今朝はまた一段と寒かった。
そんな寒い中、初参加のH様2号とI井様が、僕より先に到着して待っておられました。
この寒い日に表六甲に上ろうなんて言ったら、初参加なのに申し訳ないなぁ~って思いつつ準備。
結局この後Y田様、O様親子にO様2号が加わり、僕と中富君と合わせて計8名でスタート。
「さあ今日は表六甲を上りましょうか?」
言った瞬間にブーイングでした(笑)
よくよく考えたらO様親子はまだ、ノンストップで表六甲を丁字ヶ辻まで上ってないじゃないか!
「O様もM嬢もまだ上ったこと無いし行きましょうよ!」
しかしM嬢がウインドブレーカーを持参していないという事実を知ってしまい・・・
「それは表の下りで凍死してしまいますね。違うルートで走りましょう!」
するとY田様が・・・
「じゃあ店長!前回のルートで行きましょう!」とおっしゃったので・・・
「いいんですか?じゃあ少しだけルートを捻って走りますね!」と即決!
そして前回同様最初の上りに会下山を上ったのですが・・・
いきなり序盤から中富君がアタック!
「マジかお前!」とか言いながら、つい僕も反応してしまう(汗)
中富君としては、「ここの上りでは誰にも前を譲りたくない!」って気持ちだったらしいのですが・・・
朝から「今日は体調悪いっすわ~!」とか言いながら、これはあれです・・・詐欺ですよ!
結局僕は走りなれている道なので、冷静に中富君の脚の動きを観察しながらピッタリマーク。
中富君は34T×19Tのギアを高回転で回し、僕は38T×18Tのギアをトルクで上り、いつ中富君がシフトアップしてギアをかけても、すぐに反応して捲くり返せるように構えてました。
レースとかでもそうなんですけど、そういう駆け引きとか狙い撃ち的な走りをする際の、野生的感覚を発揮する瞬間がたまらなくエキサイティングで楽しい!
車のレースでもそうなんですけど、前の車のブレーキタイミングやコーナーへの進入角度を見ただけで、その次のコーナーへの進入角度や速度が計算できてしまう瞬間ってあるんですよ。
そんな時にあえて次のコーナーで、インに頭を突っ込んでこじ開けるラインを作る為、一瞬アクセルを緩めて最初のコーナーのクリップを手前にずらすんですよ。
それで次のコーナーへ侵入するまでの加速距離を稼ぎ、一気に前の車よりも速い速度でコーナーへ飛び込んで、インから抜く事があるんです。
前を行くドライバーの集中力がビンビンだと、気付かれてイン側のラインを塞がれてしまうんですが、手前のコーナーでアクセルを緩め一瞬差が広がった時に、油断する人が多いので結構な率でインを刺す事ができます。
自転車も同じで、回しているギア比やケイデンス、アタックを仕掛ける瞬間の癖や挙動等を観察することで、カウンターアタックを仕掛けるタイミングとかも変わります。
ただ長い距離をノンビリ走る人や、ヒルクライムをマイペースに上るレベルの方には関係ない世界ですが、たまにそんな刺激的なバトルを楽しんでみると、それはそれで病みつきになるものです。
そういう意味ではクリテリウムといったポイントレースも悪くないものです。
後ろにピッタリついただけで、前の選手へのプレッシャーはハンパ無いのです!
「おっ!行くの?行くなら行けよ!カウンターアタックの餌食にしてやるぜ!行かないの?それならそれで決定的なタイミングで、カウンターを仕掛ける気力すら無くすくらいのアタックを決めちゃうけど・・・どうするぅ~。」って感じでプレッシャーを与える事ができるんです。
後ろにピッタリつくのって楽しいでしょ?(笑)
そして目一杯プレッシャーだけを与え続けたら、坂を上り切る5m手前で中富君の集中力が切れました(笑)
まさかのスタッフ2名が他のメンバーさんを置いといて、先頭で小競り合いをしている中、Y田さん談によると実は皆さんも、中富君のアタックに反応してしまって、えらいこっちゃになっていたらしいんですよね。
皆さん・・・しょっぱなから余計な脚を使わせて大変申し訳ございませんでした。
その後長田からひよどり・妙法寺の分岐までのタイムを計ったら、今の僕で9分30秒弱で走れたので・・・
前回の日記で僕のベストタイムは8分40秒とありましたが、これは7分40秒の間違いですね。
8分台ならちょっと速い人なら誰でも出せます!
更に白川峠の上りですが、少しゴール前のルートを変え、斜度のきつい上りで追い込んで締めくくりました。
でもその後の皆さんの様子をみて、思わず・・・
「もう一本行きますよ~!」って叫んでしまいました(汗)
で、言った以上は守らないといけないので、妙法寺小学校前~ひよどり分岐までの上りを一気上り!
短い時間ながら今回も濃い内容のトレーニングができました!
今回ご参加頂いた皆さん、どうもありがとうございました!!
っていうか今朝は信号待ちでめっちゃ冷えました(汗)
皆さんもそろそろシューズカバーを買っときましょう!
エヴァディオのシューズカバーは安くて使いやすいからいいですよ(笑)
HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2013年11月30日土曜日
2013年11月29日金曜日
自転車日本縦断のお客様のご来店・・・そしてまたまたエヴァディオ試乗会始めます!
今朝開店準備をしていると中富君が・・・
「おはようございま~す!店長!お客様を連れて参りました~!」と疾走してきたのです。
思わず「はあ?」となりそちらを見ると、何だかごついツーリストが走って来るじゃないですか!
FELTのF95に無理矢理キャリアを付けて、ランドナー仕様にしちゃってる。
そして佐多岬や宗谷岬のステッカーなどが所狭しとフレームに貼られてある。
「いやいや、これってもう縦断してるやん!」と突っ込みましたが、毎回走ってないルートを色々選んで走っているのだとかで、今回は香川県から兵庫県まで船で渡って来たそうです!
そして小豆島の寒霞渓で破損したリアキャリアを、直してくれる自転車屋を探してる時に中富君と出会ったらしい。
以前当店で働いていた泉君も、埼玉から実家の加古川まで自転車で帰る道中で僕と出会った・・・なんてエピソードもあったので、何だか親しみを感じて早速不具合箇所を診ることに・・・。
すると3点で固定しているリアキャリアの脚のうち、2箇所が折れて残る1本でかろうじて支えているような状態でした。
そこでリアエンドに噛ませて脚を固定するステーの折れた部分を、グラインダーで切断して残りのダボをひっくり返して使えるようにし・・・
次に曲がったキャリアを真っ直ぐに修正!
当店は僕にしろ中富君にしろ、握力70kg以上のスタッフが常駐しているので、こういう力技的な作業は得意です(笑)
最後にシートチューブに固定するステーの右側が折れている部分には、リング錠を固定する金属製のバンドを加工してギブスのように噛ませて固定。
とりあえずあと残り1000km走る予定らしいので、そのくらいは楽勝で耐えれるように補強しました!
更に風で倒れた時にリアディレーラーが内側に入って、変速の入りも悪くなっていたので、ディレーラーハンガーの修正をかけて、変速もバッチリ決まるようになりました。
どれも保証外の作業ばかりなので通常、自転車屋では嫌がられるか、目ん玉が飛び出るくらいの工賃を取られるような内容でしたが・・・
基本僕はDIY大好き人間なので、最低限の工賃だけ頂きました!
ロングツーリングは何があるか判らないので、浮いた分は是非有効に使って下さい。
僕も過去に四国一周とかロングツーリングをした際は、地元の多くの方に助けて頂いたものです!
自転車で走る喜びは、その地で出会う人や思い出で大きく変わるものです。
これからも充実した旅を味わってもらいたいものです。
で・・・記念に写真撮影までしちゃいました(笑)
お客様は志村さんというのですが、その志村さんのギターをなぜか中富君が弾いています。
そして肝心な自転車に被ってしまっています(汗)
なので撮りなおし・・・
今度は全部入った~!って思ったら・・・2人ほど目をつぶってるやん(苦笑)
ちなみにうちの看板が観光地の看板代わりになっています。
すぐそこではなく、すぐここなんですけど・・・(笑)
興味のある方はアメブロで『No Move No Free』と検索して下さい。
http://ameblo.jp/tomotakactive/entry-11714788403.html
志村さんの旅の無事を祈ります!!
そして再びやってきましたよ!
エヴァディオの試乗車が!
今回はヴィーナス01とバッカス01の2台です。
さりげなくK様1号の初代ヴィーナスも映り込んでいます。
初代ヴィーナスは・・・日曜日の午前中なら試乗でき・・・嘘です。すいません(笑)
さてこのビーナス01ですが、とにかくそこらの自転車では味わえないくらいの反応性とバランスを兼ね備えています!
どんなカーボンバイクにしようか迷っている方や、エヴァディオが気になっている方は是非乗って驚いて下さい!
ちなみに僕は初代ヴィーナスが個人的に好きですが・・・(笑)
そしてバッカス01。
こちらはアルミフレームですが、レースで勝ちを狙いに行く為の戦闘機だと思って下さい。
そのくらい反応が鋭いです。
そして硬いです。
反応の鋭さは初代ヴィーナスに限りなく近い感じで、現行モデルとしてはこっちが僕好みです(笑)
他の自転車に乗ったことが無いって方は特にお越し頂きたいです。
色々乗り比べて、良いところと悪いところを知ることで基準が生まれます。
その繰り返しで一流のバイクの乗り味が理解できるようになってくると思うので、エヴァディオはまさに基準の乗り味を知るのに最適です!
まだいつまでとかは決まっていませんが、あまり長い期間お借りできないので、是非お早めにお越し下さいませ。
「おはようございま~す!店長!お客様を連れて参りました~!」と疾走してきたのです。
思わず「はあ?」となりそちらを見ると、何だかごついツーリストが走って来るじゃないですか!
FELTのF95に無理矢理キャリアを付けて、ランドナー仕様にしちゃってる。
そして佐多岬や宗谷岬のステッカーなどが所狭しとフレームに貼られてある。
「いやいや、これってもう縦断してるやん!」と突っ込みましたが、毎回走ってないルートを色々選んで走っているのだとかで、今回は香川県から兵庫県まで船で渡って来たそうです!
そして小豆島の寒霞渓で破損したリアキャリアを、直してくれる自転車屋を探してる時に中富君と出会ったらしい。
以前当店で働いていた泉君も、埼玉から実家の加古川まで自転車で帰る道中で僕と出会った・・・なんてエピソードもあったので、何だか親しみを感じて早速不具合箇所を診ることに・・・。
すると3点で固定しているリアキャリアの脚のうち、2箇所が折れて残る1本でかろうじて支えているような状態でした。
そこでリアエンドに噛ませて脚を固定するステーの折れた部分を、グラインダーで切断して残りのダボをひっくり返して使えるようにし・・・
次に曲がったキャリアを真っ直ぐに修正!
当店は僕にしろ中富君にしろ、握力70kg以上のスタッフが常駐しているので、こういう力技的な作業は得意です(笑)
最後にシートチューブに固定するステーの右側が折れている部分には、リング錠を固定する金属製のバンドを加工してギブスのように噛ませて固定。
とりあえずあと残り1000km走る予定らしいので、そのくらいは楽勝で耐えれるように補強しました!
更に風で倒れた時にリアディレーラーが内側に入って、変速の入りも悪くなっていたので、ディレーラーハンガーの修正をかけて、変速もバッチリ決まるようになりました。
どれも保証外の作業ばかりなので通常、自転車屋では嫌がられるか、目ん玉が飛び出るくらいの工賃を取られるような内容でしたが・・・
基本僕はDIY大好き人間なので、最低限の工賃だけ頂きました!
ロングツーリングは何があるか判らないので、浮いた分は是非有効に使って下さい。
僕も過去に四国一周とかロングツーリングをした際は、地元の多くの方に助けて頂いたものです!
自転車で走る喜びは、その地で出会う人や思い出で大きく変わるものです。
これからも充実した旅を味わってもらいたいものです。
で・・・記念に写真撮影までしちゃいました(笑)
お客様は志村さんというのですが、その志村さんのギターをなぜか中富君が弾いています。
そして肝心な自転車に被ってしまっています(汗)
なので撮りなおし・・・
今度は全部入った~!って思ったら・・・2人ほど目をつぶってるやん(苦笑)
ちなみにうちの看板が観光地の看板代わりになっています。
すぐそこではなく、すぐここなんですけど・・・(笑)
興味のある方はアメブロで『No Move No Free』と検索して下さい。
http://ameblo.jp/tomotakactive/entry-11714788403.html
志村さんの旅の無事を祈ります!!
そして再びやってきましたよ!
エヴァディオの試乗車が!
今回はヴィーナス01とバッカス01の2台です。
さりげなくK様1号の初代ヴィーナスも映り込んでいます。
初代ヴィーナスは・・・日曜日の午前中なら試乗でき・・・嘘です。すいません(笑)
さてこのビーナス01ですが、とにかくそこらの自転車では味わえないくらいの反応性とバランスを兼ね備えています!
どんなカーボンバイクにしようか迷っている方や、エヴァディオが気になっている方は是非乗って驚いて下さい!
ちなみに僕は初代ヴィーナスが個人的に好きですが・・・(笑)
そしてバッカス01。
こちらはアルミフレームですが、レースで勝ちを狙いに行く為の戦闘機だと思って下さい。
そのくらい反応が鋭いです。
そして硬いです。
反応の鋭さは初代ヴィーナスに限りなく近い感じで、現行モデルとしてはこっちが僕好みです(笑)
他の自転車に乗ったことが無いって方は特にお越し頂きたいです。
色々乗り比べて、良いところと悪いところを知ることで基準が生まれます。
その繰り返しで一流のバイクの乗り味が理解できるようになってくると思うので、エヴァディオはまさに基準の乗り味を知るのに最適です!
まだいつまでとかは決まっていませんが、あまり長い期間お借りできないので、是非お早めにお越し下さいませ。
2013年11月27日水曜日
僕の好きな自転車ブランド~その2~『DEROSA』
これも現在の当店においては取り扱いのないブランドです。
しかしなぜこうも立て続けに、自分の店に無いブランドを宣伝するような真似をするのか。
これはもう僕のこだわりですよ。
ビアンキにしてもデローザにしても、僕にとってロードレーサーに乗って間もない頃に憧れ、いつかその自転車にまたがってみたいという夢があったからです。
とにかくロードバイクを熱く語るに関して、このデローザだけは外すわけにはいきません!
ほとばしる情熱!銘工の創り上げたコンマ数ミリの妥協すらない造形美!イタリアンバイクの頂点に輝く、ロードバイク界の象徴ともいえるブランド・・・
それがデローザです。
日本全国でようやく海外ブランドの自転車が広く流通しだした当初、デローザやコルナゴ、ビアンキやファウストコッピの醸し出していた崇高なオーラは半端なかった。
とても一般人が手を出して乗りこなすには、頭が高いくらいの格式というか・・・
最近ではやたらビアンキやデローザに乗った人を見かけますが・・・
なんというか・・・
「最近はお金さえあったら誰でもフェラーリに乗れる(簡単に乗りこなせる)時代!」
まさに自転車もそれなりのお金さえあれば、簡単に高級ブランドが買える時代なんですよね。
自転車屋としてはありがたい話なのかも知れません。
でも苦学生の頃から、レースに勝つための一台を作るのにさえ、必死だった頃の自分を思い返すと、最近の風潮はいささか頂けない!
「なんであんな奴がデローザやねん!デローザをなめんな!ロードバイクをなめんな!」
心の奥では悔しくて仕方が無いんです。
お金があるからって誰にでも乗って欲しくないんです。
自分が貧乏して乗れない悔しさよりも、デローザのブランドカラーを汚されたような気がしてなりません!
またデローザは本来、乗り手を選ぶ自転車でなければ、それはデローザじゃないっていうくらいの硬派なブランドで、トレードマークのハートからは想像出来ないくらいのピュアレーシングバイクを作り出してきたブランドなんです。
それがスチールとチタンさえ作っていればいいものを、アルミ~カーボンと時代の流れに流されて、気がつけば台湾でOEMフレームを作る始末。
R838なんてモデルができた時は、デローザというブランドにまで裏切られた気分になりました。
世界最高のフレームビルダーといっても過言ではない、ウーゴ・デ・ローザとその家族によって作られてきた伝統は、時代の流れに左右されるような軽いものだったのか?
一人のロードバイクファンとして、僕はその事が心から許せなかった。
自転車レース史上最強といわれた選手、エディ・メルクスと築きあげた伝説はなんだったのか?
(ちなみにメルクスは選手引退後、ウーゴの師事のもとフレームビルダーの修行をし、自らのブランドを立ち上げます。)
1993年メカイル・バラン~1994年ゲビス・バランという、当時イタリア最強のチームにフレームを供給した際は、エフゲニー・ベルツィンやビャルヌ・リース、ピョートル・ウグルモフ、モレノ・アルジェンティーンといったスター選手の活躍を支えてきた。
その当時のネオプリマートやチタニオは、そこらのホビーレーサーなんかに気安くうんちくたれてもらいたくないくらいの、孤高のレーシングスピリッツをまとったフレームなのだ。
それだけにデローザには、そのスピリッツの持つ美学を理解できるライダーや、乗りこなすセンス、レースに勝つセンスに溢れるライダーにこそ乗ってもらいたいのです。
ちなみに余談ですが、日本サイクリング協会の会長理事にして、自民党総裁の谷垣氏もデローザをこよなく愛する一人だそうです。
ところで僕もこれまで数多くの自転車にまたがってきましたが、どんなに速く走れる自転車よりも、一番欲しい自転車はデローザ・チタニオです。
それも重量は重くても当時のままでいい、今の最新型のチタニオではなくて、1994年のジロ・デ・イタリア優勝モデルが最高に欲しい!
僕が事業に成功したと実感できるようになって、自転車をたくさんコレクションできるような身分になったなら、最後の仕上げはデローザの94年チタニオです。
僕にとっては、フェラーリF40を所有したい気持ちと同じくらい欲しい自転車なんです。
どちらも最高の作品だからです。
F40はエンツォ・フェラーリの遺作にして、彼の情熱と思想が全て詰まった最強にして最もフェラーリらしいフェラーリです。
誰にも扱いきれない暴れ馬といえばF40と288GTOっていわれるくらいです。
当時のデローザ・チタニオはウーゴがロシアの金狼エフゲニー・ベルツィンに大器の片鱗を見出し、まさに第二のエディ・メルクス誕生を夢見て、彼をスターにする為に自ら腕を振るったとされる最高の作品なんです。
1994年のジロ・デ・イタリアでは、3連覇を狙うミゲール・インデュラインが、下馬評では圧倒的に有利でした。
しかしそこに彗星の如く飛び出したルーキーが2人いました。
それがエフゲニー・ベルツィンとマルコ・パンターニだったのです。
インデュラインの身長188cm、体重80kgに対して・・・
ベルツィンは身長173cm、体重63kgだが、パーシュート(追い抜き競技)出身のTTスペシャリスト
パンターニは身長170cm、体重58kgで、生粋のヒルクライマー
欧州のスポーツ選手と考えたら、当時では明らかに小柄な2人。
その2人が絶対的王者を打ち破った瞬間、新しい時代が幕を開けたのです。
事実94~95年付近から、自転車フレームやウェア、ヘルメットなどの技術も飛躍的に進化していったといえるでしょう。
マルコ・パンターニと、その師匠的存在にあたるクラウディオ・キアプッチは、当時日本でも非常に人気の高い選手だったので、カレラ・ニバクロムとアルテックは、デザインも綺麗で値段も比較的安く、当時は珍しかったプロスペックということもありよく売れてました。
またカレラ・タッソーニチームのジャージはデニムのデザインがお洒落で、チームジャージ人気にも拍車をかけました。
またGiroのヘルメットが人気になったのも、この当時のフラッグシップだったバントゥからです。
その反面、ベルツィンが乗っていたチタニオはフレームだけでも価格が45万円(現在でいうところの60万円以上の価値)もし、またデローザといえばカンパニョーロのパーツじゃないと似合わないってイメージが定着している為か、当時で既に完成車価格90万円以上という高値の華で、欲しくてもなかなか手が出るものではなかった。
しかしゲビス・バランチームのジャージはカレラチームに負けないくらいの人気があり、どちらのジャージも20年近くなった現在において、未だ見劣りしないデザインのジャージです。
シューズもSIDIとガエルネの人気が高かったです。
そういう自転車界にも、トレンドというものが誕生した時代の逸品の一つが、チタニオでありネオプリマートなのです。
ネオプリマートはスチールフレームとしては、やはり当時から高価な部類に入っていたので、チタニオやネオプリに手が届かないデローザファンは、SLXやジロデイタリア(コロンバスEL)という、98000~150000円くらいで手に入るフレームに、カンパニョーロ・ミラージュで組み上げて総額20~25万円って手段を選んでいましたね(笑)
それでも当時は腐っても鯛じゃないけど、やはりデローザはどこまでいってもデローザだったので、その走りには一点の曇りもなかったのです。
とにかくデローザの卓越したバネの強い乗り味を支えたのが、コロンバスのニバクロムチューブ。
ニバクロムとはニッケル&バナジウム&クロームの合金の意味です。
近年コロンバスのニバクロムチューブを採用するフレームをほとんどお見かけしませんが、ナチュラルな加速感とバネ感を作り出すのには最高の素材だと思います。
特に僕が愛して止まないのがコロンバス・ジーニアスというチューブ。
10年以上前に廃盤になったパイプですが、これがニバクロム史上最高の逸品だったと言っても決して過言ではないと、僕は言い切れます。
ちなみに加工の行程や強度の問題で、ウーゴ・デ・ローザ自身はコロンバスチューブではSLXの方がいいって言っていたそうですが・・・。
1994年モデルから2000年前後のネオプリマートまではジーニアスチューブ製でした。
またネオプリマートは年式によって細かく作りが変更されています。
ラグドフレーム(ラグ溶接)である事が基本ですが、フォークだけユニクラウン(ラグレスでなで肩)だったり、カーボンの時もあったり・・・
だからコレクターの間では、何年式のどのカラーのネオプリマートが価値があるだとか、精度が高いだとか、そういった感じで語られるほど。
これはエディ・メルクスが使用した当時のモルテニチームのデローザ。
これはモルテニカラーレプリカのネオプリマート・・・人気色です。
僕の好みは上記の通り、断然94~98年モデルのネオプリマートです!
ジーニアスチューブとユニクラウンフォークの組み合わせが、最もやんちゃでレーシーなデローザらしい乗り味に仕上がっているからです。
最近のラグドフォークのネオプリもかっこいいけど、そこは絶対譲れません(笑)
チェーンステーをひし形に潰し、独特の反応性を作った味付け・・・
とにかくスチールフレームなのに、上りもよく進むフレームでした!
まあここまで話せば僕がいかに今のカーボンフレームが好きになれないかがご理解いただけるかと思います。
正直デローザがカーボンフレームなんて作る必要が無いのです!(笑)
もうそこまで言わせて!って感じです。
キングもアイドルも悪くありません!
最近のスーパーキング(台湾製キング)も、デローザと考えればコストパフォーマンスが高い!
アルミからカーボンに変更した当時のメラクもいいフレームでした。
そりゃ旅行会社に勤務していた当時の僕は、ロードレースに復帰するならデローザのキングか、インターマックスのX-LIGHTか、エヴァディオのヴィーナスで新しい自転車を組んでレースに臨みたい!とか考えていましたよ・・・
でもジタン・マッハ3001への愛情もあったので、なかなか新しい自転車を作る事ができず、気がついたらキャバクラでオネエちゃんと戯れて遊ぶ日々に大金を費やしてました(笑)
まあデローザのカーボンフレームは十分過ぎるほど性能はいいけど、金額に対しての乗り味とか性能に、そこまで購買意欲が湧かないというか・・・
乗ってそこまで楽しくないんですよね。
「あ~っ!いいわ~!さすがデローザやなぁ~!」とは思うんだけど・・・
でも本来のデローザにあるべき、乗った時の高揚感は湧いてこないんですよね。
いずれ当店もデローザを取り扱いできるようなショップに成長したいと思いますが、是非その時には僕が熱く語れる、本来のデローザであってもらいたいと心から願います。
最新のセッサンタシリーズは実際に素晴らしい作品です。
しかし廉価モデルもOEMに頼らず、メイドインイタリーの匠の心を、広く伝えるような作品作りに励んでもらいたいものです。
どうですかこのTTバイク!
1997年・・・牙をもがれ、低迷していたエフゲニー・ベルツィンの復活をかけて、ウーゴ自らが本気で作ったチタン製TTバイクです。
アワーレコードにもチャレンジさせて、ウーゴも同行したといわれます。
そう・・・ウーゴ・デ・ローザが求める自転車は、チャンピオンを生み出す究極のレーシングバイク!
ひたむきに究極の自転車を目指してきたブランドなのです!!
今後のデローザに期待しています!
しかしなぜこうも立て続けに、自分の店に無いブランドを宣伝するような真似をするのか。
これはもう僕のこだわりですよ。
ビアンキにしてもデローザにしても、僕にとってロードレーサーに乗って間もない頃に憧れ、いつかその自転車にまたがってみたいという夢があったからです。
とにかくロードバイクを熱く語るに関して、このデローザだけは外すわけにはいきません!
ほとばしる情熱!銘工の創り上げたコンマ数ミリの妥協すらない造形美!イタリアンバイクの頂点に輝く、ロードバイク界の象徴ともいえるブランド・・・
それがデローザです。
日本全国でようやく海外ブランドの自転車が広く流通しだした当初、デローザやコルナゴ、ビアンキやファウストコッピの醸し出していた崇高なオーラは半端なかった。
とても一般人が手を出して乗りこなすには、頭が高いくらいの格式というか・・・
最近ではやたらビアンキやデローザに乗った人を見かけますが・・・
なんというか・・・
「最近はお金さえあったら誰でもフェラーリに乗れる(簡単に乗りこなせる)時代!」
まさに自転車もそれなりのお金さえあれば、簡単に高級ブランドが買える時代なんですよね。
自転車屋としてはありがたい話なのかも知れません。
でも苦学生の頃から、レースに勝つための一台を作るのにさえ、必死だった頃の自分を思い返すと、最近の風潮はいささか頂けない!
「なんであんな奴がデローザやねん!デローザをなめんな!ロードバイクをなめんな!」
心の奥では悔しくて仕方が無いんです。
お金があるからって誰にでも乗って欲しくないんです。
自分が貧乏して乗れない悔しさよりも、デローザのブランドカラーを汚されたような気がしてなりません!
またデローザは本来、乗り手を選ぶ自転車でなければ、それはデローザじゃないっていうくらいの硬派なブランドで、トレードマークのハートからは想像出来ないくらいのピュアレーシングバイクを作り出してきたブランドなんです。
それがスチールとチタンさえ作っていればいいものを、アルミ~カーボンと時代の流れに流されて、気がつけば台湾でOEMフレームを作る始末。
R838なんてモデルができた時は、デローザというブランドにまで裏切られた気分になりました。
世界最高のフレームビルダーといっても過言ではない、ウーゴ・デ・ローザとその家族によって作られてきた伝統は、時代の流れに左右されるような軽いものだったのか?
一人のロードバイクファンとして、僕はその事が心から許せなかった。
自転車レース史上最強といわれた選手、エディ・メルクスと築きあげた伝説はなんだったのか?
(ちなみにメルクスは選手引退後、ウーゴの師事のもとフレームビルダーの修行をし、自らのブランドを立ち上げます。)
1993年メカイル・バラン~1994年ゲビス・バランという、当時イタリア最強のチームにフレームを供給した際は、エフゲニー・ベルツィンやビャルヌ・リース、ピョートル・ウグルモフ、モレノ・アルジェンティーンといったスター選手の活躍を支えてきた。
その当時のネオプリマートやチタニオは、そこらのホビーレーサーなんかに気安くうんちくたれてもらいたくないくらいの、孤高のレーシングスピリッツをまとったフレームなのだ。
それだけにデローザには、そのスピリッツの持つ美学を理解できるライダーや、乗りこなすセンス、レースに勝つセンスに溢れるライダーにこそ乗ってもらいたいのです。
ちなみに余談ですが、日本サイクリング協会の会長理事にして、自民党総裁の谷垣氏もデローザをこよなく愛する一人だそうです。
ところで僕もこれまで数多くの自転車にまたがってきましたが、どんなに速く走れる自転車よりも、一番欲しい自転車はデローザ・チタニオです。
それも重量は重くても当時のままでいい、今の最新型のチタニオではなくて、1994年のジロ・デ・イタリア優勝モデルが最高に欲しい!
僕が事業に成功したと実感できるようになって、自転車をたくさんコレクションできるような身分になったなら、最後の仕上げはデローザの94年チタニオです。
僕にとっては、フェラーリF40を所有したい気持ちと同じくらい欲しい自転車なんです。
どちらも最高の作品だからです。
F40はエンツォ・フェラーリの遺作にして、彼の情熱と思想が全て詰まった最強にして最もフェラーリらしいフェラーリです。
誰にも扱いきれない暴れ馬といえばF40と288GTOっていわれるくらいです。
当時のデローザ・チタニオはウーゴがロシアの金狼エフゲニー・ベルツィンに大器の片鱗を見出し、まさに第二のエディ・メルクス誕生を夢見て、彼をスターにする為に自ら腕を振るったとされる最高の作品なんです。
1994年のジロ・デ・イタリアでは、3連覇を狙うミゲール・インデュラインが、下馬評では圧倒的に有利でした。
しかしそこに彗星の如く飛び出したルーキーが2人いました。
それがエフゲニー・ベルツィンとマルコ・パンターニだったのです。
インデュラインの身長188cm、体重80kgに対して・・・
ベルツィンは身長173cm、体重63kgだが、パーシュート(追い抜き競技)出身のTTスペシャリスト
パンターニは身長170cm、体重58kgで、生粋のヒルクライマー
欧州のスポーツ選手と考えたら、当時では明らかに小柄な2人。
その2人が絶対的王者を打ち破った瞬間、新しい時代が幕を開けたのです。
事実94~95年付近から、自転車フレームやウェア、ヘルメットなどの技術も飛躍的に進化していったといえるでしょう。
マルコ・パンターニと、その師匠的存在にあたるクラウディオ・キアプッチは、当時日本でも非常に人気の高い選手だったので、カレラ・ニバクロムとアルテックは、デザインも綺麗で値段も比較的安く、当時は珍しかったプロスペックということもありよく売れてました。
またカレラ・タッソーニチームのジャージはデニムのデザインがお洒落で、チームジャージ人気にも拍車をかけました。
またGiroのヘルメットが人気になったのも、この当時のフラッグシップだったバントゥからです。
その反面、ベルツィンが乗っていたチタニオはフレームだけでも価格が45万円(現在でいうところの60万円以上の価値)もし、またデローザといえばカンパニョーロのパーツじゃないと似合わないってイメージが定着している為か、当時で既に完成車価格90万円以上という高値の華で、欲しくてもなかなか手が出るものではなかった。
しかしゲビス・バランチームのジャージはカレラチームに負けないくらいの人気があり、どちらのジャージも20年近くなった現在において、未だ見劣りしないデザインのジャージです。
シューズもSIDIとガエルネの人気が高かったです。
そういう自転車界にも、トレンドというものが誕生した時代の逸品の一つが、チタニオでありネオプリマートなのです。
ネオプリマートはスチールフレームとしては、やはり当時から高価な部類に入っていたので、チタニオやネオプリに手が届かないデローザファンは、SLXやジロデイタリア(コロンバスEL)という、98000~150000円くらいで手に入るフレームに、カンパニョーロ・ミラージュで組み上げて総額20~25万円って手段を選んでいましたね(笑)
それでも当時は腐っても鯛じゃないけど、やはりデローザはどこまでいってもデローザだったので、その走りには一点の曇りもなかったのです。
とにかくデローザの卓越したバネの強い乗り味を支えたのが、コロンバスのニバクロムチューブ。
ニバクロムとはニッケル&バナジウム&クロームの合金の意味です。
近年コロンバスのニバクロムチューブを採用するフレームをほとんどお見かけしませんが、ナチュラルな加速感とバネ感を作り出すのには最高の素材だと思います。
特に僕が愛して止まないのがコロンバス・ジーニアスというチューブ。
10年以上前に廃盤になったパイプですが、これがニバクロム史上最高の逸品だったと言っても決して過言ではないと、僕は言い切れます。
ちなみに加工の行程や強度の問題で、ウーゴ・デ・ローザ自身はコロンバスチューブではSLXの方がいいって言っていたそうですが・・・。
1994年モデルから2000年前後のネオプリマートまではジーニアスチューブ製でした。
またネオプリマートは年式によって細かく作りが変更されています。
ラグドフレーム(ラグ溶接)である事が基本ですが、フォークだけユニクラウン(ラグレスでなで肩)だったり、カーボンの時もあったり・・・
だからコレクターの間では、何年式のどのカラーのネオプリマートが価値があるだとか、精度が高いだとか、そういった感じで語られるほど。
これはエディ・メルクスが使用した当時のモルテニチームのデローザ。
これはモルテニカラーレプリカのネオプリマート・・・人気色です。
僕の好みは上記の通り、断然94~98年モデルのネオプリマートです!
ジーニアスチューブとユニクラウンフォークの組み合わせが、最もやんちゃでレーシーなデローザらしい乗り味に仕上がっているからです。
最近のラグドフォークのネオプリもかっこいいけど、そこは絶対譲れません(笑)
とにかくスチールフレームなのに、上りもよく進むフレームでした!
まあここまで話せば僕がいかに今のカーボンフレームが好きになれないかがご理解いただけるかと思います。
正直デローザがカーボンフレームなんて作る必要が無いのです!(笑)
もうそこまで言わせて!って感じです。
キングもアイドルも悪くありません!
最近のスーパーキング(台湾製キング)も、デローザと考えればコストパフォーマンスが高い!
アルミからカーボンに変更した当時のメラクもいいフレームでした。
そりゃ旅行会社に勤務していた当時の僕は、ロードレースに復帰するならデローザのキングか、インターマックスのX-LIGHTか、エヴァディオのヴィーナスで新しい自転車を組んでレースに臨みたい!とか考えていましたよ・・・
でもジタン・マッハ3001への愛情もあったので、なかなか新しい自転車を作る事ができず、気がついたらキャバクラでオネエちゃんと戯れて遊ぶ日々に大金を費やしてました(笑)
まあデローザのカーボンフレームは十分過ぎるほど性能はいいけど、金額に対しての乗り味とか性能に、そこまで購買意欲が湧かないというか・・・
乗ってそこまで楽しくないんですよね。
「あ~っ!いいわ~!さすがデローザやなぁ~!」とは思うんだけど・・・
でも本来のデローザにあるべき、乗った時の高揚感は湧いてこないんですよね。
いずれ当店もデローザを取り扱いできるようなショップに成長したいと思いますが、是非その時には僕が熱く語れる、本来のデローザであってもらいたいと心から願います。
最新のセッサンタシリーズは実際に素晴らしい作品です。
しかし廉価モデルもOEMに頼らず、メイドインイタリーの匠の心を、広く伝えるような作品作りに励んでもらいたいものです。
どうですかこのTTバイク!
1997年・・・牙をもがれ、低迷していたエフゲニー・ベルツィンの復活をかけて、ウーゴ自らが本気で作ったチタン製TTバイクです。
アワーレコードにもチャレンジさせて、ウーゴも同行したといわれます。
そう・・・ウーゴ・デ・ローザが求める自転車は、チャンピオンを生み出す究極のレーシングバイク!
ひたむきに究極の自転車を目指してきたブランドなのです!!
今後のデローザに期待しています!
2013年11月26日火曜日
11月24日(日)ポタリング
この日は留美さんのポタリングデビューの日でした。
廃棄処分のジャイアント・エスケープをオーバーホールし、ホイールやサドルなど劣化や破損している部品をすべて交換して乗れるようにしたので、それを留美さん専用バイクとして乗ってもらうことになりました。
今回はH様やK様1号が参加に名乗りを挙げてくれていたので、留美さんも楽しみにしていたそうなのですが・・・
8時30分になり・・・
「お~い!誰も来てへんやんけ~!」と僕が怒られました(笑)
「腹減ったし暇や~!」と暴れそうな勢いだったので、8時45分までコーダブルームの試乗車で遊んでもらう事にしました(汗)
ファーナ700はちょっと硬いけど、踏み出しも軽いし乗りやすいとご満悦でした。
結局8時45分になっても誰も来なかったので、2人でスタート・・・
というより、すぐに何か食わせろって脅されたので、またしても朝マックをする事になりました(苦笑)
しかし正直僕は朝マックのメニューよりも、がっつりとクオーターパウンダーWチーズバーガーが食べたかったです(笑)
その後のポタリングですが、・・・時間も差し迫っていたので近場で走った事のない道を走る事にしました。
向かったその場所は・・・
これどこか判ります?
立入り禁止じゃないのか?って場所を入って行かなくてはここには辿り着けません!
これならどうでしょう?
見慣れたHAT神戸の景色が見えますよね?
そうです!
ここは『摩耶大橋』のたもとです!
車道はトラックやコンテナが走る有料道路なので、自転車を担いで階段を利用します!
階段には深夜DQNのたまり場になってそうな残骸が無数に転がっていて、あまりオススメできる様なルートではございませんが、ポタリングには冒険心が必須です!!
橋の上に出れば景色も明るく拡がります。
それにしても橋の欄干が見ての通りかなり低いです。
僕なんてバランスを崩したら、そのまんま海に転落しそうでした(汗)
風の強い日にこのルートは推奨できません!
あとトラックに追い抜かれる瞬間も注意が必要です。
もしかしたら過去に煽られて海に転落した被害者がいたのかも知れません。
でなければ歩道までの道のりを、港湾施設が隠すような演出をしないような・・・
大勢の人を連れてはここを走りたくないですね。
この後摩耶埠頭より北上して、再びHAT神戸に戻ってきました。
開店準備をしていたらK様1号がご来店。
「すいません。9時に来たらもう誰もいなくて・・・」
「8時45分までは待っていたんですが、入れ違いでしたね。残念!」(笑)
そしてK様1号は遅刻した事を気にしてなのか・・・
この日は夕方まで中富君のアシスタントに徹してました。
午後にはO様1号やO様2号、N様2号など、チームのメンバーさんが次々にご来店され・・・
「Kさんが何か中富君のお手伝いみたくなってませんか?」って聞かれる始末。
人件費は是非中富君に請求して下さい!(笑)
しかしこの日は一日中店内が賑わっていたので・・・
実際K様1号にはかなり助けて頂いたと思います。
あとラピエールのアウダシオレディースが売れました!
コーダブルームも推しだったのですが、やはり初めてロードに乗る女性には乗り心地の良い自転車がオススメですね。
アウダシオは乗り心地もコントロール性も良くて、しかも価格がリーズナブル!
ラピエールはフレーム作りにも妥協が無いので、買って失敗しないブランドです。
これからロードを始める初心者の方には是非オススメ致します!!
そして来週のポタリングこそは遅刻なしで行きましょう(笑)
尚、冒頭の留美さんの台詞についてですが・・・
あくまで「僕の解釈においてそう聞こえた」という事にしといて下さい。
たった今駄目出しをくらいました(笑)
廃棄処分のジャイアント・エスケープをオーバーホールし、ホイールやサドルなど劣化や破損している部品をすべて交換して乗れるようにしたので、それを留美さん専用バイクとして乗ってもらうことになりました。
今回はH様やK様1号が参加に名乗りを挙げてくれていたので、留美さんも楽しみにしていたそうなのですが・・・
8時30分になり・・・
「お~い!誰も来てへんやんけ~!」と僕が怒られました(笑)
「腹減ったし暇や~!」と暴れそうな勢いだったので、8時45分までコーダブルームの試乗車で遊んでもらう事にしました(汗)
ファーナ700はちょっと硬いけど、踏み出しも軽いし乗りやすいとご満悦でした。
結局8時45分になっても誰も来なかったので、2人でスタート・・・
というより、すぐに何か食わせろって脅されたので、またしても朝マックをする事になりました(苦笑)
しかし正直僕は朝マックのメニューよりも、がっつりとクオーターパウンダーWチーズバーガーが食べたかったです(笑)
その後のポタリングですが、・・・時間も差し迫っていたので近場で走った事のない道を走る事にしました。
向かったその場所は・・・
これどこか判ります?
立入り禁止じゃないのか?って場所を入って行かなくてはここには辿り着けません!
これならどうでしょう?
見慣れたHAT神戸の景色が見えますよね?
そうです!
ここは『摩耶大橋』のたもとです!
車道はトラックやコンテナが走る有料道路なので、自転車を担いで階段を利用します!
階段には深夜DQNのたまり場になってそうな残骸が無数に転がっていて、あまりオススメできる様なルートではございませんが、ポタリングには冒険心が必須です!!
橋の上に出れば景色も明るく拡がります。
それにしても橋の欄干が見ての通りかなり低いです。
僕なんてバランスを崩したら、そのまんま海に転落しそうでした(汗)
風の強い日にこのルートは推奨できません!
あとトラックに追い抜かれる瞬間も注意が必要です。
もしかしたら過去に煽られて海に転落した被害者がいたのかも知れません。
でなければ歩道までの道のりを、港湾施設が隠すような演出をしないような・・・
大勢の人を連れてはここを走りたくないですね。
この後摩耶埠頭より北上して、再びHAT神戸に戻ってきました。
開店準備をしていたらK様1号がご来店。
「すいません。9時に来たらもう誰もいなくて・・・」
「8時45分までは待っていたんですが、入れ違いでしたね。残念!」(笑)
そしてK様1号は遅刻した事を気にしてなのか・・・
この日は夕方まで中富君のアシスタントに徹してました。
午後にはO様1号やO様2号、N様2号など、チームのメンバーさんが次々にご来店され・・・
「Kさんが何か中富君のお手伝いみたくなってませんか?」って聞かれる始末。
人件費は是非中富君に請求して下さい!(笑)
しかしこの日は一日中店内が賑わっていたので・・・
実際K様1号にはかなり助けて頂いたと思います。
あとラピエールのアウダシオレディースが売れました!
コーダブルームも推しだったのですが、やはり初めてロードに乗る女性には乗り心地の良い自転車がオススメですね。
アウダシオは乗り心地もコントロール性も良くて、しかも価格がリーズナブル!
ラピエールはフレーム作りにも妥協が無いので、買って失敗しないブランドです。
これからロードを始める初心者の方には是非オススメ致します!!
そして来週のポタリングこそは遅刻なしで行きましょう(笑)
尚、冒頭の留美さんの台詞についてですが・・・
あくまで「僕の解釈においてそう聞こえた」という事にしといて下さい。
たった今駄目出しをくらいました(笑)
2013年11月24日日曜日
第39回『TEAM EURO』走行会!スタッフの極秘練習コース大公開!
今回は兵庫県サイクリング協会主催のサイクリングイベントが兵庫区のノエビアスタジアムをスタートするってんで、そちらに挨拶で寄らして頂く事を踏まえて西側のルートで走りました。
メンバーは僕、中富君、Y田様、I井様の4名でスタート!
このメンバーだとあんまりヌル~いルートは走りたくないので、僕や中富君のプライベートな練習コースを織り交ぜて走る事にしました。
まずは中富君の登坂の練習コースである会下山をめざし・・・
異人館(山本通)~宇治川~荒田~松本通経由で向かいます。
http://www.navitime.co.jp/?orv=486579674.124817871..%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB&dnv=486573071.124829364..%E7%A6%8F%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%9B%B8%E5%A3%AB%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80&orvAdd=%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E5%85%B5%E5%BA%AB%E5%8C%BA%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%80%9A7-1-34.0785118704.0203006001.00011.061255917...&dnvAdd=%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E5%85%B5%E5%BA%AB%E5%8C%BA%E6%B9%8A%E5%B7%9D%E7%94%BA10-24-3.0785110370..00011.060591800...&ctl=1050&ldmk1=&ldmkAdd1=
僅か400mの上りですが会下山の登坂はかなり急峻です!
僕も現役の頃はこの登坂でウォーミングアップをしてから、六甲山系の登坂でタイムアタックをしていたものです。
中富君は仕事帰りや休みの日に、ここで限界までトルクをかけてもがくトレーニングをしているようで、それがあの爆発的な瞬発力を生み出しているんでしょうね!
そして会下山を越えたら次に長田区の宮川町9丁目交差点まで行きます。
http://www.navitime.co.jp/?orv=486533520.124824990..%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%86%85%E7%A7%91%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%A7%91%E5%8C%BB%E9%99%A2&dnv=486471786.124837503..%E5%A4%A7%E7%9B%9B%E8%88%B9%E8%88%B6%E7%94%A3%E6%A5%AD%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE&orvAdd=%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E9%95%B7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E5%90%8D%E5%80%89%E7%94%BA1-1-32.0786910575.0503005001.01127.10000604976...&dnvAdd=%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E9%A0%88%E7%A3%A8%E5%8C%BA%E5%A6%99%E6%B3%95%E5%AF%BA%E5%AD%97%E9%A2%A8%E6%97%A91226-4.0787420708..00011.060605934...&ctl=1050&ldmk1=486501251.124858342..%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E9%95%B7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E8%8A%B1%E5%B1%B1%E7%94%BA%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%95-%EF%BC%92%EF%BC%98&ldmkAdd1=
上手くルートを出せなかったのでスタート位置が少々ずれていますが、このルートの正確な距離は2.9kmあります。
バス道の旧道を上って、妙法寺とひよどりの分岐で折り返して新道を下り、再び旧道から上る・・・
これは僕が現役の頃、夜錬でインターバルトレーニングに使っていたコースです。
ほぼ毎晩このコースを5~10SET走り込んでいました!
この2.9kmの上りで8分40秒のタイムは未だ誰にも抜かれていません!(ローカルすぎて)
まあ以上が中富君と僕のそれぞれの秘密の特訓コースでした(笑)
この日はこの後妙法寺へ下り、そこから白川峠まで上ってインターバルは終了。
そこから名谷を抜け、高倉台を経由して離宮道を下り、須磨寺から国道2号線を経て和田岬まで走りました。
お店が無ければノエビアスタジアムより『むいむいサイクル』に合流していたのですが・・・
しかしY田さんはこの日50T×21Tのギアに縛って走りきったらしく、上りでかなり脚を使った模様。
是非疲れを残さないようにして下さい。
来週は久々に・・・いや、メンバー次第でコースを決めさせて頂きます(笑)
メンバーは僕、中富君、Y田様、I井様の4名でスタート!
このメンバーだとあんまりヌル~いルートは走りたくないので、僕や中富君のプライベートな練習コースを織り交ぜて走る事にしました。
まずは中富君の登坂の練習コースである会下山をめざし・・・
異人館(山本通)~宇治川~荒田~松本通経由で向かいます。
http://www.navitime.co.jp/?orv=486579674.124817871..%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB&dnv=486573071.124829364..%E7%A6%8F%E4%BA%95%E7%BE%A9%E4%B8%80%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%9B%B8%E5%A3%AB%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80&orvAdd=%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E5%85%B5%E5%BA%AB%E5%8C%BA%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%80%9A7-1-34.0785118704.0203006001.00011.061255917...&dnvAdd=%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E5%85%B5%E5%BA%AB%E5%8C%BA%E6%B9%8A%E5%B7%9D%E7%94%BA10-24-3.0785110370..00011.060591800...&ctl=1050&ldmk1=&ldmkAdd1=
僅か400mの上りですが会下山の登坂はかなり急峻です!
僕も現役の頃はこの登坂でウォーミングアップをしてから、六甲山系の登坂でタイムアタックをしていたものです。
中富君は仕事帰りや休みの日に、ここで限界までトルクをかけてもがくトレーニングをしているようで、それがあの爆発的な瞬発力を生み出しているんでしょうね!
そして会下山を越えたら次に長田区の宮川町9丁目交差点まで行きます。
http://www.navitime.co.jp/?orv=486533520.124824990..%E4%BA%95%E4%B8%8A%E5%86%85%E7%A7%91%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%A7%91%E5%8C%BB%E9%99%A2&dnv=486471786.124837503..%E5%A4%A7%E7%9B%9B%E8%88%B9%E8%88%B6%E7%94%A3%E6%A5%AD%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE&orvAdd=%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E9%95%B7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E5%90%8D%E5%80%89%E7%94%BA1-1-32.0786910575.0503005001.01127.10000604976...&dnvAdd=%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E9%A0%88%E7%A3%A8%E5%8C%BA%E5%A6%99%E6%B3%95%E5%AF%BA%E5%AD%97%E9%A2%A8%E6%97%A91226-4.0787420708..00011.060605934...&ctl=1050&ldmk1=486501251.124858342..%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%B8%82%E9%95%B7%E7%94%B0%E5%8C%BA%E8%8A%B1%E5%B1%B1%E7%94%BA%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%95-%EF%BC%92%EF%BC%98&ldmkAdd1=
上手くルートを出せなかったのでスタート位置が少々ずれていますが、このルートの正確な距離は2.9kmあります。
バス道の旧道を上って、妙法寺とひよどりの分岐で折り返して新道を下り、再び旧道から上る・・・
これは僕が現役の頃、夜錬でインターバルトレーニングに使っていたコースです。
ほぼ毎晩このコースを5~10SET走り込んでいました!
この2.9kmの上りで8分40秒のタイムは未だ誰にも抜かれていません!(ローカルすぎて)
まあ以上が中富君と僕のそれぞれの秘密の特訓コースでした(笑)
この日はこの後妙法寺へ下り、そこから白川峠まで上ってインターバルは終了。
そこから名谷を抜け、高倉台を経由して離宮道を下り、須磨寺から国道2号線を経て和田岬まで走りました。
お店が無ければノエビアスタジアムより『むいむいサイクル』に合流していたのですが・・・
しかしY田さんはこの日50T×21Tのギアに縛って走りきったらしく、上りでかなり脚を使った模様。
是非疲れを残さないようにして下さい。
来週は久々に・・・いや、メンバー次第でコースを決めさせて頂きます(笑)
2013年11月23日土曜日
11月23日イベントの様子&コーダブルーム緊急試乗会!
走行会のレポートは改めて報告します。
本日は日本シグマックスさんにお越し頂きまして朝から賑やかな1日でした!
走行会後に早速I井様が踏圧測定をして興味を持たれ・・・
早速カスタムインソールを製作致しました!
その後もこのブログで知って頂いたお客様が何名かお越しになって・・・皆さん興味津々!
これはO様2号が測定を受けている様子です。
こんな感じで踏圧が判るんです!
左右のバランスが狂っていたら一目瞭然!!
O様2号は比較的ハイアーチです。
僕は限りなく偏平足に近いローアーチと言われてショックを受けた一人なので、ちょっとうらやましかったです。
この他ひざの屈伸運動による、脚の動きの癖なども測定診断できます。
今回カスタムインソールを作って頂いた方々には、是非装着後のレビュー等をお聞かせ頂きたいものです!
また当ブログを読んで気になった、お客様からのお問い合わせも大歓迎!!
そして本日の兵庫県サイクリング協会主催の『むいむいサイクル』ですが・・・
200名程の参加者があったみたいで、徐々に賑わってきたって感じですかね。
僕は挨拶に行った際に、ゲストの女優(モデル)さんに会えなかったのが残念で、す~っごく悔しい気持ちで店へ帰還致しました。
一緒に写真を撮ってもらいたかったなぁ~(涙)
で、そのイベントで試乗会をしていたコーダブルームの、ファーナ9000とファーナ700ティアグラの2台が当店にやって参りました!
不特定多数の方が試乗した後なので、ファーナ9000のデュラエースの変速も随分狂っていましたが、当店で調整しなおして試乗したところ・・・
中富君「うわ~っ!これは思っていた以上にいいですね!めちゃくちゃバランスがいい。僕はダンシングでも気持ちよく走れましたよ。」
Y田様「こんなにいいとは思っていませんでした。踏み込みも軽くて楽ですね!ファーナって名前が女性的で嫌だったんですが、これは本当に見直しました!ただハンドルがアップライド気味に感じて、店長の言うダンシングがぎこちないっていう感じがこれなんかな~って思ったんですが・・・」
今回は僕も前回チャレンジできなかった坂道でテストラン!
ファーナ9000を見て反応してきたロードが2名程、後ろからついて来ましたが、僕は灘駅前の上りをシッティングのまま50×17のギアを回して一気にぶっちぎり、大人げの無さをいかんなく発揮してやりました(笑)
今回試乗したメンバー全員の手応えは、とてもいい感触だったと思います。
Y田様に至っては次期購入ロードバイクの候補がエヴァディオのヴィーナス01で、それをファイヤーバードパターンのカラーリングにオーダーするのが希望らしかったのですが・・・
「も~!店長~っ!また僕の心が揺らいだじゃないですか~!」と怒られてしまいました(汗)
ちなみにジオメトリー上、少しハンドルがアップライド気味っていうのは、僕も今回2回目の試乗にして気付きました。
コラムスペーサーをすべて取っ払い、更にステムの角度を0度にし、突出し長を100~110mmにすればダンシングの違和感は解消されそうな感じでした。
いや~!本当にいいですね!!
しかしですよ・・・
このファーナ9000と6800におけるカーボンフレームモデルは、既に完売で手に入りません(涙)
細かい部分のマイナーチェンジを加えて再登場するのが待ち遠しいですね。
とりあえずファーナ700に関しては来週の水曜日まで試乗会をしています。
フレームサイズ395のレディースサイズなので、身長145~160cmくらいの女性の方で、ロードを探している方は是非試乗してみて下さい!
身長174cmの僕が乗ってみた感想は、スタートが軽くバランスもいいので、女性の力でも結構振り回せます!
それでいてティアグラ装備で11万円はかなりリーズナブルです!
カラーリングも嫌味の無い黒ピンクなので、オシャレに乗っていただけると思います。
本日は日本シグマックスさんにお越し頂きまして朝から賑やかな1日でした!
走行会後に早速I井様が踏圧測定をして興味を持たれ・・・
早速カスタムインソールを製作致しました!
その後もこのブログで知って頂いたお客様が何名かお越しになって・・・皆さん興味津々!
これはO様2号が測定を受けている様子です。
こんな感じで踏圧が判るんです!
左右のバランスが狂っていたら一目瞭然!!
O様2号は比較的ハイアーチです。
僕は限りなく偏平足に近いローアーチと言われてショックを受けた一人なので、ちょっとうらやましかったです。
この他ひざの屈伸運動による、脚の動きの癖なども測定診断できます。
今回カスタムインソールを作って頂いた方々には、是非装着後のレビュー等をお聞かせ頂きたいものです!
また当ブログを読んで気になった、お客様からのお問い合わせも大歓迎!!
そして本日の兵庫県サイクリング協会主催の『むいむいサイクル』ですが・・・
200名程の参加者があったみたいで、徐々に賑わってきたって感じですかね。
僕は挨拶に行った際に、ゲストの女優(モデル)さんに会えなかったのが残念で、す~っごく悔しい気持ちで店へ帰還致しました。
一緒に写真を撮ってもらいたかったなぁ~(涙)
で、そのイベントで試乗会をしていたコーダブルームの、ファーナ9000とファーナ700ティアグラの2台が当店にやって参りました!
不特定多数の方が試乗した後なので、ファーナ9000のデュラエースの変速も随分狂っていましたが、当店で調整しなおして試乗したところ・・・
中富君「うわ~っ!これは思っていた以上にいいですね!めちゃくちゃバランスがいい。僕はダンシングでも気持ちよく走れましたよ。」
Y田様「こんなにいいとは思っていませんでした。踏み込みも軽くて楽ですね!ファーナって名前が女性的で嫌だったんですが、これは本当に見直しました!ただハンドルがアップライド気味に感じて、店長の言うダンシングがぎこちないっていう感じがこれなんかな~って思ったんですが・・・」
今回は僕も前回チャレンジできなかった坂道でテストラン!
ファーナ9000を見て反応してきたロードが2名程、後ろからついて来ましたが、僕は灘駅前の上りをシッティングのまま50×17のギアを回して一気にぶっちぎり、大人げの無さをいかんなく発揮してやりました(笑)
今回試乗したメンバー全員の手応えは、とてもいい感触だったと思います。
Y田様に至っては次期購入ロードバイクの候補がエヴァディオのヴィーナス01で、それをファイヤーバードパターンのカラーリングにオーダーするのが希望らしかったのですが・・・
「も~!店長~っ!また僕の心が揺らいだじゃないですか~!」と怒られてしまいました(汗)
ちなみにジオメトリー上、少しハンドルがアップライド気味っていうのは、僕も今回2回目の試乗にして気付きました。
コラムスペーサーをすべて取っ払い、更にステムの角度を0度にし、突出し長を100~110mmにすればダンシングの違和感は解消されそうな感じでした。
いや~!本当にいいですね!!
しかしですよ・・・
このファーナ9000と6800におけるカーボンフレームモデルは、既に完売で手に入りません(涙)
細かい部分のマイナーチェンジを加えて再登場するのが待ち遠しいですね。
とりあえずファーナ700に関しては来週の水曜日まで試乗会をしています。
フレームサイズ395のレディースサイズなので、身長145~160cmくらいの女性の方で、ロードを探している方は是非試乗してみて下さい!
身長174cmの僕が乗ってみた感想は、スタートが軽くバランスもいいので、女性の力でも結構振り回せます!
それでいてティアグラ装備で11万円はかなりリーズナブルです!
カラーリングも嫌味の無い黒ピンクなので、オシャレに乗っていただけると思います。
2013年11月20日水曜日
11月23日(土)イベント告知!
まず・・・
当然の事ですが朝から走行会行ないます!
その後ノエビアスタジアム(旧ウイングスタジアム)を出発するサイクリングイベントがあります。
http://hyogo-cycling.org/参照。
僕としては参加したいのですが・・・開店後に控えているイベントもあるので、挨拶だけで寄らせて頂こうかと・・・(苦笑)
しかしブログをご覧頂いた方々には、是非どんどん参加して頂きたいです。
兵庫県サイクリング協会主催なので、是非とも実績を積み立てて頂きたいと思っています。
それにどうやら「ミス・ティーン・ジャパン2014」ファイナリストになった松本優希さんという綺麗なオネエサンがゲストで来るらしいので、それは行っとかないと男性諸君はきっと後悔するかと・・・(笑)
まあノエビアスタジアムから神戸空港までの往復をポタリング・・・っていうのが趣旨なので、スピードなんて気にしない!
コースもアバウトで結構!
道中で中華街に寄って肉まんを食べたり・・・そんな寄り道をしながら走るのもありなんだそうです。
とにかく楽しんでサイクリングして下さいとの事。
そして僕は店に戻って何の準備をするのかというと。
日本シグマックスさんがお越しになり、カスタムインソールの実演(主に足のアライメント検査)を10:30~18:00までして頂く事になっているんです。
http://www.custombalance.jp/index.html参照。
実は僕も過去にツール・ド・おきなわで、腰にヘルニア寸前のダメージを受けた際、日本シグマックスさんのブランドで『ザムスト』ってサポーターのブランドがあるのですが・・・
そこのコルセットを2種類使い分けてリハビリし、復活した経験があります。
カスタムソールだと考えたら、かなりリーズナブルな価格(税込8925円)で作ってもらえますし、僕も今仕事用のブーツに使用していますが、ものすごく楽になりましたので、この際に一度どんなものか試してみてはいかがでしょうか?
実際にご自身の足の癖を知ってみるいいチャンスですので、是非ご来店お待ち申し上げます!
もちろん検査費用は無料サービスになっています。
当然の事ですが朝から走行会行ないます!
その後ノエビアスタジアム(旧ウイングスタジアム)を出発するサイクリングイベントがあります。
http://hyogo-cycling.org/参照。
僕としては参加したいのですが・・・開店後に控えているイベントもあるので、挨拶だけで寄らせて頂こうかと・・・(苦笑)
しかしブログをご覧頂いた方々には、是非どんどん参加して頂きたいです。
兵庫県サイクリング協会主催なので、是非とも実績を積み立てて頂きたいと思っています。
それにどうやら「ミス・ティーン・ジャパン2014」ファイナリストになった松本優希さんという綺麗なオネエサンがゲストで来るらしいので、それは行っとかないと男性諸君はきっと後悔するかと・・・(笑)
まあノエビアスタジアムから神戸空港までの往復をポタリング・・・っていうのが趣旨なので、スピードなんて気にしない!
コースもアバウトで結構!
道中で中華街に寄って肉まんを食べたり・・・そんな寄り道をしながら走るのもありなんだそうです。
とにかく楽しんでサイクリングして下さいとの事。
そして僕は店に戻って何の準備をするのかというと。
日本シグマックスさんがお越しになり、カスタムインソールの実演(主に足のアライメント検査)を10:30~18:00までして頂く事になっているんです。
http://www.custombalance.jp/index.html参照。
実は僕も過去にツール・ド・おきなわで、腰にヘルニア寸前のダメージを受けた際、日本シグマックスさんのブランドで『ザムスト』ってサポーターのブランドがあるのですが・・・
そこのコルセットを2種類使い分けてリハビリし、復活した経験があります。
カスタムソールだと考えたら、かなりリーズナブルな価格(税込8925円)で作ってもらえますし、僕も今仕事用のブーツに使用していますが、ものすごく楽になりましたので、この際に一度どんなものか試してみてはいかがでしょうか?
実際にご自身の足の癖を知ってみるいいチャンスですので、是非ご来店お待ち申し上げます!
もちろん検査費用は無料サービスになっています。
僕の好きな自転車ブランド~その1~『Bianchi』
ビアンキは現存する自転車メーカーの中で最古の歴史を誇る老舗。
もちろん1988年に倒産して以来、サイクルヨーロッパの運営の元で生き残っています。
当店では現在、新車での取り扱いのないブランドですが、僕個人が特に思い入れの強いブランドの一つなので、あえて一番最初に紹介させてもらいます。
実はこのビアンキ・・・自転車メーカーとしても最古ですが、自動車メーカーとしてもイタリア最古のブランドで・・・
『アウトビアンキ』という自動車は知る人ぞ知る希少車で、故障は多いけど愛着が持てるとかで、特にビアンキの自転車乗りには隠れた人気がある。
何ていうか、フィアットパンダとミニクーパーを足して2で割ったような車でしょ?
ところでビアンキには数々の伝説があります。
まずはトレードマークともいえるそのカラー!
『チェレステ』といえばイタリアではカラーサンプルに入るくらいの定番色。
これは創始者のエドアルド・ビアンキが好意を寄せていたマルゲリータ王妃の瞳の色をモチーフにしたとも言われ、またその色は毎年ミラノの空の色次第で青味を増したり、緑色に近くなったり、微妙に色の濃さが変わる・・・なんて、まるで都市伝説のような話でも有名。
事実チェレステはどれもこれも微妙に色が違う。
タッチペンを仕入れて欲しいなんてお客様がご来店された時には、間違いなくえらい事になります。
そして当店の店名でもある『ラルプデュエズ』の峠を最初に制して、ツール・ド・フランスのチャンピオンになったイタリアの英雄『ファウスト・コッピ』が当時乗っていたのもビアンキ!
これが1952年当時のラルプデュエズを上るコッピの写真。
そして・・・
実際にコッピが乗っていたビアンキ・・・
今も残る伝説の名車です。
また僕がロードバイクに乗り始めた当初、自分と身長や体重、股下などのデータがほぼ同じなのにもかかわらず、1994年のジロ・デ・イタリアをデローザのチタニオに乗って制覇した『ロシアの金狼』エフゲニー・ベルツィンが、95~96年とビアンキのメガチタンに乗っていた事もあって、彼の大ファンでもあった僕は、ビアンキのチタンバイクが欲しくて欲しくてたまらなかったものです。
これは95年のゲヴィス・バランチームのジャージで、胸にビアンキの文字が入っているでしょ?
実は僕、デローザのチタニオも、ビアンキのメガチタンも高くて買えなかったのですが、このチームのユニフォームは一式そろえて、今も大事にコレクションしています。
94年の肩にデローザのハートマークの入ったものから、96年のゲヴィス・プレイバスのジャージまで、ヘルメット、TT用エアロヘルメット、ジャージ上下、グローブ、靴下、アームウォーマー、ヘッドバンド、シューズ・・・
このいつになっても飽きの来ないデザインに一目惚れし、またベルツィンの大ファンで、デローザとビアンキのチタンバイクに憧れていた僕にとっては、まさにお宝と言えるコレクションなんです。
そういえば当店のホームページで、96年のチームジャージを纏って走る僕の写真が使われています。
これって当時のビアンキのパンフなんですが、ベルツィンが乗っている自転車がメガチタン!
後にメガチューブという、極太パイプや太刀のようなパイプを採用するフレームが、一世を風靡するのですが、まさにこのフレームがその先駆けです。
当時カンパニョーロ・レコードでの完成車が62万円と、今から考えたら破格のような安さでした。
この自転車の価値は、今であれば150万円以上と言っても過言ではありません。
ちなみに1996年モデルでビアンキ創立110周年記念モデルを出しましたが・・・
それもFiR(フィール)のカーボンディープリムホイール付きで69万円と、今では考えられないくらい安かったと思います。
ちなみに当時このメガチタンの他に、『パリルーベ』というモデルがありました。
これですわ!
ワールドカップクラシックレースの中でも、『リエージュ~バストーニュ~リエージュ』と並び、『北の地獄』と呼ばれるレースに、『パリ~ルーベ』というレースがあります。
このレースは時には雪が降り、仮に雪でなくとも3月の冷たい雨が降りしきる中、パーベ(石畳)まみれの悪路を約300kmも走る、想像するだけでも恐ろしいレースなんですが、まさにそのレースを勝つために開発されたスペシャルバイクなんです。
これは110周年記念の一環で、限定数のみ日本に入荷されていたのですが、現在所有している人は僅かしかおられません。
ところが僕の知り合いに一人いるんですよ。
上の写真の自転車は実際その方のものなんです。
98年にサイクルスポーツ誌のガレージセールを通して知り合った方でSさんという方なんですが、その際僕はこの方からセライタリアのノボスカーボンという、フェラーリエンジニアリング製のサドルを安く譲って頂きました。
そして夏に組み上げたばかりのジタンのロードバイクに、ノボスカーボンを取り付け・・・
その年の『琵琶湖一周サイクルマラソン』にエントリーしていた僕が、草津の大会受付にサインをしにいった帰り、ホテルに向かって走っていた際・・・
「そこのインターマックスの人!」って呼ばれ振り向いたら、そこにパリルーベを押して歩くSさんがいたのです。
サドルとフレームの組み合わせで、すぐに僕だって気付いてくれたそうです。
と言ってもこの時が初対面で、「よく判りましたね~!」って、とても驚いたものです。
そしてパリルーベの実車を見たのもこの時が初めてだったので、とにかく興奮して「へぇ~!」以外の言葉が出なかったのを覚えています。
S様とはそれ以来年賀状などのやり取りを続けており、現在はフェイスブックでもつながっております。
今でもこの自転車を大切にコレクションしているそうで、なんだか嬉しいです。
ダブルサスペンションのロードバイクなんてビックリでしょ?
ホイールのリムもマビックのパリルーベ!
とにかくすべてがレアです。
コンポーネントに使っているカンパニョーロ・レコードも、94年~98年までのモデルが一番美しかったと思うんですよ。
やたらとカーボンばかり使った最新型なんて全く魅力を感じませんが、当時のレコードはまずクランクが美し過ぎる!
そしてもう一つ『メガチタンクロノ』というバイク!
これも僅かですが日本に入荷されていたはずです。
1995年とは思えないくらい斬新でかっこいいデザインだと思いませんか?
いや、走って速いだけじゃ自転車はつまらんでしょ?と言いたくなる気持ちが解って頂けると幸いです。
そして忘れちゃいけないのがこのマルコ・パンターニ!
もう大好きです!
この人の上りの速さは尋常じゃない!!
自転車ロードレースを知らない人でさえ、この人の走りを映像で見たら、あっという間に虜になるだろうって言い切れる自信があります(笑)
1997年にウィリエールのピラータ(イーストン・エリート)というモデルの自転車で、ラルプデュエズの最速記録を塗り替えたパンターニが、98年にダブルツールを達成した時のビアンキの市販モデル『アルメガプロシリーズ』は、今でもコレクターの中では大人気で・・・
このレプリカモデルが限りなく新品に近い状態であったならば、軽く300万円は下らないって価値があるのです。
写真はデダチャイ・SC61.10A仕様のアルメガプロXLに、タイム製カーボンフォークを付けた本物です。
その他ビアンキオリジナルアルミ仕様のアルメガプロLと、7005アルミ仕様のアルメガプロがありますが、いずれも価値が高いです。
何しろ製造したロットで微妙に仕様が変わるなんて、普通じゃ考えられないでしょ?
アヘッド仕様とスレッド仕様が混在する事実や、ロゴの有無とか・・・
とにかくマニアが食いつきたくなるような、レアな仕様が多数存在する訳ですよ!
当店に展示してあるアルメガプロLもそんな価値あるコレクションの一つです。
さすがに300万円には及びませんが・・・
そういえば僕もジタンを買った時、競合モデルがこのアルメガプロとアルメガプロ・クロノTTでした。
このアルメガプロ・クロノTTもかっこいいでしょ?
当時はとにかくガッチガチの硬いフレームを探していたので、レースで勝つ為ならTTバイクでもいい!悪魔に魂を売ってもいい!そんな想いで自転車を選んでいました(笑)
どうです?単なるファッションとか、チェレステが可愛いから・・・とか、結構軽いノリで乗っている人が多いビアンキですが、本当はちゃんとした自転車を作ってきているブランドなんですよ。
本来はそんな硬派なブランドなんだって知っている人からすれば、最近のビアンキ乗りって許せなかったりするもんですが・・・
是非ビアンキ乗りの方はこのブランドイメージを傷つけるような乗り方をしないよう、誇りを持って走って頂きたいものです。
そして当店にもう一台置いている・・・
こちらのビアンキは走行4000km弱の良品中古車になっています。
是非素晴らしい歴史の詰まった、ビアンキのロードバイクに憧れているお客様は当店まで・・・
こちらカーボンバックで105仕様が、税込み105000円で・・・もちろん値下げ交渉にも応じます!
ビアンキに乗りたいという熱意を見せて下されば、僕も値下げを頑張ります!(笑)
サイズ的に身長168~178センチくらいまでの方がベストかと。
ちなみにホイールはオーバーホール済みなので、R500のわりに良く回りますよ!
もちろん1988年に倒産して以来、サイクルヨーロッパの運営の元で生き残っています。
当店では現在、新車での取り扱いのないブランドですが、僕個人が特に思い入れの強いブランドの一つなので、あえて一番最初に紹介させてもらいます。
実はこのビアンキ・・・自転車メーカーとしても最古ですが、自動車メーカーとしてもイタリア最古のブランドで・・・
『アウトビアンキ』という自動車は知る人ぞ知る希少車で、故障は多いけど愛着が持てるとかで、特にビアンキの自転車乗りには隠れた人気がある。
何ていうか、フィアットパンダとミニクーパーを足して2で割ったような車でしょ?
ところでビアンキには数々の伝説があります。
まずはトレードマークともいえるそのカラー!
『チェレステ』といえばイタリアではカラーサンプルに入るくらいの定番色。
これは創始者のエドアルド・ビアンキが好意を寄せていたマルゲリータ王妃の瞳の色をモチーフにしたとも言われ、またその色は毎年ミラノの空の色次第で青味を増したり、緑色に近くなったり、微妙に色の濃さが変わる・・・なんて、まるで都市伝説のような話でも有名。
事実チェレステはどれもこれも微妙に色が違う。
タッチペンを仕入れて欲しいなんてお客様がご来店された時には、間違いなくえらい事になります。
そして当店の店名でもある『ラルプデュエズ』の峠を最初に制して、ツール・ド・フランスのチャンピオンになったイタリアの英雄『ファウスト・コッピ』が当時乗っていたのもビアンキ!
これが1952年当時のラルプデュエズを上るコッピの写真。
そして・・・
実際にコッピが乗っていたビアンキ・・・
今も残る伝説の名車です。
また僕がロードバイクに乗り始めた当初、自分と身長や体重、股下などのデータがほぼ同じなのにもかかわらず、1994年のジロ・デ・イタリアをデローザのチタニオに乗って制覇した『ロシアの金狼』エフゲニー・ベルツィンが、95~96年とビアンキのメガチタンに乗っていた事もあって、彼の大ファンでもあった僕は、ビアンキのチタンバイクが欲しくて欲しくてたまらなかったものです。
これは95年のゲヴィス・バランチームのジャージで、胸にビアンキの文字が入っているでしょ?
実は僕、デローザのチタニオも、ビアンキのメガチタンも高くて買えなかったのですが、このチームのユニフォームは一式そろえて、今も大事にコレクションしています。
94年の肩にデローザのハートマークの入ったものから、96年のゲヴィス・プレイバスのジャージまで、ヘルメット、TT用エアロヘルメット、ジャージ上下、グローブ、靴下、アームウォーマー、ヘッドバンド、シューズ・・・
このいつになっても飽きの来ないデザインに一目惚れし、またベルツィンの大ファンで、デローザとビアンキのチタンバイクに憧れていた僕にとっては、まさにお宝と言えるコレクションなんです。
そういえば当店のホームページで、96年のチームジャージを纏って走る僕の写真が使われています。
これって当時のビアンキのパンフなんですが、ベルツィンが乗っている自転車がメガチタン!
後にメガチューブという、極太パイプや太刀のようなパイプを採用するフレームが、一世を風靡するのですが、まさにこのフレームがその先駆けです。
この自転車の価値は、今であれば150万円以上と言っても過言ではありません。
ちなみに1996年モデルでビアンキ創立110周年記念モデルを出しましたが・・・
それもFiR(フィール)のカーボンディープリムホイール付きで69万円と、今では考えられないくらい安かったと思います。
ちなみに当時このメガチタンの他に、『パリルーベ』というモデルがありました。
これですわ!
ワールドカップクラシックレースの中でも、『リエージュ~バストーニュ~リエージュ』と並び、『北の地獄』と呼ばれるレースに、『パリ~ルーベ』というレースがあります。
このレースは時には雪が降り、仮に雪でなくとも3月の冷たい雨が降りしきる中、パーベ(石畳)まみれの悪路を約300kmも走る、想像するだけでも恐ろしいレースなんですが、まさにそのレースを勝つために開発されたスペシャルバイクなんです。
これは110周年記念の一環で、限定数のみ日本に入荷されていたのですが、現在所有している人は僅かしかおられません。
ところが僕の知り合いに一人いるんですよ。
上の写真の自転車は実際その方のものなんです。
98年にサイクルスポーツ誌のガレージセールを通して知り合った方でSさんという方なんですが、その際僕はこの方からセライタリアのノボスカーボンという、フェラーリエンジニアリング製のサドルを安く譲って頂きました。
そして夏に組み上げたばかりのジタンのロードバイクに、ノボスカーボンを取り付け・・・
その年の『琵琶湖一周サイクルマラソン』にエントリーしていた僕が、草津の大会受付にサインをしにいった帰り、ホテルに向かって走っていた際・・・
「そこのインターマックスの人!」って呼ばれ振り向いたら、そこにパリルーベを押して歩くSさんがいたのです。
サドルとフレームの組み合わせで、すぐに僕だって気付いてくれたそうです。
と言ってもこの時が初対面で、「よく判りましたね~!」って、とても驚いたものです。
そしてパリルーベの実車を見たのもこの時が初めてだったので、とにかく興奮して「へぇ~!」以外の言葉が出なかったのを覚えています。
S様とはそれ以来年賀状などのやり取りを続けており、現在はフェイスブックでもつながっております。
今でもこの自転車を大切にコレクションしているそうで、なんだか嬉しいです。
ダブルサスペンションのロードバイクなんてビックリでしょ?
ホイールのリムもマビックのパリルーベ!
とにかくすべてがレアです。
コンポーネントに使っているカンパニョーロ・レコードも、94年~98年までのモデルが一番美しかったと思うんですよ。
やたらとカーボンばかり使った最新型なんて全く魅力を感じませんが、当時のレコードはまずクランクが美し過ぎる!
そしてもう一つ『メガチタンクロノ』というバイク!
これも僅かですが日本に入荷されていたはずです。
1995年とは思えないくらい斬新でかっこいいデザインだと思いませんか?
いや、走って速いだけじゃ自転車はつまらんでしょ?と言いたくなる気持ちが解って頂けると幸いです。
そして忘れちゃいけないのがこのマルコ・パンターニ!
もう大好きです!
この人の上りの速さは尋常じゃない!!
自転車ロードレースを知らない人でさえ、この人の走りを映像で見たら、あっという間に虜になるだろうって言い切れる自信があります(笑)
1997年にウィリエールのピラータ(イーストン・エリート)というモデルの自転車で、ラルプデュエズの最速記録を塗り替えたパンターニが、98年にダブルツールを達成した時のビアンキの市販モデル『アルメガプロシリーズ』は、今でもコレクターの中では大人気で・・・
このレプリカモデルが限りなく新品に近い状態であったならば、軽く300万円は下らないって価値があるのです。
写真はデダチャイ・SC61.10A仕様のアルメガプロXLに、タイム製カーボンフォークを付けた本物です。
その他ビアンキオリジナルアルミ仕様のアルメガプロLと、7005アルミ仕様のアルメガプロがありますが、いずれも価値が高いです。
何しろ製造したロットで微妙に仕様が変わるなんて、普通じゃ考えられないでしょ?
アヘッド仕様とスレッド仕様が混在する事実や、ロゴの有無とか・・・
とにかくマニアが食いつきたくなるような、レアな仕様が多数存在する訳ですよ!
当店に展示してあるアルメガプロLもそんな価値あるコレクションの一つです。
さすがに300万円には及びませんが・・・
そういえば僕もジタンを買った時、競合モデルがこのアルメガプロとアルメガプロ・クロノTTでした。
このアルメガプロ・クロノTTもかっこいいでしょ?
当時はとにかくガッチガチの硬いフレームを探していたので、レースで勝つ為ならTTバイクでもいい!悪魔に魂を売ってもいい!そんな想いで自転車を選んでいました(笑)
どうです?単なるファッションとか、チェレステが可愛いから・・・とか、結構軽いノリで乗っている人が多いビアンキですが、本当はちゃんとした自転車を作ってきているブランドなんですよ。
本来はそんな硬派なブランドなんだって知っている人からすれば、最近のビアンキ乗りって許せなかったりするもんですが・・・
是非ビアンキ乗りの方はこのブランドイメージを傷つけるような乗り方をしないよう、誇りを持って走って頂きたいものです。
そして当店にもう一台置いている・・・
こちらのビアンキは走行4000km弱の良品中古車になっています。
是非素晴らしい歴史の詰まった、ビアンキのロードバイクに憧れているお客様は当店まで・・・
こちらカーボンバックで105仕様が、税込み105000円で・・・もちろん値下げ交渉にも応じます!
ビアンキに乗りたいという熱意を見せて下されば、僕も値下げを頑張ります!(笑)
サイズ的に身長168~178センチくらいまでの方がベストかと。
ちなみにホイールはオーバーホール済みなので、R500のわりに良く回りますよ!
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