最近やたらパンクとかバーストが多くないですか?
先日もあるお客様が・・・
「パンクの神様が降りてきた・・・。」だなんて、非常に悲観的な事を言っておられましたが。
2週間前に新品のタイヤに換えたばかりのママチャリに乗った奥さんは、ポートアイランドでバーストして押して帰ってきたとかで・・・
原因を調べたら、リアの泥除けが変形して内側に折れ曲がり、刃物のようにタイヤに切れ目を入れていたのです。
このパターンはここでお店を開いてから通算2人目のケースですが、実は以前西宮の自転車屋で働いていた時は月に1人はこんな人を見ました。
駐輪場とかで他の自転車にぶつけられたり、周辺に飲み屋なんかがあったりすると、酔っ払いに蹴られたり・・・そんな理由で泥除けなんて知らないうちに簡単に変形しています。
雨上がりに走って、木の枝などを巻き込んで壊れる事だってあります。
HAT神戸の分譲マンションなどは、意外にも駐輪場の環境は劣悪と聞きます。
横にスライドする駐輪場なので、ガンガン隣の自転車にぶつけられて、カゴに穴が空いたり、変速機(ディレーラーハンガー)が曲がったり・・・
そんなトラブルも多いので、是非乗って少しでも違和感を感じたら、直ちに降りて確認してみて下さい。
このところそういった一部、力技で直さないとならないような修理が多く、やらないといけない作業が遅れ気味です。
そんな時に先物取引だとか、通信機器の営業電話とかがやたらとしつこくかかってくるもので・・・
ちょっとブチギレそうになる事もしばしば。
今日も同じタイミングで一斉に複数組のお客様が、ご来店されるという波が5度あり・・・
仕入れの支払いに行くにも、なかなか銀行へ行けないって状況が続き・・・
客注の・・・急ぎで仕上げたい自転車だってまだまだあります。
そろそろレガシィも車検に出したいのですが・・・
車を整備する暇なんて全くない!
そして追い討ちをかけるように腹の立つ話が・・・
5月1日からシマノパーツの価格が値上がりします!
既に注文している部品であっても、入荷が5月1日以降であれば、容赦なく値上がりの対象になります。
卸にも在庫がなくて、シマノ自身も在庫として持っていないパーツ。
ただでさえ入荷を待たされているのに・・・
値上げの方が優先なんかい!
なんだかなぁ~。
デュラエースなんてただでさえ高いのに、値上がりなんてされたら・・・
お客様に提示したお見積りよりも、予算が脹らんでしまうじゃないか!
値上がり値上がりって言うのなら、せめて納期くらいは守って下さいよ!
はぁ・・・悲しい。
とりあえず閉店後に作業を消化します!
今回はホイールから全て、手組みで注文を受けている自転車が複数あるので・・・
集中力が・・・持続しない(涙)
しかし乗る人に喜んでもらう為には、決していい加減な作業はできません。
こちらのエヴァディオ・バッカス01は、お客様にお待ち頂いている事もあるので、本来はシマノ・105で全て組み上げる予定で予算を上げていましたが・・・
ピントが狂って判りにくいですが、僕からのお詫びにTOKENのBBをプレゼントさせて頂きました。
レクサスカラーが映えるように、挿し色としてできるだけゴールドのパーツをあしらうようにしました。
105のパーツは、フロントディレーラーのみブラックで、あとのパーツは全てシルバーにしました。
全てブラックにした方が全体の統一感は出るのですが、ちょっと安っぽく見えてしまうので、やはりここは王道ではなくフレームのカラーを引き立てるアッセンブルにさせて頂きました。
あとはお客様のポジション出しをしてコラムをカットし、ワイヤー類とブレーキ本体を装着して仕上げです。
あっ!やばい!もう1時を回ってしまった(汗)
み・・・皆様、おやすみなさいませ!!
HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2015年4月25日土曜日
2015年4月22日水曜日
コーダーブルーム・ファーナSLの試乗インプレッション!
先日も少し触れましたが、こちらのコーダーブルーム・ファーナSLを試乗してみたので、簡単に僕のインプレッションを書かせて頂きます。
前回はパーツ構成などで、かなりのコストパフォーマンスだと述べたばかりですが・・・
乗ってみて驚きました!
持って軽いと感じた以上に、乗ったら更に軽さを味わえるのです。
軽量アルミフレームなので、恐らく7000系アルミ素材か、それに合金を加えたフレームなので、率直な感想としては硬いフレームだと思いました。
なので、ある程度体重や脚力のある人じゃないと踏み出しの軽さは5段階で4くらいにしか感じないかも知れませんが、僕は5をあげてもいいレベルだと思いました。
直進安定性は4弱かな。
自分でコントロールを楽しみたい僕にとっては、このくらいが最高にバランスが良いと思えます。
加速の鋭さは4~5くらい。
踏んだら恐ろしく鋭い加速が出来ます。
しかし普段より、ギアを1~2枚重たいのでも、軽く回せる感じだったので、無理をしなくても速度の伸びは体感できます。
細かい路面の突き上げ感はありましたが、恐ろしく収束が早いので、全然トラクションが逃げる感じがしなくて、かなり思い切って振り回せるいい自転車です!
今回はテスト用に当店の手組みのホイールを使用したので、完成車キットに付いているシマノ・RS61だと、もう少しマイルドな乗り味になると思われます。
久々にいいアルミバイクに乗れた気がします!
この乗り味はちょっと例えが古いんですけど、1998年にカレラ・ハーキュレスに乗った時と感覚が近いかなぁ。
当時アルミフレーム全盛期だったんですけど、僕はカレラ・ハーキュレス又は同じくカレラのブラックナイト、ピナレロ・パリ、ジタン・マッハ3001、ウィリエール・エリート(パンターニモデル)の
5台の中でどれに乗り換えようかと迷って・・・
結局コストパフォーマンスに一番優れていたジタンを選んだ経緯があります。
一番安かったのはウィリエールだったんですけど、一番人気で乗っている人が多かったことと、イーストン・エリートのアルミチューブに対して、余り耐久性の上で信用していなかったから外したんですよ。
実際当時あれだけ売れたフレームなのに、中古車両として市場に残っていないのは、単にコレクターが多いだけではなく、もうまともに乗れる個体が無いって事を物語っています。
ちなみに当時ハーキュレスは37万円するアルミフレームだったので、フレームだけでも高級カーボンフレーム並みの価格だった事を考えたら・・・
その性能に近いか、下手をすればそれより良くなったであろうアルミフレームの完成車が、税込で189000円で買えるという今の時代がすご過ぎますね!
実際にフレーム重量は確実に軽くなっています。
初めてハーキュレスに乗ったときに「異次元のような乗り味や~!」って感動した、あの時の感覚が甦りました。
まあ僕のジタンも新車購入時は、瞬間で中二病に陥り、心の底から雄叫びを上げたいくらい、恐ろしく尖った加速をしてくれる自転車でした。
そう思うとファーナSLはここまでレーシーな乗り味ながら、乗り心地は決して悪くなくて・・・
むしろ楽チンにすら思えてしまいます。
まあ肉薄な軽量アルミフレームなので、ハードに乗る人なら2~3年で賞味期限を終えてしまうと思いますが、それを差し引いてもコストパフォーマンスが高い自転車だと言えます。
最近徐々にまたアルミフレームの人気が復活してきている兆しがあるので・・・
完成車価格で予算20万円未満でお考えの方は・・・
迷わずこれじゃないでしょうか?
尚、11速化したNEW105ですが・・・
結構DISっている人が多いのですが、僕は全然いいと思います。
アルテグラやデュラを買った人のやっかみかも知れませんが、価格を考えたらものすごく出来はいいと思うのです。
5700系105のクオリティの低さから考えたら、ものすごいレベルアップですよ!
そんな事も加えてオススメさせて頂きます!
2015年4月19日日曜日
工具を貸して下さい!
って来店されるお客様の話です。
うちのお店でも時々あります。
僕個人の心情としては貸して差し上げたいです。
しかし道具(工具)って、それが自分のではなく、人の物って考えたら大切に使いますか?
壊れようが何しようが、「あっ!ごめんなさい!」で済むと思っている人が意外に多いんです。
買いに行くのが面倒くさいとか、高い割りに使う頻度が少ないから・・・とか。
理由は様々ですが、それでお店に持ってくるくらいなら作業を任せて下さい。
工具はお店の財産です。
当然壊れたら新しい工具を仕入れるまで、その工具を必要とする作業が出来なくなります。
その期間中の利益が逃げる事も踏まえて、壊した場合に免責保証料を支払う覚悟はありますか?
同じ工具をいくつも予備で持っている場合はレンタルでお貸ししてもいいですが、レンタル料取りますよ?
それで触って、結局自分で上手く取り付けが出来なかったら・・・
余計に修理代の出費がかさむと思いませんか?
そういう事を色々考えてみたら・・・
お店に工具を貸してくれなんて言うお客様って・・・
ちょっと浅はか過ぎないか?って思うんです。
うちのお店は工具を消耗品程度に考えているので、使用頻度の高い工具にそれほどお金はかけていません。
そうです!
工具だって使えば変形したり、磨り減ったりするんです。
出来るだけ工具を長持ちさせる使い方をすれば、同時にお客様の自転車の部品を傷めないような丁寧な作業になります。
そんな当たり前の使い方を僕らはしているのですが、一般の方にその様な意識が決して当たり前にあるとは思えません。
普段工具を使った作業をしないから、家に工具が無いんでしょ?
そんな人だったら使い方すら危ういじゃないですか。
正直DIYに目覚めて工具を買い揃えている人でさえ、使い方が雑な方や、ボルトやナットの締め付けトルクの意味も解っていない人が大半なんです。
安全にキッチリと調整がしたいのでしたら、お店のスタッフに任せて下さい!
人に払うお金が無駄だとお考えの方は、自分で工具を買い揃えて、何度も壊して失敗を重ねて、気がついたらものすごく無駄な出費をした事に気付いて下さい。
多分その頃には自転車屋ができるくらいの腕前にはなっているかも知れません。
少なくとも僕は小学生の頃から手作りのラジコン作りから始まり、中学生の頃には自分の自転車の修理をするようになり、高校生の頃にはオーバーホールもするようになって・・・
当時、家の周辺にまともなプロショップが無くて、町の自転車屋にはオーバーホールに対応する工具すら無い時代だったので、自分で工具を買い揃えて触っていました。
もちろん失敗もたくさん重ねました。
だからこそ今はこうして、他人様の自転車を扱えるくらいの技術も身につけているのです。
生半可な知識や技術をお持ちの方に、そうそう気安く商売道具をお貸しするなんて事ができないっていう事を、是非ご理解頂きたい。
修理代をケチりたい気持ちは解らなくもありません。
僕が自分で自転車や車をいじるようになったきっかけも、全く動機は同じですから、それだけによ~く解ります。
だったらお店に工具を借りるなんてカッコ悪い事はやめて、自分で工具を用意しましょう!
僕は例えスタッフであっても、工具の使い方が雑だったり、手入れをしなかったり、元の場所に戻さないとか、黙って持ち帰るなんて事が許せません!
それは工具がお店の財産であり、仕事をする上で絶対に無いといけないものだ!という意識が欠如していては、職人として失格だと思っているからです。
そもそも自転車の扱いや手入れもままならない、一般の人にそんな意識ってできますか?
スポーツバイクは部品にお金が掛かっている分、組付けや修理は平均的に簡単ですが、ママチャリは組み付けしながら精度を出さなくてはいけないくらいの、平均的に低いクオリティなので、応用が利かない人が簡単に触れるものではありません。
適当に締め付けをすれば簡単に緩んだりずれたりします。
締め過ぎれば簡単にバカになったり、壊れてしまうものなんです。
それでも命を乗せて運ぶ乗り物に違いはありません!
ハッキリ言って自転車業界で働いている人間でさえ、スポーツバイクしか触った事の無い人だと、ママチャリの修理は上手くいかない事が多いんです。
応用がいる事も度々あるので、研修云々の問題でもありません。
その時、その時、ぶつかって工夫をしなければ、どうにもならない修理だってあります。
人の心情や予算も考えれば、簡単に買い換えて下さいと言えないものでもあります。
だからこそ安物の自転車だからって「別に自分で作業するからいいねん!」とか、そんな簡単な話ではないのです。
自転車業界の人間でもママチャリ如き・・・とか、安物・・・なんて軽々しくバカにしている人がいますが、そういう人って心の奥では自分の技術や応用力に自信が無いだけなんです。
精度を出すのが難しい『安物』を、安全な乗り物に組み立てる技術があってこそのプロだと思いませんか?
なので僕はそういう事を軽々しく口にする人は、プロとして恥ずかしいと思わないのかと・・・つくづくそう思うのです。
別に工具は高級品である必要はありません!
自転車専用ってものは無駄に高いものもあります。
汎用工具であれば、自転車用工具メーカーにこだわる必要もありません。
コーナンプロやナフコの工具でも十分です。
ただし工具は素材や製造方法によっても、耐久性や剛性が違うので、極端に安い工具はオススメしませんので・・・
せめて自転車に限らず、職人さんが使うくらいのレベルの工具を選んで下さい!
そして自信の無い人は無理をせず、『餅は餅屋』に任せてくれればいいのです。
ただし自分で修理をしたいけど、どうやったらいいのかを教えて欲しい!って言う場合は、お教えしなくもありません。
ただしそれも、スタッフが拘束される時間と、大切な知識を提供する事を考えると・・・
やはり見合った報酬は頂くのが筋ですよね(笑)
まあちょっと勘違いされている人が時々おられますので、軽~く愚痴らせて頂きました!
うちのお店でも時々あります。
僕個人の心情としては貸して差し上げたいです。
しかし道具(工具)って、それが自分のではなく、人の物って考えたら大切に使いますか?
壊れようが何しようが、「あっ!ごめんなさい!」で済むと思っている人が意外に多いんです。
買いに行くのが面倒くさいとか、高い割りに使う頻度が少ないから・・・とか。
理由は様々ですが、それでお店に持ってくるくらいなら作業を任せて下さい。
工具はお店の財産です。
当然壊れたら新しい工具を仕入れるまで、その工具を必要とする作業が出来なくなります。
その期間中の利益が逃げる事も踏まえて、壊した場合に免責保証料を支払う覚悟はありますか?
同じ工具をいくつも予備で持っている場合はレンタルでお貸ししてもいいですが、レンタル料取りますよ?
それで触って、結局自分で上手く取り付けが出来なかったら・・・
余計に修理代の出費がかさむと思いませんか?
そういう事を色々考えてみたら・・・
お店に工具を貸してくれなんて言うお客様って・・・
ちょっと浅はか過ぎないか?って思うんです。
うちのお店は工具を消耗品程度に考えているので、使用頻度の高い工具にそれほどお金はかけていません。
そうです!
工具だって使えば変形したり、磨り減ったりするんです。
出来るだけ工具を長持ちさせる使い方をすれば、同時にお客様の自転車の部品を傷めないような丁寧な作業になります。
そんな当たり前の使い方を僕らはしているのですが、一般の方にその様な意識が決して当たり前にあるとは思えません。
普段工具を使った作業をしないから、家に工具が無いんでしょ?
そんな人だったら使い方すら危ういじゃないですか。
正直DIYに目覚めて工具を買い揃えている人でさえ、使い方が雑な方や、ボルトやナットの締め付けトルクの意味も解っていない人が大半なんです。
安全にキッチリと調整がしたいのでしたら、お店のスタッフに任せて下さい!
人に払うお金が無駄だとお考えの方は、自分で工具を買い揃えて、何度も壊して失敗を重ねて、気がついたらものすごく無駄な出費をした事に気付いて下さい。
多分その頃には自転車屋ができるくらいの腕前にはなっているかも知れません。
少なくとも僕は小学生の頃から手作りのラジコン作りから始まり、中学生の頃には自分の自転車の修理をするようになり、高校生の頃にはオーバーホールもするようになって・・・
当時、家の周辺にまともなプロショップが無くて、町の自転車屋にはオーバーホールに対応する工具すら無い時代だったので、自分で工具を買い揃えて触っていました。
もちろん失敗もたくさん重ねました。
だからこそ今はこうして、他人様の自転車を扱えるくらいの技術も身につけているのです。
生半可な知識や技術をお持ちの方に、そうそう気安く商売道具をお貸しするなんて事ができないっていう事を、是非ご理解頂きたい。
修理代をケチりたい気持ちは解らなくもありません。
僕が自分で自転車や車をいじるようになったきっかけも、全く動機は同じですから、それだけによ~く解ります。
だったらお店に工具を借りるなんてカッコ悪い事はやめて、自分で工具を用意しましょう!
僕は例えスタッフであっても、工具の使い方が雑だったり、手入れをしなかったり、元の場所に戻さないとか、黙って持ち帰るなんて事が許せません!
それは工具がお店の財産であり、仕事をする上で絶対に無いといけないものだ!という意識が欠如していては、職人として失格だと思っているからです。
そもそも自転車の扱いや手入れもままならない、一般の人にそんな意識ってできますか?
スポーツバイクは部品にお金が掛かっている分、組付けや修理は平均的に簡単ですが、ママチャリは組み付けしながら精度を出さなくてはいけないくらいの、平均的に低いクオリティなので、応用が利かない人が簡単に触れるものではありません。
適当に締め付けをすれば簡単に緩んだりずれたりします。
締め過ぎれば簡単にバカになったり、壊れてしまうものなんです。
それでも命を乗せて運ぶ乗り物に違いはありません!
ハッキリ言って自転車業界で働いている人間でさえ、スポーツバイクしか触った事の無い人だと、ママチャリの修理は上手くいかない事が多いんです。
応用がいる事も度々あるので、研修云々の問題でもありません。
その時、その時、ぶつかって工夫をしなければ、どうにもならない修理だってあります。
人の心情や予算も考えれば、簡単に買い換えて下さいと言えないものでもあります。
だからこそ安物の自転車だからって「別に自分で作業するからいいねん!」とか、そんな簡単な話ではないのです。
自転車業界の人間でもママチャリ如き・・・とか、安物・・・なんて軽々しくバカにしている人がいますが、そういう人って心の奥では自分の技術や応用力に自信が無いだけなんです。
精度を出すのが難しい『安物』を、安全な乗り物に組み立てる技術があってこそのプロだと思いませんか?
なので僕はそういう事を軽々しく口にする人は、プロとして恥ずかしいと思わないのかと・・・つくづくそう思うのです。
別に工具は高級品である必要はありません!
自転車専用ってものは無駄に高いものもあります。
汎用工具であれば、自転車用工具メーカーにこだわる必要もありません。
コーナンプロやナフコの工具でも十分です。
ただし工具は素材や製造方法によっても、耐久性や剛性が違うので、極端に安い工具はオススメしませんので・・・
せめて自転車に限らず、職人さんが使うくらいのレベルの工具を選んで下さい!
そして自信の無い人は無理をせず、『餅は餅屋』に任せてくれればいいのです。
ただし自分で修理をしたいけど、どうやったらいいのかを教えて欲しい!って言う場合は、お教えしなくもありません。
ただしそれも、スタッフが拘束される時間と、大切な知識を提供する事を考えると・・・
やはり見合った報酬は頂くのが筋ですよね(笑)
まあちょっと勘違いされている人が時々おられますので、軽~く愚痴らせて頂きました!
2015年4月18日土曜日
疲れた身体に鞭打って、ゾンビあしながバチ2匹と対決!
今日は疲れました。
詳細はまた書くとして・・・
閉店作業が終わるかどうかって時の事。
玄関に2匹のあしながバチがいる。
今は何も害は無いが・・・このまま室内で飼うのか?
いやいや、ヤバイやろ!
ってな訳で僕はハチ退治をする事に。
あしながバチはスズメバチ同様の毒の強さを誇ります!
2匹相手に刺されたら、アナフィラキシーショックになる恐れもございます。
しかしそうなんです!
いつもはパーツクリーナーで瞬殺なんですね。
なのでいつも通りパーツクリーナーで攻撃・・・
しかしこれがまた効かないのだ!
コーナンプロで買ったパーツクリーナーの威力不足?
逆に彼らの逆鱗に触れ、そこから店内で2匹のあしながバチと、30分以上に亘る大激戦に展開。
この2匹のコンビネーションは恐ろしく、1匹が右から僕を牽制している隙に、もう1匹が左から周りの景色にカムフラージュしながら回り込んでくる!
疲れてるのに全神経を研ぎ澄まして、こちらも一切の隙を与えないでパーツクリーナーショット!
直撃のはずなのにひるみもしない!
1匹は果敢に突進してくる攻撃性の高さがすごく・・・
もう1匹はニュータイプなのか、見聞色の覇気の持ち主なのか、とにかくエースパイロットか?っていうくらいすばしっこく、僕の右手に握ったうちわによる、ハエ叩きアタックも紙一重でかわされる。
仕方が無いのでまずは1匹を一番奥まで追い込んで離し、もう一匹を確実に仕留める作戦に出た。
とりあえずエースパイロットを後回しにして、攻撃的な方とタイマン勝負!
パーツクリーナーによる攻撃で興奮させて、接近してきた瞬間・・・うちわで叩き落してショック状態に、そしてとどめに新聞紙を丸めたもので、叩いて決着!
残りの1匹は苦労しましたが、何とか仕留めて無事、平和な店内に戻す事が出来ました。
睡眠不足と肩こり、左膝の靭帯が伸びて激痛・・・
満身創痍なのでこれから帰って寝ます!
明日は天気が怪しそうですが、ポタリング・・・無事に出来るかな?
雨だったらロイホに行きます(笑)
詳細はまた書くとして・・・
閉店作業が終わるかどうかって時の事。
玄関に2匹のあしながバチがいる。
今は何も害は無いが・・・このまま室内で飼うのか?
いやいや、ヤバイやろ!
ってな訳で僕はハチ退治をする事に。
あしながバチはスズメバチ同様の毒の強さを誇ります!
2匹相手に刺されたら、アナフィラキシーショックになる恐れもございます。
しかしそうなんです!
いつもはパーツクリーナーで瞬殺なんですね。
なのでいつも通りパーツクリーナーで攻撃・・・
しかしこれがまた効かないのだ!
コーナンプロで買ったパーツクリーナーの威力不足?
逆に彼らの逆鱗に触れ、そこから店内で2匹のあしながバチと、30分以上に亘る大激戦に展開。
この2匹のコンビネーションは恐ろしく、1匹が右から僕を牽制している隙に、もう1匹が左から周りの景色にカムフラージュしながら回り込んでくる!
疲れてるのに全神経を研ぎ澄まして、こちらも一切の隙を与えないでパーツクリーナーショット!
直撃のはずなのにひるみもしない!
1匹は果敢に突進してくる攻撃性の高さがすごく・・・
もう1匹はニュータイプなのか、見聞色の覇気の持ち主なのか、とにかくエースパイロットか?っていうくらいすばしっこく、僕の右手に握ったうちわによる、ハエ叩きアタックも紙一重でかわされる。
仕方が無いのでまずは1匹を一番奥まで追い込んで離し、もう一匹を確実に仕留める作戦に出た。
とりあえずエースパイロットを後回しにして、攻撃的な方とタイマン勝負!
パーツクリーナーによる攻撃で興奮させて、接近してきた瞬間・・・うちわで叩き落してショック状態に、そしてとどめに新聞紙を丸めたもので、叩いて決着!
残りの1匹は苦労しましたが、何とか仕留めて無事、平和な店内に戻す事が出来ました。
睡眠不足と肩こり、左膝の靭帯が伸びて激痛・・・
満身創痍なのでこれから帰って寝ます!
明日は天気が怪しそうですが、ポタリング・・・無事に出来るかな?
雨だったらロイホに行きます(笑)
2015年4月17日金曜日
こんな自転車はいかがですか?
先日世界に一台の自転車が欲しい!って話で注文を頂いたエヴァディオ・バッカス01が予定より10日も早く到着した(汗)
お題は『レクサスの様な気品と高級感のあるカラーリングで、ワインレッド系がいい!』
ちょっと阪急電車のマルーンレッドにも似ていますが、これ本物のレクサスカラーです。
僕が調べたところ、レクサスで採用されているワインレッドは『クリムゾンクリスタルシャインガラスフレーク』という、舌を噛みそうなくらい名前の長いカラーでした。
なので、限りなくこれに近い色を渡辺塗装さんで作って頂けますか?ってお願いしたところ・・・
「むしろ本物を塗装しましょうか?」って話になって、お客様の承諾の上でトヨタより塗料を仕入れて頂く事になりました。
レクサスは塗装に相当手間とコストをかけているらしく、今回の塗装もそれに習った仕上げにして頂いたので、とても深みのある仕上がりになったと思います。
お客様にまだ到着した事をお伝えしていないのですが・・・
これを見たらきっと喜んでくれる事でしょう!
ロゴの書体変更やネームのオプション料金も少々値上がりしましたが、今回書体変更に関しては僕の一存で決めましたので、その分の料金は僕の自前です!
エヴァディオのファイヤーバードデザインに使用している、特別なロゴデザインを採用しました。
フロントフォークはヌードカーボンにクリアーフィニッシュです。
いや~っ!こんな事ができるのなら、僕はスバルからソニックブルーマイカを仕入れてもらい、黄色の六連星と555のデカール、白色でSTIのデカールを施してインプレッサ・ラリーカーのデザインに仕上げたくなります。
エヴァディオのフレームの嬉しいところは、こういったイレギュラーにも可能な限り柔軟に対応してくれるって事ですね。
しかも仕上げも丁寧で、BB周りもタッピングやフェイシングの処理を綺麗にしてくれているので、僕たちが組み付ける時も、余計な工程が省けて助かります。
そう思ったら自分だけの自転車が、20万円台~で作れるってすごくリーズナブルですよね!
走りも本物です!
実は先日もバッカス01で自転車を組み立てました。
こちらはSUNのデザインにカラーを1色足してアレンジしたものです。
お客様が以前購入した自転車が、3ヶ月も乗らないうちに後ろから車に追突されて、乗れなくなってしまった為、フレームとホイール、タイヤを新調して、その他のパーツを流用。
パーツは1つ1つ洗浄やオーバーホールをして、事故による影響がないかチェックをしたうえで組み付け。
ホイールは予算の都合でR501ですが、タイヤカラーをロゴと同じレッドにする事で、鮮やかに仕上げました。
ここまで自己主張すれば、車に追突されにくくなるでしょう!
あとシュウインの実用車タイプのレトロバイクですが・・・
注文されたお客様の希望で、ママチャリ用のフロントバスケットを取り付けしました!
取り付けステーはこの自転車の専用パーツではありませんが、工夫すればなんとかなるものなのです。
十分違和感のない仕上がりになっているでしょ?
そしてコーダーブルーム(ホダカ)の『ファーナSL』ですが・・・
限定色のホワイト×ピンクです!
このロードバイク・・・
これまたホダカさんの本気度が伺える1台です。
NEW105装備で、ホイールはシマノ・RS61。
しかも軽量化の為に採用しているシートポストはタイオガのOEMで、180g足らずの超軽量カーボンポストなのである。
装備している部品だけで12~13万円くらいになるって言うのに、完成車価格175000円(税抜)!
重量も実測7.83kgと軽く、デュラエースに換装してハンドル周りやホイールを更に軽量化すれば、ペダルを付けても6kg台前半の自転車に仕上がってしまう訳で・・・
アルミバイクとしてはかなり優秀なスペックのロードバイクじゃないかと思います。
近々僕が実際に乗ってみてインプレッションをしてみます。
ちなみに当店に2台入荷して、1台はその日のうちに売れてしまいました。
実際に人気らしくて、もうホダカさんの在庫も無くなりつつあるとか・・・
最後にようやくトンプソン・フォースの注文を頂きました。
ポテンシャルの高いフレームなので、ある程度の体力と脚力のある人に買って頂きたかったこともあって、今回はものすごくピッタリのお客様にご注文頂きました!
マットブラックとシャイニーブラックのコンビカラーはあるのですが、コンビカラーの場合はブラック以外の挿し色は基本無しらしい。
しかし今回はお客様との話し合いでそこにピンクの挿し色を加えようという話になったのですが・・・
一応輸入代理店さんにはお客様の今回の自転車選びにかける熱意や、当店にお任せ下さった経緯をお伝えしてご理解頂いておりますが、現在ベルギー本社と交渉中の状態です!
何とかイレギュラーを受けてもらえたら・・・と僕もプッシュしております。
これ以上ないくらい、かっこよく仕上げたいです!
またそういったご相談がございましたら、僕に出来る限り・・・お客様の理想の自転車を作らせて頂きますので、よろしくお願い致します。
4月12日(日)ポタリング・・・いきなりコンビ結成!?
この日はH川様が早朝から関ヶ原入りして、今頃伊吹山ヒルクライムレースを走っている頃なんだろうなぁ~と思いつつ・・・
僕が現地へ応援に行けなかった事もあり、同じく伊吹山に参加するピナイさんのタイヤ空気圧を抜いて、走れなくするミッションがこなせなかった事を悔やみつつ出勤(笑)
当然留美さんもいないし、先日Y崎様2号は両足を骨折してしばらく安静という事もあって、参加人数は少ないかな~って思ったら、E藤様やY崎様3号、H江様、Y原君、S藤様がお越しになっていました。
更にS本様とヨネやんも加わり、8名で出走!
まさかヨネやんとY原君の初顔合わせが、こんなにも早く実現するとは思っていなかったので、ちょっと朝からテンションが上がりました。
Y原君にはピナイさんの話もだいたいしてあったので、ヨネやんの『打倒ピナイ』について協力してあげてね!って紹介してあげたら、同じ年齢って事もあってすごく仲良くなってくれました。
この日はトレボンへ行きました。
完全に思考回路がハニートーストに支配されていたと思います。
現地に着いて、元町西口前の駐輪場に向かうと・・・
「うわっ!すごい!なんで判ったんですか?」
「いやぁ~。多分今日は店長、トレボンだろうなぁ~って思ったんですよ。」
またしても僕がここに来る事を予測して、K南様が先回りして待っていたのです。
これで的中率が75%になりました。
K南様のバイオリズムは僕のそれと近いのでしょうか?
「そもそも僕も今日はトレボンに行きたかったので、もし店長とバッティングしなかったら、一人でハニートーストを食べるつもりでいましたよ。」
これはかなりシンクロ率高いと思います(笑)
という訳で改めまして9名でトレボンへ・・・
3名ずつ3つのテーブルに分かれて頂きました。
ヨネやんとY原君を監督する保護者席にはH江様が・・・
「全員ハニートーストでいいのかな?」
「OKです!」
「飲み物は全員コーヒー?」
「無理で~す!E藤さんがいま~す!」とY崎様3号。
E藤様はコーヒーがNGでした!
結局E藤様とS藤様はホットミルクティー、先回りに脚を使って暑いというK南様はアイスミルクティーを注文。
そしてヨネやんは定番のホットココア・・・
シンズバーガーのフレンチトースト同様、ここでのココアは『ヨネやん』に名称を変えてもいいかも知れません(笑)
思わずノンビリ過ごし過ぎて・・・
「うわっ!やばっ!もう9:49やん!」
慌ててお店に戻る。
僕と一緒について来たのはヨネやんとY原君。
向かい風が強い中、僕はかなり速度をあげたつもりなんですけど、Y原君はピッタリとついてきます。
それにヨネやんも負けじと喰らいついてきますが・・・
平地のスピードに自信の無いヨネやんは、ややバテ気味でした。
でも2人は、何だかいいライバル関係になりそうで・・・ワクワク・・・
開店準備も2人が手伝ってくれました。
それにしても後続が来ないなぁ~って思っていたら、どうやらK南様が元町でパンクしてしまったらしく、残った皆さんでパンク修理をしてから帰って来られました。
ちなみにK南様は前日、走行会に参加するつもりが遅刻して、そのまま明石まで行って・・・
勢いで淡路島一周して、向かい風に逆らいながら走ったとかで・・・
自転車もご本人もかなりくたびれていたと思うんですよ。
本当にお疲れ様です!
そしてこの日もS藤様の手作り弁当を頂きました!
Y原君は早速仲良くなったヨネやんと走りに行きたそう。
「ヨネやん。一緒に走ってきなよ!」
「あっ!そうですねぇ。じゃあ・・・行こうか?ちなみに店長、何かいいコースってありますか?」
「なんなら・・・次回のピナ祭りを想定して、魔界に行ってみるかい?」
「魔界っすか?あっ、いいですね。一度行ってみたかったんですよ。」
「じゃあ地図出してあげるから行ってくるといいよ!」
そして2人で魔界へのサイクリングへ行きました。
帰ってきたら2人とも「あんな坂道、自転車に乗ったままでなんて走れませんよ!」って回答でした(笑)
「だから魔界なんじゃない!」
「でも、僕はまた走りに行きたいな・・・」とはヨネやん。
ヨネやんは魔界の入口付近(既に20%以上の登坂)を、うっかりアウターのまま上ったらしく、その後の30%超区間に入った瞬間、ペダルが踏み込めなくなって落車したらしい。
無謀だけど・・・僕はそういう人好きです。
Y原君も30%超区間で心が折れたらしく、その先の超魔界ゾーンはとても自転車に乗る気になれなかったそうです。
今度はまた走行会の時に、みんなで賑やかに楽しく苦しみましょう!
結局この日も忙しかったのですが、S藤様が閉店まで手伝ってくれて・・・
ヨネやんとY原君も夕方までいて手伝ってくれました。
夕方からは以前長野県のサイクリングに参加したK原様が、ブログを見て心配して手伝いに来てくれました。
まあ自転車屋の手伝いなんて、自転車を触れなかったら何もできないって言いますが・・・
土、日共に、だれかしらメンバーさんが顔を覗かせてくれたり、差し入れに来てくれたり、応援して下さっただけでも、僕にとっては十分力になりました。
やっぱり明るい気分でする仕事は違いますね!
この2日間は本当に多くのお客様、メンバーさんに助けられました!
あと伊吹山のレース帰りに寄り道してくれたH川様もお疲れ様でした。
現地でピナイさんには会えなかったそうですが、それはそれでKY発言を聞かずに走る事ができて何よりです(笑)
ピナイさんもクラス26位と・・・順位はともかく、優勝タイムに8分差だった事を考えれば、自分の実力を知る物差しができて、それだけでも十分な収穫はあったと思います。
まだまだ伸び代があるピナイさんは、レースに出場する前提で走り続けていく以上は、これからもっと速くなりますよ!
はあ・・・僕もレース走りたいなぁ~。
お店を任せられるような人材って・・・いまや稀少種なんですね(涙)
接客や現金の扱い、店舗のセキュリティ・・・それらに伴う責任問題・・・
当然の義務なんですけどね(苦笑)
トライアスリートの八尾さんの考え方ですが、若手を育成する指導者も第一線で走れる実力が無いと、そこまでのレベルまで若手を引き上げられないって言います。
その通りだと思います。
僕ももう一度レースで上を目指して走り、ついでに若手を引っ張り上げて、それで踏み台にしてくれたら・・・なんて思いますが、いつ叶うんでしょうね。
これ以上無駄に歳は取りたくないや!
僕が現地へ応援に行けなかった事もあり、同じく伊吹山に参加するピナイさんのタイヤ空気圧を抜いて、走れなくするミッションがこなせなかった事を悔やみつつ出勤(笑)
当然留美さんもいないし、先日Y崎様2号は両足を骨折してしばらく安静という事もあって、参加人数は少ないかな~って思ったら、E藤様やY崎様3号、H江様、Y原君、S藤様がお越しになっていました。
更にS本様とヨネやんも加わり、8名で出走!
まさかヨネやんとY原君の初顔合わせが、こんなにも早く実現するとは思っていなかったので、ちょっと朝からテンションが上がりました。
Y原君にはピナイさんの話もだいたいしてあったので、ヨネやんの『打倒ピナイ』について協力してあげてね!って紹介してあげたら、同じ年齢って事もあってすごく仲良くなってくれました。
この日はトレボンへ行きました。
完全に思考回路がハニートーストに支配されていたと思います。
現地に着いて、元町西口前の駐輪場に向かうと・・・
「うわっ!すごい!なんで判ったんですか?」
「いやぁ~。多分今日は店長、トレボンだろうなぁ~って思ったんですよ。」
またしても僕がここに来る事を予測して、K南様が先回りして待っていたのです。
これで的中率が75%になりました。
K南様のバイオリズムは僕のそれと近いのでしょうか?
「そもそも僕も今日はトレボンに行きたかったので、もし店長とバッティングしなかったら、一人でハニートーストを食べるつもりでいましたよ。」
これはかなりシンクロ率高いと思います(笑)
という訳で改めまして9名でトレボンへ・・・
3名ずつ3つのテーブルに分かれて頂きました。
ヨネやんとY原君を監督する保護者席にはH江様が・・・
「全員ハニートーストでいいのかな?」
「OKです!」
「飲み物は全員コーヒー?」
「無理で~す!E藤さんがいま~す!」とY崎様3号。
E藤様はコーヒーがNGでした!
結局E藤様とS藤様はホットミルクティー、先回りに脚を使って暑いというK南様はアイスミルクティーを注文。
そしてヨネやんは定番のホットココア・・・
シンズバーガーのフレンチトースト同様、ここでのココアは『ヨネやん』に名称を変えてもいいかも知れません(笑)
思わずノンビリ過ごし過ぎて・・・
「うわっ!やばっ!もう9:49やん!」
慌ててお店に戻る。
僕と一緒について来たのはヨネやんとY原君。
向かい風が強い中、僕はかなり速度をあげたつもりなんですけど、Y原君はピッタリとついてきます。
それにヨネやんも負けじと喰らいついてきますが・・・
平地のスピードに自信の無いヨネやんは、ややバテ気味でした。
でも2人は、何だかいいライバル関係になりそうで・・・ワクワク・・・
開店準備も2人が手伝ってくれました。
それにしても後続が来ないなぁ~って思っていたら、どうやらK南様が元町でパンクしてしまったらしく、残った皆さんでパンク修理をしてから帰って来られました。
ちなみにK南様は前日、走行会に参加するつもりが遅刻して、そのまま明石まで行って・・・
勢いで淡路島一周して、向かい風に逆らいながら走ったとかで・・・
自転車もご本人もかなりくたびれていたと思うんですよ。
本当にお疲れ様です!
そしてこの日もS藤様の手作り弁当を頂きました!
Y原君は早速仲良くなったヨネやんと走りに行きたそう。
「ヨネやん。一緒に走ってきなよ!」
「あっ!そうですねぇ。じゃあ・・・行こうか?ちなみに店長、何かいいコースってありますか?」
「なんなら・・・次回のピナ祭りを想定して、魔界に行ってみるかい?」
「魔界っすか?あっ、いいですね。一度行ってみたかったんですよ。」
「じゃあ地図出してあげるから行ってくるといいよ!」
そして2人で魔界へのサイクリングへ行きました。
帰ってきたら2人とも「あんな坂道、自転車に乗ったままでなんて走れませんよ!」って回答でした(笑)
「だから魔界なんじゃない!」
「でも、僕はまた走りに行きたいな・・・」とはヨネやん。
ヨネやんは魔界の入口付近(既に20%以上の登坂)を、うっかりアウターのまま上ったらしく、その後の30%超区間に入った瞬間、ペダルが踏み込めなくなって落車したらしい。
無謀だけど・・・僕はそういう人好きです。
Y原君も30%超区間で心が折れたらしく、その先の超魔界ゾーンはとても自転車に乗る気になれなかったそうです。
今度はまた走行会の時に、みんなで賑やかに楽しく苦しみましょう!
結局この日も忙しかったのですが、S藤様が閉店まで手伝ってくれて・・・
ヨネやんとY原君も夕方までいて手伝ってくれました。
夕方からは以前長野県のサイクリングに参加したK原様が、ブログを見て心配して手伝いに来てくれました。
まあ自転車屋の手伝いなんて、自転車を触れなかったら何もできないって言いますが・・・
土、日共に、だれかしらメンバーさんが顔を覗かせてくれたり、差し入れに来てくれたり、応援して下さっただけでも、僕にとっては十分力になりました。
やっぱり明るい気分でする仕事は違いますね!
この2日間は本当に多くのお客様、メンバーさんに助けられました!
あと伊吹山のレース帰りに寄り道してくれたH川様もお疲れ様でした。
現地でピナイさんには会えなかったそうですが、それはそれでKY発言を聞かずに走る事ができて何よりです(笑)
ピナイさんもクラス26位と・・・順位はともかく、優勝タイムに8分差だった事を考えれば、自分の実力を知る物差しができて、それだけでも十分な収穫はあったと思います。
まだまだ伸び代があるピナイさんは、レースに出場する前提で走り続けていく以上は、これからもっと速くなりますよ!
はあ・・・僕もレース走りたいなぁ~。
お店を任せられるような人材って・・・いまや稀少種なんですね(涙)
接客や現金の扱い、店舗のセキュリティ・・・それらに伴う責任問題・・・
当然の義務なんですけどね(苦笑)
トライアスリートの八尾さんの考え方ですが、若手を育成する指導者も第一線で走れる実力が無いと、そこまでのレベルまで若手を引き上げられないって言います。
その通りだと思います。
僕ももう一度レースで上を目指して走り、ついでに若手を引っ張り上げて、それで踏み台にしてくれたら・・・なんて思いますが、いつ叶うんでしょうね。
これ以上無駄に歳は取りたくないや!
2015年4月16日木曜日
4月11日(土)走行会・・・期待の新人高校生デビュー!またしても・・・
この日はまたしても朝から雨・・・
「あ~っ!マジかぁ~!これは一人で表六甲に上れという、神様のお告げなんかなぁ~。」
そう思ってお店に出勤したら、最近ちょくちょくお店に出入りするようになった高校2年生のY原君が座って待っているではないか!
「おっ!こんな天気なのに気合入っているねぇ~。」
「いやぁ~。家を出る時は止んでいたんですけど・・・。」
結局この日はH川様が加わって3名で出走。
「H川さん、明日のレースは大丈夫なんですか?」
「明日の早朝に受付をするので、今夜多賀SAに泊まります!」
「じゃあ今日はあんまり強烈な坂道は走れませんね!」
「ははは!是非お手柔らかにお願いします。」
実は先週ホイールを壊した僕は前夜にホイールの交換作業を済ましており・・・
X-LIGHTにTOKENのホイールを装着!
更にはLOOKのデルタクリート(旧型のクリート)が欠けたり擦り減ったりで、最近激坂を上っている最中に外れたりするもので・・・
皆さんからも「よく落車しませんね?」と心配されていたんですよ。
しかし以前『㈱ユーロスポーツインテグレーション』さんに問い合わせたら・・・
「デルタクリートはもう廃盤で、随分前に叩き売りしちゃったんです。本国にはまだあると思うんですけど・・・」と言われ・・・
ネットで探してもなかなかストックが無くて、あったとしても叩き値で仕入れておきながら、足元を見ているかの如く高値で売りつける・・・
そんな状態だったんですね。
ユーロさんでも「確かにまだ・・・旧タイプのペダルを大事に使ってくれているユーザーさんの声を聞く事がございますので、デルタクリートの再入荷は検討しておきます。」って言っていたのですが・・・
「えっ?入ってるんですか?」
僕がユーロさんのメールを全部読んでなかったからなのか・・・
「いや、入っているなら教えて下さいよ~!」(笑)
以前ネットで久々に赤クリートを買って付けたら、左右にグラグラ動いて落ち着かなかったので・・・
今回は黒クリートにしたんです!
やはり本気で走るなら完全固定ですよ!
ねっ?酷いでしょ?
前も後ろも欠けてしまって・・・
これじゃあトルクをかけた瞬間に外れても仕方ありません。
付け替えて・・・
早速この日の走行会で試してみたら、やはり僕は黒クリートじゃないと駄目ですね。
すごく走りやすくなりました。
そしてTOKENホイールとX-LIGHTの相性も悪くありません。
秋のピナ祭りで走った会下山の壁を、39T×19Tのままシッティングで軽々上れました。
その後は平成病院(旧・逓信病院)前から青谷まで上り・・・
更に摩耶ケーブルまでの上りを軽く上って・・・
葉桜になった桜トンネルを潜って・・・
シンズバーガーでモーニング!
8:30だったのに、伸さんにご無理を聞いて頂き・・・
朝昼兼用のつもりでダブルチーズバーガーのセットを注文!!
そうなんです。
前日の午後3時から留美さんは、友達の結婚式に参加の為、長野へ発ったのです。
春のサイクリングも中止した僕は土日の2日間、1人で勤務なんですよ。
誰か助っ人が来てくれたら嬉しいな・・・と思いつつも、基本的に甘えられないので・・・
シンズバーガーで食べたらお店を閉めるまでは、何も買いに行くことさえできない!
そういう覚悟で開店時間前に戻って準備をしていたら・・・
S藤様がご来店・・・
しかも少しでもお手伝いができたら・・・とお弁当まで作って来て下さいました!
「うわ~っ!メッチャ嬉しいです~!」
案の定朝から晩までフル稼働で、なかなかお弁当を落ち着いて食べれる状況ではありませんでしたが、それでもS藤様やY原君が、空気入れに来るお客様の対応などをして下さったお陰で随分助かりました。
ついでにパンク修理のやり方講習会を開いて2人に覚えて頂いたり・・・
なかなか充実した一日でした。
そういえばこの日もあのお方が遅れて参上!
I藤様です。
「今日は雨が降っていたので中止だと思っていたら、天気が回復してきたので・・・」
「ちょっと~!待っていたんですよ~!」
「え~っ!だって雨降ってたじゃないですか?」
「あの程度の雨だったら走りますよ!」
「マジッすか?」
「ちなみに僕一人だったら強制的に表六甲を走るルールがあるので、助けて下さいよ!(笑)」
「ははは!申し訳ない!」
「これからどこか走りに行くんですか?」
「そのつもりなんですけど・・・どこに行こうかまだ決めてないんですよ。」
「だったらコースは僕が決めてあるので・・・彼(Y原君)を連れて行ってあげて下さいよ!ヨネやんの新しいライバルなんで・・・」
「えっ?先週もヨネやんをいっちょう揉んでやるつもりが、逆にやられてしまったのに・・・また若者と走れとおっしゃるんですか?」
「是非お願いします!」
「よろしくお願いします!」とY原君。
Y原君は普通の高校2年生で、乗っているロードバイクもネット販売で安く買った物。
ウェアも完全に揃っている訳ではなく、ヘルメットもまだ持っていない。
シューズとペダルは当然まだビンディングではない!
そう・・・何でも形から入る事が大切だからとはいえ、高校生の財力ではそれが普通。
それでもY原君なりに自分が乗りやすい自転車にしようと、不慣れながらも工夫を重ねているのがよく解るし、向上心も持っているのが判るので・・・
僕はこういう若者を見たらとても嬉しくなるのです。
ヘルメットを貸して、一緒に走る時の注意事項も信号待ちの時に教えてあげたり・・・
とにかく集団で走る時に、車間を詰めて走れないと一人前ではないと言われますが、ただ車間を詰めればいいのか?っていうと、それは間違い!
Y原君はかなり車間を詰めて走ります。
とてもロードバイクを始めて2ヶ月とは思えないくらいアグレッシブです。
しかし無駄なブレーキが多い。
音で判るのでそれを注意してあげました。
「ブレーキなんて握らなくても前走者との車間をキープできるくらいにコントロールしないと、いざって時に落車に巻き込まれたり、自分が集団落車のきっかけを作る事になるよ!」
ある程度乗り慣れた人なら、道路の起伏や目的地(例えば赤信号)までの距離を目で測っただけで、惰力で走って到達点でブレーキ無しでほぼ停止するくらいの芸当はできるもの!
そのくらいの感覚を身につけておかないと、ゆとりを持って集団内で目まぐるしい速度の変化に対応できないし、周りの動きに注意する事もできない。
よく周りの選手と「足並みを揃える」なんていうのは、まさにそういう事を指している。
上級者と走れば自然とそういう技術が身に付くので、是非吸収してもらいたい。
自分の脚に自信のない方は、逃げ腰になるがゆえ、ペダリングや使用するギアを速い人に揃えようと意識する事を避けがちなんですが、それがそもそもの間違いで・・・
ついて行けなくたっていいんです。
まずは揃えようとすることから全て始まるのです。
H川様もそうやって随分速くなられました。
Y原君はかなりセンスがあるように思えます。
ヨネやんとは年齢が同じって事もありますが、切磋琢磨して二人ともまだまだ速くなる可能性があります。
I藤様もどちらかといえばまだ初心者ですが、やはり向上心も高く研究熱心な方です。
この日はきっと一緒に走れて楽しかったに違いありません!
I藤様曰く、また上りでピッタリマークされてしまった!との事でしたが、ヨネやんといい、素質ある若者と走れてすごく満足している様子でした。
今後が楽しみですね!!
そしてS藤様。
お弁当メッチャ美味しかったです!
ありがとうございました。
「あ~っ!マジかぁ~!これは一人で表六甲に上れという、神様のお告げなんかなぁ~。」
そう思ってお店に出勤したら、最近ちょくちょくお店に出入りするようになった高校2年生のY原君が座って待っているではないか!
「おっ!こんな天気なのに気合入っているねぇ~。」
「いやぁ~。家を出る時は止んでいたんですけど・・・。」
結局この日はH川様が加わって3名で出走。
「H川さん、明日のレースは大丈夫なんですか?」
「明日の早朝に受付をするので、今夜多賀SAに泊まります!」
「じゃあ今日はあんまり強烈な坂道は走れませんね!」
「ははは!是非お手柔らかにお願いします。」
実は先週ホイールを壊した僕は前夜にホイールの交換作業を済ましており・・・
X-LIGHTにTOKENのホイールを装着!
更にはLOOKのデルタクリート(旧型のクリート)が欠けたり擦り減ったりで、最近激坂を上っている最中に外れたりするもので・・・
皆さんからも「よく落車しませんね?」と心配されていたんですよ。
しかし以前『㈱ユーロスポーツインテグレーション』さんに問い合わせたら・・・
「デルタクリートはもう廃盤で、随分前に叩き売りしちゃったんです。本国にはまだあると思うんですけど・・・」と言われ・・・
ネットで探してもなかなかストックが無くて、あったとしても叩き値で仕入れておきながら、足元を見ているかの如く高値で売りつける・・・
そんな状態だったんですね。
ユーロさんでも「確かにまだ・・・旧タイプのペダルを大事に使ってくれているユーザーさんの声を聞く事がございますので、デルタクリートの再入荷は検討しておきます。」って言っていたのですが・・・
「えっ?入ってるんですか?」
僕がユーロさんのメールを全部読んでなかったからなのか・・・
「いや、入っているなら教えて下さいよ~!」(笑)
以前ネットで久々に赤クリートを買って付けたら、左右にグラグラ動いて落ち着かなかったので・・・
今回は黒クリートにしたんです!
やはり本気で走るなら完全固定ですよ!
ねっ?酷いでしょ?
前も後ろも欠けてしまって・・・
これじゃあトルクをかけた瞬間に外れても仕方ありません。
付け替えて・・・
早速この日の走行会で試してみたら、やはり僕は黒クリートじゃないと駄目ですね。
すごく走りやすくなりました。
そしてTOKENホイールとX-LIGHTの相性も悪くありません。
秋のピナ祭りで走った会下山の壁を、39T×19Tのままシッティングで軽々上れました。
その後は平成病院(旧・逓信病院)前から青谷まで上り・・・
更に摩耶ケーブルまでの上りを軽く上って・・・
葉桜になった桜トンネルを潜って・・・
シンズバーガーでモーニング!
8:30だったのに、伸さんにご無理を聞いて頂き・・・
朝昼兼用のつもりでダブルチーズバーガーのセットを注文!!
そうなんです。
前日の午後3時から留美さんは、友達の結婚式に参加の為、長野へ発ったのです。
春のサイクリングも中止した僕は土日の2日間、1人で勤務なんですよ。
誰か助っ人が来てくれたら嬉しいな・・・と思いつつも、基本的に甘えられないので・・・
シンズバーガーで食べたらお店を閉めるまでは、何も買いに行くことさえできない!
そういう覚悟で開店時間前に戻って準備をしていたら・・・
S藤様がご来店・・・
しかも少しでもお手伝いができたら・・・とお弁当まで作って来て下さいました!
「うわ~っ!メッチャ嬉しいです~!」
案の定朝から晩までフル稼働で、なかなかお弁当を落ち着いて食べれる状況ではありませんでしたが、それでもS藤様やY原君が、空気入れに来るお客様の対応などをして下さったお陰で随分助かりました。
ついでにパンク修理のやり方講習会を開いて2人に覚えて頂いたり・・・
なかなか充実した一日でした。
そういえばこの日もあのお方が遅れて参上!
I藤様です。
「今日は雨が降っていたので中止だと思っていたら、天気が回復してきたので・・・」
「ちょっと~!待っていたんですよ~!」
「え~っ!だって雨降ってたじゃないですか?」
「あの程度の雨だったら走りますよ!」
「マジッすか?」
「ちなみに僕一人だったら強制的に表六甲を走るルールがあるので、助けて下さいよ!(笑)」
「ははは!申し訳ない!」
「これからどこか走りに行くんですか?」
「そのつもりなんですけど・・・どこに行こうかまだ決めてないんですよ。」
「だったらコースは僕が決めてあるので・・・彼(Y原君)を連れて行ってあげて下さいよ!ヨネやんの新しいライバルなんで・・・」
「えっ?先週もヨネやんをいっちょう揉んでやるつもりが、逆にやられてしまったのに・・・また若者と走れとおっしゃるんですか?」
「是非お願いします!」
「よろしくお願いします!」とY原君。
Y原君は普通の高校2年生で、乗っているロードバイクもネット販売で安く買った物。
ウェアも完全に揃っている訳ではなく、ヘルメットもまだ持っていない。
シューズとペダルは当然まだビンディングではない!
そう・・・何でも形から入る事が大切だからとはいえ、高校生の財力ではそれが普通。
それでもY原君なりに自分が乗りやすい自転車にしようと、不慣れながらも工夫を重ねているのがよく解るし、向上心も持っているのが判るので・・・
僕はこういう若者を見たらとても嬉しくなるのです。
ヘルメットを貸して、一緒に走る時の注意事項も信号待ちの時に教えてあげたり・・・
とにかく集団で走る時に、車間を詰めて走れないと一人前ではないと言われますが、ただ車間を詰めればいいのか?っていうと、それは間違い!
Y原君はかなり車間を詰めて走ります。
とてもロードバイクを始めて2ヶ月とは思えないくらいアグレッシブです。
しかし無駄なブレーキが多い。
音で判るのでそれを注意してあげました。
「ブレーキなんて握らなくても前走者との車間をキープできるくらいにコントロールしないと、いざって時に落車に巻き込まれたり、自分が集団落車のきっかけを作る事になるよ!」
ある程度乗り慣れた人なら、道路の起伏や目的地(例えば赤信号)までの距離を目で測っただけで、惰力で走って到達点でブレーキ無しでほぼ停止するくらいの芸当はできるもの!
そのくらいの感覚を身につけておかないと、ゆとりを持って集団内で目まぐるしい速度の変化に対応できないし、周りの動きに注意する事もできない。
よく周りの選手と「足並みを揃える」なんていうのは、まさにそういう事を指している。
上級者と走れば自然とそういう技術が身に付くので、是非吸収してもらいたい。
自分の脚に自信のない方は、逃げ腰になるがゆえ、ペダリングや使用するギアを速い人に揃えようと意識する事を避けがちなんですが、それがそもそもの間違いで・・・
ついて行けなくたっていいんです。
まずは揃えようとすることから全て始まるのです。
H川様もそうやって随分速くなられました。
Y原君はかなりセンスがあるように思えます。
ヨネやんとは年齢が同じって事もありますが、切磋琢磨して二人ともまだまだ速くなる可能性があります。
I藤様もどちらかといえばまだ初心者ですが、やはり向上心も高く研究熱心な方です。
この日はきっと一緒に走れて楽しかったに違いありません!
I藤様曰く、また上りでピッタリマークされてしまった!との事でしたが、ヨネやんといい、素質ある若者と走れてすごく満足している様子でした。
今後が楽しみですね!!
そしてS藤様。
お弁当メッチャ美味しかったです!
ありがとうございました。
4月 5日(日)モーニング・・・またしても雨
週末の雨が続くと辛いです。
楽しみにしていたポタリングも、モーニングだけになる。
とはいえ、近くでモーニングっていうのもいいもので・・・
メンバー同士で談話する時間が、ゆっくり取れるっていうのが嬉しいですね。
この日は6名でブルメールのマクドナルドに行きました。
御三家とS藤様と・・・
「雨脚が強くなってきましたね。」
雨さえ降らなければ、王子公園でお花見をしようと思っていたので、行かなくて正解でした。
「はあ・・・これで今年の桜ももう終わりかぁ~。切ないなぁ~。」
とりあえず朝マックを食べる!
あっ!写真がぶれた!S藤様ごめんなさい!
朝は空いているので、一人で広々と寛いでらっしゃる方も何人かおられます。
長閑でいいですね!
伊吹山のレースに向けてH川様の調整にお付き合いしたいくらいなのですが、雨だと体調管理くらいしか出来ませんね(苦笑)
しかしこの日は雨にも関わらず、所々で異常なくらい忙しかった・・・
そんな1日でした。
皆さんも雨上がりに自転車に乗る時は、特に空気圧に気をつけて下さい。
圧が高過ぎると路面で滑りやすくなる恐れがありますが・・・圧が低いのも問題で、タイヤが濡れている事も働いて鋭利な石やガラスを拾いやすくなるので、パンクする確率が非常に高くなります。
更には鋭利なもので刺したようなタイヤの傷が拡がったりすると、チューブを直したところで、空気圧を上げた瞬間にバーストする事もあります。
あの破裂音は下手をすれば鼓膜を破いたりする恐れもありますし、まずもってトラウマになりますので・・・是非タイヤの状態にも気をつけて下さい!
そしてなぜかパンク修理や、タイヤ交換のお客様って・・・
タイミングがバッティングするんですよねぇ~(涙)
既に接客中だとその後の作業になるので、お預かりして1~2時間後に改めて取りに来て頂く事が基本なんですが、そういう時程・・・ご先客が丁寧な接客を必要とするお客様だったりするものなんです。
この日もポタリングに参加希望のご夫婦がご来店されたりと、なかなかガッツリと接客三昧でした。
やはりスタッフはもう一人必要・・・
いやいや、しばらくは余計なことは考えないでおこう。
楽しみにしていたポタリングも、モーニングだけになる。
とはいえ、近くでモーニングっていうのもいいもので・・・
メンバー同士で談話する時間が、ゆっくり取れるっていうのが嬉しいですね。
この日は6名でブルメールのマクドナルドに行きました。
御三家とS藤様と・・・
「雨脚が強くなってきましたね。」
雨さえ降らなければ、王子公園でお花見をしようと思っていたので、行かなくて正解でした。
「はあ・・・これで今年の桜ももう終わりかぁ~。切ないなぁ~。」
とりあえず朝マックを食べる!
あっ!写真がぶれた!S藤様ごめんなさい!
朝は空いているので、一人で広々と寛いでらっしゃる方も何人かおられます。
長閑でいいですね!
伊吹山のレースに向けてH川様の調整にお付き合いしたいくらいなのですが、雨だと体調管理くらいしか出来ませんね(苦笑)
しかしこの日は雨にも関わらず、所々で異常なくらい忙しかった・・・
そんな1日でした。
皆さんも雨上がりに自転車に乗る時は、特に空気圧に気をつけて下さい。
圧が高過ぎると路面で滑りやすくなる恐れがありますが・・・圧が低いのも問題で、タイヤが濡れている事も働いて鋭利な石やガラスを拾いやすくなるので、パンクする確率が非常に高くなります。
更には鋭利なもので刺したようなタイヤの傷が拡がったりすると、チューブを直したところで、空気圧を上げた瞬間にバーストする事もあります。
あの破裂音は下手をすれば鼓膜を破いたりする恐れもありますし、まずもってトラウマになりますので・・・是非タイヤの状態にも気をつけて下さい!
そしてなぜかパンク修理や、タイヤ交換のお客様って・・・
タイミングがバッティングするんですよねぇ~(涙)
既に接客中だとその後の作業になるので、お預かりして1~2時間後に改めて取りに来て頂く事が基本なんですが、そういう時程・・・ご先客が丁寧な接客を必要とするお客様だったりするものなんです。
この日もポタリングに参加希望のご夫婦がご来店されたりと、なかなかガッツリと接客三昧でした。
やはりスタッフはもう一人必要・・・
いやいや、しばらくは余計なことは考えないでおこう。
4月 4日(土)お花見走行会・・・の予定が、色々とケチがついて結局・・・
この日はM鍋様、I藤様、H川様、ヒデさん、ヨネやんと僕の6名で出走。
最初は昨年と同様に、夙川から甲山を目指す感じで桜を満喫しようと思っていました。
ところがスタートして間も無く、JR灘駅前の交差点でヨネやんが落車!
最近ビンディングシューズとペダルを購入し、一段と走りに切れ味が増した彼ですが・・・
まだ着脱に慣れていないのか、外す瞬間に左右にひねるだけでいい動作を、つい上方向に引いてしまう癖がなかなか抜けなくて、ペダルからクリート(シューズの金具)が外れないままパニックになって落車しちゃったんですね。
「おいおい!大丈夫か?」
「はい!すみません、大丈夫です。」
「停止するときは慌てず落ち着いて!クリートは少し前もって外す準備を心掛けるんだよ!」
「はい!気をつけます!」
幸いヨネやんは無傷で、その後も問題なく走っていました。
山手幹線は岡本に差し掛かった頃、今度は・・・
バキッ!カランカラン・・・
「ウオ~ッ!何や?えっ?マジか・・・」
なんと走行中にフロントハブのフランジが破断して、スポークが2本も宙ぶらりん状態!
やはり10年以上使っていなかったホイールは、経年による金属劣化でアウトだった模様。
貧乏学生時代にバイトを頑張って買った、当時世界最軽量だったFRMのカーボンハブが・・・
まあそもそも軽量ハブを、ねじれやすい軽量リムと組み合わせてラジアル組みしたのが悪いんですけどね(笑)
ヒルクライム専用で作ったホイールですが、当時の僕のパワーに耐えられるよう、キンキンにテンションを上げて組み上げていたので・・・
いずれこうなる運命だったのかも知れません。
とりあえず岡本まで来てしまったものの、このまま走るのはまずいので・・・
「戻ってホイールを交換して、仕切りなおしてもよろしいですか?」って、一度戻る事に。
しかし走れば走るほど、前輪の振れが酷くなり・・・
とうとうフロントフォークに接触してクリア塗装が削れてしまう羽目に!!
「あかん!これ以上走ったらフレームまでパーになってしまう。」
するとH川様が・・・
「私がスペアホイールを取って来ますから、ここで待っていて下さい!」っておっしゃって頂き・・・
魚崎の川井公園で待機する事になりました。
「店長!もう、ここで花見でいいじゃないですか!」
「確かに・・・では、そうしますか!」
そしてここで缶コーヒー等を買って飲みつつ、5人でお花見をしながら談話を楽しむ。
その後H川様が、ご自身のスペアホイールを持って来て下さり、それを装着してHAT神戸まで帰ってきたら・・・
「これはもう再出発できる時間ではありませんね。」って話になり、この日は消化不良のまま終了。
でも個人的にH川様から借りた、フルクラム・レーシング3の前輪を付けただけで、ダンシングで加速した瞬間の反応が良くなった事に気がつき・・・
破損したホイールの弱り具合が再認識できた事と、ホイールを変えただけでX-LIGHTの走りが更に良くなるって判ったので、それだけでも収穫はありました。
この後I藤様がヨネやんを誘って表六甲を走りに行ったのですが・・・
「よっしゃ!ヨネやん。軽く表六甲で揉んでやろか!」と言っていたのに、鉢巻展望台を過ぎた最後の登坂で逆転されたそうで、悔しそうに帰ってきました。
ヨネやんも打倒ピナイさんに向けて、徐々に実力がついてきている模様。
次回のピナ祭りが楽しみです!
最初は昨年と同様に、夙川から甲山を目指す感じで桜を満喫しようと思っていました。
ところがスタートして間も無く、JR灘駅前の交差点でヨネやんが落車!
最近ビンディングシューズとペダルを購入し、一段と走りに切れ味が増した彼ですが・・・
まだ着脱に慣れていないのか、外す瞬間に左右にひねるだけでいい動作を、つい上方向に引いてしまう癖がなかなか抜けなくて、ペダルからクリート(シューズの金具)が外れないままパニックになって落車しちゃったんですね。
「おいおい!大丈夫か?」
「はい!すみません、大丈夫です。」
「停止するときは慌てず落ち着いて!クリートは少し前もって外す準備を心掛けるんだよ!」
「はい!気をつけます!」
幸いヨネやんは無傷で、その後も問題なく走っていました。
山手幹線は岡本に差し掛かった頃、今度は・・・
バキッ!カランカラン・・・
「ウオ~ッ!何や?えっ?マジか・・・」
なんと走行中にフロントハブのフランジが破断して、スポークが2本も宙ぶらりん状態!
やはり10年以上使っていなかったホイールは、経年による金属劣化でアウトだった模様。
貧乏学生時代にバイトを頑張って買った、当時世界最軽量だったFRMのカーボンハブが・・・
まあそもそも軽量ハブを、ねじれやすい軽量リムと組み合わせてラジアル組みしたのが悪いんですけどね(笑)
ヒルクライム専用で作ったホイールですが、当時の僕のパワーに耐えられるよう、キンキンにテンションを上げて組み上げていたので・・・
いずれこうなる運命だったのかも知れません。
とりあえず岡本まで来てしまったものの、このまま走るのはまずいので・・・
「戻ってホイールを交換して、仕切りなおしてもよろしいですか?」って、一度戻る事に。
しかし走れば走るほど、前輪の振れが酷くなり・・・
とうとうフロントフォークに接触してクリア塗装が削れてしまう羽目に!!
「あかん!これ以上走ったらフレームまでパーになってしまう。」
するとH川様が・・・
「私がスペアホイールを取って来ますから、ここで待っていて下さい!」っておっしゃって頂き・・・
魚崎の川井公園で待機する事になりました。
「店長!もう、ここで花見でいいじゃないですか!」
「確かに・・・では、そうしますか!」
そしてここで缶コーヒー等を買って飲みつつ、5人でお花見をしながら談話を楽しむ。
その後H川様が、ご自身のスペアホイールを持って来て下さり、それを装着してHAT神戸まで帰ってきたら・・・
「これはもう再出発できる時間ではありませんね。」って話になり、この日は消化不良のまま終了。
でも個人的にH川様から借りた、フルクラム・レーシング3の前輪を付けただけで、ダンシングで加速した瞬間の反応が良くなった事に気がつき・・・
破損したホイールの弱り具合が再認識できた事と、ホイールを変えただけでX-LIGHTの走りが更に良くなるって判ったので、それだけでも収穫はありました。
この後I藤様がヨネやんを誘って表六甲を走りに行ったのですが・・・
「よっしゃ!ヨネやん。軽く表六甲で揉んでやろか!」と言っていたのに、鉢巻展望台を過ぎた最後の登坂で逆転されたそうで、悔しそうに帰ってきました。
ヨネやんも打倒ピナイさんに向けて、徐々に実力がついてきている模様。
次回のピナ祭りが楽しみです!
2015年4月10日金曜日
怒涛のような日々と悩み・・・
最近は休憩時間を作る暇もないほどフル稼働です。
お昼ごはんは早くても14:30・・・下手をすれば17:00頃。
それも10分で済ませてすぐに作業に取り掛かる。
まあ元々少ない人数でサービス業をやっていて、まとまった時間を必ず休めるなんて保証は毛頭あるはずもなく、なので僕は小刻みに取るようにしています。
ところがこのところ、客注の自転車が連日なのと、ハードな修理が多かったので息抜きのタイミングさえ作れない状態です。
「ふ~っ!終わった~っ!」って時計を見たら23:00とか、01:30とか・・・
今日は朝からロードバイク2台とクロスバイク1台を一人で組んでいたので、もう集中力が残っていません。
3台ともホイールのセンターが狂っていたので直し、1台はフロントディレーラーの取り付け位置が滅茶苦茶で・・・
「頼む!フロントディレーラーとワイヤー類は、中途半端に仮組みするくらいなら何も取り付けてくれなくて結構です!余計に手間がかかる!」
シートチューブの中もリーマーでの処理を施して・・・
注文したお客様の身長や手足の長さを踏まえ、1台1台セッティングを変えて。
合間に休憩を取ろうとしたら・・・
「すみませーん!もしかしたらパンクしたかも知れないんですけど・・・。」
「もしかしなくてもそれはパンクです!」
荷物の不在票とかあって、取りに行きたくても行けないまま2週間。
先日少し早起きして出勤前に郵便局に行ったら・・・
「もう送り主さんへ返送しました。」
「なんでやね~ん!」
銀行さんからの呼び出しとかあっても、全然行く暇が無いし・・・
「頼む!そんなに打ち合わせが必要なら店に来てくれ~!」
朝は仕入れ等の支払いで、銀行巡りする事も多く・・・
「効率よく仕事するって何なん?どんなに集中して素早くこなしたところできりがない!」
これは『嬉しい悲鳴』なんでしょうか?
う~ん・・・きっとそうに違いない!
しかしなぁ・・・
自営業なんてやっていると、本当に自分の時間って作れないですよね。
お客様で自営業をされている方で、休みの日に自転車に乗っておられる方とか・・・
本当に素晴らしいですよね。
僕は休みの日は『自転車なんて見るのも嫌』状態になっていますよ。
そもそも休みの日にしかできない業務も多いもので。
ここ2年はバイクや車も全然いじってませんし・・・
昔からの走り仲間に誘われたところで・・・
「俺は週末が一番過密やねん!行ける訳ないやろ!」
このままだとドンドン友達が減るかも知れません!(苦笑)
「毎日遅くまで仕事していて大丈夫?」なんて、よく心配されますが・・・
営業時間外じゃないと集中してできない作業もあるじゃないですか。
だいたい残業なんていうものは、やりたくてやるものじゃないんですよ。
でも必要な業務や、気になる事があったなら、その日のうちにスッキリ解決させないと、明日は迎えられません。
何でも後手後手にして早く帰ってしまったら、ついその業務を忘れたままになってしまう事もあるのです。
だからと言って、それで自分の用事を後手後手にしていたら世話がない!って話ですが(笑)
「新しいメンバーを増やさないのか?」って話ですが・・・
当分いらないです!
これだけ毎日あれこれ追い詰められたように仕事をしていると、同じ速度でついてきてくれる様な機敏でクレバーな人でもなければ、雇ったところでストレスにしかなりません。
即戦力?
何ですかそれ?って話ですよもはや。
うちは自転車業界の経験者なんかより、お客様の反応や動作に鋭いアパレル業の経験者とか、飛び込みの営業経験者の方がよっぽどありがたいし即戦力になると思っています。
自転車の修理や組み立てなんて、興味さえあれば誰でも簡単に覚えれるんですよ!
何度か失敗を経験したら、それで確実に一人前に近づける!
そんな事よりも自転車を売ってナンボの商売なので、お客様への対応がちゃんとできる人が欲しいのですよ。
無意味な薀蓄とかどうでもいいので、気持ちよく接客できる人・・・
でもなかなかそういう人いないでしょ?
だから当分はいらない!
僕が以前の職場でそうだったように、「絶対にこの職場を一流って言われるように、俺がしてやるねん!」って言い放って、有言実行するくらいの、ハングリー精神を持った野心家に出会ったら頭を下げてでもお願いします。
それまでは2人で十分です。
でも本当は留美さんを、もう自由にしてあげたいんですよね。
元々泉君の体調不良とご家庭の事情で退職が決まった際、業務の引継ぎ役として一時的にヘルプで加わったんですよ。
泉君のように、一人でも店を任せられるくらいのスタッフに出会えたら、彼女には引継ぎを終え次第、引退してもらおうと思っていたんですが・・・
ずっと始めたい仕事があるらしくて、その夢を早く叶えてあげたいじゃないですか。
それもずっと叶わぬまま、もう2年が経ちました。
しかし・・・もうしばらくの間は彼女に助けてもらうしか仕方が無いですね。
明日の段取りもできたので、今夜はもう帰ります!
お疲れ様でした。
お昼ごはんは早くても14:30・・・下手をすれば17:00頃。
それも10分で済ませてすぐに作業に取り掛かる。
まあ元々少ない人数でサービス業をやっていて、まとまった時間を必ず休めるなんて保証は毛頭あるはずもなく、なので僕は小刻みに取るようにしています。
ところがこのところ、客注の自転車が連日なのと、ハードな修理が多かったので息抜きのタイミングさえ作れない状態です。
「ふ~っ!終わった~っ!」って時計を見たら23:00とか、01:30とか・・・
今日は朝からロードバイク2台とクロスバイク1台を一人で組んでいたので、もう集中力が残っていません。
3台ともホイールのセンターが狂っていたので直し、1台はフロントディレーラーの取り付け位置が滅茶苦茶で・・・
「頼む!フロントディレーラーとワイヤー類は、中途半端に仮組みするくらいなら何も取り付けてくれなくて結構です!余計に手間がかかる!」
シートチューブの中もリーマーでの処理を施して・・・
注文したお客様の身長や手足の長さを踏まえ、1台1台セッティングを変えて。
合間に休憩を取ろうとしたら・・・
「すみませーん!もしかしたらパンクしたかも知れないんですけど・・・。」
「もしかしなくてもそれはパンクです!」
荷物の不在票とかあって、取りに行きたくても行けないまま2週間。
先日少し早起きして出勤前に郵便局に行ったら・・・
「もう送り主さんへ返送しました。」
「なんでやね~ん!」
銀行さんからの呼び出しとかあっても、全然行く暇が無いし・・・
「頼む!そんなに打ち合わせが必要なら店に来てくれ~!」
朝は仕入れ等の支払いで、銀行巡りする事も多く・・・
「効率よく仕事するって何なん?どんなに集中して素早くこなしたところできりがない!」
これは『嬉しい悲鳴』なんでしょうか?
う~ん・・・きっとそうに違いない!
しかしなぁ・・・
自営業なんてやっていると、本当に自分の時間って作れないですよね。
お客様で自営業をされている方で、休みの日に自転車に乗っておられる方とか・・・
本当に素晴らしいですよね。
僕は休みの日は『自転車なんて見るのも嫌』状態になっていますよ。
そもそも休みの日にしかできない業務も多いもので。
ここ2年はバイクや車も全然いじってませんし・・・
昔からの走り仲間に誘われたところで・・・
「俺は週末が一番過密やねん!行ける訳ないやろ!」
このままだとドンドン友達が減るかも知れません!(苦笑)
「毎日遅くまで仕事していて大丈夫?」なんて、よく心配されますが・・・
営業時間外じゃないと集中してできない作業もあるじゃないですか。
だいたい残業なんていうものは、やりたくてやるものじゃないんですよ。
でも必要な業務や、気になる事があったなら、その日のうちにスッキリ解決させないと、明日は迎えられません。
何でも後手後手にして早く帰ってしまったら、ついその業務を忘れたままになってしまう事もあるのです。
だからと言って、それで自分の用事を後手後手にしていたら世話がない!って話ですが(笑)
「新しいメンバーを増やさないのか?」って話ですが・・・
当分いらないです!
これだけ毎日あれこれ追い詰められたように仕事をしていると、同じ速度でついてきてくれる様な機敏でクレバーな人でもなければ、雇ったところでストレスにしかなりません。
即戦力?
何ですかそれ?って話ですよもはや。
うちは自転車業界の経験者なんかより、お客様の反応や動作に鋭いアパレル業の経験者とか、飛び込みの営業経験者の方がよっぽどありがたいし即戦力になると思っています。
自転車の修理や組み立てなんて、興味さえあれば誰でも簡単に覚えれるんですよ!
何度か失敗を経験したら、それで確実に一人前に近づける!
そんな事よりも自転車を売ってナンボの商売なので、お客様への対応がちゃんとできる人が欲しいのですよ。
無意味な薀蓄とかどうでもいいので、気持ちよく接客できる人・・・
でもなかなかそういう人いないでしょ?
だから当分はいらない!
僕が以前の職場でそうだったように、「絶対にこの職場を一流って言われるように、俺がしてやるねん!」って言い放って、有言実行するくらいの、ハングリー精神を持った野心家に出会ったら頭を下げてでもお願いします。
それまでは2人で十分です。
でも本当は留美さんを、もう自由にしてあげたいんですよね。
元々泉君の体調不良とご家庭の事情で退職が決まった際、業務の引継ぎ役として一時的にヘルプで加わったんですよ。
泉君のように、一人でも店を任せられるくらいのスタッフに出会えたら、彼女には引継ぎを終え次第、引退してもらおうと思っていたんですが・・・
ずっと始めたい仕事があるらしくて、その夢を早く叶えてあげたいじゃないですか。
それもずっと叶わぬまま、もう2年が経ちました。
しかし・・・もうしばらくの間は彼女に助けてもらうしか仕方が無いですね。
明日の段取りもできたので、今夜はもう帰ります!
お疲れ様でした。
2015年4月8日水曜日
ちょっと心温まるお話・・・
外国人のお客様って様々ですね。
自国の文化のままご来店される方もいますが・・・
基本的に日本の風土をある程度ご理解頂いて来店される方。
後者の場合はマナーが非常に素晴らしく、お子さん連れで子供たちが騒ぎまくっていても、注意もしない日本人の方などは、是非学んで頂きたいほどでございます。
そして言葉の壁はあれど、外国人の方は陽気な方が多いです。
しっかりコミュニケーションを取ろうとすれば、大抵は親切に応えてくれようとして下さいます。
僕は正直外国語は苦手(笑)
父親が外大出身のバイリンガルだった事が嘘のように、僕はてんで駄目!
大学の時はせめて英語が駄目だった分を穴埋めしようと、ドイツ語だけは頑張って勉強していたんですけど・・・
単位を修得した瞬間・・・記憶から消え去ってしまいました(苦笑)
子供の頃はモナコグランプリに憧れて、「モナコに住むんだったらフランス語とイタリア語はいるよなぁ~。」とか、父親がそうだったように、山が大好きでスイスにも憧れていた為、「やっぱドイツ語は外せないなぁ~。」とか、そんなささやかな夢を抱いておりましたが・・・
現実問題「そんなもん簡単にいくか~!」って話でしたよ。
語学の勉強を楽しく・・・できるもんなんですか?
そういう方向の集中力とかセンスって・・・僕には無いな、きっと。
ああ・・・それで本題に戻るんですけど、若い方のグループって、日本人でも多いんですけど、アジア人ってある意味不気味な人が多いんですよ。
こちらが挨拶しても無視して、声をかけても「話しかけるな!」ってオーラを出されたり・・・
でも仲間同士でボソボソと何か言ってるんですね。
その上展示している自転車とか、注意書も見ないで平気で触るんですよ。
ホイールの逆回しとかされるとクランクやペダルも動くし、下手をすればチェーンが外れるので凄く迷惑なんですね。
しかしこちらがやんわり注意をしても「はあ?」って顔をされる事があったり・・・
そして一言も言葉を返してくれる事も無く、嵐が去ったかのようにいなくなる。
僕は語学は苦手だと言いましたが、接客業って嫌でも来客と言葉を交わすじゃないですか?
楽しくお話したいですよね。
「見てるだけ・・・」
たまにそういうお客様もいますが。
厳密にはそれって、その言い草だと不躾に思えるんですよ。
店員と話をしたら何かしら買わされる・・・的な、トラウマでもお持ちなのでしょうか?
確かにどんな商売でも、店舗や販売員にはノルマが存在しますから、必死に売りたいっていう店員さんなら・・・きっとそうなるかも知れません。
少しまた話が逸れますが・・・
僕は「売りつけられた!」って思われる事が凄く嫌なんです。
自分が売りつけられる事を嫌うので、人にも同じ事が出来ないんです。
だから通信機器の飛び込み営業をしていた時も、相手先の社長に上手く取り入ってリース料を上乗せするような売り方ができなくて、1日50軒~100軒近い店舗や会社を訪問し、1~2軒出会うかどうかの低い確率でしたが、機器の交換にメリットが生じる物件を見つけるまでメインの商談はしなかったんですね。
それを徹底していた結果、僕は毎月毎月、営業成績がなかなか目標に達さなくて、専務に怒鳴られてばかりでした。
それでも誇れる事は、その仕事を辞めてから、久々に当時の同僚と飲みに言った時に「俺は営業成績欲しさにがむしゃらに契約を取りまくっていたけど、その分クレームや返品でマイナスもいっぱい作ってしまった。でもアズマッチが契約を取ったお客さんって、クレームが一件も無かったよなぁ。それについて部長が凄く評価していたわ。」って言われた事。
まあ営業成績に関しては入社5ヶ月目までは、なかなか目標ノルマに達しませんでしたが、それでも専務に毎日給料泥棒!って罵られるのが嫌で、どんなに成績が悪い月も、せめて自分の給料より多い粗利はキープしていましたよ。
「相手にメリットが無くても、ちゃんと(無理矢理)納得させて売ってこそ一流の営業マンだ!」
そう嘯く人も少なくはなかったが、僕にはその考え方が向いていなかったんですね。
だから逆に旅行会社で営業をしていた時は、やり方一つで必ず取引先にもメリットを作れるって判ったので天職か?って思えるくらい頑張れました。
その時の精神は今も変わらないので、例えば在庫処分をしたいが為に、サイズ違いの自転車でも構わず売りつけるような、お客様にメリットのない商売はできません。
また自転車を雑に扱うお客様に売るのも本意ではございません。
当店のポリシーはお客様に愛着を持って大切にしていただける自転車を提供する事。そして愛着もなく雑に扱われている自転車をキッチリ整備して、それに乗ったお客様が改めて自分の自転車を見直すきっかけをお作りする事なんです。
乗り物は大切な自分の命を預けるものなんです!
ちゃんと愛してあげないと応えてはくれません。
そういう事を知ってもらいたくてやっている商売なんです。
だからこそお客様との会話をより大切にしたいのですよね~。
それだけに店内に入いられていながら、挨拶しても無視されるのは辛いですね。
それ以上に無造作に展示車両や、お客様のお預かり車両に触れられるのも恐いです。
先日、韓国人の2人組の若者が来店されました。
失礼ながら内心「またアジア系の方か~。」って思ったんですが、片言の日本語でパンクを見て欲しいって説明をして下さいました。
自転車はハングル語のステッカーが張っていて、アルミの60mmディープリムホイールをつけたクロスバイク。
結局チューブ交換するにしても・・・700×28cに使えるような、76mmロングバルブのチューブなんてうちに置いてないよ(汗)
それでエクステンダーをつけて対応したのですが・・・
あとはタイヤが所々ロックさせていて、トレッドのゴムからケーシングが覗いている状態だったのでタイヤも交換・・・
すると700cのホイールなのに、リムの径がやや小さくて、タイヤのビードを均等に引っ掛けながら少しずつ空気を入れないと、ビードが滑ってチューブが飛び出し、バーストに繋がってしまう。
かなり神経を使いました。
更にはディレーラーやブレーキの調整も滅茶苦茶だったので、全て調整しました。
かなりのお時間を頂いたのですが、しかしお二人とも文句一つ言わずに待ってくれ、それどころか作業を手伝おうとして、すごくあれこれ動いてくれるんですよ。
なので一つ一つの調整と、それによってどう動きが変わったか・・・等を、片言の英語で説明しながら直してお渡ししました。
料金も最初にお客様が想像していたよりも、確実に高かったはずですが、気持ちよくお支払いも頂き、それどころか「プレゼントです!」って自販機で買ったドリンクを下さったんです。
韓国といえば最近もJリーグで顔面を踏みつけた問題があったり、そもそも外交問題でも日本を目の敵にしているなど、日本人にとって印象が悪い事ばかりです。
しかしこういった紳士的で気持ちのよい方々もおられますし、当店が開店当初からお付き合いしているお客様にも韓国籍や中国籍の方で、よくしていただいているお客様がいます。
人って生活の環境で大きく変わるのかも知れませんが・・・
こういうちょっとした気遣いや思いやり、譲り合う心があったりすると、よりコミュニケーションが楽しくなりますね。
韓国人の若者2人に「リラックスしてね!」って、肩をポンと叩かれたような気持ちになり、ちょっと嬉しかったです。
今回はそんなお話でした。
自国の文化のままご来店される方もいますが・・・
基本的に日本の風土をある程度ご理解頂いて来店される方。
後者の場合はマナーが非常に素晴らしく、お子さん連れで子供たちが騒ぎまくっていても、注意もしない日本人の方などは、是非学んで頂きたいほどでございます。
そして言葉の壁はあれど、外国人の方は陽気な方が多いです。
しっかりコミュニケーションを取ろうとすれば、大抵は親切に応えてくれようとして下さいます。
僕は正直外国語は苦手(笑)
父親が外大出身のバイリンガルだった事が嘘のように、僕はてんで駄目!
大学の時はせめて英語が駄目だった分を穴埋めしようと、ドイツ語だけは頑張って勉強していたんですけど・・・
単位を修得した瞬間・・・記憶から消え去ってしまいました(苦笑)
子供の頃はモナコグランプリに憧れて、「モナコに住むんだったらフランス語とイタリア語はいるよなぁ~。」とか、父親がそうだったように、山が大好きでスイスにも憧れていた為、「やっぱドイツ語は外せないなぁ~。」とか、そんなささやかな夢を抱いておりましたが・・・
現実問題「そんなもん簡単にいくか~!」って話でしたよ。
語学の勉強を楽しく・・・できるもんなんですか?
そういう方向の集中力とかセンスって・・・僕には無いな、きっと。
ああ・・・それで本題に戻るんですけど、若い方のグループって、日本人でも多いんですけど、アジア人ってある意味不気味な人が多いんですよ。
こちらが挨拶しても無視して、声をかけても「話しかけるな!」ってオーラを出されたり・・・
でも仲間同士でボソボソと何か言ってるんですね。
その上展示している自転車とか、注意書も見ないで平気で触るんですよ。
ホイールの逆回しとかされるとクランクやペダルも動くし、下手をすればチェーンが外れるので凄く迷惑なんですね。
しかしこちらがやんわり注意をしても「はあ?」って顔をされる事があったり・・・
そして一言も言葉を返してくれる事も無く、嵐が去ったかのようにいなくなる。
僕は語学は苦手だと言いましたが、接客業って嫌でも来客と言葉を交わすじゃないですか?
楽しくお話したいですよね。
「見てるだけ・・・」
たまにそういうお客様もいますが。
厳密にはそれって、その言い草だと不躾に思えるんですよ。
店員と話をしたら何かしら買わされる・・・的な、トラウマでもお持ちなのでしょうか?
確かにどんな商売でも、店舗や販売員にはノルマが存在しますから、必死に売りたいっていう店員さんなら・・・きっとそうなるかも知れません。
少しまた話が逸れますが・・・
僕は「売りつけられた!」って思われる事が凄く嫌なんです。
自分が売りつけられる事を嫌うので、人にも同じ事が出来ないんです。
だから通信機器の飛び込み営業をしていた時も、相手先の社長に上手く取り入ってリース料を上乗せするような売り方ができなくて、1日50軒~100軒近い店舗や会社を訪問し、1~2軒出会うかどうかの低い確率でしたが、機器の交換にメリットが生じる物件を見つけるまでメインの商談はしなかったんですね。
それを徹底していた結果、僕は毎月毎月、営業成績がなかなか目標に達さなくて、専務に怒鳴られてばかりでした。
それでも誇れる事は、その仕事を辞めてから、久々に当時の同僚と飲みに言った時に「俺は営業成績欲しさにがむしゃらに契約を取りまくっていたけど、その分クレームや返品でマイナスもいっぱい作ってしまった。でもアズマッチが契約を取ったお客さんって、クレームが一件も無かったよなぁ。それについて部長が凄く評価していたわ。」って言われた事。
まあ営業成績に関しては入社5ヶ月目までは、なかなか目標ノルマに達しませんでしたが、それでも専務に毎日給料泥棒!って罵られるのが嫌で、どんなに成績が悪い月も、せめて自分の給料より多い粗利はキープしていましたよ。
「相手にメリットが無くても、ちゃんと(無理矢理)納得させて売ってこそ一流の営業マンだ!」
そう嘯く人も少なくはなかったが、僕にはその考え方が向いていなかったんですね。
だから逆に旅行会社で営業をしていた時は、やり方一つで必ず取引先にもメリットを作れるって判ったので天職か?って思えるくらい頑張れました。
その時の精神は今も変わらないので、例えば在庫処分をしたいが為に、サイズ違いの自転車でも構わず売りつけるような、お客様にメリットのない商売はできません。
また自転車を雑に扱うお客様に売るのも本意ではございません。
当店のポリシーはお客様に愛着を持って大切にしていただける自転車を提供する事。そして愛着もなく雑に扱われている自転車をキッチリ整備して、それに乗ったお客様が改めて自分の自転車を見直すきっかけをお作りする事なんです。
乗り物は大切な自分の命を預けるものなんです!
ちゃんと愛してあげないと応えてはくれません。
そういう事を知ってもらいたくてやっている商売なんです。
だからこそお客様との会話をより大切にしたいのですよね~。
それだけに店内に入いられていながら、挨拶しても無視されるのは辛いですね。
それ以上に無造作に展示車両や、お客様のお預かり車両に触れられるのも恐いです。
先日、韓国人の2人組の若者が来店されました。
失礼ながら内心「またアジア系の方か~。」って思ったんですが、片言の日本語でパンクを見て欲しいって説明をして下さいました。
自転車はハングル語のステッカーが張っていて、アルミの60mmディープリムホイールをつけたクロスバイク。
結局チューブ交換するにしても・・・700×28cに使えるような、76mmロングバルブのチューブなんてうちに置いてないよ(汗)
それでエクステンダーをつけて対応したのですが・・・
あとはタイヤが所々ロックさせていて、トレッドのゴムからケーシングが覗いている状態だったのでタイヤも交換・・・
すると700cのホイールなのに、リムの径がやや小さくて、タイヤのビードを均等に引っ掛けながら少しずつ空気を入れないと、ビードが滑ってチューブが飛び出し、バーストに繋がってしまう。
かなり神経を使いました。
更にはディレーラーやブレーキの調整も滅茶苦茶だったので、全て調整しました。
かなりのお時間を頂いたのですが、しかしお二人とも文句一つ言わずに待ってくれ、それどころか作業を手伝おうとして、すごくあれこれ動いてくれるんですよ。
なので一つ一つの調整と、それによってどう動きが変わったか・・・等を、片言の英語で説明しながら直してお渡ししました。
料金も最初にお客様が想像していたよりも、確実に高かったはずですが、気持ちよくお支払いも頂き、それどころか「プレゼントです!」って自販機で買ったドリンクを下さったんです。
韓国といえば最近もJリーグで顔面を踏みつけた問題があったり、そもそも外交問題でも日本を目の敵にしているなど、日本人にとって印象が悪い事ばかりです。
しかしこういった紳士的で気持ちのよい方々もおられますし、当店が開店当初からお付き合いしているお客様にも韓国籍や中国籍の方で、よくしていただいているお客様がいます。
人って生活の環境で大きく変わるのかも知れませんが・・・
こういうちょっとした気遣いや思いやり、譲り合う心があったりすると、よりコミュニケーションが楽しくなりますね。
韓国人の若者2人に「リラックスしてね!」って、肩をポンと叩かれたような気持ちになり、ちょっと嬉しかったです。
今回はそんなお話でした。
自転車メンテナンスの雑談~その1~スライムについての注意喚起!
世間では『パンク防止剤』として、広く知られるようになったスライム。
某自転車販売チェーン店では必ずと言っていいくらいの率で、購入した自転車の前後チューブに注入されるやつなんですね。
「これさえ入れておけば、パンクの心配無用!」なんて謳い文句で、つい入れて頂いたっていう方は少なくないでしょう?
ハッキリ言います!
スライムは『百害あって一利なし』です。
これはある種詐欺に近い商品だと感じます。
なぜなら・・・
①スライムを注入していても、パンクするときはするからです!
②パンク防止ではなく、一時的に走行不能になるのを抑えてくれるだけ。
③これを注入することによって、ゴムの劣化が進みやすい(それ以上にヤバイかも・・・)
④タイヤ重量が増す事になるので、自転車の重量も増し、乗り味も重く感じるようになる。
⑤タイヤが回転すると、中でジェル状のスライムが遠心力を作る為、非常に走行バランスが悪い。
⑥パンク修理の際、ゴムパッチの接着を邪魔する。後日剥がれる恐れがある。
⑦バルブ付近で凝固すると空気が入らなくなる事がある。
⑧結果、他の自転車屋さんでパンク修理を断られるどころか、空気入れさえ断られる場合もある。
そんなものを高いオプション代を払って、自転車とセットで購入するなんて・・・
僕はよその自転車屋を悪く言うのは嫌ですが、このスライムを当然のように販売するシステムは許せません。
正直嫌々売っているスタッフさんも多いと耳にします。
僕はスライムを撲滅したいと願っています。
まず①について・・・
そもそもママチャリに乗っている人って無頓着な人が多いんですよ。
「乗れたらなんでもいい!」って人は特にそれ。
「空気圧?一度入れたら抜けないんじゃないの?」って思っている人もたまにいるくらい・・・
「タイヤの空気は2週間に1度の周期でチェックして下さい!」って言ったら「そんなに頻繁に?」って返してくる人が95%以上いる実態。
歩道の段差を垂直にガンガン乗り上げる人の大半は、「お尻をサドルから少し浮かせて膝の屈伸で荷重を抜く!」なんて走り方は出来ない!やらない!知らない!
そりゃリム打ちパンクもしますわな~。
リム打ちパンクだと平行に2つのパンク穴が出来るので、一気に漏れる空気の量と速度にスライムの凝固が間に合わず、入っていても無駄だと痛感する。
そしてスライムはパンク穴が1つの場合に、一気に空気が抜ける時の風の勢いで穴を塞ぎ、凝固するものなので、そもそも空気圧が十分に入っていないと、機敏な働きを見せてくれないのである。
そして②について「スライム=パンク防止剤」はまっかな嘘であるという事!
「出先でパンクしたけど、スライムが塞いでくれたお陰で、何とか家まで戻ってくる事ができた!」は正解です。
つまり、とりあえずすぐに空気が抜け切らないようにするだけの役割であって、空いた穴を永久的に塞ぎ続けるものではないのである。
スライムで塞がったからと言って安心せず、必ずパンク修理をして下さい!
ただしスライムで塞がったパンク穴は発見が困難な場合があるので、自転車屋泣かせです。
しかも⑥にある通り、スライムが穴から漏れてくると、ゴム糊の接着が上手くいきません。
スライムの成分等の詳細は知りませんが、ゴムや金属を腐食させるケースが見受けられるので、入れないに越した事はありません。
人体への影響なんかも心配になります。
これスライムを入れて3年くらい経った自転車から回収したバルブ。
劣化した虫ゴムを取ったら、金属までもが腐食していました。
正常なバルブと並べてみたら腐食度合いが一目瞭然!
虫ゴムの劣化具合はこんな感じで、まるで溶けたようにボロボロになります。
尚、余談ですが、虫ゴムは黒の方が長持ちします。生ゴムは高温や湿度に弱いです。
特に中国産の白っぽいゴムのはすぐに駄目になります!
ちなみにこんな感じでバルブ口付近で凝固しているものは、新しい虫ゴムに交換しても空気が入らないことが多いです。
先の尖っていない何かで、突いて取り除きましょう!
左のシールが貼ってある自転車は要注意です。
注意するのは乗っている人よりも、むしろパンク修理などする自転車屋のスタッフの方!
このように飛び散ったら、もはや冷静に修理作業をしたくはなくなります。
こういう場合はパンク修理代とは別に、スライム拭き取り代と、通常よりもパンク修理が難しく手間もかかるので、スライム手数料なるものを加算したいくらいです。
臭いし大変なんです・・・
せっかく貼ったパッチが万が一、数日後に剥がれてしまった場合、その恐れがある事を伝えていたとしても、お客様は自転車屋の修理が失敗だったか、他にも穴が空いていたのをチェック漏れしたんじゃないのか?と疑ってくる事が大半です。
パンク修理で出戻りがあると、自転車屋としての信用はガタ落ちになります。
実はパンク修理って簡単なようで、決して簡単ではないのですが、世間的には修理の基礎だと認識されているので、自転車屋としては、絶対に失敗が許されない項目なんです!
だったら尚更、スライム入りのチューブを見て、わざわざそんなリスクの高いパンク修理なんて、誰もしたくないでしょ?
多くの自転車屋でパンク修理を断られ、即チューブ交換を勧められるのも無理はないのですよ。
うちもその旨のお断りをキッチリ説明してからでないと、修理はしません!
まあ今まで、だからといってパッチが剥がれたなんてケースは無かったと思いますが、今後可能性がゼロではありませんので、本当に緊張します。
乗り心地もコントロール性も悪くなるし、そういった弊害が多いので、今後自転車を購入される方はスライムの誘惑に注意して下さいね。
当然自動車の方も同じ!
ジェル状のスライムが遠心力を大きくし、ホイールバランスが崩れる訳ですから、自動車の4輪のアライメントも見事に狂うでしょう。
それでは性能を著しく低下させているに過ぎない!という事になりますよね?
自転車は人力なのでその影響がもろに出ます!
以前にも言った事がございますが・・・
たまに『自転車屋はパンク修理で儲ける!』なんてフレーズを目にします。
こんなバカな事を一体どこの経済学者が言っておるんでしょうか?
パンク修理はミスが許されない、自転車屋の評価を左右する作業なのにも関わらず・・・
作業時間は概ね8分~30分(酷い場合)もかかるのに、500~1000円程度の工賃しか頂けないんですよ?
ほぼ奉仕作業です!
「パンク修理でも自転車屋は十分儲かるんやろ?」なんて言う奴はぶん殴りたくなりますよ。
「貴方は人件費を何と心得る?」と是非問い詰めてやりたい!
これも某自転車販売チェーン店が、スライムの恩恵で一気に業績が拡大したから・・・なんじゃないのか?と、思えてならない今日この頃・・・
スライム・・・消えてなくなれ!
某自転車販売チェーン店では必ずと言っていいくらいの率で、購入した自転車の前後チューブに注入されるやつなんですね。
「これさえ入れておけば、パンクの心配無用!」なんて謳い文句で、つい入れて頂いたっていう方は少なくないでしょう?
ハッキリ言います!
スライムは『百害あって一利なし』です。
これはある種詐欺に近い商品だと感じます。
なぜなら・・・
①スライムを注入していても、パンクするときはするからです!
②パンク防止ではなく、一時的に走行不能になるのを抑えてくれるだけ。
③これを注入することによって、ゴムの劣化が進みやすい(それ以上にヤバイかも・・・)
④タイヤ重量が増す事になるので、自転車の重量も増し、乗り味も重く感じるようになる。
⑤タイヤが回転すると、中でジェル状のスライムが遠心力を作る為、非常に走行バランスが悪い。
⑥パンク修理の際、ゴムパッチの接着を邪魔する。後日剥がれる恐れがある。
⑦バルブ付近で凝固すると空気が入らなくなる事がある。
⑧結果、他の自転車屋さんでパンク修理を断られるどころか、空気入れさえ断られる場合もある。
そんなものを高いオプション代を払って、自転車とセットで購入するなんて・・・
僕はよその自転車屋を悪く言うのは嫌ですが、このスライムを当然のように販売するシステムは許せません。
正直嫌々売っているスタッフさんも多いと耳にします。
僕はスライムを撲滅したいと願っています。
まず①について・・・
そもそもママチャリに乗っている人って無頓着な人が多いんですよ。
「乗れたらなんでもいい!」って人は特にそれ。
「空気圧?一度入れたら抜けないんじゃないの?」って思っている人もたまにいるくらい・・・
「タイヤの空気は2週間に1度の周期でチェックして下さい!」って言ったら「そんなに頻繁に?」って返してくる人が95%以上いる実態。
歩道の段差を垂直にガンガン乗り上げる人の大半は、「お尻をサドルから少し浮かせて膝の屈伸で荷重を抜く!」なんて走り方は出来ない!やらない!知らない!
そりゃリム打ちパンクもしますわな~。
リム打ちパンクだと平行に2つのパンク穴が出来るので、一気に漏れる空気の量と速度にスライムの凝固が間に合わず、入っていても無駄だと痛感する。
そしてスライムはパンク穴が1つの場合に、一気に空気が抜ける時の風の勢いで穴を塞ぎ、凝固するものなので、そもそも空気圧が十分に入っていないと、機敏な働きを見せてくれないのである。
そして②について「スライム=パンク防止剤」はまっかな嘘であるという事!
「出先でパンクしたけど、スライムが塞いでくれたお陰で、何とか家まで戻ってくる事ができた!」は正解です。
つまり、とりあえずすぐに空気が抜け切らないようにするだけの役割であって、空いた穴を永久的に塞ぎ続けるものではないのである。
スライムで塞がったからと言って安心せず、必ずパンク修理をして下さい!
ただしスライムで塞がったパンク穴は発見が困難な場合があるので、自転車屋泣かせです。
しかも⑥にある通り、スライムが穴から漏れてくると、ゴム糊の接着が上手くいきません。
スライムの成分等の詳細は知りませんが、ゴムや金属を腐食させるケースが見受けられるので、入れないに越した事はありません。
人体への影響なんかも心配になります。
これスライムを入れて3年くらい経った自転車から回収したバルブ。
劣化した虫ゴムを取ったら、金属までもが腐食していました。
正常なバルブと並べてみたら腐食度合いが一目瞭然!
虫ゴムの劣化具合はこんな感じで、まるで溶けたようにボロボロになります。
尚、余談ですが、虫ゴムは黒の方が長持ちします。生ゴムは高温や湿度に弱いです。
特に中国産の白っぽいゴムのはすぐに駄目になります!
ちなみにこんな感じでバルブ口付近で凝固しているものは、新しい虫ゴムに交換しても空気が入らないことが多いです。
先の尖っていない何かで、突いて取り除きましょう!
左のシールが貼ってある自転車は要注意です。
注意するのは乗っている人よりも、むしろパンク修理などする自転車屋のスタッフの方!
このように飛び散ったら、もはや冷静に修理作業をしたくはなくなります。
こういう場合はパンク修理代とは別に、スライム拭き取り代と、通常よりもパンク修理が難しく手間もかかるので、スライム手数料なるものを加算したいくらいです。
臭いし大変なんです・・・
せっかく貼ったパッチが万が一、数日後に剥がれてしまった場合、その恐れがある事を伝えていたとしても、お客様は自転車屋の修理が失敗だったか、他にも穴が空いていたのをチェック漏れしたんじゃないのか?と疑ってくる事が大半です。
パンク修理で出戻りがあると、自転車屋としての信用はガタ落ちになります。
実はパンク修理って簡単なようで、決して簡単ではないのですが、世間的には修理の基礎だと認識されているので、自転車屋としては、絶対に失敗が許されない項目なんです!
だったら尚更、スライム入りのチューブを見て、わざわざそんなリスクの高いパンク修理なんて、誰もしたくないでしょ?
多くの自転車屋でパンク修理を断られ、即チューブ交換を勧められるのも無理はないのですよ。
うちもその旨のお断りをキッチリ説明してからでないと、修理はしません!
まあ今まで、だからといってパッチが剥がれたなんてケースは無かったと思いますが、今後可能性がゼロではありませんので、本当に緊張します。
乗り心地もコントロール性も悪くなるし、そういった弊害が多いので、今後自転車を購入される方はスライムの誘惑に注意して下さいね。
当然自動車の方も同じ!
ジェル状のスライムが遠心力を大きくし、ホイールバランスが崩れる訳ですから、自動車の4輪のアライメントも見事に狂うでしょう。
それでは性能を著しく低下させているに過ぎない!という事になりますよね?
自転車は人力なのでその影響がもろに出ます!
以前にも言った事がございますが・・・
たまに『自転車屋はパンク修理で儲ける!』なんてフレーズを目にします。
こんなバカな事を一体どこの経済学者が言っておるんでしょうか?
パンク修理はミスが許されない、自転車屋の評価を左右する作業なのにも関わらず・・・
作業時間は概ね8分~30分(酷い場合)もかかるのに、500~1000円程度の工賃しか頂けないんですよ?
ほぼ奉仕作業です!
「パンク修理でも自転車屋は十分儲かるんやろ?」なんて言う奴はぶん殴りたくなりますよ。
「貴方は人件費を何と心得る?」と是非問い詰めてやりたい!
これも某自転車販売チェーン店が、スライムの恩恵で一気に業績が拡大したから・・・なんじゃないのか?と、思えてならない今日この頃・・・
スライム・・・消えてなくなれ!
4月11日~12日、春のサイクリング中止のお知らせ!
非常に悩んだ上での判断とさせて頂きます。
既に参加表明を頂いたメンバーさんには、大変申し訳ございません。
僕も自身の調整も兼ねて、2日連続でロングを走りたかったのですが・・・
中止の理由
①今現在、お仕事の都合で当日キャンセルになる可能性がある参加希望者があり、宿泊先の確保が難しくなった為。
②桜が思いの他一気に咲いて先日からの雨で散ってしまい、今週末に見頃は終了の見込み。よって目的のメインが半減してしまった為。
③先週より客注が大幅に増え、今週一杯かけても自転車の組み立てが間に合いそうもなく、納品予定の早い物より順に作業を消化する必要性が出来てしまった為。
④3月の売上が目標より大幅に下回っていた事もあり、この4月で一切のチャンスを逃せなくなってしまった為。
⑤個人的に抱えている悩みもあって、せっかく行くなら楽しみたいサイクリングですが、恐らく心からリラックスして楽しめないと思えた事も多少なりともある為。
以上の理由により勝手ながら中止を決断した事をお許し下さい!
11日(土)は通常通り走行会とさせて頂き、12日(日)も通常通りポタリングを開催します。
もちろん通常通り営業日とさせて頂きます。
それによって本来開店予定だった13日(月)を、通常通りの定休日と致します。
尚、留美さんが10日(金)夕方以降、友人の結婚式に出席する関係で13日(月)まで、長野県に行く事になっていますので・・・
11日(土)~12日(日)は臨時でアルバイトを急募します!
時間は10:00~20:00の間で可能な時間があれば、4時間~で募集します。
接客とレジ、電話応対などがメインでお願いできる人がいれば・・・是非助けて下さい!
急過ぎて無理かな(汗)
既に参加表明を頂いたメンバーさんには、大変申し訳ございません。
僕も自身の調整も兼ねて、2日連続でロングを走りたかったのですが・・・
中止の理由
①今現在、お仕事の都合で当日キャンセルになる可能性がある参加希望者があり、宿泊先の確保が難しくなった為。
②桜が思いの他一気に咲いて先日からの雨で散ってしまい、今週末に見頃は終了の見込み。よって目的のメインが半減してしまった為。
③先週より客注が大幅に増え、今週一杯かけても自転車の組み立てが間に合いそうもなく、納品予定の早い物より順に作業を消化する必要性が出来てしまった為。
④3月の売上が目標より大幅に下回っていた事もあり、この4月で一切のチャンスを逃せなくなってしまった為。
⑤個人的に抱えている悩みもあって、せっかく行くなら楽しみたいサイクリングですが、恐らく心からリラックスして楽しめないと思えた事も多少なりともある為。
以上の理由により勝手ながら中止を決断した事をお許し下さい!
11日(土)は通常通り走行会とさせて頂き、12日(日)も通常通りポタリングを開催します。
もちろん通常通り営業日とさせて頂きます。
それによって本来開店予定だった13日(月)を、通常通りの定休日と致します。
尚、留美さんが10日(金)夕方以降、友人の結婚式に出席する関係で13日(月)まで、長野県に行く事になっていますので・・・
11日(土)~12日(日)は臨時でアルバイトを急募します!
時間は10:00~20:00の間で可能な時間があれば、4時間~で募集します。
接客とレジ、電話応対などがメインでお願いできる人がいれば・・・是非助けて下さい!
急過ぎて無理かな(汗)
2015年4月3日金曜日
夢と目標について・・・
先日十代の未来ある若者と少し腹を割って話す機会がありました。
その彼の「夢は見るもので、叶えるものではない!」という結論に、少々思うところあって今日は書いてみたいと思いました。
まず何事も考え方と解釈の仕方で、全ての事柄が趣旨の違う別のものに変わるという事を理解して下さい。
例えば人が社会人として働く事について・・・
多数派は「給料を稼ぐために働く。」だと思うんですね。
現実問題それで間違いないですし、重要な動機だと思います。
しかしそんなネガティブな思考で働く人全員が、全て割り切って効率良く人件費以上の働きが出来る人とは到底思えません。
そんな人に5年後、10年後、その先の人生設計が出来るとは思えませんし、会社についても「いつまでも働きやすくて潰れないでいてくれたらいい。」程度にしか思っていないと思うんですよ。
要するに企業というお膳立てがあって、その土俵上で偉そうにふんぞり返るくらいしか、この人には取り得がないんですね。乱暴な言い方をしますと・・・
少数派だとは思いますが「自分が頑張った分の報酬はしっかり頂く!」これが健康的でフェアな考え方だと思うんですね。
社会人の定義とは「社会を構成する組織の一員となる事」なんです。
つまりは国に税金を納め、国民の生活を豊かにする為の歯車の一つになる訳じゃないですか。
自衛隊員が国の為、国民の為に命を懸ける覚悟を誓約書に書かされるのと何ら変わりません。
そこまでの誓約書を、形として書くか書かないかの違いだけであって、気持ちの持ち方は同じじゃないと平等ではありませんよね。
自分一人の業績次第でもしも会社の利益が大きく変わるのならば、それはきっとものすごい事なんです。
それって長い目で見れば国に対しても貢献しているんですよね。
結果、その業績を評価されて人は出世し、分相応の報酬を頂くんです!
他人より裕福になりたければ、他人の倍の成果をあげればいい!
結果も出さないのに権利ばかりを主張するのは、不労所得に群がる亡者と同じなんです。
ねっ?同じ『社会人として働く』ってだけでも、ものの考え方や解釈の違いで全然違う人種になってしまうでしょ?
決して前者を否定するつもりはありません。
そういう人種もいなければ、世の中のバランスが保てないっていうのも、悲しいけどこれ現実なのよね。
ただ僕は・・・そういった前者のような考え方の人とは、同じ土俵で仕事をしたくないですけども。
だって建設的なものの考え方が出来ない人とじゃ、夢を語り合うこともできないでしょ?
誰かの為に・・・
自分の為に・・・
目標の為に・・・
真剣に生きている人って、発想力も豊かで常に前向き。
一緒にいるだけで楽しくて仕方がないですね。
僕もこれまでお付き合いした取引先の社長や、学生時代にビリヤードを教えて下さった師匠、職場の上司や先輩の多くに共通して言えるのは、非常にポジティブだということ。
社長と呼ばれる人の多くは、根本的に度量が違います。
そこは僕もまだまだ及ばないところではありますが、何と言うか・・・人としてのスケールの大きさに惚れてしまいます。
今までお付き合いした社長の中には、実際に僕自身、『親父』として付き合いをしている人もいます。
わがままで直感的でヤクザみたいな風貌と物言い・・・でも取引先に対して、そこの営業担当者まで含め親身に考えてくれて、自分の職場の部下たちは家族も同然に考えている人。
思った事をストレートに言ってくれるし、こちらも腹を割って相談が出来るからとても気持ちよく付き合いができる。
ビリヤードは実に面白いゲームです。
僕の師匠は学生時代のアルバイト先で知り合ったお客様で、薬品会社の社長ですが、この方はギターやピアノなど、楽器の腕も素晴らしく、カクテルのレシピは200種類以上記憶しているという非常に多彩な紳士です。
ビリヤードの腕は落ちたと言っていましたが、元々ボーラードでパーフェクトが狙えるくらいの腕だった訳ですから、僕が教わった当時でも十分選手並みに上手かったですね。
この方からビリヤードを通して教わった事は・・・
①2の手3の手先を読め!
②何事も丁寧に!
③ここ一番の集中力を磨け!
④狙いが外れた時の思考の切り替えを素早く!
⑤どうにもならない時の発想力と計算力
⑥同じく・・・どうにもならない時の保険の作り方(相手のミスの誘い方)
⑦押してダメなら引け!
⑧常に全力じゃダメ!力の加減(コントロール)がキモだ!
⑨一番肝心なことですが、マナーや礼儀
まあビリヤードをするにあたっては当然の事なんですが、これって何に対しても言える事なんじゃないでしょうか?
僕はビリヤードに出会ったお陰で、社会人生活の中でいい意味で手の抜き方も覚えましたし、先読みする習慣もつきました。
相手の癖も読めるようになります。
まあ偉そうな事は言っていますが、結局僕はまだまだビリヤードの腕自体は下手っぴで、正直なところ、9ボールや8ボールといったフロック(奇跡やラッキー)が生じる、初心者向けのゲームでなければ、満足に上手な人とプレイを楽しむことができません。(笑)
で、本題としてまず僕が思うのは、向上心とか探究心のない人にはまずポジティブな考え方ができないんですね。
上手くなりたい!
出世がしたい!
お金持ちになりたい!
異性にモテる人間になりたい!
そういった様々な動機から、貴方が今できる事は何ですか?
ただ目の前に与えられた事をするだけなんですか?
頭では解っている!
言ったら怒られるから言えない。
正しいのかどうか判断できない。
何を何からどうしていいか判らない。
一歩踏み出さずに何が変わるんですか?
間違っていてもいい。10年後、20年後にまだ理解できていない自分の方がよっぽど恥だと思え!
そうじゃないですか?
腹を割って夢を語り合える・・・最高じゃないですか!
夢は見るもの・・・もっともです!
でも叶えるものじゃないのか?・・・いやいや、努力しようよ!工夫しようよ!
僕も夢ならたくさん持っていますよ。
お金を持っている人に、先を越されてマネされたくないから明言はいたしませんが(笑)
でも小さい目標ならいくら持っていてもいいんじゃないですか?
僕は今でこそ独立して小さいながらも店を持てるようになっていますが、これまで人生で何度も挫折を味わい、死にかけた事も1度や2度じゃない。ある意味今を無事に生きている事すら奇跡なのかも知れない。
「あかんっ!今度ばかりは死んだ!」って思うような場面を、何度も経験した人間から言わせたら、「何とかすればいいねん!生きてんねんから。」って一言で全て片付いちゃうんですね。
しょうもない事で悩んでいるよりも、今生きている事の素晴らしさを噛み締めろ!って思うんですよ。
まあそういう僕も相当な気にしいなので、人からどう思われているか・・・等、いつもメッチャ気にして生きてますよ。
でも自分で一度決めたポリシーは絶対に曲げない事も大切です。
人から間違いを指摘されたら素直に認めますが、正しいって信じた事は、何があっても貫く信念が必要です。
そうやって夢の実現に向かって一歩、また一歩と近づくんです。
夢は奇跡でもない限り、いきなり掴めやしませんが、近づく事は難しくないはずです。
近づく為の小さな目標を立てて、地道に・・・丁寧にこなしていけば、きっといつか光は見えるかも知れません。
悩む時間があったらまず動く!
「出来るか出来ないかではなく、やるかやらないかだ!」っていう言葉はそういう意味なんです。
同じような悩める若者に言いたい、「失敗を恐れるな!」と。
失敗を恐れてはいつまで経っても結果は出せないという事を、社会人になって是非学んで下さい。
新社会人が新生活に突入する時期ですね。
ワンピースで言うところの新世界に突入と同じです。
自分の意思や希望だけではどうにもならない航路が待っています。
理不尽なことも色々経験するかも知れません!
でも曲げてはいけない事は信念です!志です!
頑張って下さい!
その彼の「夢は見るもので、叶えるものではない!」という結論に、少々思うところあって今日は書いてみたいと思いました。
まず何事も考え方と解釈の仕方で、全ての事柄が趣旨の違う別のものに変わるという事を理解して下さい。
例えば人が社会人として働く事について・・・
多数派は「給料を稼ぐために働く。」だと思うんですね。
現実問題それで間違いないですし、重要な動機だと思います。
しかしそんなネガティブな思考で働く人全員が、全て割り切って効率良く人件費以上の働きが出来る人とは到底思えません。
そんな人に5年後、10年後、その先の人生設計が出来るとは思えませんし、会社についても「いつまでも働きやすくて潰れないでいてくれたらいい。」程度にしか思っていないと思うんですよ。
要するに企業というお膳立てがあって、その土俵上で偉そうにふんぞり返るくらいしか、この人には取り得がないんですね。乱暴な言い方をしますと・・・
少数派だとは思いますが「自分が頑張った分の報酬はしっかり頂く!」これが健康的でフェアな考え方だと思うんですね。
社会人の定義とは「社会を構成する組織の一員となる事」なんです。
つまりは国に税金を納め、国民の生活を豊かにする為の歯車の一つになる訳じゃないですか。
自衛隊員が国の為、国民の為に命を懸ける覚悟を誓約書に書かされるのと何ら変わりません。
そこまでの誓約書を、形として書くか書かないかの違いだけであって、気持ちの持ち方は同じじゃないと平等ではありませんよね。
自分一人の業績次第でもしも会社の利益が大きく変わるのならば、それはきっとものすごい事なんです。
それって長い目で見れば国に対しても貢献しているんですよね。
結果、その業績を評価されて人は出世し、分相応の報酬を頂くんです!
他人より裕福になりたければ、他人の倍の成果をあげればいい!
結果も出さないのに権利ばかりを主張するのは、不労所得に群がる亡者と同じなんです。
ねっ?同じ『社会人として働く』ってだけでも、ものの考え方や解釈の違いで全然違う人種になってしまうでしょ?
決して前者を否定するつもりはありません。
そういう人種もいなければ、世の中のバランスが保てないっていうのも、悲しいけどこれ現実なのよね。
ただ僕は・・・そういった前者のような考え方の人とは、同じ土俵で仕事をしたくないですけども。
だって建設的なものの考え方が出来ない人とじゃ、夢を語り合うこともできないでしょ?
誰かの為に・・・
自分の為に・・・
目標の為に・・・
真剣に生きている人って、発想力も豊かで常に前向き。
一緒にいるだけで楽しくて仕方がないですね。
僕もこれまでお付き合いした取引先の社長や、学生時代にビリヤードを教えて下さった師匠、職場の上司や先輩の多くに共通して言えるのは、非常にポジティブだということ。
社長と呼ばれる人の多くは、根本的に度量が違います。
そこは僕もまだまだ及ばないところではありますが、何と言うか・・・人としてのスケールの大きさに惚れてしまいます。
今までお付き合いした社長の中には、実際に僕自身、『親父』として付き合いをしている人もいます。
わがままで直感的でヤクザみたいな風貌と物言い・・・でも取引先に対して、そこの営業担当者まで含め親身に考えてくれて、自分の職場の部下たちは家族も同然に考えている人。
思った事をストレートに言ってくれるし、こちらも腹を割って相談が出来るからとても気持ちよく付き合いができる。
ビリヤードは実に面白いゲームです。
僕の師匠は学生時代のアルバイト先で知り合ったお客様で、薬品会社の社長ですが、この方はギターやピアノなど、楽器の腕も素晴らしく、カクテルのレシピは200種類以上記憶しているという非常に多彩な紳士です。
ビリヤードの腕は落ちたと言っていましたが、元々ボーラードでパーフェクトが狙えるくらいの腕だった訳ですから、僕が教わった当時でも十分選手並みに上手かったですね。
この方からビリヤードを通して教わった事は・・・
①2の手3の手先を読め!
②何事も丁寧に!
③ここ一番の集中力を磨け!
④狙いが外れた時の思考の切り替えを素早く!
⑤どうにもならない時の発想力と計算力
⑥同じく・・・どうにもならない時の保険の作り方(相手のミスの誘い方)
⑦押してダメなら引け!
⑧常に全力じゃダメ!力の加減(コントロール)がキモだ!
⑨一番肝心なことですが、マナーや礼儀
まあビリヤードをするにあたっては当然の事なんですが、これって何に対しても言える事なんじゃないでしょうか?
僕はビリヤードに出会ったお陰で、社会人生活の中でいい意味で手の抜き方も覚えましたし、先読みする習慣もつきました。
相手の癖も読めるようになります。
まあ偉そうな事は言っていますが、結局僕はまだまだビリヤードの腕自体は下手っぴで、正直なところ、9ボールや8ボールといったフロック(奇跡やラッキー)が生じる、初心者向けのゲームでなければ、満足に上手な人とプレイを楽しむことができません。(笑)
で、本題としてまず僕が思うのは、向上心とか探究心のない人にはまずポジティブな考え方ができないんですね。
上手くなりたい!
出世がしたい!
お金持ちになりたい!
異性にモテる人間になりたい!
そういった様々な動機から、貴方が今できる事は何ですか?
ただ目の前に与えられた事をするだけなんですか?
頭では解っている!
言ったら怒られるから言えない。
正しいのかどうか判断できない。
何を何からどうしていいか判らない。
一歩踏み出さずに何が変わるんですか?
間違っていてもいい。10年後、20年後にまだ理解できていない自分の方がよっぽど恥だと思え!
そうじゃないですか?
腹を割って夢を語り合える・・・最高じゃないですか!
夢は見るもの・・・もっともです!
でも叶えるものじゃないのか?・・・いやいや、努力しようよ!工夫しようよ!
僕も夢ならたくさん持っていますよ。
お金を持っている人に、先を越されてマネされたくないから明言はいたしませんが(笑)
でも小さい目標ならいくら持っていてもいいんじゃないですか?
僕は今でこそ独立して小さいながらも店を持てるようになっていますが、これまで人生で何度も挫折を味わい、死にかけた事も1度や2度じゃない。ある意味今を無事に生きている事すら奇跡なのかも知れない。
「あかんっ!今度ばかりは死んだ!」って思うような場面を、何度も経験した人間から言わせたら、「何とかすればいいねん!生きてんねんから。」って一言で全て片付いちゃうんですね。
しょうもない事で悩んでいるよりも、今生きている事の素晴らしさを噛み締めろ!って思うんですよ。
まあそういう僕も相当な気にしいなので、人からどう思われているか・・・等、いつもメッチャ気にして生きてますよ。
でも自分で一度決めたポリシーは絶対に曲げない事も大切です。
人から間違いを指摘されたら素直に認めますが、正しいって信じた事は、何があっても貫く信念が必要です。
そうやって夢の実現に向かって一歩、また一歩と近づくんです。
夢は奇跡でもない限り、いきなり掴めやしませんが、近づく事は難しくないはずです。
近づく為の小さな目標を立てて、地道に・・・丁寧にこなしていけば、きっといつか光は見えるかも知れません。
悩む時間があったらまず動く!
「出来るか出来ないかではなく、やるかやらないかだ!」っていう言葉はそういう意味なんです。
同じような悩める若者に言いたい、「失敗を恐れるな!」と。
失敗を恐れてはいつまで経っても結果は出せないという事を、社会人になって是非学んで下さい。
新社会人が新生活に突入する時期ですね。
ワンピースで言うところの新世界に突入と同じです。
自分の意思や希望だけではどうにもならない航路が待っています。
理不尽なことも色々経験するかも知れません!
でも曲げてはいけない事は信念です!志です!
頑張って下さい!
2015年4月2日木曜日
ついでに安物といわれる自転車の話を少々・・・
まあ主に一般車と呼ばれる自転車について・・・
この分野に関しては人によって認識や価値観が違い過ぎて、時々笑顔で接客しながら「こいつ蹴ったろか?」って思う事も時々あるくらい・・・
本当に・・・話すだけでも涙が込み上げてくるカテゴリーな訳ですわ!(笑)
「相変わらず乱暴な事を書く店長だ!」と思われるかも知れないが・・・
自転車というものを組み立てる手間暇と、部品一つ一つの重要性、それら部品単品の価格、そして仕入れ価格を知った上で、自転車店スタッフとして接客を経験すれば嫌でも感じるのがこのジレンマ!!
「ホンマに・・・いっぺん自分、ママチャリの接客してみ?」って言いたくなるのが良く解るはずです。
そもそもホームセンターなどで売っているママチャリが1万円以下だからと言って、自転車屋で売っている自転車が2~3万円するのが高いと言われる現実。
まずそれならホームセンターの最安値クラスの自転車(変速無しのダイナモランプ仕様)が、例えばバラ売りキットで販売されていたとして、バラで買ったらいくらすると思います?
例えばフレームをヤフオクで叩き売りしているクラスの物で組んだとして・・・
フレーム・・・8千円程度
ホイール前後・・・5千円程度
タイヤ&チューブ前後・・・4千円程度
前後ブレーキ(ワイヤー込)・・・3千円程度
ハンドル&ステム・・・2千5百円程度
グリップ&ブレーキレバー・・・1千円程度
サドル&ポスト・・・1千5百円程度
クランク&BB&チェーン・・・5千円程度
ペダル&反射板・・・1千円程度
前カゴ&ステー&リアキャリア・・・4千円程度
前後泥除け&両立スタンド・・・4千円程度
ベル&ライト・・・1千5百円程度
チェーンカバー・・・2千円程度
ざっくりとこれだけの部品が必要になる。
フレーム以外の部品も最低限レベルの価格帯の部品ですが、それですら自転車1台分の部品をそろえるのに合計4万円を超えるっていうのが解りましたでしょうか?
そして安価ゆえに剛性も低いので、構造をより複雑にし、組み立てる事で強度を確保するシステムなので、生半可なDIY技術ではママチャリは組み立てられません。
ましてただでさえ精度が低い部品で組むのですから、安全に組み立てるには経験と技術が必要です。
自転車屋で1からきっちり精度を出して組み立てれば、上記の変速無しのスタンダードタイプで、組立工賃は2万円が相場でしょう。
スタンダードのママチャリが、実はバラで買ったら6万円という事実。
それを7800円とかで買っちゃう事のリスクってなんだと思います?
つまり部品の精度を点検する(品質管理)のも組み立ても、全て海外に丸投げして大量生産させ、ロットでまとめて買ったものがその低価格を実現している。
つまり日本に入ってからは品質の確認も点検もしていない。
販売店に入荷され、梱包をはがしてハンドルの向きを直しただけ。
だから安いまま売れる!
そこに安全性を保証できる要素なんてありますか?
貴方の命は1万円以下の乗り物に任せられるのか?と聞いているのです。
まして「おたくのお店で中古自転車って扱っていますか?」って聞いてくる方・・・
確かに「取り扱いします」とはしています。
しかしほぼ未使用の状態の良いものしか、一般車は扱いません!基本はキッチリとお金をかけてでも乗りたくなる、十分な価値のあるスポーツ車がメインです。
「できたら3000円~5000円くらいで乗れるもの・・・。」なんて言う人はありえません!
死にたいんですか?って耳を疑いたくなります。
そんな人力の移動棺桶に、貴方は乗りたいんですか?
ちなみに5000円の中古自転車が新品同様だったら、ある意味買いかも知れません。
しかし磨耗したブレーキ、ひび割れしたタイヤ、先がほつれたり千切れたワイヤー類・・・
もしもそんな自転車だったら、ある日地獄へまっしぐらですよ?
そんな自転車の消耗品を交換するだけで、部品が5500円程度と工賃が5千円程度かかるので、結局新品で安全な自転車を買っておいた方が良かった!という話になるのです。
安物買いの銭失いで済めばまだ授業料は安いくらいで・・・
先ほども言ったとおり死に至る確率も高いうえに、人を巻き込むようなトラブルにも発展しやすいのです。
その場合貴方は被害者に対して、残りの生涯をかけてでも償う覚悟はあるんですか?
貴方一人の問題で済まないですよね?
家族も一緒に苦しみますよ。
それ以上に被害者側にしてみたら、とんでもない災難ですよ。
人の人生や命まで背負う勇気と覚悟があるのなら、どうぞ3千円の乗り物を乗りこなして下さい!
まあそんな覚悟があるくらいならもっとマシな自転車に乗るでしょうし、そもそも何でもいい!なんて言っているのは、人の命や人生を軽んじている人が大半なんです。
そして忘れないで欲しい!
ここが肝心なんだ!!
自転車屋は自転車を売って、直して、サイクリストの安全と娯楽を守るのが仕事です。
決して奉仕活動をしている訳ではな~い!
たまに子供の自転車のサドルの高さを調整してください!とか、チェーンが外れたから直して下さいとか・・・
自分で出来ないから持ってきたんでしょ?
こちらも他の作業や接客を止めてまで対応しているんです!
工具を使ったり、手を汚して作業しているんです!
作業料が発生するのが当然じゃないか!
当店でお買い上げになった自転車ならまだしも、持ち込みの自転車でまで工賃無料サービスをさせれたら、一体どこから人件費をもらうんじゃ~!
はぁ~。
スッキリした(笑)
ずっとこれ言いたかったんです!
作業が終わった瞬間、笑顔でありがとう!って、疾風のように去っていくそこの貴方!
窃盗や無銭飲食と同じです。
逆に気持ちよく接客できたなら、僕の気まぐれでサービスするかも知れません。
是非正直で気持ちのいいお客様になって下さい(笑)
なんだか最後は趣旨から少し逸れてしまったが、俗に言う『安物』を買う人に多い傾向なので、ついでに書いてしまいました。
真剣に自分に合った自転車を探す人とそうでない人、命の重みを知っている人とそうでない人・・・
お店に一歩でも踏み込んだ瞬間、僕らプロにはお見通しなんです。
この分野に関しては人によって認識や価値観が違い過ぎて、時々笑顔で接客しながら「こいつ蹴ったろか?」って思う事も時々あるくらい・・・
本当に・・・話すだけでも涙が込み上げてくるカテゴリーな訳ですわ!(笑)
「相変わらず乱暴な事を書く店長だ!」と思われるかも知れないが・・・
自転車というものを組み立てる手間暇と、部品一つ一つの重要性、それら部品単品の価格、そして仕入れ価格を知った上で、自転車店スタッフとして接客を経験すれば嫌でも感じるのがこのジレンマ!!
「ホンマに・・・いっぺん自分、ママチャリの接客してみ?」って言いたくなるのが良く解るはずです。
そもそもホームセンターなどで売っているママチャリが1万円以下だからと言って、自転車屋で売っている自転車が2~3万円するのが高いと言われる現実。
まずそれならホームセンターの最安値クラスの自転車(変速無しのダイナモランプ仕様)が、例えばバラ売りキットで販売されていたとして、バラで買ったらいくらすると思います?
例えばフレームをヤフオクで叩き売りしているクラスの物で組んだとして・・・
フレーム・・・8千円程度
ホイール前後・・・5千円程度
タイヤ&チューブ前後・・・4千円程度
前後ブレーキ(ワイヤー込)・・・3千円程度
ハンドル&ステム・・・2千5百円程度
グリップ&ブレーキレバー・・・1千円程度
サドル&ポスト・・・1千5百円程度
クランク&BB&チェーン・・・5千円程度
ペダル&反射板・・・1千円程度
前カゴ&ステー&リアキャリア・・・4千円程度
前後泥除け&両立スタンド・・・4千円程度
ベル&ライト・・・1千5百円程度
チェーンカバー・・・2千円程度
ざっくりとこれだけの部品が必要になる。
フレーム以外の部品も最低限レベルの価格帯の部品ですが、それですら自転車1台分の部品をそろえるのに合計4万円を超えるっていうのが解りましたでしょうか?
そして安価ゆえに剛性も低いので、構造をより複雑にし、組み立てる事で強度を確保するシステムなので、生半可なDIY技術ではママチャリは組み立てられません。
ましてただでさえ精度が低い部品で組むのですから、安全に組み立てるには経験と技術が必要です。
自転車屋で1からきっちり精度を出して組み立てれば、上記の変速無しのスタンダードタイプで、組立工賃は2万円が相場でしょう。
スタンダードのママチャリが、実はバラで買ったら6万円という事実。
それを7800円とかで買っちゃう事のリスクってなんだと思います?
つまり部品の精度を点検する(品質管理)のも組み立ても、全て海外に丸投げして大量生産させ、ロットでまとめて買ったものがその低価格を実現している。
つまり日本に入ってからは品質の確認も点検もしていない。
販売店に入荷され、梱包をはがしてハンドルの向きを直しただけ。
だから安いまま売れる!
そこに安全性を保証できる要素なんてありますか?
貴方の命は1万円以下の乗り物に任せられるのか?と聞いているのです。
まして「おたくのお店で中古自転車って扱っていますか?」って聞いてくる方・・・
確かに「取り扱いします」とはしています。
しかしほぼ未使用の状態の良いものしか、一般車は扱いません!基本はキッチリとお金をかけてでも乗りたくなる、十分な価値のあるスポーツ車がメインです。
「できたら3000円~5000円くらいで乗れるもの・・・。」なんて言う人はありえません!
死にたいんですか?って耳を疑いたくなります。
そんな人力の移動棺桶に、貴方は乗りたいんですか?
ちなみに5000円の中古自転車が新品同様だったら、ある意味買いかも知れません。
しかし磨耗したブレーキ、ひび割れしたタイヤ、先がほつれたり千切れたワイヤー類・・・
もしもそんな自転車だったら、ある日地獄へまっしぐらですよ?
そんな自転車の消耗品を交換するだけで、部品が5500円程度と工賃が5千円程度かかるので、結局新品で安全な自転車を買っておいた方が良かった!という話になるのです。
安物買いの銭失いで済めばまだ授業料は安いくらいで・・・
先ほども言ったとおり死に至る確率も高いうえに、人を巻き込むようなトラブルにも発展しやすいのです。
その場合貴方は被害者に対して、残りの生涯をかけてでも償う覚悟はあるんですか?
貴方一人の問題で済まないですよね?
家族も一緒に苦しみますよ。
それ以上に被害者側にしてみたら、とんでもない災難ですよ。
人の人生や命まで背負う勇気と覚悟があるのなら、どうぞ3千円の乗り物を乗りこなして下さい!
まあそんな覚悟があるくらいならもっとマシな自転車に乗るでしょうし、そもそも何でもいい!なんて言っているのは、人の命や人生を軽んじている人が大半なんです。
そして忘れないで欲しい!
ここが肝心なんだ!!
自転車屋は自転車を売って、直して、サイクリストの安全と娯楽を守るのが仕事です。
決して奉仕活動をしている訳ではな~い!
たまに子供の自転車のサドルの高さを調整してください!とか、チェーンが外れたから直して下さいとか・・・
自分で出来ないから持ってきたんでしょ?
こちらも他の作業や接客を止めてまで対応しているんです!
工具を使ったり、手を汚して作業しているんです!
作業料が発生するのが当然じゃないか!
当店でお買い上げになった自転車ならまだしも、持ち込みの自転車でまで工賃無料サービスをさせれたら、一体どこから人件費をもらうんじゃ~!
はぁ~。
スッキリした(笑)
ずっとこれ言いたかったんです!
作業が終わった瞬間、笑顔でありがとう!って、疾風のように去っていくそこの貴方!
窃盗や無銭飲食と同じです。
逆に気持ちよく接客できたなら、僕の気まぐれでサービスするかも知れません。
是非正直で気持ちのいいお客様になって下さい(笑)
なんだか最後は趣旨から少し逸れてしまったが、俗に言う『安物』を買う人に多い傾向なので、ついでに書いてしまいました。
真剣に自分に合った自転車を探す人とそうでない人、命の重みを知っている人とそうでない人・・・
お店に一歩でも踏み込んだ瞬間、僕らプロにはお見通しなんです。
ドッペルギャンガーについて・・・
サイクリング日和になって自転車が欲しいって人が増えてきました。
ここ数日で最も問い合わせや注文が多かったのがドッペルギャンガーです。
ドッペルギャンガーと言えばつい3週間程前にも、過去のフレーム破断事故の件が引っ張り出されて話題になっていました。
幸いその件で不安を感じてます。っていうような相談は今のところないのですが・・・
まあ当店もドッペルギャンガーの取り扱いをしているので、どこかでその話題に触れておこうかと思っていたんですね。
とりあえず簡単にまとめてみましょう。
ドッペルギャンガー=ビーズ株式会社さんの理念。
①新しい価値を創ること
②独創性
③他にはない付加価値
つまり奥ゆかしい日本人の心の片隅に眠る、『本当の自分』を求める願望とか、目立ちたいとか、殻を破りたいというような願望を叶えたような製品を作るっていうのが根本な訳ですね。
特に若者のアイデンティティーを刺激したいという考え方が、『もう一人の自分』という意味合いのブランド名になったものだと解釈できます。
次に現実問題として現ドッペルギャンガーの実態。
①3万円台~5万円台の自転車なら手が出せる!っていう客層に絞って製品を作っている。
②その価格帯の中で、出来る限りハイスペックで独創的なデザインを試行錯誤している。
③タイミング的にネット通販といった媒体を上手く利用して知名度を上げる事ができた。
自転車はどこで作ったかも判らないレベルのものであれば、大量生産して1台あたりのコストを抑えたもので1万円以下の自転車も存在します。
そうかと思えば航空宇宙技術やF1の開発技術など、時代の最先端技術の恩恵で生まれた自転車であれば、軽く100万円~300万円くらいになるものまで市販化されています。
全ては人の価値観で決まります。
その中でビーズさんのターゲットにした客層は、「乗れたら何でもいい!」っていう人よりも、「少しでもお金を出して人よりカッコイイ自転車が欲しい!」っていう人たちなんです。
それは裏返せば「5万円も10万円も出せないけど、スポーティな自転車が欲しい!」っていう客層にも、同時にありがたい存在になった訳ですね。
ここで誤解して頂きたくないのは、ビーズさんが安価なスポ車モドキしか作らないのか?って話。
実際に営業の方に話を伺ってみました。
コストをかければレーシングスペックの自転車も作れるそうです。
「ドッペルで105とか、それこそデュラエースを搭載したロードは作らないんですか?」って質問をされる事があるそうですが・・・
「出来ますよ。でもそれを作ったところで、貴方は買ってくれるんですか?」って返したら、その人は黙り込んでしまう。
つまりはネット通販のイメージが強過ぎて、そこまでの信頼度もなく、またドッペルのロードバイクでレースに出たりする勇気もない。
今現在は『まだそんな状況』だということなんですね。
現在ドッペルギャンガーは徐々にネット通販のイメージを払拭しようとしています。
その理由として・・・
①アマゾンでほぼ仕入れ値の価格で叩き売りされている。(安物という不名誉なイメージの定着)
②90%完成車をうたっているが、中国のラインで作った製品を、日本で全て完璧に検品できる訳でもなく、結果ボルトやナットの締め付けトルクが不十分だったり、ホイールのセンターが出ていなかったり、ブレーキや変速の精度も出ていないものが大半である。酷い場合はディレーラーハンガーが輸送の段階で曲がった物もあり、通販で買って素人が組んだ自転車だと100%安全に性能を引き出せる自転車には成りえないという事実がある。
実は当店が出来て間もない頃、当時の営業担当の方が「今後店頭販売のシェアを増やしたい希望があるんです。」とおっしゃっていたので、当時まだほとんど無かった取り扱い店舗に、僕も立候補してお付き合いする事になったんですね。
ロードバイクで50万円以上のハイエンドバイクを乗る人なんかに多いんですけど・・・
ママチャリやドッペルを代表とした安価な自転車を『安物』とか『ゴミ』などと言って見下だす人がおられます。
特に自転車を売って商売をするような人に、一部こういう事を平気で言う人がいるって事には同業者としてではなく、むしろ人として言語道断です。
安物であろうがなかろうが、人の命を乗せて運ぶ乗り物には変わりないのです。
事故をすれば死に至る可能性も、他人を巻き込む可能性もある、立派な『軽車両』なんですよ。
他人を見下したような人って言うのは、自然とどこかで言葉の端々にそういうニュアンスを含ませるから判りやすいんですけど・・・
自転車に限らず、車でも・・・例えば旅行業であってもそうなんですが、同業者でたまにそんな人と出会ったり、一緒に仕事をしたりすると気分が萎える事がございます。
値段とか肩書きとかでしか優劣を考えない・・・車だったら何でもいいからベンツとかレクサスに乗っておけばそれでエエねん的なあれですね。
安物を安物というのは構わない!
しかしそういう事をいう人の多くは、大抵Disっているのが判る言い回しをするものだ。
自転車に限定して言うならば安物どうこうではなく、まずは安全な車両としてキッチリ組み立てろ!じゃないでしょうか?
そもそも自転車の価格に関しては日本人の8割以上の方は、5万円を超えたら高いと感じるんです。
それは自転車に乗る消費者側も、自転車が立派な軽車両であるという認識が薄く、軽んじて見ているからではあるのですが、その認識の底上げがどれだけ大変か!
大阪とか自転車販売店が乱立して価格競争になっている所なんて、正直僕は愚の骨頂とさえ感じています。
お客様に安全な自転車を提供するはずの『プライド』や人件費が、その安売りでいいのか?と・・・
この数年で自転車事故で散々騒ぎ、道路交通法の強化や保険制度の義務化などを進めている今日においても、まだその認識は変わっていない。
我々自転車業界の人間が筆頭に、時間をかけて変えていくしかないのだ。
僕はそういう意味から見ても、ビーズさんのビジネス展開は間違っていないと思うし、常に改革しようと頑張っている姿勢は素晴らしいと思っています。
いずれハイエンドモデルも出してくれる事を期待しましょう!
ちなみに話は戻りますが、過去のフレーム破断事故について、少し僕の見解を述べます。
事故そのものについては目撃をしていませんので、どんな状況だったかについての明言は致しませんが、写真を基に考えられる可能性の話です。
ビーズさんは折りたたみ自転車が多いのですが、そのうちの1つでMTBタイプの折りたたみ自転車です。
しかしフルサイズの自転車で折りたたみとなると、構造上のコストや強度の確保など、課題がいっぱいでMTBタイプとなると、このくらいパイプを太くシンプルなデザインにするより他に折りたたみの利便性を融合できなかったんでしょうね。
当然ここで一番考えなければならないのは、この自転車はMTBなのか?って事。
答えはNOです。
フレームにも激しい路面を走ったり、無茶なライディングをしないでね!っていう旨の注意書がステッカーで貼られていたはずです。
あくまで街乗りレベルでスポーティを楽しんでね!っていうのがこの価格帯の限界なんです。
そんなに激しい走りをしたかったら、自分の命を守る為に最低でも30万円以上のMTBを作ろうよ!っていうのが自転車屋から見た常識です。
トップチューブとヘッドチューブの溶接が下手で割れたのであれば、僕はメーカーの品質を疑うかも知れませんが、この破断の仕方は果たして品質の問題なのか?
トップチューブの一番応力のかかる箇所の破断。
これは経年劣化でしょ?
乗っていた人の乗り方もさながら、体重なども気になります。
どんな自転車も基本的には80kgが制限体重です。
それより重たい人が乗った場合は、自転車の寿命が著しく短命になるって事も考える要素にはなります。
これはアルミフレームですが、良く見たらワイヤーを通すガイドの周りにアルミの腐食がたくさん見受けられます。
これは自転車の保管場所にも問題がありそうですね。
アルミは錆びないと思っている人もいるでしょうが、放ったらかすと錆びます!
白く腐食していきます。
写真を見る限りだと雨ざらしで陽の当たる場所に保管。
3年~5年使えばこうなります。
更に海の近くであれば2年もすればこうなります。
ただでさえ腐食し、経年劣化も加わり、扱いも雑なものであったなら・・・
有り得る破断じゃないでしょうか?
こんな写真もヒットしました。
これはドッペルギャンガーに多いタイプのフレーム形状ですね。
トップチューブから破断して、ダウンチューブは溶接箇所から割れた感じですね。
これは一体どんな乗り方をしたらこうなるのでしょう?
こういった画像を基に消費者の恐怖心を煽る前に、まずはメンテナンスをしっかりやりましょう。
自転車は車検が要らないだけで、車両には変わらないのです。
ブレーキが磨耗して効かないとか、チェーンが伸びたりオイルが切れたり・・・
それでも気にせず乗っている無頓着な人が大半です。
そのくせ壊れたら自転車メーカーや、自転車屋にクレームをつけるのはどうかと・・・
まあ少し話はそれましたが、ドッペルギャンガーの自転車自体は、普通に街中を乗りまわす分には何も問題はありません。
実際にビーズさんは写真のMTBタイプの自転車を、ランダムに20台ほどJISの破断テストにかけて、スポーツ車の規格で合格しているので、品質という部分においては安心できるレベルだと証明しています。
ところが問題なのはDIY感覚でネットで購入し、自分で組み立てた結果・・・破損した自転車は数知れずといった現状。
なので、必ず店頭で注文するようにして下さい!
誤ってネットで購入したのなら、ご足労ですが持ち込んで下さい!
お店によっては他店購入の自転車や、お客様(素人)が無茶苦茶に組み立てた自転車を組み直すなんて嫌だ!っていうお店もあるかも知れません。
しかし思わず買っちゃったけど、やはり安全性が心配なのでお願いします!と真剣にお願いすればどこのお店でも点検して直してくれますよ!
ユーザーの意見や販売店の意見を基に、ドッペルギャンガーだけではなく、多くの自転車メーカーがこれからも良い製品作りの為に、ますます頑張って頂きたいと切に願います。
ここ数日で最も問い合わせや注文が多かったのがドッペルギャンガーです。
ドッペルギャンガーと言えばつい3週間程前にも、過去のフレーム破断事故の件が引っ張り出されて話題になっていました。
幸いその件で不安を感じてます。っていうような相談は今のところないのですが・・・
まあ当店もドッペルギャンガーの取り扱いをしているので、どこかでその話題に触れておこうかと思っていたんですね。
とりあえず簡単にまとめてみましょう。
ドッペルギャンガー=ビーズ株式会社さんの理念。
①新しい価値を創ること
②独創性
③他にはない付加価値
つまり奥ゆかしい日本人の心の片隅に眠る、『本当の自分』を求める願望とか、目立ちたいとか、殻を破りたいというような願望を叶えたような製品を作るっていうのが根本な訳ですね。
特に若者のアイデンティティーを刺激したいという考え方が、『もう一人の自分』という意味合いのブランド名になったものだと解釈できます。
次に現実問題として現ドッペルギャンガーの実態。
①3万円台~5万円台の自転車なら手が出せる!っていう客層に絞って製品を作っている。
②その価格帯の中で、出来る限りハイスペックで独創的なデザインを試行錯誤している。
③タイミング的にネット通販といった媒体を上手く利用して知名度を上げる事ができた。
自転車はどこで作ったかも判らないレベルのものであれば、大量生産して1台あたりのコストを抑えたもので1万円以下の自転車も存在します。
そうかと思えば航空宇宙技術やF1の開発技術など、時代の最先端技術の恩恵で生まれた自転車であれば、軽く100万円~300万円くらいになるものまで市販化されています。
全ては人の価値観で決まります。
その中でビーズさんのターゲットにした客層は、「乗れたら何でもいい!」っていう人よりも、「少しでもお金を出して人よりカッコイイ自転車が欲しい!」っていう人たちなんです。
それは裏返せば「5万円も10万円も出せないけど、スポーティな自転車が欲しい!」っていう客層にも、同時にありがたい存在になった訳ですね。
ここで誤解して頂きたくないのは、ビーズさんが安価なスポ車モドキしか作らないのか?って話。
実際に営業の方に話を伺ってみました。
コストをかければレーシングスペックの自転車も作れるそうです。
「ドッペルで105とか、それこそデュラエースを搭載したロードは作らないんですか?」って質問をされる事があるそうですが・・・
「出来ますよ。でもそれを作ったところで、貴方は買ってくれるんですか?」って返したら、その人は黙り込んでしまう。
つまりはネット通販のイメージが強過ぎて、そこまでの信頼度もなく、またドッペルのロードバイクでレースに出たりする勇気もない。
今現在は『まだそんな状況』だということなんですね。
現在ドッペルギャンガーは徐々にネット通販のイメージを払拭しようとしています。
その理由として・・・
①アマゾンでほぼ仕入れ値の価格で叩き売りされている。(安物という不名誉なイメージの定着)
②90%完成車をうたっているが、中国のラインで作った製品を、日本で全て完璧に検品できる訳でもなく、結果ボルトやナットの締め付けトルクが不十分だったり、ホイールのセンターが出ていなかったり、ブレーキや変速の精度も出ていないものが大半である。酷い場合はディレーラーハンガーが輸送の段階で曲がった物もあり、通販で買って素人が組んだ自転車だと100%安全に性能を引き出せる自転車には成りえないという事実がある。
実は当店が出来て間もない頃、当時の営業担当の方が「今後店頭販売のシェアを増やしたい希望があるんです。」とおっしゃっていたので、当時まだほとんど無かった取り扱い店舗に、僕も立候補してお付き合いする事になったんですね。
ロードバイクで50万円以上のハイエンドバイクを乗る人なんかに多いんですけど・・・
ママチャリやドッペルを代表とした安価な自転車を『安物』とか『ゴミ』などと言って見下だす人がおられます。
特に自転車を売って商売をするような人に、一部こういう事を平気で言う人がいるって事には同業者としてではなく、むしろ人として言語道断です。
安物であろうがなかろうが、人の命を乗せて運ぶ乗り物には変わりないのです。
事故をすれば死に至る可能性も、他人を巻き込む可能性もある、立派な『軽車両』なんですよ。
他人を見下したような人って言うのは、自然とどこかで言葉の端々にそういうニュアンスを含ませるから判りやすいんですけど・・・
自転車に限らず、車でも・・・例えば旅行業であってもそうなんですが、同業者でたまにそんな人と出会ったり、一緒に仕事をしたりすると気分が萎える事がございます。
値段とか肩書きとかでしか優劣を考えない・・・車だったら何でもいいからベンツとかレクサスに乗っておけばそれでエエねん的なあれですね。
安物を安物というのは構わない!
しかしそういう事をいう人の多くは、大抵Disっているのが判る言い回しをするものだ。
自転車に限定して言うならば安物どうこうではなく、まずは安全な車両としてキッチリ組み立てろ!じゃないでしょうか?
そもそも自転車の価格に関しては日本人の8割以上の方は、5万円を超えたら高いと感じるんです。
それは自転車に乗る消費者側も、自転車が立派な軽車両であるという認識が薄く、軽んじて見ているからではあるのですが、その認識の底上げがどれだけ大変か!
大阪とか自転車販売店が乱立して価格競争になっている所なんて、正直僕は愚の骨頂とさえ感じています。
お客様に安全な自転車を提供するはずの『プライド』や人件費が、その安売りでいいのか?と・・・
この数年で自転車事故で散々騒ぎ、道路交通法の強化や保険制度の義務化などを進めている今日においても、まだその認識は変わっていない。
我々自転車業界の人間が筆頭に、時間をかけて変えていくしかないのだ。
僕はそういう意味から見ても、ビーズさんのビジネス展開は間違っていないと思うし、常に改革しようと頑張っている姿勢は素晴らしいと思っています。
いずれハイエンドモデルも出してくれる事を期待しましょう!
ちなみに話は戻りますが、過去のフレーム破断事故について、少し僕の見解を述べます。
事故そのものについては目撃をしていませんので、どんな状況だったかについての明言は致しませんが、写真を基に考えられる可能性の話です。
ビーズさんは折りたたみ自転車が多いのですが、そのうちの1つでMTBタイプの折りたたみ自転車です。
しかしフルサイズの自転車で折りたたみとなると、構造上のコストや強度の確保など、課題がいっぱいでMTBタイプとなると、このくらいパイプを太くシンプルなデザインにするより他に折りたたみの利便性を融合できなかったんでしょうね。
当然ここで一番考えなければならないのは、この自転車はMTBなのか?って事。
答えはNOです。
フレームにも激しい路面を走ったり、無茶なライディングをしないでね!っていう旨の注意書がステッカーで貼られていたはずです。
あくまで街乗りレベルでスポーティを楽しんでね!っていうのがこの価格帯の限界なんです。
そんなに激しい走りをしたかったら、自分の命を守る為に最低でも30万円以上のMTBを作ろうよ!っていうのが自転車屋から見た常識です。
トップチューブとヘッドチューブの溶接が下手で割れたのであれば、僕はメーカーの品質を疑うかも知れませんが、この破断の仕方は果たして品質の問題なのか?
トップチューブの一番応力のかかる箇所の破断。
これは経年劣化でしょ?
乗っていた人の乗り方もさながら、体重なども気になります。
どんな自転車も基本的には80kgが制限体重です。
それより重たい人が乗った場合は、自転車の寿命が著しく短命になるって事も考える要素にはなります。
これはアルミフレームですが、良く見たらワイヤーを通すガイドの周りにアルミの腐食がたくさん見受けられます。
これは自転車の保管場所にも問題がありそうですね。
アルミは錆びないと思っている人もいるでしょうが、放ったらかすと錆びます!
白く腐食していきます。
写真を見る限りだと雨ざらしで陽の当たる場所に保管。
3年~5年使えばこうなります。
更に海の近くであれば2年もすればこうなります。
ただでさえ腐食し、経年劣化も加わり、扱いも雑なものであったなら・・・
有り得る破断じゃないでしょうか?
こんな写真もヒットしました。
これはドッペルギャンガーに多いタイプのフレーム形状ですね。
トップチューブから破断して、ダウンチューブは溶接箇所から割れた感じですね。
これは一体どんな乗り方をしたらこうなるのでしょう?
こういった画像を基に消費者の恐怖心を煽る前に、まずはメンテナンスをしっかりやりましょう。
自転車は車検が要らないだけで、車両には変わらないのです。
ブレーキが磨耗して効かないとか、チェーンが伸びたりオイルが切れたり・・・
それでも気にせず乗っている無頓着な人が大半です。
そのくせ壊れたら自転車メーカーや、自転車屋にクレームをつけるのはどうかと・・・
まあ少し話はそれましたが、ドッペルギャンガーの自転車自体は、普通に街中を乗りまわす分には何も問題はありません。
実際にビーズさんは写真のMTBタイプの自転車を、ランダムに20台ほどJISの破断テストにかけて、スポーツ車の規格で合格しているので、品質という部分においては安心できるレベルだと証明しています。
ところが問題なのはDIY感覚でネットで購入し、自分で組み立てた結果・・・破損した自転車は数知れずといった現状。
なので、必ず店頭で注文するようにして下さい!
誤ってネットで購入したのなら、ご足労ですが持ち込んで下さい!
お店によっては他店購入の自転車や、お客様(素人)が無茶苦茶に組み立てた自転車を組み直すなんて嫌だ!っていうお店もあるかも知れません。
しかし思わず買っちゃったけど、やはり安全性が心配なのでお願いします!と真剣にお願いすればどこのお店でも点検して直してくれますよ!
ユーザーの意見や販売店の意見を基に、ドッペルギャンガーだけではなく、多くの自転車メーカーがこれからも良い製品作りの為に、ますます頑張って頂きたいと切に願います。
2015年4月1日水曜日
定休日の貴重なまどろみタイム
2月に亡くなった大叔母の実の娘さんが神戸にお越しになりました。
60年以上生き別れて会っていないので、大叔母の事を気にもとめてないのかな~ってずっと思っていたんですけど、実の親子ですから気にしないはずはないですよね。
どうしても一度母親(大叔母)の仏前で手を合わせたいって願いを受け、僕も快く引き受け、大叔母の自宅から縁ある場所を一通り案内しました。
まあ今後遺産相続の話もあるので、微妙な空気にだけはしたくないと思っていたんですけど、すごく気さくな方でお会いできて良かったです。
大叔母も無理やり離婚させられて生き別れになり、小樽から出て行けと言われて、うちの祖母の誘いのまま神戸へ・・・
それからも結構波乱万丈な人生だったので、僕の知っている限りの話を娘さんに聞いて頂きました。
そしてその大叔母の娘さんから毛ガニやらルイベにする為のイカの醤油漬けなど、色々とお土産を送って頂いたので、3月のある月曜日にお返しに洋菓子を送ったんですよ。
その時に大丸神戸店1Fにある『カフェラ』で一休み。
カフェラテの絵はできたらウサギかネコにして頂きたかった・・・(独り言)
っていうか、ここのウエイトレスさん、レベル高過ぎやろ!って、相変わらず下賎な事を考えてしまう僕でした。
それにしてもここの目の前・・・
グッチのブティックがあって・・・ゴールドジムに通う筋肉至上主義者が行き交う通りなんですが、何だか高級車ばかりが停まっていて、ちょっと感じ悪いですね(笑)
マセラッティのグランツーリズモにクワトロポルテ・・・
グランツーリズモはかっこいいですね!僕も一度乗ってみた事はありますが、マフラーの乾いた甲高いサウンドもしびれます!いつかは是非欲しい車です!
そしてフェラーリFF!実際に街に停まっているのを初めて見ました。
FFは4輪駆動4シートって意味なんですけど、見た感じすごくコンパクトなフェラーリなんですよ。
しかし4人乗りでコンパクトなボディなのにV型12気筒エンジン搭載のバケモノです。
先日488GTBを見た時もですが・・・最近のフェラーリのオーナーって、大抵アジア系の人とかが多いですね。
「くっそ~っ!クルマ好きの前でクルマの自慢とかしやがるな!」
何の仕事をされているかは知りませんが、明らかに堅気っぽくないチャラい紳士とアジアン紳士がお互いのクルマを褒め称え合っている。
僕は気の効いたJAZZでも流れていて、綺麗なウエイトレスさんでも眺めていられれば、それだけで幸せ気分になりグッスリ仮眠が出来るのに・・・
そして先日30日、とうとうお店のマスコットカーとして半年近く活躍してくれたエヴリィ君が旅立たれました。
次のオーナーも可愛い車が好きらしくて、是非大切に使ってもらえたらいいな。
その引渡しの際・・・
家の前の桜の木も見頃になっていました。
「たった2日で3分咲きがここまで花が開くもんなん?」(汗)
家裁の桜はまだまだこれからかな・・・
宇治川の桜も2日前より色付いてきました。
お花見したいな~。
またお花見走行会でもしようかな(笑)
お昼に夜勤明けのY崎様2号と留美さんと合流・・・
「腹減った~っ!」
3人とも空腹の限界だったのですが、月曜日はどこも開いていない!
アンタイルさんに行ったら、さすがにもう1日限定10食のランチも終了!
でもカレーランチは可能って事だったので・・・
頂きます!
2人が写メを撮影してサラダを突き始めた頃には、僕は全て食べ尽くしていました。
「えっ?瞬間移動?」とか言われて・・・
「いや、本当にお腹空いていたからね・・・。」
美味しい珈琲も頂いて解散したのでした。
もちろん僕はその後、仕事やら何やらで灘にいてましたけど。
たまにはゆっくりとまどろみたい!
60年以上生き別れて会っていないので、大叔母の事を気にもとめてないのかな~ってずっと思っていたんですけど、実の親子ですから気にしないはずはないですよね。
どうしても一度母親(大叔母)の仏前で手を合わせたいって願いを受け、僕も快く引き受け、大叔母の自宅から縁ある場所を一通り案内しました。
まあ今後遺産相続の話もあるので、微妙な空気にだけはしたくないと思っていたんですけど、すごく気さくな方でお会いできて良かったです。
大叔母も無理やり離婚させられて生き別れになり、小樽から出て行けと言われて、うちの祖母の誘いのまま神戸へ・・・
それからも結構波乱万丈な人生だったので、僕の知っている限りの話を娘さんに聞いて頂きました。
そしてその大叔母の娘さんから毛ガニやらルイベにする為のイカの醤油漬けなど、色々とお土産を送って頂いたので、3月のある月曜日にお返しに洋菓子を送ったんですよ。
その時に大丸神戸店1Fにある『カフェラ』で一休み。
カフェラテの絵はできたらウサギかネコにして頂きたかった・・・(独り言)
っていうか、ここのウエイトレスさん、レベル高過ぎやろ!って、相変わらず下賎な事を考えてしまう僕でした。
それにしてもここの目の前・・・
グッチのブティックがあって・・・ゴールドジムに通う筋肉至上主義者が行き交う通りなんですが、何だか高級車ばかりが停まっていて、ちょっと感じ悪いですね(笑)
マセラッティのグランツーリズモにクワトロポルテ・・・
グランツーリズモはかっこいいですね!僕も一度乗ってみた事はありますが、マフラーの乾いた甲高いサウンドもしびれます!いつかは是非欲しい車です!
そしてフェラーリFF!実際に街に停まっているのを初めて見ました。
FFは4輪駆動4シートって意味なんですけど、見た感じすごくコンパクトなフェラーリなんですよ。
しかし4人乗りでコンパクトなボディなのにV型12気筒エンジン搭載のバケモノです。
先日488GTBを見た時もですが・・・最近のフェラーリのオーナーって、大抵アジア系の人とかが多いですね。
「くっそ~っ!クルマ好きの前でクルマの自慢とかしやがるな!」
何の仕事をされているかは知りませんが、明らかに堅気っぽくないチャラい紳士とアジアン紳士がお互いのクルマを褒め称え合っている。
僕は気の効いたJAZZでも流れていて、綺麗なウエイトレスさんでも眺めていられれば、それだけで幸せ気分になりグッスリ仮眠が出来るのに・・・
そして先日30日、とうとうお店のマスコットカーとして半年近く活躍してくれたエヴリィ君が旅立たれました。
次のオーナーも可愛い車が好きらしくて、是非大切に使ってもらえたらいいな。
その引渡しの際・・・
家の前の桜の木も見頃になっていました。
「たった2日で3分咲きがここまで花が開くもんなん?」(汗)
家裁の桜はまだまだこれからかな・・・
宇治川の桜も2日前より色付いてきました。
お花見したいな~。
またお花見走行会でもしようかな(笑)
お昼に夜勤明けのY崎様2号と留美さんと合流・・・
「腹減った~っ!」
3人とも空腹の限界だったのですが、月曜日はどこも開いていない!
アンタイルさんに行ったら、さすがにもう1日限定10食のランチも終了!
でもカレーランチは可能って事だったので・・・
頂きます!
2人が写メを撮影してサラダを突き始めた頃には、僕は全て食べ尽くしていました。
「えっ?瞬間移動?」とか言われて・・・
「いや、本当にお腹空いていたからね・・・。」
美味しい珈琲も頂いて解散したのでした。
もちろん僕はその後、仕事やら何やらで灘にいてましたけど。
たまにはゆっくりとまどろみたい!
3月29日(日)ポタ・・・モーニング!雨なんて嫌いだ!
雨が降ったのでロイホでモーニングになってしまいました。
走りたかったのに悔しいです。
でも久々にロイホの可愛いウエイトレスさんを拝めて幸せです。(笑)
まあそんなどうでもいい話はともかく・・・
日曜日に雨とかホンマやめて~!
でも留美さんは雨でお客さんが少ないなら、溜まった作業が消化できて嬉しいと大はしゃぎ!
売上が見込めないのは悔しいけど、その気持ちはよ~く解る。
なんだか隣の席はテンション高ぇ~な!と見ているお二人(笑)
とりあえず食べましょうよ。
僕は戻ってこの日も、客注の自転車を何台か組まなきゃならないので、ある意味留美さんと同じ心境!
なのでここで皆さんと会話を楽しんで、しっかりリラックスして・・・
仕事をひたすら頑張るのみです!
お昼に雨が止んだ頃、例の中学女子がロードの練習に来ました。
この日は当店に良く遊びに来る(仕事の邪魔をしに来る?)小学生の女の子の一人が誕生日なんですけど、その中学女子(ハルカちゃん)に随分なついてしまった事もあって・・・
わざわざ誕生日プレゼントを用意して持ってきてくれたんですよ!
その小学生・・・素直じゃないのでお礼も言わずに帰って行ったけど、本当はかなりのサプライズだったに違いない!
照れ隠しの表情を僕は見逃さなかった。
「あの子素直じゃないからゴメンネ!」
「ああっ!いいんです。プレゼントを受け取ってもらえたから。」
はぁ・・・なんて心が洗われる日だったんだろう。
また自転車の練習をしつつ、子供達と仲良くしてやって下さい!
そうして頂けると僕は落ち着いて作業が・・・
あっ!いかん!つい本音が・・・(笑)
しかし微妙な天気だったにも関わらず忙しい一日でした。
両手の腱鞘炎が酷くなって・・・(苦笑)
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