2019年10月25日金曜日

8月上旬の思い出・・・岩壁 × フラストレーション × USJの天使


北アルプスへ行けないフラストレーションが限界に近付いている。

そんな中で、以前芦屋の荒地山にあるキャッスルウォールで出会ったオヤジさんの事を思い出す。

彼は懸垂下降の練習で3日に1回は荒地山に登っていた人なのですが、時々行くのが道場にある百丈岩だとも言っていた。

「百丈岩は、兵庫県じゃ間違いなく一番大きな岩壁だよ!」って・・・。

8月 5日(月)の定休日・・・ふと思い立って調べてみた。

60mの岩壁だって・・・

キャッスルウォールも相当大きかったけど、実質登った岩壁のみで言えば、高さは25m~30m程度だった。

百丈岩は倍以上の高さがあるし、キャッスルウォールのように休めるポイントは見当たらない。

正面のルートから登るのは狂気の沙汰である。


こんな画像を拾った。

正面からフリーで登ろうとしている?

シューズはスポルティーバのボルダーXだから、きっとこの方も劔岳や槍穂高連峰を好んで歩かれる人なんでしょう。

でもルートを確認し辛いし、ミスったら簡単に軌道修正できる風にも思えない。

ただただ無謀なチャレンジに思える。


一般登山道から登ることもできるらしい。


これは一般登山道から見た百丈岩・・・

ルートによってはフリーでも登れそうではある。


一番左の岩壁は斜面なので、この写真で分かる通り・・・恐らくフリーで登れます。

でも角度は70度くらいでしょうか?

きっと登る人にはほぼ垂直に感じる角度だと思います。

僕の見立てでは写真下を右に分岐して百丈岩の切れ目を登るルートも、フリーで行けそうだと思います。


ちなみに左の斜面でさえ、通常は懸垂下降・・・ザイル無しでは危なくて登れません!って感じですね。

早速現地へ下見に行こう!って思ったので、車で道場まで向かいました。

ちょっと入り組んだ集落の先にあるお茶屋さんが目印です。


時間は16時20分・・・

もはや入山する時間ではない。

でも取り付きの場所くらいは探っておきたいので、茶屋のご主人に駐車場代を支払って山に入る。


茶屋の庭園の奥に入口があります。


鎌倉峡も素晴らしい沢歩きルートです。

ウォーターシューズがあれば是非歩いてみて下さい。


まもなく分岐です!

一般道は左手の階段を上って下さい。


僕は右手の沢沿いに進みます。


写真では判りにくいですが、既に周りは薄暗いです。

スズメバチやクマバチも飛んでくるのでドキドキします。

黒の半袖Tシャツを着てきた自分をバカだなぁ~って思いつつ、更に奥まで進みます。


どうやらここから登るっぽい感じです。


もう一か所登れそうなルートを見つけました。

ここから15~20m程登ったところに、あの百丈岩が現れる訳ですね!


さすがにもう山の中は世界が変わってしまうので、この日は下見だけで帰りました。

ここは17時以降は絶対に入りたくない山です。

理由は言葉では言い表せませんが、僕の直感です。

過去に何度も山で不思議な体験をしたことのある人だったら、何となく感じる特有の気配とか感覚っていうのがございます。

ここは午前中に出直した方が良い場所だと感じました。

茶屋のご主人が「下見だけだったら駐車料金はいらないから返すよ!」って親切に返金して下さいました。

「フリーで登るなんて言って来る人はまずいないけど、また登りに来る時は朝からおいでよ!」って気さくなご主人さんでした。

僕は山に入る時はいつも一礼してから入山します。

これは山に対する敬意もありますが、自分が無事に下山することを祈っての事です。

登山道に祠やお地蔵さんがあったら必ず手を合わせます。

過去にそのお陰で助けられた事や、守ってもらった事があるからです。

だから現在グレートトラバース3で日本全国に点在する300名山を一筆書きで、全て人力で歩いている田中陽希さんを見ていると、ものすごく親近感を感じてしまいます。

山や自然の脅威とか雄大さとかに対して、畏敬の念とか感謝の気持ちとか・・・そういうのがものすごく大切だと思うんですよ。




8月 6日(火)臨時休業してUSJに来ました。

この日じゃないとスケジュールを作れないお嬢さんがいまして・・・その為にお店の営業日を臨時休業にしてしまう・・・贅沢ですよね。

たまにはそういう思い切った休暇も必要なんじゃないか?と思ったので、スタッフ4人と中学生2人とで遊びに来ました。

まあ休暇とはいえ、仕事より疲れる覚悟で・・・(笑)


中学生の2人は河野さんにミニオングッズを買ってもらって大喜び。

どこまでもVIP待遇やなぁ~。


まずはハリーポッターのホグワーツ城でも行こう!って話になりまして・・・


やはり6人いますので、まずはみんなで楽しめるアトラクションから・・・という事ですね。


これはMちゃんのいたずらです。

河野さんがひんやりパッドを貼ろうとしている瞬間を・・・

こんな写真を掲載してしまったら僕も河野さんに怒られてしまいますが、アキラ君の強い希望で掲載。

あとで僕の分もしばかれて下さい。(笑)


アキラ君が巨大な水鉄砲を買うとか買わないとかでもたついていたので、ホグワーツ城は既に大渋滞!

50分くらいで済みましたが、外は暑いので・・・


中に入ってヒンヤリ・・・気持ちいい~っ!


アキラ君の水鉄砲・・・アトラクションに乗る度にスタッフさんに預けないといけないので、最後まで本当に邪魔そうでした。

なんで最初に買っちゃったんでしょうね?

この後フライングダイナソー組と、ジョーズ組に別れて・・・

お昼ご飯はジュラシックパークのレストランで『ワンピース』コラボメニュー。

本当はサンジのレストラン(バラティエ)で食べたかったんだけど、1ヵ月前には予約が埋まっていました。

中学生2人のスケジュールが決まってなかったので仕方がないですね!


僕とMちゃんが先にレストランに着いたので、みんなが集まるまで座席の確保がてら数学の勉強を教えてました。

食後はレストラン前の広場で『マイフレンドダイナソー』が始まりました。

遠目に見たらかなりリアルな恐竜に見えます。


「ん?あれは?ま・・・まさか天使?」


後でUSJのキャスト情報に詳しい留美さんに教えてもらったら、『ゆこちゃん』という人気のキャストさんらしいです。


恐竜の写真を撮りながら・・・「あれっ?さっきの天使さんは?」ってキョロキョロしてしまう。


この『マイフレンドダイナソー』は一日に数回開催されるみたいです。


「ああっ!いけない!天使さんにヴェロキラプトルが迫っている!」

だからってラプトルに飛び蹴りとかはしちゃダメですからね。(笑)


この時間は中学生2人の面倒を見る事を忘れ、恐竜たちに混ざって天使さんについて行きそうになっていました。(笑)

その後スパイダーマンとか、中学生2人の為に『進撃の巨人』を観に行ったりして・・・

でスペースファンタジーに乗るとか乗らないとかって話で、絶叫マシーンNGのMちゃんが離脱。

僕が保護者として一緒に残ることに。


待っている間ミニオンが街を歩いていました。


ミニオンってなぜ人気なんですかねぇ?


Mちゃんが撮影しているのは・・・


河野さんも好きだというオッドアイのボブ。

スマホの撮影画面のつながりが面白いですね。


こっからは水をぶっかけ合うパレードです!

もちろんかけられても平気です。


Mちゃんもハイテンションで楽しんでいました。


そしてスペースファンタジー組と合流。

近くで『ワンピースウォーターバトル』があるので移動。


ところが中学生2人はお手洗いに行きたいと、河野さんと一緒に離脱。

ここからおかしなことになる。

僕とアキラ君と留美さんでずっと待っていたが3人は戻ってこない。


しばらくして河野さんからメールが入り、ミニオンのアトラクションにいるとの事。

恐らく乗り物に乗りたいNちゃんの提案で河野さんがワガママを聞く形になったのでしょう。

ただそうなると僕ら3人はどうすればいいんだ?って話になるので、なんだかなぁ~って思いながらミニオンの方に向かう。

河野さんの話では45分待ちだそうなので、1時間も待てば出てくるだろう。

そう考えると我々3人はアトラクションに入って時間を潰すには中途半端なタイミングなので、とにかく1時間待ち続けるしかない。

グループで行動するときはこういう事があるので、バラバラになる場合も一度は集合して打ち合わせが必要。

ところがミニオンの3人は一向に出てこない。

思いのほか進行が悪かったのだろうか?

結局1時間半待ってようやく合流。

それなのにNちゃんの様子がおかしい。

かなり何かに対してご機嫌斜め・・・いやいや怒りたいのはむしろこっちなのだが。(苦笑)

後で聞いた話だと、等身大のリヴァイ兵長と写真を撮りたかったらしいのだが、この時点で僕はそんな話を聞いていないから、そんなものがあること自体知らない。

で知らないから、Mちゃんのリクエストでセーラームーンを観に6人で移動。

それから再びアミティエリアに移動しておやつタイム。

そろそろ『ワンピースプレミアショー』の時間なので、時間調整でした。

ここでNちゃんだけ中に入らないで外で立っている・・・なんで?

本人曰く晩ご飯のお金しか残っていないから、中に入るのは失礼なんじゃないか?との事だったらしいが・・・

それならそれで僕なりアキラ君なりが何かしら注文するんだから気にしなくていい。

むしろ外で立たせている方が気になってみんなが困ってしまう。

これもリヴァイ兵長と関わりのある行動なのだろうか?

だったら素直にそれを言ってくれていたら、ミニオンを待っている間にリヴァイ兵長のいる場所を探して案内してあげたのに!

そんなことを一切知らなかった僕は、急に不機嫌になったNちゃんに対して苛立ちを隠せなくなる。


そして複雑な気持ちのままプレミアショーの会場へ向かう。

当然6人分の席を購入しているので全員で移動。

予想通り『ワンピースプレミアショー』はルフィーとボンちゃんの友情と感動のエピソードにつながるオリジナルストーリーでした。

元々ワンピースに詳しくない河野さんも、CMでどんなキャラクターが登場するかは知っていて、更にボンちゃんの話は僕が教えていたので、ある程度の知識は事前に勉強してくれていました。

Nちゃんは最近色々なアニメにハマっているので以前ほどの熱は無さそうですが、一時ワンピースの単行本を買って読むくらいハマっていました。

Mちゃんはそこまでヘビーなファンではないけど、時々アニメで観ているので、多少の知識はあるらしい。


今回の『ワンピースプレミアショー』のスペシャルなところは、本編終了後のキャスト勢揃いのエンディングで撮影ができるようになったところ!

これまでは終始撮影禁止だったので、これはかなりスペシャルな取り計らいである。

人気のキャラが近くを通るだけでも嬉しくなるのに、撮影もできるなんて・・・

もちろん握手やハイタッチもできるので、通路側の座席を予約するのは鉄板である。

さすがにサボはサービス精神旺盛だが・・・


クールなキャラクターのトラファルガー・ローはハイタッチもしてくれない。(笑)


この人・・・ロブ・ルッチも例外なく戯言を好まない。(笑)


エースは当然サービス精神の塊ですが、人気が高いのであちこちからお呼びがかかって来てくれない!(涙)


キャプテン・キッドも馴れ合うようなことを嫌います。


そしてマゼラン看守長は触れると毒に侵されます。(ドクドク実の能力者)

仮に触りたくても触れない・・・というのが正しい表現でしょう。(苦笑)


なんだかんだで中学生たちも、実際にプレミアショーを観たら、しっかりしたストーリーとキャストの演技にとても感動したらしいので・・・まあみんなで観に来れて良かったかなぁ~って感じです。

アキラ君もずっと興奮していました。

帰りは神戸に戻ってから晩ご飯を食べて解散!

一日歩き回ったけど・・・楽しい時間をみんなで共有できて良かったです。

0 件のコメント:

コメントを投稿