お待たせしました。
さすがに3ヶ月近くも時間が空くと、僕の記憶もあやふやになっていそうですが、頑張って思い出しつつ書いていきたいと思います!
とりあえず初日から出発するメンバーは、今回は余裕を持ってHAT神戸を車で出発し、直接大阪南港を目指しました。
夕食はフェリーに乗ってからでも、レストランがあるので問題ありません。
写真は大阪南港のフェリーターミナル内にあったポスターです。
丁度我々の走る1週間前の日程で開催されていたんですね。
しまなみ海道は度々イベントがあるので、本当にスケジュールに気をつけたいところです。
イベントと日程が被ったら、また宿泊場所が見つからなくて大変な事になるところでした。(笑)
それにしても歌舞伎調のイカしたポスターです!
今回のフェリーはサイクリングパックといった内容で、自転車持込代と2等寝台利用料に加え、朝食バイキング無料チケット付きのプランで申し込んでいました。
ただしこれは通常で言うところの往復割引ってものが適用されないので、ノンビリ朝食を食べている時間の無い人にはメリットがありません。
しかし今回の意図としては、これまで過去に利用していた2等指定だと、大広間で不特定多数の人たちと相部屋になるので、それよりは(セキュリティ的に)いいんじゃないの?って話だったのですが・・・
う~ん、そこには多大な誤解と思い違いがあって・・・
サイクリングパックってプラン名と、寝台室っていうくくりに対して、きっと我々の都合の良い解釈が合わさっただけだとは思いますが・・・
誰だ!寝台室は貸切だって言い出したのは?(笑)
メンバーには女性2名も含まれているので、貸切だと非常にありがたいのですが、実際にそういう訳ではなく、突然知らない男性がノックも無しに入って来たのである!
貸切だと思っていた我々は、特に寝台ベッドの番号は気にせずに乗ったのですが、丁度その男性が予約していたベッドには、既にH川様が寝ていて・・・
っていうか、仮に本来の場所に違う人が寝ていたとして、普通カーテンを乱暴に開いて中を覗いてから寝台室の扉を開けっ放しで出て行くとかありえないでしょ?
僕や女性陣は何事かと、すぐに顔を出したのに、何も言わずに出て行って、ロビーカウンターの船員にクレームを付けに行ったらしい!
船員からその話を頂いた際に、僕は「相部屋だったら最初からそう言ってくれよ!そんなん判りにくいわ!」って反論をしましたが・・・
っていうかノック無し、声掛け無しのドア開けっ放しをやらかした、その男性に対する怒りで少々キツイ態度を取ってしまいました。
ハッキリ言って寝台は寝台でグッスリ寝るには良いかも知れませんが、2等指定の大部屋の方が、空いているとき等は広々と空間が使えますし、実際のところ見渡しが良い分だけセキュリティにも優れているような感じでした。
ちなみに話は変わりますが、夕食は大衆食堂みたいに、あれこれ好きなものを選んで食べる事が出来るので、下手にファミレスなんかで食べてくるよりも楽しめました。
一眠りして夜中に目が覚めたので大浴場へ行く。
風呂上りに展望室でくつろいでいたら、またしても瀬戸大橋を潜るタイミングでした。
そこから一眠りして・・・
5:15に目が覚めました。
朝食は5:30~なので準備をしてレストランに向かう。
しかし既にレストランには長蛇の列が・・・
お座敷の席が空いていたので良かったのですが、食べ終わった後・・・
足が痺れてしばらく動けなくなりました。(笑)
結局トラックなどが殆ど出発していなくなるまで外に出れなかったので、出発は6:40となりました。
今回1日前に尾道を出発して今治に宿泊しているM山様と、今治~尾道までの片道だけ合流できたらいいね!って話になっているのですが、今回のメンバーで果たして来島海峡大橋のスタート地点に8:00までに到着できるでしょうか?
今回ヒデさんは大腿骨骨折後、半年以上を経て走行会に復帰したばかりですし、ミワさんは注文していたロードバイクの入荷が遅れていて、唯一のフラットバーロードでの参加。
しかもミワさんはこれまで1日に60km程度のサイクリングしか経験が無いので、2日間で250km走る今回のサイクリングで無事に完走できるのかどうか・・・誰よりも本人が一番心配していたと思います。
そのうえ港周辺の道は走りにくい箇所も多く、慣れないミワさんには緊張の連続だったはず。
そしてスタート間も無くコンビニでトイレ休憩。
しまなみ海道サイクリングを楽しみにしていただけに、皆さん喜びやら緊張やら・・・
フェリーで済ますのをすっかり忘れている人なんかは、コンビニでトイレってパターンになってしまいます。
ちょっとタイムロスにはなりますが、お陰様で朝日に照らされた石鎚山を望む時間が作れました。
丁度この日が現地受付で、翌日石鎚山でサイクリングイベントが行なわれる予定でした。
それはそれで興味はあったのですが、同じフェリーには石鎚山の参加者らしき人は見かけませんでした。
東予港から今治までのルートで一番の難所がここ。
ここの上りを上り切ったら間も無く今治市への看板が目に入ってくる。
交通量が多い上に道が狭く、比較的傾斜もきつめなので、早朝で身体が温まり切っていない時などはしんどいと感じるかも知れません。
ミワさんが元気良く上って来ます。
今年はLOOKのKG181に乗って参加している留美さんは、どうやら自転車に踏み負けている模様。
1998年のフレームとはいえ当時のフラッグシップモデルですから、女性の脚力では乗りこなすのは大変なのかも知れません。
ヒデさんとH川様に守られて何とか上ってきました。
調子に乗ってアウターを踏んで・・・「あ、ダメだこりゃ!」って思ったそうです。(笑)
良く判らないところでチャレンジ精神に火が付くみたいですね。
この先下って間も無く『道の駅 今治湯ノ浦温泉』があるのでトイレ休憩。
もちろん朝早いのでお店は一切開いていません。
ただトイレ休憩のみです。
いつもならこのまま国道196号線を真っ直ぐ走るのですが、今回はフェリーで朝食も済ましているので、湯ノ浦からは最短ルートである県道38号線でしまなみ海道を目指しました。
先にも述べたとおり、来島海峡大橋に差し掛かる時間を8:00頃の予定で考えていましたが、大幅にスタートが遅れた事もあって、今治国際ホテル前を通過して市役所前に差し掛かる頃にはもう8:00でした。
僕はM山様に電話をする。
もしかしたら先に出発してもらった方がいいかも知れない。
そう思ってかけたのですが・・・
「ああ、もう今治に着きはったんですか?僕らはまだホテルで、朝食もまだなんです。」
「えっ?そうなんですか?」
そんな訳で僕らの方が先にスタートする事になりました。
M山様は今回・・・別グループと一緒に、1日早く現地入りしているので、お互い無理にスケジュールを合わせる必要もないので・・・
「またどこかでお会いしましょう!」って話になりました。
そしてまた海沿いの道で来島海峡大橋に近付いてきました。
ここまでやって来ると、いよいよ『しまなみ海道』に来たんだ!という実感が湧いてくるのです。
身体が温まってきたH川様はウインドブレーカーを脱いでいます。
この日はH川様に合わせて僕も箱根学園のジャージを着ています。
今治側のスタート地点である『サンライズ糸山』を8:30に通過しました!
予定を30分押しのスタートとなりましたが、皆さんまだまだ体力的にも余裕なので、今のところ想定内といったところです。
そうは言っても一応僕の頭の中ではさりげな~く、スケジュールの巻き処を計算しながら走っています。
とりあえず参加者全員の表情から笑顔が消えないよう、無理をし過ぎない事が前提です。
さあ無事に往復できるのでしょうか?
次回おたのしみに!
0 件のコメント:
コメントを投稿