今朝はまた一段と寒かった。
そんな寒い中、初参加のH様2号とI井様が、僕より先に到着して待っておられました。
この寒い日に表六甲に上ろうなんて言ったら、初参加なのに申し訳ないなぁ~って思いつつ準備。
結局この後Y田様、O様親子にO様2号が加わり、僕と中富君と合わせて計8名でスタート。
「さあ今日は表六甲を上りましょうか?」
言った瞬間にブーイングでした(笑)
よくよく考えたらO様親子はまだ、ノンストップで表六甲を丁字ヶ辻まで上ってないじゃないか!
「O様もM嬢もまだ上ったこと無いし行きましょうよ!」
しかしM嬢がウインドブレーカーを持参していないという事実を知ってしまい・・・
「それは表の下りで凍死してしまいますね。違うルートで走りましょう!」
するとY田様が・・・
「じゃあ店長!前回のルートで行きましょう!」とおっしゃったので・・・
「いいんですか?じゃあ少しだけルートを捻って走りますね!」と即決!
そして前回同様最初の上りに会下山を上ったのですが・・・
いきなり序盤から中富君がアタック!
「マジかお前!」とか言いながら、つい僕も反応してしまう(汗)
中富君としては、「ここの上りでは誰にも前を譲りたくない!」って気持ちだったらしいのですが・・・
朝から「今日は体調悪いっすわ~!」とか言いながら、これはあれです・・・詐欺ですよ!
結局僕は走りなれている道なので、冷静に中富君の脚の動きを観察しながらピッタリマーク。
中富君は34T×19Tのギアを高回転で回し、僕は38T×18Tのギアをトルクで上り、いつ中富君がシフトアップしてギアをかけても、すぐに反応して捲くり返せるように構えてました。
レースとかでもそうなんですけど、そういう駆け引きとか狙い撃ち的な走りをする際の、野生的感覚を発揮する瞬間がたまらなくエキサイティングで楽しい!
車のレースでもそうなんですけど、前の車のブレーキタイミングやコーナーへの進入角度を見ただけで、その次のコーナーへの進入角度や速度が計算できてしまう瞬間ってあるんですよ。
そんな時にあえて次のコーナーで、インに頭を突っ込んでこじ開けるラインを作る為、一瞬アクセルを緩めて最初のコーナーのクリップを手前にずらすんですよ。
それで次のコーナーへ侵入するまでの加速距離を稼ぎ、一気に前の車よりも速い速度でコーナーへ飛び込んで、インから抜く事があるんです。
前を行くドライバーの集中力がビンビンだと、気付かれてイン側のラインを塞がれてしまうんですが、手前のコーナーでアクセルを緩め一瞬差が広がった時に、油断する人が多いので結構な率でインを刺す事ができます。
自転車も同じで、回しているギア比やケイデンス、アタックを仕掛ける瞬間の癖や挙動等を観察することで、カウンターアタックを仕掛けるタイミングとかも変わります。
ただ長い距離をノンビリ走る人や、ヒルクライムをマイペースに上るレベルの方には関係ない世界ですが、たまにそんな刺激的なバトルを楽しんでみると、それはそれで病みつきになるものです。
そういう意味ではクリテリウムといったポイントレースも悪くないものです。
後ろにピッタリついただけで、前の選手へのプレッシャーはハンパ無いのです!
「おっ!行くの?行くなら行けよ!カウンターアタックの餌食にしてやるぜ!行かないの?それならそれで決定的なタイミングで、カウンターを仕掛ける気力すら無くすくらいのアタックを決めちゃうけど・・・どうするぅ~。」って感じでプレッシャーを与える事ができるんです。
後ろにピッタリつくのって楽しいでしょ?(笑)
そして目一杯プレッシャーだけを与え続けたら、坂を上り切る5m手前で中富君の集中力が切れました(笑)
まさかのスタッフ2名が他のメンバーさんを置いといて、先頭で小競り合いをしている中、Y田さん談によると実は皆さんも、中富君のアタックに反応してしまって、えらいこっちゃになっていたらしいんですよね。
皆さん・・・しょっぱなから余計な脚を使わせて大変申し訳ございませんでした。
その後長田からひよどり・妙法寺の分岐までのタイムを計ったら、今の僕で9分30秒弱で走れたので・・・
前回の日記で僕のベストタイムは8分40秒とありましたが、これは7分40秒の間違いですね。
8分台ならちょっと速い人なら誰でも出せます!
更に白川峠の上りですが、少しゴール前のルートを変え、斜度のきつい上りで追い込んで締めくくりました。
でもその後の皆さんの様子をみて、思わず・・・
「もう一本行きますよ~!」って叫んでしまいました(汗)
で、言った以上は守らないといけないので、妙法寺小学校前~ひよどり分岐までの上りを一気上り!
短い時間ながら今回も濃い内容のトレーニングができました!
今回ご参加頂いた皆さん、どうもありがとうございました!!
っていうか今朝は信号待ちでめっちゃ冷えました(汗)
皆さんもそろそろシューズカバーを買っときましょう!
エヴァディオのシューズカバーは安くて使いやすいからいいですよ(笑)
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