2017年4月5日水曜日

自転車屋のモヤモヤ

自転車を買いたいからといって見に来られるのは大いに結構ですが、話しかけても放っておいてくれって空気を出されたりすると、実はこれって非常にがっかりするんですね。

買ってもらえそうもないからとか、そんな単純な話ではなく、店の敷地内にお客様と思しき人が入って来たなら、放っておけないじゃないですか?

逆に気づかない、或いは気づかないふりして作業に没頭していたら、それはそれでお客様的に「ここはなんて失礼なお店なんだ!」って思われるに違いありません。

そう思って必ず応対するんですけど、そういった時のお客様の反応が悪かったりすると、作業の手を止めて出てきた時間を返してくれって思える事もあったり・・・

そして相変わらず自転車の調子が悪いから持ってきた自転車なのに、修理代がかかると言ったら困った顔をされる方がまだいます。

いやいや、ボランティアじゃないんですから。

先日も「変速が最後まで入らないんです。」って自転車を持って来られた方・・・

要するに右に転んでディレーラーガードが内側に変形したので、リアディレーラーの可動域が制限されただけ・・・

ちょっとディレーラーガードを力技で引っ張れば直るレベルなんですが、一応手も汚れますし・・・

念の為に変速のテストや調整もするじゃないですか?

通常なら300~600円程度の修理代はせめて頂きたいのですよ。

それでも時々当店をご利用頂いているお客様なので、自転車はネットで購入したような自転車であっても、「今回の修理代はもう結構ですよ!」って言うつもりでいたのです。

ところが「どうもありがとうございました!」って帰って行かれまして・・・

「はぁ?せめて修理代の確認くらいしてくれよ!」ってガックリきてしまう。

僕らも人間ですから気持ちで動く部分が大いにあるんです。

「次からあの人には修理代金を正規の価格で請求しよう!」

そんな気持ちになってしまいますよね?

非常に残念で仕方ありません。

修理代をケチる人とか・・・

自転車専用の工具がどれだけ高価で、作業がどれだけ精度を求められるものなのか、店の立場になって考えてもらえないものかと、切に願います。

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