2016年9月16日金曜日

8月 6日走行会・・・激坂を上った後の恐怖?

最近更新する暇が無いというか・・・

降っては晴れて・・・な天候が続き、営業時間中はパンク修理~空気入れ~パンク修理×3件同時~タイヤ交換~空気入れ~前後タイヤ交換~パンク修理~

と言った具合に、時間と手間ばかりでそれ程利益にならない(涙)日々が、嘘のように続いておりました。

本日の午後からようやく落ち着いたような・・・気がします。

やはり平日に入れる新しいスタッフを募集しないと、心と身体が持ちませんね。

客注の自転車を組立てたくても、パンク修理や合間に空気入れが立て続いて作業も出来ず・・・

更にお昼時に集中するので、お昼休憩どころか・・・ご飯を買いにも行けないまま、僕も留美さんも16時頃までフル稼働。

そして学校帰りの(夏休みは日中ほぼ)小学生たちの遊び相手・・・

お陰様で連日閉店後は燃え尽きて倒れそうになっています。

いつも身体のどこかしらが痛かったりだるかったり、筋肉痛の域を超えて身体が重い日々。

今夜はようやく愚痴が書けてちょっとスッキリしたかも!(笑)




 8月 6日(土)

この日は8名で出走!

S藤様が参加なので、坂道の強度は徐々に上げていく感じで・・・

まずは六甲ケーブルの駅までを、通常使わない神戸大学ルートで上る。

ここはまだ坂道が苦手だった時のK田様の練習コースだったそうです。

そして鶴甲を下って・・・高羽交差点を左折し、御影の変電所まで上る。

ここの上りは階段状になっているので、ところどころ脚休めは出来るものの、序盤の親和女子高の前辺りはかなりの激坂です。

大勢の学生さんというギャラリーがおられますので、どんなにきつくても地に足を着けてはいけないというプレッシャーがあり、尚更のこときつい区間です!


そして変電所前。

S藤様の到着を待っている間、M籏君とM田君が御影山手の壁を少しだけ下って上りました。

ここも最大で30%弱の傾斜なので、普通の人は自転車を押して歩くのさえ困難な上りです。

S藤様は坂道を上から覗き込んだ瞬間、「ひぃ~っ!まさかこれを下るとか言わないですよね?」

「そのまさかですけど・・・何か?」

「えぇ~っ!そんなの無理です。」

そうS藤様が言いかけた頃には、もう僕は下ってました。(笑)

まあスキー場の中上級コースを滑走するような斜面なので、気持ちは解からなくもありません。

無理せず慣れて下さい!!

H川様曰く、「S藤さんは下っている最中も、ハンドルのフラット部分を握っているので遅いんですよ。見ている側としても危なっかしいですね~。」との事でした。

そうなんです。

S藤様はロードバイク歴2年以上ではありますが、未だに補助ブレーキを手放せない若葉マークライダーなのです。



しかし補助ブレーキって本来、街乗りでフラット部分を握っている際に、咄嗟のブレーキができるというところにメリットがある代物であり・・・

ブレーキワイヤー(インナーケーブル)自体には、余計な抵抗を増やすなどのデメリットもあるので僕なんかは「とっとと取り払って下さい!」って、大抵のお客様には補助ブレーキに頼った運転をしないように勧めているのですが・・・。




そもそもS藤様は山や激坂の下りでそこを使用する訳で・・・

それって危険運転に値します。

両手をハンドル中央に絞った状態で、しかもブレーキを握る為に力を使って腕は突っ張っています。

それで果たしてS字カーブや複合カーブ、ましてヘアピンカーブを曲がれると思えますか?

相当大きく減速して、更にフラフラとする不安定な状態で、バランスを取りながらでないと曲がれません。

なぜならそんな姿勢で身体をカーブの内側へ、思い切って倒し込めるはずが無いからです。



そうなるとS藤様の後ろを走る人は、必要以上にブレーキを握らされてタイヤがロックしたり、コースラインも違うので接触して落車の可能性が増します。

更に後ろを走るバイクや車が、ライダーのテクニックやブレーキ量を読み違えた場合も追突の恐れが増します。



ちゃんと下ハン(ハンドルのドロップ部分)を握り、全身を使って加重移動ができるようになって貰わないと、恐ろしくて一緒に走れないっていうメンバーさんも出てきます。

これは早急に手を打っておきたい事案です。



そうは言いつつも、僕の指導スタイルは荒療治なので・・・

この後西岡本7丁目に向かいました。

ここの上りも15~16%くらいあって十分しんどいのですが、目的はその先にある『魔界』です。

K田様やI藤様もいますし、『魔界』にある究極の壁をご存じないというS本様も参加なさっていたので、つい遊び心で行ってしまいました。

魔界の壁は40%を超えています。

車でもホイールスピンしてしまう坂道です。

僕はS藤様が上って来れる限界を知っていたので、魔界の入り口を上った最初のS字カーブで待っていました。

その間、M籏君とM田君も初魔界だったので、是非30~37%の直線を300m進んだ先にある壁までチャレンジしてもらいました。

それをI藤様、K田様、S本様が追いかける。

H川様は僕と一緒に待機。(笑)

結果、M籏君とM田君曰く、「あれは道じゃありません。自転車で上る意味が解かりません。」との評価でした。

兵庫県内のあらゆる道を網羅しているはずのベテランS本様でさえ、「あんな強烈な坂道が存在していたなんて知りませんでした。」とのコメントでした。

それをみんなで走るから面白い!という話ですよ。

S藤様は魔界の入り口で既に自転車を押して上って来られましたが・・・

まあ入り口でさえ最大30%の箇所があるので致し方ありません。

次はいつここへ赴くかは判りませんが、次回はもっと楽しめるといいですね。

とりあえず下り坂を克服して下さい!


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