2018年7月20日金曜日

最近の暑さは異常ですね。

今日は久々に『ガツンとみかん』を食べました。
そうか・・・とうとうこのアイスも20周年なんかぁ~。 先日近所の中学生のお母さんが「いつも娘をありがとうございます。」と言って、うちのスタッフの為に持ってきてくれたアイスキャンディなんです。
いや~っ、本当に今年の夏は猛暑過ぎますね。 そう言えば僕が26歳の頃もこんな風に暑かった覚えがあります。 自転車選手になる為にヨーロッパへ留学するのを諦めて、4月から普通に就職して営業マンになった初めての夏。 思えばその夏が僕と『ガツンとみかん』が初めて出会った夏でした。 その頃の僕は基礎代謝が1850kcalと、体重が62kgって考えたら高かったものの、VO2MAXが平均90mℓ/kg/分って事もあり、エネルギー消費量が少なかったからなのか、スーツで歩き回ってもカッターシャツの襟周りが湿る程度しか汗をかかない体質でした。 当時飛び込み営業をしていた僕は、人と同じことをやっていても評価されない!って考えが強かったので、「まずは基本から学ぼう!」って回りくどいやり方がどうしても出来なくて、他の仲間のように失敗前提で飛び込み営業をする意味が解らず、いつもクレームの起こりにくい大穴ばかりを狙って勝負を仕掛けていたのです。
ところがクレームの起きにくい会社ほど入り込む難易度は高く、社会人の基本が出来上がっていない当時の僕が、そう簡単に交渉に持ち込むことが出来るわけもなく・・・ 結果を出せずに帰社する日々で・・・毎日のように専務に「また坊主で帰ってきたんかい?お前はポンコツか?」と罵られ、とうとう僕だけ営業車を貸してもらえなくなり・・・ その専務から「お前は明日からママチャリで営業に行ってこい!」と言われ、心の中で「いつかそんな偉そうな口をきけなくしてやるから見てやがれ!」と思いながらママチャリ営業を始めたのがちょうど17年前の今頃。
当時の会社は香櫨園にあったのですが、僕がママチャリで営業に行っていたのは宝塚や三田方面。
いつも西宮の建石筋を北上し、東六甲方面を途中まで上って、ハニー坂のある船坂の峠を越えて向こうまで行っていました。 ロードバイクであの坂道を走った事のある人なら、スーツ&革靴でママチャリ(しかも24インチのシングルギア)に乗ってあの峠を越える事が、どれ程ぶっ飛んでいるかは容易に判断できると思います。 当時はあまりの暑さからクールビズという文化が生まれた頃でしたが、スーツはサラリーマンの鎧甲だと考えていた僕は、着崩すのはおろかネクタイを外すなんて事すらも許せない性格でしたので、さすがにママチャリ営業を始めてからは汗をかくようになって・・・ 「このまま汗が引かなかったら営業なんてできねぇわ。」って思った時に助けてくれたのが、『ガツンとみかん』と『ガリガリ君』! この2つのアイスのお陰でスーツを汗でダメにする事もなく、そしてそんな必死な姿で営業をしていたお陰で、僕を気に入って話を聞いてくれる営業先も現れて、ようやく営業ノルマをこなせるようになったという、クソ暑かった夏の思い出。
『ガツンとみかん』を食べて初心に返る? いや、僕が初心に返るよりも、がむしゃらに仕事を頑張って結果を出すぞ!って若者が欲しいというのが今の望みです。(笑) 『最近の若い人』って表現は適切ではないけれど、怒られたり少しでも仕事に責任を持たされただけで逃げ出そうとする人が多いもので・・・ なんでこう「いまに見とれよ!」とか、「俺がこの会社を大きくしてやるんじゃ!」って気持ちになれる人が減ってしまったのか・・・ なんとも寂しい世の中になったものだと常々感じております。

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