2016年5月19日木曜日

5月 1日(日)ポタリング・・・帰りの時間・・・

この日はS本様やN村様が参加して下さり、E藤様のご希望で元町の『トレボン』を目指す。


ここの道は自転車用と歩行者用に分かれていますが、そんなのお構いなしで広がって歩く家族連れも多いので、ここを走る時は要注意!


みなとのもり公園側の出入り口ですが、自転車に一時停止を義務化する為に柵を設けるのはいいのですが、隙間が狭過ぎて自転車を柵にぶつけるのが嫌だって言う人が多く・・・

歩行者の有無を確認してから、芝生の方を走って通過するのが常態化していた箇所です。

よく見て下さい!

柵が1つ増えています。

これでは走ったまま通り抜ける事はもちろん、柵を避けて通ることができないですね。

まあ公園の入り口でもあり信号付近でもあるので、事故防止策としては、ここで一度自転車の動きを止める事は確かに有効です。

何の確信があるのか、何も考えず、何も確認せずに飛び出してくる人って多いですからね。



そのままメリケンパーク手前まで、歩道をゆっくりと走っていると、一台の車がウインカーを出して左折の為に交差点に進入・・・

直進する我々の進行を妨げるタイミングでしたが、後続が縦一列に広がっていたので、僕の方が車に道を譲るつもりで減速したら、逆に車のドライバーさんからジェスチャーで「お先にどうぞ!」って。

僕としては先に車が左折してくれた方がご迷惑がかからなくていい!という判断だったのですが、ちゃんと自転車の動きを見てくれた上で、道を譲ってくれるドライバーもいるというのが非常に嬉しかったです。

もちろんだからと言って自転車や歩行者が、必ずしも自動車やバイクよりも優先だという勘違いだけはしないように気を付けたいですね。

優先なのは間違いないのですが、『優先=ゆっくり歩いて(進んで)もいい』という意味では無いのだという事を、多くの人に認識してもらいたいと思う事が多い。

右左折渋滞が発生しているのに、それに気付いてあげることも無く、携帯電話を見ながらのんびりと横断歩道を歩く人とか・・・

たまに横断を待っている車のドライバーの方を見ては、まるで「俺は歩行者やぞ、文句あんのか?」と言いたげな表情の人・・・

ドライバーの立場として考えると「こっちを見とらんと、さっさと歩かんかい!」と言いたくなる気持ち・・・よく解かります!

そりゃぶん殴ってやりたい衝動にだって駆られることもあるでしょう。

道交法は事故を減らす事を目的に作っている要素が強いので、結果的に歩行者=交通弱者となるケースが多いのですが、歩行者(交通弱者側)の過失による事故も少なくはないという事を是非認めてもらいたいものであります。

僕は交通が円滑である為には譲り合いと、感謝の気持ちが大切だと考えています。

しかしそれもケースバイケースだと思います。

特に軽車両でありながら、車道を走ると路駐車に行く手を阻まれ、心無いドライバーには「自転車の分際で邪魔だ!」と幅寄せされる自転車。

そうかと思えば歩道では歩行者優先で思うように走れない上に、車道上で交通ルールを守っていても、突然飛び出した歩行者を轢いた場合、たちまち悪人に仕立て上げられてしまう自転車。

自転車という立場は、現在の日本人の(自転車に対する)認識や道交法では、フォローのしようがないくらい宙ぶらりんな立場です。

自転車に乗って風を切って走る事は爽快で、車や徒歩では味わえない良さがいっぱいあるのですが、街の道路事情においては非常に肩身が狭いというのも事実です。

僕もお客様を引率して走っている関係で、そういった事情や現実を受け入れつつも、常に葛藤しながら走っています。

それだけに同じ自転車に乗る人として、自転車での交通マナーの悪い人たちを、許せないと思う気持ちが強い事もご理解頂きたい。

自転車は微妙な立場に立たされています。

ウインカーも出さず意思表示もない車がいきなり右左折してきたら、自転車は反応が遅れて巻き込まれる可能性がありますよね?

自転車もママチャリからロードバイクまで様々なので、速度も速いものだと50km以上のスピードで走っている場合もあります。

しかし自転車に対する理解のない車のドライバーにしてみたら「所詮チャリ」扱いなので、相対速度の概念すら考えようともしないのであります。

また車道を走行中に赤信号で飛び出してきた人と接触した場合を想定して頂きたい。

この場合自転車には逃げ道が存在しない。

なぜなら・・・

目の前で周りも確認せずに、人が突然飛び出して来られた場合、それですぐに反応して止まれるほどブレーキは便利ではない。

車道内で飛び出した歩行者を避けようものなら、後続から来る車に追突されかねない。

歩道に避けるなんて事は、そこが横断歩道であれば、信号待ちの人がたくさん立っている事も考慮すると基本的に難しい。

現状・・・色々な意味で、自転車に逃げ道はないのだと考えた方がいい。

だからこそ自転車に乗った人が、ルールやマナーに基づいて道路を走り、意思表示の大切さをPRしていかないと、自分たちの立場を守ることさえもできないのです。

そういう事を考えながら走っていると、以前僕が幅寄せをしてきたトラックに対して拳を突き上げて怒鳴った事を、「ショップの店長としてそれはどうなんだ?品性のかけらもない。」等と非難した元スタッフの言葉を思い出すのだが・・・

本当に自分が間違っていたのだろうか?と、今でも迷う事がある。

しかし、自転車にも車道を安全に走る権利があるので、それを主張する事と、後続の仲間の安全を確保する事は、自分の義務だと思った考え方に間違いは無かったと信じたい。

僕の育った街や環境を考えたら、お世辞にもお上品な育ちではないかも知れません。

むしろ腕っぷしでかたをつける方が、よっぽど自分の性に合っているかも知れません。

でもそんな事よりも、皆の安全を守って無事に楽しく走る事・・・その責任を背負っている意識の方が強いので、元スタッフの心無い誤解には正直傷ついたものです。

街中を走って自らの危機管理の在り方、交通マナーやモラルをあれこれ考えつつ、マナーの悪い車やバイク、自転車や、周りの動きを見ようともしない歩行者などを見かけると、葛藤する事ばかりです。

『トレボン』までの僅か20分少々の移動時間ですら、そういうストレスを感じる訳で・・・

ホント・・・

平和な気持ちで楽しく走れる、そんな田舎道に行きたいものだ・・・と、心からそう思うのであります。

話は長くなりましたが、『トレボン』では近々走りに行く件がどうなったのか?等と、あれこれ話したのですが・・・

お店のPCが壊れてしまって、2日~3日と泊まり又は日帰りでサイクリングに行く計画が頓挫してしまった旨を説明。

お客様から受けた注文をウェブで発注できなくなったので、2日は定休日だけれど、出勤して発注&入金作業に追われる予定となってしまった次第です。

そして言っている間に帰還する時間になりました。

今回はちょっとまったりとし過ぎてしまい、『トレボン』を出た時点で9:47でした!


「ちょっとやばいかも~!」と僕は小走りで・・・


しかしS藤様はE藤様と楽しそうに語らい合っています。

そうなるとパーティは留美さんとS本様に任せて、僕だけ本気モードで走って店まで帰還するしかございません!

そうはいっても信号に捕まったりしていると、結局お店のシャッターを開けるのが10:02とかになってしまう訳で・・・

ゆとりを見て20分前にはお会計を済ませないと、さすがに開店時間に間に合いませんね。

という訳で次回は誠に勝手ながら、時間のご協力お願い致します!(笑)

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