇跡的に山の中でバッタリ出会ったという経緯から固い絆で結ばれております。

その時もお互いライトも持たずに歩いていたってところから、今でも二人で歩くときはライトなしで、夜間視力を駆使して歩くのですが。

それで時々命懸けみたいになってしまう事もしばしば・・・。

最近自転車がそうであるように、僕はだんだん無理をしなくなってしまった。

無理をしたらその後がしんどいし大変だから・・・なんだけど。

無難に生きるようになったら、自分がくだらない人間に思えてくるんですよね。


6時20分・・・1時間半だけ寝て、これから店に出勤します。

まだ少し鍋蓋山がガスっていますね。

生きている実感を味わえる瞬間ってなんだろう?

➀仕事が上手くいって皆の充実感に満ちた顔を見ながら、自身も次々にアイデアやモチベーションが溢れてくる時。

②一瞬のミスが命取りになる危機を乗り切った瞬間。

③あえてそういう危険の集まっているところに足を運んでいる瞬間。

④リスクはともかくそこに行かなければ観られない絶対的に美しい光景を見た瞬間。

⑤他人の温かみをとか気遣いを感じる感動的な瞬間。

最近はこの5つかなぁ?

28歳くらいまでは体力の限界まで追い込んで、更に気を失う寸前まで追い込んでいる時に何とも言えない充実感を感じることがあって、全力でスポーツをする事が楽しかったのだけど、何度かそれで健康診断の時に左室肥大を指摘されて、「貴方は心臓に大きな負担をかけるようなスポーツとかされていますか?もしそうであれば、今以上に無理をすると心臓がパンクして命に関わりますよ。」って忠告され、それ以来何をしようにも心のブレーキがかかるようになってしまった。

確かに当時は心臓に負担を掛けすぎていた為か、怒ったり興奮した瞬間に心臓に激痛が走って、しばらくの間呼吸もできなくなって、胸を押さえてうずくまるような事がありました。

それが心にブレーキがかかるようになった一番のきっかけ。

あの痛みは今思い出しても尋常じゃなかった。

でもギリギリで生きている感覚って『理屈では説明できない蜜の味』だったりするので、身体を限界まで追い込めなくなった今は、どうしても危険なことにチャレンジしたい気持ちになってしまう。


逆に命の尊さを深く考える機会も増えてきた。

今年は店内にペットのワンちゃんたち以外にも、スズメやヒヨドリ、イタチ、アゲハやトンボ、ヤモリなど、様々な生き物が出入りする出来事が多かった。

写真のアゲハは店内で自転車にしがみついていたのですが、力尽きそうになって床に落ちる。

僕が手のひらに乗せて網のところへ連れて行ったら、そこにしがみついてくれたんですけど・・・この日は風が強かったので踏ん張り切れずに落下。


もう飛び上がる力も残っていなくて地面をバタバタ・・・

見るに見かねてもう一度手のひらに乗せる。

その後強い風が吹いた瞬間に放すと、アゲハは上手く風に乗って舞い上がりました。

どこか人に踏まれたりしないような場所で最期を全うして欲しいなと願いました。


この日の夕焼けも綺麗でした。


その6日後・・・今度は黒いアゲハが店内で寛いでいました。

「誰からここが駆け込み寺だって聞いたの?」って聞きたくなる。


まあ店内にいた方が安全と言えば安全なんだけど、エサ・・・ないよ?

この子はしばらくしたら外に飛んでいきました。


これは出勤前の自宅玄関前・・・

ものすごく可愛らしいセミがいました。

多分ニイニイゼミだと思いますが、本当に小さくて可愛いんですよ。

捕まえて木のある所に連れて行きました。


とうとう手に入れちゃいました!


新しい登山靴です!


スポルティーバのボルダーXです!

槍穂高連峰や劔岳を歩くならこの靴が最強だ!といわれています。

北アルプスに行きたいだのなんだの言っていながら、新しいシューズを購入していないっていうのは、宝くじを買いもしないで「当たらないかなぁ~?」って寝言を言っているようなものなので、これで僕はいつでも北アルプスに行ける準備が整った。


そしてこれは大事件!

アキラ君が僕と同じTシャツを着て出勤してきたのであります。

一緒にユニクロでコラボTシャツを買いに行ったときに、僕がミホークのTシャツを買うのを見て、アキラ君もこっそり買ったことを知っていたので・・・

「おんなじTシャツを買うの?お揃いで仕事とかしたくないよ・・・俺。」って言ったら「僕は部屋着で使うから大丈夫ですよ~。」って答えていたのに・・・着てきやがった!

写真は「同じTシャツで横に立たれたら、俺たちまるで親子か兄弟か、メッチャ仲良しみたいに思われるやろ?何してんねん!」って怒っている図です。(笑)

もちろんスタッフ全員仲良しではあるので、実際にはTシャツが被ったくらいで本気で気にしたりはしていませんが・・・ちょっとしたネタですね。


これは翌日の暴風雨。

太平洋から東シナ海へ抜ける台風が連続した影響でしょうか。

2017年シーズンから本当に悪天候に泣くことが増えました。

やはり地球温暖化は確実に進行しているのでしょう。


政府やマスコミがあまり騒がなくなったので、「そういえば地球温暖化ってどうなったんだっけ?もう大丈夫なの?」的な風潮になっていますが、じゃあ大型台風の発生率が上がっているのはなぜでしょう?って誰も疑問に思ったりしないのでしょうか?

自然災害対策など課題がたくさんありますね。

そもそも自転車屋はこんな天気が増えると商売にならないので勘弁して欲しいです。(苦笑)


天気が回復したタイミングでまた若狭へ会議の為出張。

会議前のお昼ご飯で三方五湖のウナギを食べに寄り道をしました。


浜名湖で食べるよりは断然金額も安いのですが、それでもそこそこいい値段します。

個人的には上うな重にしたかったのですが、まずは基本から・・・ってことで並を注文!


ウナギはそこまで肉厚ではなかったのだけど、焼き方が上手!

これぞ蒲焼き!って思える食感と、まるでウスターソースのようにサラサラだけど、味のしっかりしたタレがマッチして美味しかったので、食べてみて良かったなぁ~。


旅行会社にいた頃から若狭との付き合いがあるにも関わらず、三方五湖で美味しいウナギが食べれることを知ったのはつい最近・・・。

K林様から聞かされるまで知らなかったんです。

その原因の一つとしては千鳥苑の社長がウナギ嫌いだった事が挙げられます(笑)

当時の僕の若狭についての情報源は、ほとんどが千鳥苑の発信によるものが多かったので、ちょっと頼り過ぎていたなぁ~と反省。

その千鳥苑で会議していたのですが・・・

社長から「おう東、お前・・・ウナギ食ってきたんやって?言うてくれたらワシの知っている美味しい店、紹介したったのに!」と言われ・・・

「いやいや、社長・・・ウナギが嫌いやって言うてはったやないですか?」

「おう、嫌いや。(笑)そやけど知り合いには美味しい店やっとる奴もおるからなぁ。」

「僕今まで若狭に地場産のウナギがある事すら知らなかったんですよ?そんな事を知っているんだったらもっと早く教えて下さいよ!」

「すまんすまん!そやけどなぁ、夜あの辺を車で走るやろ?街灯も無いから暗いやんけ?そしたらなぁ、浜松のトラックが停まっとったりすんねん・・・これが。」

「うわぁ~っ!夢を壊された~!でもそれって知らなかった事にせなあかん話でしょ?」

とまあ、とんでもなくグレーな話を聞かされてしまいました。

もちろん三方五湖ではちゃんとウナギが獲れます。

養殖もしています。

ただそんなに広い湖ではないので絶対数に限りがあります。

むやみやたらと乱獲はできませんから・・・国産のウナギだったら許してあげて下さい。


これはある昼下がりの八間蔵(うどん屋)での光景・・・アマガエルが窓にくっついています。

8月は本当に生き物や自然の風景に癒されることが多かったように思います。

うちの猫も実家の祖母とシンクロしているんじゃないのか?って思えるくらい、最近は極端に寂しがります。

家に帰るとまず、僕の行く手を阻むように寝転がって、相手をしろと催促をしてきます。

必ず30分以上は遊んであげないと泣き止まないというか・・・さすがにもう14歳なもので、かなり寂しん坊のおじいちゃんになっています。

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