9月28日。
あと1日で2年目に突入ですよ!
そう感慨に耽りながら出勤。
金曜日の夜は夜中の1時近くまでポスティングとイベントの準備。
それでも終わらなくて、土曜の昼までに何とか間に合わせなきゃ・・・というプレッシャーに疲れ、帰宅する前にダウン!
スーパー睡眠不足に腹ペコ状態で走行会に出席しました。
それでも最近は早朝だと随分走りやすくなりましたね!
体調はボロボロですが、なんか記録更新が出来そうな予感(笑)
そうなんです。
僕は熱のこもり易いオーバーヒート体質なので、涼しい環境では体調が悪くても、そこそこパフォーマンスを発揮できるという、ややこしい人間なんです。
とりあえず今回はO様親子の久々の参加日!!
ラピエール・ゼリウスに乗り換えたO様1号の走りの変化をとくと拝見させて頂く日なんです。
それもあって、今回は再度ドライブウェイを上ると決めていました。
またエヴァディオ・ビーナスを組み上げたものの、まだそれには乗らずにトレック・マドンで参加しているK様と、現在実力上昇中のO様2号が加わって、いずれにしても上りのバトルは避けられない状況になっていました。
肩は凝るし偏頭痛、そして腹ペコ・・・
それなのに神戸電子専門学校の横の激坂とかスイスイ上れてしまう僕がいる。
山本通を西へ進むにつれてワクワク感が上昇!
先にO様親子と中富君をスタートさせ、次の信号で僕とK様、O様2号がスタート。
今日はK様とガチでバトル!!
そう思うと楽しくて仕方が無かったのですが・・・
ここでまさかのトラブル!
トンネル入り口で突然やばそうなカリカリ音が・・・(汗)
チェーンが切れるんじゃないか?って思った僕は停止して自転車の確認。
その隙にK様とO様2号は僕を置いて行っちゃいました(涙)
しかしチェーンにはリンクの切れ目もないので、チェーンリングかスプロケが破損か?と思いましたが、どうやらそれっぽくも無い・・・。
とりあえずだましだまし走り直して、徐々に先行グループを追い上げる。
今回はM嬢が不調のようで、中富君がサポート。
その後ゼリウスのO様1号を捉える。
いつも足首が動いていないガチガチのペダリングだったO様が、すごくしなやかなペダリングになっていて嬉しかったです。
あとは上半身をもっと上手く使って走れば更に速く走れそうですね!
そして次にO様2号。
ちょっとグロッキーになっているので、序盤でK様にペースを上げられて脚にきているのかな?
そしてK様の姿は全く見えず・・・
「こりゃ本気で追いかけなきゃ・・・」って加速して間もなく・・・
ガリガリ・・・ガッ!ガッ!
再び嫌~な音と振動が・・・
このままトルクをかけ続けたら自転車が壊れると直感した僕は、「すいません!メカトラブルにつき失礼致します!」と帰還。
またしても不完全燃焼です。
帰って音の不具合から考えると、どうやらまたフリーホイールのラチェットから異音がするみたい。
またホイールのトラブルです。
そんなに僕はホイールをいじめるような走りをしていますか?
確かにトルクはアホみたいにかけていますけど(笑)
また近いうちにオーバーホールするしかありませんね。
ところでO様1号は最初のピークで両足が攣って止まってしまったそうです。
やはりコンパクトドライブに慣れた脚では、ノーマルクランクは相当重くてきついらしいです。
しかし攣った部位が今までのように大腿四頭筋ではなく、ふくらはぎだった事から、ペダリング改善を意識したが為の名誉の負傷だと知り、今後への期待が膨らみました。
とりあえずK様とは改めてバトルを楽しみたいものです。
せっかくおろしたてのパンダーニのジャージが泣いています(笑)
どうです?
ヘルメットからグローブ、シューズまで、とことん青白にこだわったコーディネート!
店まで帰る道中もカリカリガリガリと音がするので、とっても目立ってかっこ悪かったです。
来週はトラブルの無いように頑張ります!
HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2013年9月29日日曜日
2013年9月26日木曜日
おかげさまで1周年!イベント開催します!!
今週末で当店も1周年を迎えます。
応援いただいてる皆様、誠にありがとうございます!
記念にこんなチラシを作って、今一枚一枚折ってはポスティング・・・
毎晩1時くらいまで仕事を頑張っています。
思えば永かったようであっという間の1年でした。
工事が長引いたり、社用車が故障続きだったり・・・
大切なものもたくさん失いました。
およそ3年~5年分くらいの苦労が凝縮されたような1年(準備期間を入れたら2年)でしたね。
それでもまだまだ僕の納得のいくような店にはなっていませんし、それ故売り上げもなかなか目標に達成していません!
何とかご近所の皆さんや、いつもご利用頂いているお客様のお陰で、ここまで踏ん張って来られました。
僕はごく普通とか・・・当たり前の事をしていて成功なんてものは、絶対にないと思っています。
常に人と違う目線、チャレンジ精神、行動力・・・それに経験が伴って新しいものや成功が生まれるものだと、下積み時代に叩き込まれてきました。
しかし現状どうだろう?
何をいったいどう他所と違うことが出来ている?むしろ他所に負けてるんじゃないか?
常にその葛藤しかありません。
本来店舗の頭脳でなければいけない僕が、ほとんど機能できていません。
日頃の作業なんて出来ていて当たり前なんです!
お客様に頂いた仕事をこなしているだけで終わっていたら、ただの自転車屋と同じ!
僕はただの自転車屋を経営したくて、この店を立ち上げた訳ではありません!
観光・イベント事業や教育事業など、僕自身が生きているうちに成し遂げたい仕事がまだまだ山のように残っているのです。
それらを統括する組織を作り上げていく為の足がかりが、自転車屋としてのスタートなんです。
僕のエネルギーの源は・・・夢、想像力、チャレンジ精神、達成願望、そしてやられたら10倍返しのリベンジ精神にあります。
あと大勢で成功、達成した時の悦びは次への活力や勢いになります。
そういった精神が根底にあるにも関わらず、何も納得のいく運営が出来ていません。
スタッフの教育も含めて、もっともっと高みを見上げて進んでいかないと、何のために生きているのかわかりません。
人が出来ないこと、やらないことを成し遂げないで一生を終えるなんて、つまらないと思いませんか?
そして自分たちだけではなく、多くのお客様にも自転車という乗り物を通して、走る悦び、第二の人生、人との出会い、新しい自分の発見といった多種多様な『夢』を与えることが出来る仕事・・・それが自転車屋なんです。
それだけにスタッフには誇りを持ってこの仕事に従事してもらいたいし、どんどんイマジネーションとモチベーションを延ばし拡げて欲しいのです。
お客様の喜ぶ笑顔を増やしていくことで、夢を与える仕事は成功に限りなく近づくと確信しています。
僕を筆頭にスタッフ一同、自発的でポジティブな仕事を心がけていけるように努力致します。
是非日頃応援いただいている皆様、ますます当店が発展しますよう、今後もよろしくお願い申し上げます!
え~っと。何故か経営理念というか、僕の哲学じみた話ばかりになりましたが・・・
そうです1周年記念ですよ!
当然一部の自転車はセール価格で販売します。
そしてイベントとしましては、くじ引きをして・・・
ゲーム挑戦権が当たったら好きなゲームを選んで頂き、それで得られたスコアによってプレゼントがもらえるって内容。
プレゼントにはラピエールのMTBとか・・・
オートライト装備のタウンサイクルなど・・・
期間中の総売上を甘く見込んだとしても、景品法に触れてしまいそうな豪華景品を用意致します!
ただしゲームはちょっぴり難しいです!(笑)
TVゲームのゴルフで3ホール勝負orドライビングシュミレーションゲームでタイムを競って頂きます。
くじ引き参加費は500円ですが、少なくとも何かは当たるように致します。
自転車など豪華景品に関しましては、なくなり次第の終了となりますので、早い者勝ちですよ!
という訳で、是非皆様こぞってご来店下さいませ。
ご来店お待ち申し上げます!!
応援いただいてる皆様、誠にありがとうございます!
記念にこんなチラシを作って、今一枚一枚折ってはポスティング・・・
毎晩1時くらいまで仕事を頑張っています。
思えば永かったようであっという間の1年でした。
工事が長引いたり、社用車が故障続きだったり・・・
大切なものもたくさん失いました。
およそ3年~5年分くらいの苦労が凝縮されたような1年(準備期間を入れたら2年)でしたね。
それでもまだまだ僕の納得のいくような店にはなっていませんし、それ故売り上げもなかなか目標に達成していません!
何とかご近所の皆さんや、いつもご利用頂いているお客様のお陰で、ここまで踏ん張って来られました。
僕はごく普通とか・・・当たり前の事をしていて成功なんてものは、絶対にないと思っています。
常に人と違う目線、チャレンジ精神、行動力・・・それに経験が伴って新しいものや成功が生まれるものだと、下積み時代に叩き込まれてきました。
しかし現状どうだろう?
何をいったいどう他所と違うことが出来ている?むしろ他所に負けてるんじゃないか?
常にその葛藤しかありません。
本来店舗の頭脳でなければいけない僕が、ほとんど機能できていません。
日頃の作業なんて出来ていて当たり前なんです!
お客様に頂いた仕事をこなしているだけで終わっていたら、ただの自転車屋と同じ!
僕はただの自転車屋を経営したくて、この店を立ち上げた訳ではありません!
観光・イベント事業や教育事業など、僕自身が生きているうちに成し遂げたい仕事がまだまだ山のように残っているのです。
それらを統括する組織を作り上げていく為の足がかりが、自転車屋としてのスタートなんです。
僕のエネルギーの源は・・・夢、想像力、チャレンジ精神、達成願望、そしてやられたら10倍返しのリベンジ精神にあります。
あと大勢で成功、達成した時の悦びは次への活力や勢いになります。
そういった精神が根底にあるにも関わらず、何も納得のいく運営が出来ていません。
スタッフの教育も含めて、もっともっと高みを見上げて進んでいかないと、何のために生きているのかわかりません。
人が出来ないこと、やらないことを成し遂げないで一生を終えるなんて、つまらないと思いませんか?
そして自分たちだけではなく、多くのお客様にも自転車という乗り物を通して、走る悦び、第二の人生、人との出会い、新しい自分の発見といった多種多様な『夢』を与えることが出来る仕事・・・それが自転車屋なんです。
それだけにスタッフには誇りを持ってこの仕事に従事してもらいたいし、どんどんイマジネーションとモチベーションを延ばし拡げて欲しいのです。
お客様の喜ぶ笑顔を増やしていくことで、夢を与える仕事は成功に限りなく近づくと確信しています。
僕を筆頭にスタッフ一同、自発的でポジティブな仕事を心がけていけるように努力致します。
是非日頃応援いただいている皆様、ますます当店が発展しますよう、今後もよろしくお願い申し上げます!
え~っと。何故か経営理念というか、僕の哲学じみた話ばかりになりましたが・・・
そうです1周年記念ですよ!
当然一部の自転車はセール価格で販売します。
そしてイベントとしましては、くじ引きをして・・・
ゲーム挑戦権が当たったら好きなゲームを選んで頂き、それで得られたスコアによってプレゼントがもらえるって内容。
プレゼントにはラピエールのMTBとか・・・
オートライト装備のタウンサイクルなど・・・
期間中の総売上を甘く見込んだとしても、景品法に触れてしまいそうな豪華景品を用意致します!
ただしゲームはちょっぴり難しいです!(笑)
TVゲームのゴルフで3ホール勝負orドライビングシュミレーションゲームでタイムを競って頂きます。
くじ引き参加費は500円ですが、少なくとも何かは当たるように致します。
自転車など豪華景品に関しましては、なくなり次第の終了となりますので、早い者勝ちですよ!
という訳で、是非皆様こぞってご来店下さいませ。
ご来店お待ち申し上げます!!
2013年9月24日火曜日
第30回『TEAM EURO』走行会!これだけは譲れない!
記念すべき第30回目の走行会!
久々に10人以上の参加者を期待していましたが・・・
僕、中富、Y田様、O様2号の4名でスタート。
コースは前回を踏襲したような激坂&スプリントのメニューを組み込みました。
まずは摩耶ケーブルの駅までの上りで始まり・・・
最近みるみると上りのスピードが身に付いてきたO様2号に、絶望感という強烈なパンチを浴びせる激坂!
「体重が軽いと上りが強い」という神話が嘘だと知らしめる為のルートです。
もちろんそんな急勾配を上るのは、僕や中富君のように体重のある人間にとっても厳しいです。
しかしトルクが必要な急勾配では、絶対的なパワーがものをいう事もあるんです!
確かにメンバーの中にはK様やN様2号のように、身体が細くて体重が軽くても、筋肉がバネのようにしなやかな人であれば、限りなく最小限のパワーでも上れてしまうものですが、現段階においてO様2号はそこまで動きがしなやかではありません。
筋肉量を増やせないのであれば、バネ力をアップするしかないので、是非O様2号にはしなやかなダンシング(立ちこぎ)を身につけていただきたい!
そういう課題を自身で感じてもらう事も、この走行会の意義なんです。
しかしO様2号は負けず嫌いな方です。
最初の摩耶ケーブルまでの上りで、僕は前回よりもペースを上げて、38T×19Tのギア設定でスピードを殺さずに上り切ったのですが・・・
何と前回の走行会ではボロボロだった中富君がビックリするくらいのスピードで僕との差を詰めて上ってきました。
それに負けじとY田様が食いついて上る!
O様2号はそこで負けたのが相当悔しかったのでしょう。
次の甲南病院経由渦森台行きの鴨子ヶ原の激坂では意地を見せてくれました。
深田池からの上りで、最初は僕にピッタリとついてきたO様でしたが、住吉山手4丁目では大きく遅れ、中富君にも刺されていました。
しかしそこから甲南病院まで中富君から離れることなく、粘りのある走りを見せてくれました。
むしろY田様が自信を失うほど、中富君とO様2号の進化っぷりはすごいものでした。
更に甲南病院から渦森台までの壁では、僕が交差点の赤信号にスピードを緩めている隙に、中富君とO様の2人が、僕の両サイドからいつでもアタックを決めれる射程圏に、こっそりと迫ってきた事が気配で判りました。
なので青信号に変わってからスピードを上げるタイミングを伺っていたところ、先に動いたのは中富君でした!
相変わらずパンチのあるアタックでロケットのように刺されたので、一瞬心が折れそうになりましたが、ここで折れたら僕はレーサーとして二度と復帰できないと思ったので、応戦する事にしました。
中富君が速くなった秘密はクランクにあります。
これまで身長165cmの彼にとって170mmのクランクは少々長かったのです。
この度M嬢のお下がりで105やティアグラのパーツを譲り受け、8速から10速化した彼の自転車には、新たにティアグラのコンパクトドライブ(50T-34T)・・・しかもクランク長165mmを投入。
「自転車屋がコンパクトに逃げたらおしまいや!」と頑なに否定する僕を、「いい加減新しい部品の良さを知りやがれ!」とばかりに、こてんぱんに打ちのめしたいんでしょうね~。
新しいスペックを身につけた中富君は確かに劇的な速さでした。
34T×25Tのギアを90回転以上で回していたそうですが、僕は38T×19Tのギアでダンシングし、カウンターアタックを仕掛ける射程範囲まで盛り返し・・・
そろそろ中富君のスタミナが限界というのを見越して、決定的なダメージを与えようと、38T×18Tのギアにシフトアップして、その「ガチャン!」という音で、こっちにはまだまだ余力があり、今すぐに刺し返してやるぞ!ってアピールをしたら・・・
「ああ~!あかん!もう一枚ギアが欲しい!ああ~!仕掛けるのが早過ぎた~!」と中富君が折れました。(笑)
僕はそのまま38T×18Tのギアで刺し返してゴール。
でも正直18%はある勾配で使うギアじゃありませんよ!
さすがに大腿四頭筋が死にかけました(笑)
O様2号も途中からついて来れなかったみたいです。
そしてまたY田様がガックリと肩を落とされていました(汗)
くどいようですが僕は絶対にコンパクトドライブは使いません!
僕の根本は15~20年前の90年代レーサーです。
最新の反則技みたいなパーツに甘えるなんてプライドが許しません!
僕は浦島太郎なのかも知れませんが、できるだけ古き良き伝統は守っていきたいと考えてます。
そんな僕にとってのロードのスタイルは、ノーマルのクランクで勝つことにこそ美学があるのです。
というより、速い人は何を使っても速く走れるんです!
まあN様2号との勝負も考えると、せめて23Tとか25Tのスプロケは必要かも知れませんけど。
とりあえずもう2~3本上りを走るつもりが、このスプリントで脚を使い切ってしまったので、ぼちぼちとクールダウンしながら山手幹線へ・・・
そして山手幹線で平地のスプリント合戦!
御影~石屋川の区間はその気になれば65km/h以上のスピードまで加速ができる道なのに、今回は55.2km/h止まり。
少しずつスプリント力は戻ってきたものの、まだまだ自分本来の走りには程遠いです。
そして2号線摩耶交差点から脇浜交差点までの区間・・・
もう脚が限界だったので、スタートで少し溜め込んでから加速した僕は、ジワジワっとスピードを上げ、せめて60km/hの大台には乗せてやりたいと思っていた所・・・
ナフコの駐車場から出てきたトラックが50km/hキープで走り・・・
抜こうと左側へ入ろうとしたら加速され、結局路駐車とのタイミングの兼ね合いで抜くこともできず・・・
ここにきてフラストレーションが爆発してしまいました。
「邪魔や!退くか加速するかどっちかにせぇ!こら~!」とハンドルを叩きながら怒鳴ってしまいました。
それでも怒りが収まらなくて、横に並んで窓に向かって怒鳴り続けました。
できれば気持ちよく走りたいので、大声なんて上げたくないです。
しかし車のドライバーが自転車を軽んじて判断しがちなのは、サイクリストとして我慢がならないのも事実です。
自転車だって車両です!
エンジンが人間ってだけで、平地でも80km/hくらいまでならスピードを出せるんです。
それを軽く見られ、ましてや邪魔者のように扱われる事にも怒りを覚えます。
もちろん車の走行を妨げるようなKYサイクリストも大勢いるかも知れませんが、こっちはめいっぱい周りの動きに注意を払った上で全力を尽くして走っているので、車の走行を妨げるような無神経な走りは一切していません。
結局この日は不完全燃焼のまま終了。
その後中富君がその事について留美さんへ「それってどう思います?」的な話をしていて、2人してそれは駄目でしょ?って僕に言って来たのですが・・・
確かにお客様の前での振る舞いとしては最低だったと認めます!
でも悪いとは一切思っていません。
僕は腐ってもレーサーです。
自分の理想のライン、理想のタイミングを邪魔されて頭に来ないようじゃレーサーなんて務まりません!
僕も長年自転車から離れて、車のレースも色々あって出来なくなって、そこからは仕事一本!サラリーマンとして上司を立てて、後輩をかばって、仕事の実績で出世はしたものの、気がついたら社内では自分の意見を言いたくても言えないポンコツになっていたのです。
そんな自分が憎くて憎くて、負けん気の強さが取り得で、やるからには絶対勝つまで諦めない性格だった自分が、そんなポンコツ人間になっていた事が、ものすごくコンプレックスだったんです。
最近は車の運転こそ、以前よりは大人しくしているものの、自転車に乗り始めたおかげで少しずつ負けん気というか、アドレナリン体質が戻ってきています。
まあけんかっ早い性格はよろしくありませんが、どんなシチュエーションでも勝負に対する執着心だけは捨てたくないし、そういう心がないと強くなれないし速く走れないと思うんですよ。
だから僕はそんな自分を正しいとは思わないけど、間違ってるとも思っていません!
勝利への執着と怒りは速く走る為のエネルギーです。
表に出さない努力はしないといけませんが、根本的なところは絶対に譲れません!
とまあ、頑固な人間でどうもすみません(汗)
久々に10人以上の参加者を期待していましたが・・・
僕、中富、Y田様、O様2号の4名でスタート。
コースは前回を踏襲したような激坂&スプリントのメニューを組み込みました。
まずは摩耶ケーブルの駅までの上りで始まり・・・
最近みるみると上りのスピードが身に付いてきたO様2号に、絶望感という強烈なパンチを浴びせる激坂!
「体重が軽いと上りが強い」という神話が嘘だと知らしめる為のルートです。
もちろんそんな急勾配を上るのは、僕や中富君のように体重のある人間にとっても厳しいです。
しかしトルクが必要な急勾配では、絶対的なパワーがものをいう事もあるんです!
確かにメンバーの中にはK様やN様2号のように、身体が細くて体重が軽くても、筋肉がバネのようにしなやかな人であれば、限りなく最小限のパワーでも上れてしまうものですが、現段階においてO様2号はそこまで動きがしなやかではありません。
筋肉量を増やせないのであれば、バネ力をアップするしかないので、是非O様2号にはしなやかなダンシング(立ちこぎ)を身につけていただきたい!
そういう課題を自身で感じてもらう事も、この走行会の意義なんです。
しかしO様2号は負けず嫌いな方です。
最初の摩耶ケーブルまでの上りで、僕は前回よりもペースを上げて、38T×19Tのギア設定でスピードを殺さずに上り切ったのですが・・・
何と前回の走行会ではボロボロだった中富君がビックリするくらいのスピードで僕との差を詰めて上ってきました。
それに負けじとY田様が食いついて上る!
O様2号はそこで負けたのが相当悔しかったのでしょう。
次の甲南病院経由渦森台行きの鴨子ヶ原の激坂では意地を見せてくれました。
深田池からの上りで、最初は僕にピッタリとついてきたO様でしたが、住吉山手4丁目では大きく遅れ、中富君にも刺されていました。
しかしそこから甲南病院まで中富君から離れることなく、粘りのある走りを見せてくれました。
むしろY田様が自信を失うほど、中富君とO様2号の進化っぷりはすごいものでした。
更に甲南病院から渦森台までの壁では、僕が交差点の赤信号にスピードを緩めている隙に、中富君とO様の2人が、僕の両サイドからいつでもアタックを決めれる射程圏に、こっそりと迫ってきた事が気配で判りました。
なので青信号に変わってからスピードを上げるタイミングを伺っていたところ、先に動いたのは中富君でした!
相変わらずパンチのあるアタックでロケットのように刺されたので、一瞬心が折れそうになりましたが、ここで折れたら僕はレーサーとして二度と復帰できないと思ったので、応戦する事にしました。
中富君が速くなった秘密はクランクにあります。
これまで身長165cmの彼にとって170mmのクランクは少々長かったのです。
この度M嬢のお下がりで105やティアグラのパーツを譲り受け、8速から10速化した彼の自転車には、新たにティアグラのコンパクトドライブ(50T-34T)・・・しかもクランク長165mmを投入。
「自転車屋がコンパクトに逃げたらおしまいや!」と頑なに否定する僕を、「いい加減新しい部品の良さを知りやがれ!」とばかりに、こてんぱんに打ちのめしたいんでしょうね~。
新しいスペックを身につけた中富君は確かに劇的な速さでした。
34T×25Tのギアを90回転以上で回していたそうですが、僕は38T×19Tのギアでダンシングし、カウンターアタックを仕掛ける射程範囲まで盛り返し・・・
そろそろ中富君のスタミナが限界というのを見越して、決定的なダメージを与えようと、38T×18Tのギアにシフトアップして、その「ガチャン!」という音で、こっちにはまだまだ余力があり、今すぐに刺し返してやるぞ!ってアピールをしたら・・・
「ああ~!あかん!もう一枚ギアが欲しい!ああ~!仕掛けるのが早過ぎた~!」と中富君が折れました。(笑)
僕はそのまま38T×18Tのギアで刺し返してゴール。
でも正直18%はある勾配で使うギアじゃありませんよ!
さすがに大腿四頭筋が死にかけました(笑)
O様2号も途中からついて来れなかったみたいです。
そしてまたY田様がガックリと肩を落とされていました(汗)
くどいようですが僕は絶対にコンパクトドライブは使いません!
僕の根本は15~20年前の90年代レーサーです。
最新の反則技みたいなパーツに甘えるなんてプライドが許しません!
僕は浦島太郎なのかも知れませんが、できるだけ古き良き伝統は守っていきたいと考えてます。
そんな僕にとってのロードのスタイルは、ノーマルのクランクで勝つことにこそ美学があるのです。
というより、速い人は何を使っても速く走れるんです!
まあN様2号との勝負も考えると、せめて23Tとか25Tのスプロケは必要かも知れませんけど。
とりあえずもう2~3本上りを走るつもりが、このスプリントで脚を使い切ってしまったので、ぼちぼちとクールダウンしながら山手幹線へ・・・
そして山手幹線で平地のスプリント合戦!
御影~石屋川の区間はその気になれば65km/h以上のスピードまで加速ができる道なのに、今回は55.2km/h止まり。
少しずつスプリント力は戻ってきたものの、まだまだ自分本来の走りには程遠いです。
そして2号線摩耶交差点から脇浜交差点までの区間・・・
もう脚が限界だったので、スタートで少し溜め込んでから加速した僕は、ジワジワっとスピードを上げ、せめて60km/hの大台には乗せてやりたいと思っていた所・・・
ナフコの駐車場から出てきたトラックが50km/hキープで走り・・・
抜こうと左側へ入ろうとしたら加速され、結局路駐車とのタイミングの兼ね合いで抜くこともできず・・・
ここにきてフラストレーションが爆発してしまいました。
「邪魔や!退くか加速するかどっちかにせぇ!こら~!」とハンドルを叩きながら怒鳴ってしまいました。
それでも怒りが収まらなくて、横に並んで窓に向かって怒鳴り続けました。
できれば気持ちよく走りたいので、大声なんて上げたくないです。
しかし車のドライバーが自転車を軽んじて判断しがちなのは、サイクリストとして我慢がならないのも事実です。
自転車だって車両です!
エンジンが人間ってだけで、平地でも80km/hくらいまでならスピードを出せるんです。
それを軽く見られ、ましてや邪魔者のように扱われる事にも怒りを覚えます。
もちろん車の走行を妨げるようなKYサイクリストも大勢いるかも知れませんが、こっちはめいっぱい周りの動きに注意を払った上で全力を尽くして走っているので、車の走行を妨げるような無神経な走りは一切していません。
結局この日は不完全燃焼のまま終了。
その後中富君がその事について留美さんへ「それってどう思います?」的な話をしていて、2人してそれは駄目でしょ?って僕に言って来たのですが・・・
確かにお客様の前での振る舞いとしては最低だったと認めます!
でも悪いとは一切思っていません。
僕は腐ってもレーサーです。
自分の理想のライン、理想のタイミングを邪魔されて頭に来ないようじゃレーサーなんて務まりません!
僕も長年自転車から離れて、車のレースも色々あって出来なくなって、そこからは仕事一本!サラリーマンとして上司を立てて、後輩をかばって、仕事の実績で出世はしたものの、気がついたら社内では自分の意見を言いたくても言えないポンコツになっていたのです。
そんな自分が憎くて憎くて、負けん気の強さが取り得で、やるからには絶対勝つまで諦めない性格だった自分が、そんなポンコツ人間になっていた事が、ものすごくコンプレックスだったんです。
最近は車の運転こそ、以前よりは大人しくしているものの、自転車に乗り始めたおかげで少しずつ負けん気というか、アドレナリン体質が戻ってきています。
まあけんかっ早い性格はよろしくありませんが、どんなシチュエーションでも勝負に対する執着心だけは捨てたくないし、そういう心がないと強くなれないし速く走れないと思うんですよ。
だから僕はそんな自分を正しいとは思わないけど、間違ってるとも思っていません!
勝利への執着と怒りは速く走る為のエネルギーです。
表に出さない努力はしないといけませんが、根本的なところは絶対に譲れません!
とまあ、頑固な人間でどうもすみません(汗)
2013年9月19日木曜日
ひとやすみ的な・・・サイクリングお立ち寄りスポット
たまには・・・というより、本来はこういう内容のブログをたくさん書きたい訳なんですね。
まあ僕はガチで走りたいレース志向の人種なので、つい忘れがちになるのですが・・・
心の奥では常に安らぎを求めているんですよ(笑)
何なんでしょうね?
僕みたいな生き急ぐタイプの人種って、特に時間の縛りが無い時でさえ、途中で休む事を拒んでしまう傾向があるんです。
タイヤとハンドルの付いた乗り物に乗った瞬間、1分1秒を争うタイムトライアルのような思考回路になっているので、信号に捕まる事すら無駄な時間を過ごす気分にさせられ・・・
気が付けば時間帯別の信号の変わるタイミングまで身についてしまい、一度も信号に捕まらずに目的地に着いた時には、これ以上無いってくらいの爽快感を感じてしまう・・・
自分で言うのもなんですが、かなり病的なんですよ(笑)
だからほんっっっっっっとうに、僕のような自分に度Sな人間には、安らげる時間が必要なんだと、ことある毎に痛感させられています。
僕の頭には国内の大半の道路地図が記憶されており、お洒落なカフェや美味しいお店、隠れスポットなど、まさにナビ要らずと言っても過言ではない・・・にも関わらず、ドライブに行くとつい運転に集中し過ぎて、「あっ!行きたかったお店があったんだけど・・・まあいっか、また今度行こう!」ってつい『また今度』で片付けてしまい、彼女に振られた回数も数知れず。
それでも懲りずに突っ走ってしまうんですよね。
実は自転車だけでなく自動車でもレースをしていた事がありまして、本当に毎回命がけで走ってました。100分の1秒どころか1000分の1秒を削る為にブレーキを我慢したり、ガードレール擦れ擦れまでクリップポイントを詰めたり、シフトチェンジのスピードすら妥協しない・・・
何度「死ぬ!」って思ったか分からないくらい・・・
そんな世界に身を置いている瞬間だけ「俺は生きているぞ~!」って実感できるのが嬉しくて、気が付いたら生き急いでいたんですね。
でも心の奥ではまったりしたい願望はあるんです!
この走れば走るほどストレスを抱えてしまう性格を、癒してくれるスポットは大好きです。
休みの日にJAZZ喫茶で2~3時間ウインナー珈琲を飲みながら瞑想に耽るひとときなんて、本当に天国にいる気分だったりします。
で、本題なんですが、そんな極楽スポットをすべて紹介してしまったら長くなっちゃいますので、今回は2ヶ所だけご紹介!
ひとつ目はI様より教えて頂いたお店なんですが、ホットドッグのお店『コペンハーゲン』です。
http://www.copenhagendog.com/
なんていうか・・・
外国人って本当に陽気ですよね?
気さくで陽気な外国人って一緒にいるだけで楽しいですよね?
まあそんなお店です(笑)
僕はこのハンセンバーガーが好きです。
ちなみにここのオーナーのハンセンさんは以前、岡山県の津山市でレストランを経営していた経緯があって、B’zの稲葉さんとご縁があるとかで、メニューにイナバドッグっていうのがあったりするわけですよ。
須磨の駅前にあるので、夏場はビキニのオネエチャンでも眺めながら・・・などと下心を抱きつつ食べに行ったら、残念ながら水着着用での来店は禁止と書いてありました(涙)
ってそんな冗談はさておき、I様のオススメの素敵なお店です。
皆さんもサイクリングのついでに小腹が空いたら是非お立ち寄り下さい!
次に三木や高砂、姫路に店舗がある喫茶店で『珈集(カシュウ)』というお店。
僕はサイクリングやドライブがてらに、のんびり落ち着いて入るなら、三木東IC近くの青山店がオススメです。
http://kirei.woman.excite.co.jp/gourmet/gnavi/detail/5879280/
まあなんせ珈琲の名前が和風でお洒落なんですよ。
それにやはり和風の店構えがいいですね!
僕が最近はまっているのがこのハチミツたっぷりのウインナー珈琲!!
めっちゃ美味しいんですよ!!!
米粉のロールケーキはまあ・・・普通かな(笑)
ちょっと走り疲れた時には絶対これでしょ?
散々峠を走って休みたい時には是非お立ち寄り下さいませ。
またこんな感じで気が向いたら、スポットの紹介をさせて頂きます(笑)
まあ僕はガチで走りたいレース志向の人種なので、つい忘れがちになるのですが・・・
心の奥では常に安らぎを求めているんですよ(笑)
何なんでしょうね?
僕みたいな生き急ぐタイプの人種って、特に時間の縛りが無い時でさえ、途中で休む事を拒んでしまう傾向があるんです。
タイヤとハンドルの付いた乗り物に乗った瞬間、1分1秒を争うタイムトライアルのような思考回路になっているので、信号に捕まる事すら無駄な時間を過ごす気分にさせられ・・・
気が付けば時間帯別の信号の変わるタイミングまで身についてしまい、一度も信号に捕まらずに目的地に着いた時には、これ以上無いってくらいの爽快感を感じてしまう・・・
自分で言うのもなんですが、かなり病的なんですよ(笑)
だからほんっっっっっっとうに、僕のような自分に度Sな人間には、安らげる時間が必要なんだと、ことある毎に痛感させられています。
僕の頭には国内の大半の道路地図が記憶されており、お洒落なカフェや美味しいお店、隠れスポットなど、まさにナビ要らずと言っても過言ではない・・・にも関わらず、ドライブに行くとつい運転に集中し過ぎて、「あっ!行きたかったお店があったんだけど・・・まあいっか、また今度行こう!」ってつい『また今度』で片付けてしまい、彼女に振られた回数も数知れず。
それでも懲りずに突っ走ってしまうんですよね。
実は自転車だけでなく自動車でもレースをしていた事がありまして、本当に毎回命がけで走ってました。100分の1秒どころか1000分の1秒を削る為にブレーキを我慢したり、ガードレール擦れ擦れまでクリップポイントを詰めたり、シフトチェンジのスピードすら妥協しない・・・
何度「死ぬ!」って思ったか分からないくらい・・・
そんな世界に身を置いている瞬間だけ「俺は生きているぞ~!」って実感できるのが嬉しくて、気が付いたら生き急いでいたんですね。
でも心の奥ではまったりしたい願望はあるんです!
この走れば走るほどストレスを抱えてしまう性格を、癒してくれるスポットは大好きです。
休みの日にJAZZ喫茶で2~3時間ウインナー珈琲を飲みながら瞑想に耽るひとときなんて、本当に天国にいる気分だったりします。
で、本題なんですが、そんな極楽スポットをすべて紹介してしまったら長くなっちゃいますので、今回は2ヶ所だけご紹介!
ひとつ目はI様より教えて頂いたお店なんですが、ホットドッグのお店『コペンハーゲン』です。
http://www.copenhagendog.com/
なんていうか・・・
外国人って本当に陽気ですよね?
気さくで陽気な外国人って一緒にいるだけで楽しいですよね?
まあそんなお店です(笑)
僕はこのハンセンバーガーが好きです。
ちなみにここのオーナーのハンセンさんは以前、岡山県の津山市でレストランを経営していた経緯があって、B’zの稲葉さんとご縁があるとかで、メニューにイナバドッグっていうのがあったりするわけですよ。
須磨の駅前にあるので、夏場はビキニのオネエチャンでも眺めながら・・・などと下心を抱きつつ食べに行ったら、残念ながら水着着用での来店は禁止と書いてありました(涙)
ってそんな冗談はさておき、I様のオススメの素敵なお店です。
皆さんもサイクリングのついでに小腹が空いたら是非お立ち寄り下さい!
次に三木や高砂、姫路に店舗がある喫茶店で『珈集(カシュウ)』というお店。
僕はサイクリングやドライブがてらに、のんびり落ち着いて入るなら、三木東IC近くの青山店がオススメです。
http://kirei.woman.excite.co.jp/gourmet/gnavi/detail/5879280/
まあなんせ珈琲の名前が和風でお洒落なんですよ。
それにやはり和風の店構えがいいですね!
僕が最近はまっているのがこのハチミツたっぷりのウインナー珈琲!!
めっちゃ美味しいんですよ!!!
米粉のロールケーキはまあ・・・普通かな(笑)
ちょっと走り疲れた時には絶対これでしょ?
散々峠を走って休みたい時には是非お立ち寄り下さいませ。
またこんな感じで気が向いたら、スポットの紹介をさせて頂きます(笑)
2013年9月18日水曜日
ラピエール・ゼリウス100改!何とか納車完了!!
ラピエールとエヴァディオの試乗会を経て、7月末にご注文頂いたO様1号のゼリウスでしたが、9000系デュラエースの供給がストップした関係で製作が止まり・・・
度重なる入荷日延期でとうとうO様も我慢の限界!
そりゃもう楽しみで楽しみで、ず~っと首を長くしてお待ち頂いていたので、当店としてもストレスだったんですね。
しかし現在デュラエースの供給が遅れている原因のひとつとしてST-9001の存在がある。
STIレバーをマイナーチェンジしているそうだが、公表していないあたりが非常に怪しい。
まあST-9000に比べて良くなっているであろう事から、随分その完成と入荷を心待ちに待っていたのです。
とはいえ2ヶ月も待たせたらさすがに誰だって怒りますよね?
僕は普通の常識では考えられない自転車業界の体質をそれとなく知っているだけに、やりにくさがどうしてもある訳です。
簡単に言えば大手メーカーを筆頭に、その卸業者が子会社のような働きをし、直接お客様に自転車を提供する僕ら自転車販売店は、言わば孫請け会社のような扱いをさせられる時がある。
自転車や部品をいっぱい売って欲しい時は、メーカーも卸も頭を下げてくるけど、お客様を怒らせた場合はノータッチで店舗に押し付けるケースが少なくありません。
放って置いても自転車が売れて仕方が無いくらいのショップにもなれば、業界でも偉そうにご意見番ができるのでしょうが、うちのような弱小ショップはまだまだピラミッドの底辺で喘ぐしかないというのが現状です。
まあもちろんどこのメーカーや卸業者も悪意を持ってそういう体質って訳ではないと思いますし、少なくとも僕が直接お付き合いさせて頂いているメーカーや卸業者は、協力的で親切な会社が多いので、あまり言うと怒られちゃいますが・・・これも小売業界の宿命なんでしょうか?
旅行会社にいた頃、確かに僕は業界の頂点にいるつもりで調子に乗っていました(笑)
観光地の各施設に偉そうに言われる訳でもなく、徹底的に利益を追求できたのです。
それはツアーのコースを企画する時点で、どこの観光地のどの施設を採用するか・・・
その決定権が旅行会社にあり、また集客にまつわる努力も惜しまないのですから、観光地にとっては、より送客の多い旅行会社・・・それもキャンセルの少ない、確実に予定通りの送客を可能にする旅行会社を優遇するのは当然の動きでした。
でも僕はチヤホヤされる事よりも、より完璧な仕事を求めていたので、お客様を送ったら送りっぱなしなのではなく、各観光地でどんなおもてなしができるのか?その為の知恵や材料を一緒に考えて地方産業の発展に協力してきました。
その結果お客様の声からは「私ここへ来たのは3度目やけど、こんなにいい所やったやなんて知らんかったわ~。やっぱりその土地の文化や歴史を知って来るのと、そうでないのとでは全然楽しみ方がちゃうんやね~。今回の旅行に参加してよかったわ!」というご意見を頂けたのが何よりもうれしくて、他の旅行会社に真似できない打ち出し方を常に考えていたものです。
そして送客したお客様を満足させるために現場で頑張って頂いている、各観光地の施設の皆さんは僕にとって大切なビジネスパートナーだったので、常に苦楽を共にするくらいの覚悟で接してきたつもりです。
そういう世界で働いていた僕にしてみたら、小売の世界は末端の販売店が余りにも無力というのが悔しくてなりません。
自転車や自転車部品は卸価格も比較的高価なので、割引するのも命がけ。数を売らなければ満足のいく利益も出せません。
うちみたいに賃貸店舗だと、修理やメンテナンスだけでは運転資金の3割もカバーできませんから。
ホント厳しい世界だな~!と改めて感じます。
で、今回ゼリウスのパーツが揃わない件に関してはパーツの卸元の協力もあって、商品が届くまでの間、試乗車用のデモパーツをお借りして、しばらくはそれを装着してお客様に乗って頂く事になりました。
もちろんお借りしたそれもデュラエースですよ!
手段が正しいかどうかは何ともいえませんが、今回に至っては2ヶ月待って頂いたお客様が、ここしばらく自転車に乗っていない事もストレスとしてあったものですから、まずは自転車に乗って頂ける事が先決だった訳ですね。
そして結論としてはすごくご満足頂けました!
「これで本来のパーツに付け替えたら、更に使いやすくなるんやね?いや~!このままでも十分いい!ものすごくいい!」と大変ご満悦で・・・
やっぱりこういう嬉しい反応が頂けるからこそ、一度自転車人生を捨てた僕が、再び自転車屋で頑張ろうって思った甲斐があるんですよね。
そして元々ゼリウスに付いていた105のパーツは、O様のご息女M嬢のロードバイクに移植。
ラピエールはフレームの完成度が高い割りに価格はかなり安いです。
まあそれが卸値で高いという、自転車屋泣かせの部分でもありますが・・・
更に完成車価格で見た場合に、実は一番お得感を感じられるのがこのゼリウス100やセンシウム100、アウダシオ200といった、各モデルの最廉価バージョンなんです。
からくりの詳細はブログでは掲載できませんので、是非ご来店頂き質問なさって下さい!
とにかく今回O様はコンポーネントパーツをオールデュラエースに換え、BBもトーケンのチラミック(チタンセラミックコーティング)BBに交換しているので、限りなく上質な乗り味の自転車に仕上げることができました。
これでまた親子で走れますね!
次回の走行会にはご子息の体育祭があって参加できないそうですが、9月28日の走行会には、このゼリウスで参加するとの事で、今から僕も楽しみでなりません!
今後は納期の遅くなる場合も含めて、お客様のケアがしっかりできるようにいっそうの努力をして参りますので、是非世界に一台のMY戦闘機を製作したい方は、迷わずに当店へお越し下さいませ!!
度重なる入荷日延期でとうとうO様も我慢の限界!
そりゃもう楽しみで楽しみで、ず~っと首を長くしてお待ち頂いていたので、当店としてもストレスだったんですね。
しかし現在デュラエースの供給が遅れている原因のひとつとしてST-9001の存在がある。
STIレバーをマイナーチェンジしているそうだが、公表していないあたりが非常に怪しい。
まあST-9000に比べて良くなっているであろう事から、随分その完成と入荷を心待ちに待っていたのです。
とはいえ2ヶ月も待たせたらさすがに誰だって怒りますよね?
僕は普通の常識では考えられない自転車業界の体質をそれとなく知っているだけに、やりにくさがどうしてもある訳です。
簡単に言えば大手メーカーを筆頭に、その卸業者が子会社のような働きをし、直接お客様に自転車を提供する僕ら自転車販売店は、言わば孫請け会社のような扱いをさせられる時がある。
自転車や部品をいっぱい売って欲しい時は、メーカーも卸も頭を下げてくるけど、お客様を怒らせた場合はノータッチで店舗に押し付けるケースが少なくありません。
放って置いても自転車が売れて仕方が無いくらいのショップにもなれば、業界でも偉そうにご意見番ができるのでしょうが、うちのような弱小ショップはまだまだピラミッドの底辺で喘ぐしかないというのが現状です。
まあもちろんどこのメーカーや卸業者も悪意を持ってそういう体質って訳ではないと思いますし、少なくとも僕が直接お付き合いさせて頂いているメーカーや卸業者は、協力的で親切な会社が多いので、あまり言うと怒られちゃいますが・・・これも小売業界の宿命なんでしょうか?
旅行会社にいた頃、確かに僕は業界の頂点にいるつもりで調子に乗っていました(笑)
観光地の各施設に偉そうに言われる訳でもなく、徹底的に利益を追求できたのです。
それはツアーのコースを企画する時点で、どこの観光地のどの施設を採用するか・・・
その決定権が旅行会社にあり、また集客にまつわる努力も惜しまないのですから、観光地にとっては、より送客の多い旅行会社・・・それもキャンセルの少ない、確実に予定通りの送客を可能にする旅行会社を優遇するのは当然の動きでした。
でも僕はチヤホヤされる事よりも、より完璧な仕事を求めていたので、お客様を送ったら送りっぱなしなのではなく、各観光地でどんなおもてなしができるのか?その為の知恵や材料を一緒に考えて地方産業の発展に協力してきました。
その結果お客様の声からは「私ここへ来たのは3度目やけど、こんなにいい所やったやなんて知らんかったわ~。やっぱりその土地の文化や歴史を知って来るのと、そうでないのとでは全然楽しみ方がちゃうんやね~。今回の旅行に参加してよかったわ!」というご意見を頂けたのが何よりもうれしくて、他の旅行会社に真似できない打ち出し方を常に考えていたものです。
そして送客したお客様を満足させるために現場で頑張って頂いている、各観光地の施設の皆さんは僕にとって大切なビジネスパートナーだったので、常に苦楽を共にするくらいの覚悟で接してきたつもりです。
そういう世界で働いていた僕にしてみたら、小売の世界は末端の販売店が余りにも無力というのが悔しくてなりません。
自転車や自転車部品は卸価格も比較的高価なので、割引するのも命がけ。数を売らなければ満足のいく利益も出せません。
うちみたいに賃貸店舗だと、修理やメンテナンスだけでは運転資金の3割もカバーできませんから。
ホント厳しい世界だな~!と改めて感じます。
で、今回ゼリウスのパーツが揃わない件に関してはパーツの卸元の協力もあって、商品が届くまでの間、試乗車用のデモパーツをお借りして、しばらくはそれを装着してお客様に乗って頂く事になりました。
もちろんお借りしたそれもデュラエースですよ!
手段が正しいかどうかは何ともいえませんが、今回に至っては2ヶ月待って頂いたお客様が、ここしばらく自転車に乗っていない事もストレスとしてあったものですから、まずは自転車に乗って頂ける事が先決だった訳ですね。
そして結論としてはすごくご満足頂けました!
「これで本来のパーツに付け替えたら、更に使いやすくなるんやね?いや~!このままでも十分いい!ものすごくいい!」と大変ご満悦で・・・
やっぱりこういう嬉しい反応が頂けるからこそ、一度自転車人生を捨てた僕が、再び自転車屋で頑張ろうって思った甲斐があるんですよね。
そして元々ゼリウスに付いていた105のパーツは、O様のご息女M嬢のロードバイクに移植。
ラピエールはフレームの完成度が高い割りに価格はかなり安いです。
まあそれが卸値で高いという、自転車屋泣かせの部分でもありますが・・・
更に完成車価格で見た場合に、実は一番お得感を感じられるのがこのゼリウス100やセンシウム100、アウダシオ200といった、各モデルの最廉価バージョンなんです。
からくりの詳細はブログでは掲載できませんので、是非ご来店頂き質問なさって下さい!
とにかく今回O様はコンポーネントパーツをオールデュラエースに換え、BBもトーケンのチラミック(チタンセラミックコーティング)BBに交換しているので、限りなく上質な乗り味の自転車に仕上げることができました。
これでまた親子で走れますね!
次回の走行会にはご子息の体育祭があって参加できないそうですが、9月28日の走行会には、このゼリウスで参加するとの事で、今から僕も楽しみでなりません!
今後は納期の遅くなる場合も含めて、お客様のケアがしっかりできるようにいっそうの努力をして参りますので、是非世界に一台のMY戦闘機を製作したい方は、迷わずに当店へお越し下さいませ!!
2013年9月16日月曜日
第29回『TEAM EURO』走行会!
台風が接近するも何とかセーフの天候でした。
9月14日の走行会はビアガーデンの時から参加しますと宣言のあった、N様2号がお越しになる日です。
なかなか土曜日に休みを作れないというN様2号は、現在『TEAM EURO』で一番上りの速いメンバーさんです。
だからなのか?
僕と中富君を合わせて参加人数は4人。
今月は出席率悪いな~!
Y田さんとか「最近自転車に乗れていないのでそろそろ参加したいな~。」とか言っておきながら、S様1号の主催している月一定例の淡路島一周に便乗して、明石海峡を渡って行っちゃいました。
いや・・・
僕もまた淡路には走りに行きたいですよ。
うらやましいかぎりです!
しかし今回の走行会はN様2号が参加するというだけに、ハイレベルな上り勝負が待っているのです。
そしていくらN様が上りで強いからといって、上りがあれば下りもある。そして平坦も・・・
ちゃんとN様を打ち負かすポイントはルートに混ぜて走ります!
今回僕は上りも負けっぱなしではないところを見せておかなくてはならないので、再度とか表六甲というようなヒルクライムではなく・・・
1~2km程度の単発の激坂をメインに、インターバルトレーニングというメニューを考えてました。
まずは店舗前から一気に摩耶ケーブルの駅前まで上り切り・・・
次に灘区の厳島神社の前を経由で六甲中学校までの壁のような激坂を上り・・・
更に親和女子高校付近を通って変電所まで上る坂を走って、最後に鶴甲タイムアタック。
その後海沿いの道でスプリントバトルを・・・
まあそんな内容で走った訳ですよ。
N様2号の弱点は把握しているので、僕としてはただでさえきつい傾斜なのに、後半で更に傾斜がきつくなる登坂を前半に2本。
そして序盤で疲れた脚を試す為の登坂を1本。そして鶴甲で勝負!という展開を考えていました。
今回の参加者はN様の他にM様のみでしたので、手加減なしのガチバトルになる事は必至!
スタート前から中富君が「今日はやばいっすわ~。」と緊張気味。
実際にこれまでの走行会とは比べ物にならないくらいハイペースで走りました。
最初の摩耶ケーブルまでは徐々に傾斜がきつくなって、最後はまっすぐ走ることさえままならないくらいの傾斜になります。
N様2号のギヤ設定はインナーローが34T×25Tなので、そのギヤでもダンシング(立ちこぎ)しないと走れないっていうくらい、傾斜のきつい所なら僕に軍配があがる!そういう確信がありました。
結果的には振り切ることはできませんでしたが、何とかリードを守ってここをクリア!
次に六甲中学まで上る激坂ですが・・・
N様が思いのほか早めにアタックを仕掛け、それに反応してしまった僕は途中で心が折れそうになって、松蔭女子大学前のT字路で上りを終えてしまいました。
恐らくあのまま上り続けたら、さすがのN様2号も途中で地に脚がついていたでしょうし・・・
僕もぴったり後ろをついて走っていたので、そのペースのままだと38T×21Tを踏み込めなくなって途中でダウンするだろうと感じたので敢え無く・・・
結局ここでN様のリードを許してしまう。
次の上りは中盤が強烈な激坂なので、そこで振り切らないとラストの区間で抜かれてしまう・・・
そんな坂だったのですが、案の定ラストで逆転されました。
そしてラストの鶴甲では、やはりラスト500mの区間でリードを許しましたが、そこまでをかなりのハイペースで引いたからなのか、N様にも疲れが見えていて、アタックの切れ味が悪くなっており・・・
何とか一定距離を保ちつつ、38T×19Tのギヤでダンシングし、最後まで離されずについていく事ができました。
そしてHAT神戸に帰ってから海岸沿いと店までの直線で2度スプリント勝負を・・・
そこではさすがのN様もついてこれず、逆に上りでずっと最後尾だった中富君が頑張って面目躍如で締めくくりました。
しかし恐るべしはM様ですね。
上りでも平地でも、人のアタックにはとことん食らいついて来られます。
この面子にI井様やI倉様、T様などが加わったら、更に恐ろしいバトルになるんでしょうね!
次回はいよいよ30回目の走行会ですので、皆さんこぞってご参加下さい。
もちろん参加メンバー次第でルートや走り方を変えていきますので、どうかご心配なく!!
9月14日の走行会はビアガーデンの時から参加しますと宣言のあった、N様2号がお越しになる日です。
なかなか土曜日に休みを作れないというN様2号は、現在『TEAM EURO』で一番上りの速いメンバーさんです。
だからなのか?
僕と中富君を合わせて参加人数は4人。
今月は出席率悪いな~!
Y田さんとか「最近自転車に乗れていないのでそろそろ参加したいな~。」とか言っておきながら、S様1号の主催している月一定例の淡路島一周に便乗して、明石海峡を渡って行っちゃいました。
いや・・・
僕もまた淡路には走りに行きたいですよ。
うらやましいかぎりです!
しかし今回の走行会はN様2号が参加するというだけに、ハイレベルな上り勝負が待っているのです。
そしていくらN様が上りで強いからといって、上りがあれば下りもある。そして平坦も・・・
ちゃんとN様を打ち負かすポイントはルートに混ぜて走ります!
今回僕は上りも負けっぱなしではないところを見せておかなくてはならないので、再度とか表六甲というようなヒルクライムではなく・・・
1~2km程度の単発の激坂をメインに、インターバルトレーニングというメニューを考えてました。
まずは店舗前から一気に摩耶ケーブルの駅前まで上り切り・・・
次に灘区の厳島神社の前を経由で六甲中学校までの壁のような激坂を上り・・・
更に親和女子高校付近を通って変電所まで上る坂を走って、最後に鶴甲タイムアタック。
その後海沿いの道でスプリントバトルを・・・
まあそんな内容で走った訳ですよ。
N様2号の弱点は把握しているので、僕としてはただでさえきつい傾斜なのに、後半で更に傾斜がきつくなる登坂を前半に2本。
そして序盤で疲れた脚を試す為の登坂を1本。そして鶴甲で勝負!という展開を考えていました。
今回の参加者はN様の他にM様のみでしたので、手加減なしのガチバトルになる事は必至!
スタート前から中富君が「今日はやばいっすわ~。」と緊張気味。
実際にこれまでの走行会とは比べ物にならないくらいハイペースで走りました。
最初の摩耶ケーブルまでは徐々に傾斜がきつくなって、最後はまっすぐ走ることさえままならないくらいの傾斜になります。
N様2号のギヤ設定はインナーローが34T×25Tなので、そのギヤでもダンシング(立ちこぎ)しないと走れないっていうくらい、傾斜のきつい所なら僕に軍配があがる!そういう確信がありました。
結果的には振り切ることはできませんでしたが、何とかリードを守ってここをクリア!
次に六甲中学まで上る激坂ですが・・・
N様が思いのほか早めにアタックを仕掛け、それに反応してしまった僕は途中で心が折れそうになって、松蔭女子大学前のT字路で上りを終えてしまいました。
恐らくあのまま上り続けたら、さすがのN様2号も途中で地に脚がついていたでしょうし・・・
僕もぴったり後ろをついて走っていたので、そのペースのままだと38T×21Tを踏み込めなくなって途中でダウンするだろうと感じたので敢え無く・・・
結局ここでN様のリードを許してしまう。
次の上りは中盤が強烈な激坂なので、そこで振り切らないとラストの区間で抜かれてしまう・・・
そんな坂だったのですが、案の定ラストで逆転されました。
そしてラストの鶴甲では、やはりラスト500mの区間でリードを許しましたが、そこまでをかなりのハイペースで引いたからなのか、N様にも疲れが見えていて、アタックの切れ味が悪くなっており・・・
何とか一定距離を保ちつつ、38T×19Tのギヤでダンシングし、最後まで離されずについていく事ができました。
そしてHAT神戸に帰ってから海岸沿いと店までの直線で2度スプリント勝負を・・・
そこではさすがのN様もついてこれず、逆に上りでずっと最後尾だった中富君が頑張って面目躍如で締めくくりました。
しかし恐るべしはM様ですね。
上りでも平地でも、人のアタックにはとことん食らいついて来られます。
この面子にI井様やI倉様、T様などが加わったら、更に恐ろしいバトルになるんでしょうね!
次回はいよいよ30回目の走行会ですので、皆さんこぞってご参加下さい。
もちろん参加メンバー次第でルートや走り方を変えていきますので、どうかご心配なく!!
2013年9月14日土曜日
久々の更新でゴメンナサイ!
最近事故の後遺症のリハビリや、精神的な疲労の治療で通院しながら仕事を頑張っています。
しかし病院の処方してくれる薬は僕の体質に向いていないのか・・・
副作用がキツイです!
眠い!だるい!気分が悪い!
ここ二週間くらいは意識が朦朧とする日があったり、半日ダウンしている日があったり、とにかく酷かったですね。
自分でも毎日作業目標を作っていながら、解消できずに貯まっていく日々で、これがまた非常にストレス。
リズムよく仕事をこなせないとイライラするのが完壁主義のAB型の欠点ですね。
ここ2~3日はかなり意識レベルが本来の状態に戻ってきたのですが、水曜日の夜などは閉店後にそのまま床に倒れこんで日が変わるまでダウンしていたり・・・
ここまで重症になったのは初めてです(苦笑)
ブログは更新したいけど・・・
ネタは書ききれない程あるのに書けないこの辛さ。
でも先月癌で入院されたI様は無事に退院されて、現在リハビリ中で・・・
先日もお電話で元気なお声を聞かせて頂きました!
早く走行会に復帰したいというI様を思うと、僕なんてまだ楽なはずなんですけどね。
それと最近の某大手自転車パーツメーカーのS社のパーツの流通の悪さには、随分と打ちのめされております。
一部マイナーチェンジの部品があって、その入荷が約2ヶ月も遅れているんです。
さすがにお客様もお怒りで、卸業者さんと当店であれこれ打診案を考えて、何とかかんとか・・・
まあ最近本当にこんな感じの事ばかりで参ってます。
とりあえず『TEAM EURO』メンバーK様の後輩に当たる、S様にご注文いただいたエヴァディオの『バッカス01』がようやく完成したのが嬉しかったです。
鮮やかなグリーンとホワイトが美しいでしょ?
カラーリングもオーダーできるんです。
何よりバッカス01の軽さと速さ、コントロールバランスの良さは世界でもトップクラスの仕上がりだと断言できます。
それでいてカラーオーダーと6800アルテグラ&マビック・アクシウムの完成車価格が・・・
当店では30万円ジャストです!
なかなか安いでしょ?(笑)
走りのスペックの高さは150万円クラスですよ!!
S様にもこの自転車の走りの軽さやキビキビ感に大満足して頂きました。
僕も早くエヴァディオの自転車を作りたいです(涙)
とりあえずまたブログ頑張ります!
しかし病院の処方してくれる薬は僕の体質に向いていないのか・・・
副作用がキツイです!
眠い!だるい!気分が悪い!
ここ二週間くらいは意識が朦朧とする日があったり、半日ダウンしている日があったり、とにかく酷かったですね。
自分でも毎日作業目標を作っていながら、解消できずに貯まっていく日々で、これがまた非常にストレス。
リズムよく仕事をこなせないとイライラするのが完壁主義のAB型の欠点ですね。
ここ2~3日はかなり意識レベルが本来の状態に戻ってきたのですが、水曜日の夜などは閉店後にそのまま床に倒れこんで日が変わるまでダウンしていたり・・・
ここまで重症になったのは初めてです(苦笑)
ブログは更新したいけど・・・
ネタは書ききれない程あるのに書けないこの辛さ。
でも先月癌で入院されたI様は無事に退院されて、現在リハビリ中で・・・
先日もお電話で元気なお声を聞かせて頂きました!
早く走行会に復帰したいというI様を思うと、僕なんてまだ楽なはずなんですけどね。
それと最近の某大手自転車パーツメーカーのS社のパーツの流通の悪さには、随分と打ちのめされております。
一部マイナーチェンジの部品があって、その入荷が約2ヶ月も遅れているんです。
さすがにお客様もお怒りで、卸業者さんと当店であれこれ打診案を考えて、何とかかんとか・・・
まあ最近本当にこんな感じの事ばかりで参ってます。
とりあえず『TEAM EURO』メンバーK様の後輩に当たる、S様にご注文いただいたエヴァディオの『バッカス01』がようやく完成したのが嬉しかったです。
鮮やかなグリーンとホワイトが美しいでしょ?
カラーリングもオーダーできるんです。
何よりバッカス01の軽さと速さ、コントロールバランスの良さは世界でもトップクラスの仕上がりだと断言できます。
それでいてカラーオーダーと6800アルテグラ&マビック・アクシウムの完成車価格が・・・
当店では30万円ジャストです!
なかなか安いでしょ?(笑)
走りのスペックの高さは150万円クラスですよ!!
S様にもこの自転車の走りの軽さやキビキビ感に大満足して頂きました。
僕も早くエヴァディオの自転車を作りたいです(涙)
とりあえずまたブログ頑張ります!
2013年9月8日日曜日
第28回『TEAM EURO』走行会!
今週の土曜日も朝から雨でしたね~(涙)
テンション下がりますよね~。
走るべきか・・・走らざるべきか・・・
葛藤しながら出勤致しました。
まあ走れないレベルの雨ではありませんでしたが、さすがに誰も来ないだろうと・・・
思えば人生で2度目のつがいけサイクルに出場した97年の6月もこんな雨の日でした。
ロードレースデビュー2年目の僕は既にホイールを2本も壊し、つがいけに向けてNEWホイールを組んでいました。
初めて使っていたホイールはアラヤのエアロ4というリムとサンツアーSLのハブで、極細バテッドスポークで組んだ、かなり軽量なホイールでした。
そのリアホイールをリム打ちで破損した後、ホイールを組みなおすついでに、リア7速から8速化するにあたって、前後ホイールをマビックGP4のリムと105のハブで組んでみたのですが・・・
これがとんでもなくクソ重い!(笑)
それで急遽リアのみ同じマビックのGL330をサンツアーシュパーブプロのハブで組んだら、そこそこいい感じに仕上がったのですが、まもなく前後とも強烈なリム打ちで同時に破損する。
当時は最高時速を更新することに執着していたので、時速70kmや80kmは当たり前のように出していた事もあり、ホイールの破損は致し方ないって感じでしたね(汗)
そこで次に組んだのがFiR(フィール)のシリウスというリムで、当時では珍しいカラーアルマイトリムでした。
ブルー(といってもネイビーに近い)アルマイトのリムがお気に入りで、しかもFiRといえば、当時世界最強チームといわれていたイタリアのチームマペイ御用達のホイールブランド!
苦学生の分際で、これに思い切って600アルテグラのハブを組み合わせて作りましたよ。
スプロケも600アルテグラの12-25Tと、当時の選択としては限りなく山岳用に選んで装着しました。
ところが本来なら雨で体温が上がらないから、タイムも上がりやすいはずなのに・・・
厚い雲の中を走る事で逆に身体を冷やし過ぎて、思いのほかタイムを更新する事ができず、1時間11分という平凡なタイムでゴール。
何より下山後にホイールのリムサイドを見てびっくり!
美しいカラーアルマイトが見事に剥げ、表面も荒れてガリガリになってしまったのです。
この時初めて「雨なんて嫌いだ!」って思いました。
まあ雨の日は雨の日の走り方がある!だとか・・・
雨の日こそ自分の自転車の限界性能を知るチャンス!とプラス思考に考えている僕でさえ、実は雨の日が大嫌いなんです。
そりゃみんな走りたくないよな~(苦笑)
誰も参加者が来ない。
金曜日に「明日雨じゃなかったら行きます!」と明言したO様2号の言葉が、フラッシュバックのように脳裏を過ぎります。
そして来たのは中富君だけ・・・
2週間前に雨の降る中、表六甲を上らされた事をチクチクと文句言っていた彼に、「今日も表六甲に上ろうか?」とはなかなか言い出せず・・・
「あの~。今日って走る気ある?」なんて聞き方をしてしまった(苦笑)
正直僕はモチベーションガタ落ちでしたので、むしろ「今日は当然中止でしょ?」って言われる事を期待していたのですが・・・
「もちろんですよ!走るに決まってるじゃないですか!」
「ああ・・・だよね~。えっ?マジで?わかった!すぐに準備するわ!!」
とまあ、そんな具合に走る事になりまして・・・
まずは中富君のリクエストで六甲アイランドを1周!
実は2人とも自転車で六甲アイランドへ行くのは初めてで、自転車の走れる歩道なんてどこにあるんだろう?くらいのノリで向かったのですが、そこは僕の長年の勘ですんなりと道を発見し、外周でインターバルスプリントを・・・
しかし慣れない道で信号や車の読めない動きに気を取られ、思うようにスピードを引っ張れず、3本とも時速50~53km止まりの俗に言う『しょんべんアタック』(お下品で申し訳ございません)しかできませんでした。
あとは水たまりの多いこと!
2人ともびしょ濡れになって走りました(笑)
その後は御影から甲南病院経由で渦森台まで上る激坂にチャレンジ。
この道を初めて上る中富君は、甲南病院までで脚を使い切ったらしく、そこからの最大18%以上はあると思われる壁のような坂道を見て「うわ~っ!なんやこの坂?」と、かなり打ちのめされていた模様。
そしてご存知の通り、そんな人の苦痛の叫びが僕のモチベーションを高めてくれるという不思議。
やっぱり僕は性格が悪いのでしょうか?(笑)
しっかり乳酸の溜まった脚で、帰りは山手幹線と2号線で2度に渡ってスプリント合戦!
今回の走りで中富君は自身の走りの属性を再認識したそうで・・・
僕は意外にもリラックスして走れたお陰で、自身のフォームを冷静に分析する事ができて・・・
これまで15年間ずっと違和感として感じていた事を追求できました。
ダンシング(立ちこぎ)の際、僕は結構左右に自転車を振ります。
これは『てこの原理』を振り子運動と併せて最大限に活用する走り方なんですが、どうも左右のバランスがぎこちなく感じるタイミングがあって・・・
それがコンマ数ミリですが左右で腕の長さが違う事で、右が詰まる現象が発生しているからだと、ようやく自覚できたのです。
「15年前に知っておけばもっと速く走れていたのにな~!」とか思いつつ、近々ハンドル周りをリフレッシュする際にブラケットの位置を調整し、今後は効率のいい走りができるようにしようと思います。
なにはともあれプラスになる走行会になって良かったです。
テンション下がりますよね~。
走るべきか・・・走らざるべきか・・・
葛藤しながら出勤致しました。
まあ走れないレベルの雨ではありませんでしたが、さすがに誰も来ないだろうと・・・
思えば人生で2度目のつがいけサイクルに出場した97年の6月もこんな雨の日でした。
ロードレースデビュー2年目の僕は既にホイールを2本も壊し、つがいけに向けてNEWホイールを組んでいました。
初めて使っていたホイールはアラヤのエアロ4というリムとサンツアーSLのハブで、極細バテッドスポークで組んだ、かなり軽量なホイールでした。
そのリアホイールをリム打ちで破損した後、ホイールを組みなおすついでに、リア7速から8速化するにあたって、前後ホイールをマビックGP4のリムと105のハブで組んでみたのですが・・・
これがとんでもなくクソ重い!(笑)
それで急遽リアのみ同じマビックのGL330をサンツアーシュパーブプロのハブで組んだら、そこそこいい感じに仕上がったのですが、まもなく前後とも強烈なリム打ちで同時に破損する。
当時は最高時速を更新することに執着していたので、時速70kmや80kmは当たり前のように出していた事もあり、ホイールの破損は致し方ないって感じでしたね(汗)
そこで次に組んだのがFiR(フィール)のシリウスというリムで、当時では珍しいカラーアルマイトリムでした。
ブルー(といってもネイビーに近い)アルマイトのリムがお気に入りで、しかもFiRといえば、当時世界最強チームといわれていたイタリアのチームマペイ御用達のホイールブランド!
苦学生の分際で、これに思い切って600アルテグラのハブを組み合わせて作りましたよ。
スプロケも600アルテグラの12-25Tと、当時の選択としては限りなく山岳用に選んで装着しました。
ところが本来なら雨で体温が上がらないから、タイムも上がりやすいはずなのに・・・
厚い雲の中を走る事で逆に身体を冷やし過ぎて、思いのほかタイムを更新する事ができず、1時間11分という平凡なタイムでゴール。
何より下山後にホイールのリムサイドを見てびっくり!
美しいカラーアルマイトが見事に剥げ、表面も荒れてガリガリになってしまったのです。
この時初めて「雨なんて嫌いだ!」って思いました。
まあ雨の日は雨の日の走り方がある!だとか・・・
雨の日こそ自分の自転車の限界性能を知るチャンス!とプラス思考に考えている僕でさえ、実は雨の日が大嫌いなんです。
そりゃみんな走りたくないよな~(苦笑)
誰も参加者が来ない。
金曜日に「明日雨じゃなかったら行きます!」と明言したO様2号の言葉が、フラッシュバックのように脳裏を過ぎります。
そして来たのは中富君だけ・・・
2週間前に雨の降る中、表六甲を上らされた事をチクチクと文句言っていた彼に、「今日も表六甲に上ろうか?」とはなかなか言い出せず・・・
「あの~。今日って走る気ある?」なんて聞き方をしてしまった(苦笑)
正直僕はモチベーションガタ落ちでしたので、むしろ「今日は当然中止でしょ?」って言われる事を期待していたのですが・・・
「もちろんですよ!走るに決まってるじゃないですか!」
「ああ・・・だよね~。えっ?マジで?わかった!すぐに準備するわ!!」
とまあ、そんな具合に走る事になりまして・・・
まずは中富君のリクエストで六甲アイランドを1周!
実は2人とも自転車で六甲アイランドへ行くのは初めてで、自転車の走れる歩道なんてどこにあるんだろう?くらいのノリで向かったのですが、そこは僕の長年の勘ですんなりと道を発見し、外周でインターバルスプリントを・・・
しかし慣れない道で信号や車の読めない動きに気を取られ、思うようにスピードを引っ張れず、3本とも時速50~53km止まりの俗に言う『しょんべんアタック』(お下品で申し訳ございません)しかできませんでした。
あとは水たまりの多いこと!
2人ともびしょ濡れになって走りました(笑)
その後は御影から甲南病院経由で渦森台まで上る激坂にチャレンジ。
この道を初めて上る中富君は、甲南病院までで脚を使い切ったらしく、そこからの最大18%以上はあると思われる壁のような坂道を見て「うわ~っ!なんやこの坂?」と、かなり打ちのめされていた模様。
そしてご存知の通り、そんな人の苦痛の叫びが僕のモチベーションを高めてくれるという不思議。
やっぱり僕は性格が悪いのでしょうか?(笑)
しっかり乳酸の溜まった脚で、帰りは山手幹線と2号線で2度に渡ってスプリント合戦!
今回の走りで中富君は自身の走りの属性を再認識したそうで・・・
僕は意外にもリラックスして走れたお陰で、自身のフォームを冷静に分析する事ができて・・・
これまで15年間ずっと違和感として感じていた事を追求できました。
ダンシング(立ちこぎ)の際、僕は結構左右に自転車を振ります。
これは『てこの原理』を振り子運動と併せて最大限に活用する走り方なんですが、どうも左右のバランスがぎこちなく感じるタイミングがあって・・・
それがコンマ数ミリですが左右で腕の長さが違う事で、右が詰まる現象が発生しているからだと、ようやく自覚できたのです。
「15年前に知っておけばもっと速く走れていたのにな~!」とか思いつつ、近々ハンドル周りをリフレッシュする際にブラケットの位置を調整し、今後は効率のいい走りができるようにしようと思います。
なにはともあれプラスになる走行会になって良かったです。
2013年9月4日水曜日
超高級自転車の修理にドキドキ!
最近高級車の修理や点検が増えてきました。
しかしそんな自転車ほど厄介な修理や、原因の追究にてこずる事が多いもの。
先日お預かりした淡路島一周メンバーのT様のドグマもそのひとつでした。
ペダリング時にトルクをかけるとギシギシと軋むんですよ。
それだけ聞いたら絶対に駆動部分のどこかに原因があるって、すぐにわかる話なんですが・・・
どうしてもBB周りを疑ってしまい、クランクとBBをはずして見たものの、BBの右側のカップが緩んでいた以外は特に問題もなく・・・
とりあえず鉄粉などをクリーニングし、グリスをたっぷり塗ってから装着!
しかし一向に音が消えない(汗)
どこかのブログで、シートピラーとシートチューブの連結部分である、クランプバンド周りに原因がある場合が・・・などとあったので、ピラーを抜いてクリーニングし、砂や誇りを拭き取ってからカーボン用コンパウンドを満遍なく塗って装着!
それでも音が消えない(涙)
ピナレロジャパンさんに問い合わせても、そういうリコールは無いと言われ・・・
もしクレームをあげるとしても購入店からご連絡が欲しいとの事で、あえなく原因追求を断念。
後日聞いた話だと、ホイールのクイックシャフトの締め込みが足りなかったのだとか・・・
そんなに緩かった覚えは無かったのだけど、相当カッチリ締め込まないと駄目なんでしょうね。
結局そんな単純な見落としだったのかと思うと悔しいな~(苦笑)
まあこれでまた僕も経験値がひとつ上がりました!
T様ありがとうございます!!
そして最近またとんでもない自転車が修理で入ってきました。
リアディレーラーを外してみたところですが、ディレーラーハンガーの変形が判りますか?
では判りやすく真後ろからみたらこんな感じです!
ワンピースネタで申し訳ございませんが、ブルックの『ナナメ45度』ってやつですね(汗)
ここまで内側に入ったら変速なんてまともに使えません。
そして100%完璧に直せる保証もございません!!
でも当店で修正すると・・・
どうですか?
ほぼ完璧に真っ直ぐです。
でも僕が納得いくくらい、スムーズなシフトチェンジ(変速)がなかなかできません。
ここからまた試行錯誤しながら、可能な限りスムーズにします。
カンパニョーロのメカってのも曲者ですね。
シマノよりも調整が大雑把な感じで・・・
ところでこの自転車何だと思います?
カンパニョーロ・アテナ11スピードを付けているあたり、相当マニアックな自転車だというくらいは、自転車を噛んでいる人なら気づきますよね?
ジャジャ~ン!
そうです『アレックス・モールトン』です!!
完成車価格100~200万円という至極の一品です。
腕時計で言うところの・・・
ドグマがローレックス・デイトナだとしたら、モールトンはパテックフィリップかショパールといったところ!
えっ?パテックは言いすぎ?(笑)
でもそのくらいレアで高級な自転車なんです。
ミニのくせにロード並みに速く、何よりステンレス製の美しいボディと、見れば見るほど首を傾げたくなる様な不思議な造形美!
サスペンションの構造も独特。
フロントも特殊なサスペンション構造になってます!
まあ神戸でもモールトンのオーナーは少数派です。
っていうか、買いたくても買えません!(笑)
この接合部分で分解することができます。
ワイヤー類も真ん中で着脱可能にできます!
いや~っ!
面白いけどメンテナンスが面倒くさい自転車です(笑)
こちらのオーナーは近々イタリアに行くそうで、現地で安くカンパニョーロ・スーパーレコードのEPS(電動シフト)のフルセットを仕入れようかと模索中らしいです。
そして購入した際はうちで愛車カザティのロードに装着してくれと頼まれました(汗)
EPSのバッテリーをどこに固定しようか?
考えただけで触るのが恐ろしい!(笑)
そりゃあ自転車屋だって緊張する自転車くらいありますよ!!
しかしそんな自転車ほど厄介な修理や、原因の追究にてこずる事が多いもの。
先日お預かりした淡路島一周メンバーのT様のドグマもそのひとつでした。
ペダリング時にトルクをかけるとギシギシと軋むんですよ。
それだけ聞いたら絶対に駆動部分のどこかに原因があるって、すぐにわかる話なんですが・・・
どうしてもBB周りを疑ってしまい、クランクとBBをはずして見たものの、BBの右側のカップが緩んでいた以外は特に問題もなく・・・
とりあえず鉄粉などをクリーニングし、グリスをたっぷり塗ってから装着!
しかし一向に音が消えない(汗)
どこかのブログで、シートピラーとシートチューブの連結部分である、クランプバンド周りに原因がある場合が・・・などとあったので、ピラーを抜いてクリーニングし、砂や誇りを拭き取ってからカーボン用コンパウンドを満遍なく塗って装着!
それでも音が消えない(涙)
ピナレロジャパンさんに問い合わせても、そういうリコールは無いと言われ・・・
もしクレームをあげるとしても購入店からご連絡が欲しいとの事で、あえなく原因追求を断念。
後日聞いた話だと、ホイールのクイックシャフトの締め込みが足りなかったのだとか・・・
そんなに緩かった覚えは無かったのだけど、相当カッチリ締め込まないと駄目なんでしょうね。
結局そんな単純な見落としだったのかと思うと悔しいな~(苦笑)
まあこれでまた僕も経験値がひとつ上がりました!
T様ありがとうございます!!
そして最近またとんでもない自転車が修理で入ってきました。
リアディレーラーを外してみたところですが、ディレーラーハンガーの変形が判りますか?
では判りやすく真後ろからみたらこんな感じです!
ワンピースネタで申し訳ございませんが、ブルックの『ナナメ45度』ってやつですね(汗)
ここまで内側に入ったら変速なんてまともに使えません。
そして100%完璧に直せる保証もございません!!
でも当店で修正すると・・・
どうですか?
ほぼ完璧に真っ直ぐです。
でも僕が納得いくくらい、スムーズなシフトチェンジ(変速)がなかなかできません。
ここからまた試行錯誤しながら、可能な限りスムーズにします。
カンパニョーロのメカってのも曲者ですね。
シマノよりも調整が大雑把な感じで・・・
ところでこの自転車何だと思います?
カンパニョーロ・アテナ11スピードを付けているあたり、相当マニアックな自転車だというくらいは、自転車を噛んでいる人なら気づきますよね?
ジャジャ~ン!
そうです『アレックス・モールトン』です!!
完成車価格100~200万円という至極の一品です。
腕時計で言うところの・・・
ドグマがローレックス・デイトナだとしたら、モールトンはパテックフィリップかショパールといったところ!
えっ?パテックは言いすぎ?(笑)
でもそのくらいレアで高級な自転車なんです。
ミニのくせにロード並みに速く、何よりステンレス製の美しいボディと、見れば見るほど首を傾げたくなる様な不思議な造形美!
サスペンションの構造も独特。
フロントも特殊なサスペンション構造になってます!
まあ神戸でもモールトンのオーナーは少数派です。
っていうか、買いたくても買えません!(笑)
この接合部分で分解することができます。
ワイヤー類も真ん中で着脱可能にできます!
いや~っ!
面白いけどメンテナンスが面倒くさい自転車です(笑)
こちらのオーナーは近々イタリアに行くそうで、現地で安くカンパニョーロ・スーパーレコードのEPS(電動シフト)のフルセットを仕入れようかと模索中らしいです。
そして購入した際はうちで愛車カザティのロードに装着してくれと頼まれました(汗)
EPSのバッテリーをどこに固定しようか?
考えただけで触るのが恐ろしい!(笑)
そりゃあ自転車屋だって緊張する自転車くらいありますよ!!
2013年9月1日日曜日
第27回『TEAM EURO』走行会!
8月最後の走行会は僕と中富、S様1号、I井様、S様2号の5名でスタートしました。
六甲山系の山々は真っ黒な雲に覆われていたので、「こりゃあ、山の上は降ってるだろうな~。」という話になり、今回は平地メインのコースにしましょう!という事になったのですが・・・
とりあえず国道2号線を西へ進む。
ペースは淡路島一周の行き帰りのそれよりも速く・・・
常時時速36~38kmペースで走り、ところどころでは40km以上のスピードを出していたので、かなりきつかったと思います。
特に須磨浦ではS様2号が時速50kmオーバーでアタックを仕掛けたのですが、誰も反応しないので僕が反応して追いかける。
しかしS様2号もそのペースをいつまでも維持できなかったみたいで、塩屋でスローダウン。
今度はI井様が平磯でアタック!
これには意表を突かれて反応が遅れる。
それにしても・・・たまにこういうのも良いですね!
いつも上りで安定した走りを見せて下さるS様1号がきつそうに走られるところを見たのは初めてです。
それだけ今回のペースはトレーニングらしいという事ですね。
僕も寝不足と首の痛みがあって、決してベストな体調ではないものの、徐々にではありますが何年もの間しばらく眠っていた感覚が、少しずつ戻ってくるのが判るので、楽しくて仕方がないです!
この日はI井様が先頭交代を協力してくれた事がまたありがたかったですね。
ところがこの日は喜ばしい事ばかりではございません。
国道2号線はものすごい強風で・・・
塩屋~舞子の区間において、僕だけで3度も突風に前輪をすくわれそうになりました。
何だか過去に『ツール・ド・能登400』に出場した時を思い出します。
輪島から能登半島の先端を通って、和倉温泉経由で能登島まで行く2日目の、約180kmを走る行程でちょうど台風とぶち当たり、何度強風に煽られて自転車のコントロールを失ったか判りません。
風速は常に15m毎秒を超えていたと思います。
その日は岸壁に一度叩きつけられ・・・半島の先端を越えてからは穴水の港で頭から波をかぶったり・・・散々だったな~(笑)
まあさすがにこの強風の中2号線を走り続けるのは危険なので、舞子からバス道を北上し、第二神明を潜った交差点を右折。
そこから高丸ランプまで上り、七曲りを下って左折。
名谷町を抜けて妙法寺まで・・・
この高丸の上りと、名谷町~南落合までの上りが地味~に、しんどいんですよね!
平地で疲れ切った身体にはかなり堪えます。
序盤で大逃げを決めたS様2号は完全に脚が切れていましたが、それでも中富君のアシストで諦めずに走ってます。
近々播磨中央公園で2時間エンデューロに出場をするらしいので、その追い込みの為に今回ご参加頂いたようなので、少しでもお役に立てたなら幸いです。
そして妙法寺からは板宿へ抜けるのか?となるところですが、そんな訳ないでしょ?
残り時間次第ではそうしていたかも知れませんが、せっかくここまで平地メインで走ったのだから、〆に程よい上りを入れましょう!
本来なら妙法寺小学校前の交差点から上る登坂なんですが、S様2号の疲労を考えると、途中に脚を休める区間があった方がいいだろうな・・・と考えての神戸星城高校前経由のルートを選択。
そして『讃岐うどんの凡蔵』がある、ひよどり台方面と丸山方面への分岐点まで上ったところでS様2号と中富君を待つことにしました。
しかしI井様とS様1号は速いです!
僕は皆さんがそろそろ疲れているのを想定した上で、ラストの14%の上りを38T×18Tで上っていったのに、ちゃんとついて来られるんですよね~。
特にI井様のペダリングは凄いです。
ものすごく発達した腓腹筋(ふくらはぎ)と、あのケイデンス(回転数)の速さ・・・
ちょっと真似ができないです。
それにしてもS様2号たちがなかなか来ないので、心配で携帯電話を見たら、5分前に中富君から着信があって、すぐにかけて場所を確認したら・・・
「今妙法寺小学校前にいるんですけど、どこにおられるんですか?」(怒)と言われ・・・
「なんでそこで道を誤るの?」
「少し上るだけって言っていたし、普通なら板宿方面に出るもんやと思うじゃないですか?」
いやいや・・・上る前にその話になって、板宿には出ませんと言ったはずやのに・・・
しかも振り出しに戻るようなルートをわざわざ選ぶ訳ないのになんでそうなるかな~。
妙法寺から東へ進む場合、最短で楽に走るなら板宿抜けるのが正解です。
しかし車も多く道も狭いので、それがストレスな場合は、少々しんどいけれどここの上りを走って、神鉄長田まで抜け道を通る方が実は楽なんですよね。
神鉄長田からは夢野~平野~異人館~と抜ければ、最後にHAT神戸まで下ってくるだけの楽なルートです。
抜け道を熟知している地元民なら道を選択しただけでその後のルートも予測がつく・・・そんなルートを選んだつもりだったので、正直中富君の怒りにはビックリ。
「いったん道を選択してそこまで下ったんなら仕方ないやん?板宿を抜けて店まで走るルートを通ってください!」
「えっ?ここからって垂水インターの方を目指せばいいんですか?」
「ちゃうちゃう!それはさっき走った道へ逆戻りやからその反対に向かって!」
どうやらかなりてんぱっている様子でした。
そして平野にてS様1号とお別れをした僕とI井様がぎりぎり10時前に店へ到着し、開店準備をしていたのですが、なかなか中富君とS様2号が帰ってきません!
「まさか垂水方面へ向かってないやろな~(汗)」
そう心配していたら帰って来ました。
遅くなった原因は中富君が痛恨のパンクをしたうえ、長田区からパンクしたまま徐行で帰ってきた事が原因だったそうです。
本人はそれもあってかなり凹んでいましたが、パンクするときは誰でもパンクするし、道の選択ひとつで運命は変わるのですから、まあ・・・めげずに頑張ってもらいたいところです。
とりあえずそんな事もあってI井様やS様2号には大変ご迷惑をお掛け致しました。
そしてその後昼過ぎくらいから、僕は体調を崩し・・・
お客様がいない時間はほぼバックヤードでぐったり倒れていました。
走行会の疲れではございません。
喉がやられているので、恐らく風邪をもらったものと思われます。
帰って熱を測ったら39度ありました(汗)
そして本日もそのまま出勤です。
6時間睡眠を取ったお陰で、体調はマシになったものの、熱があると集中力が持たないですね。
日暮れ頃から少し熱が下がってきたみたいなので、今頑張ってブログの更新をしてみました。
喉はまだ少し痛いです(涙)
六甲山系の山々は真っ黒な雲に覆われていたので、「こりゃあ、山の上は降ってるだろうな~。」という話になり、今回は平地メインのコースにしましょう!という事になったのですが・・・
とりあえず国道2号線を西へ進む。
ペースは淡路島一周の行き帰りのそれよりも速く・・・
常時時速36~38kmペースで走り、ところどころでは40km以上のスピードを出していたので、かなりきつかったと思います。
特に須磨浦ではS様2号が時速50kmオーバーでアタックを仕掛けたのですが、誰も反応しないので僕が反応して追いかける。
しかしS様2号もそのペースをいつまでも維持できなかったみたいで、塩屋でスローダウン。
今度はI井様が平磯でアタック!
これには意表を突かれて反応が遅れる。
それにしても・・・たまにこういうのも良いですね!
いつも上りで安定した走りを見せて下さるS様1号がきつそうに走られるところを見たのは初めてです。
それだけ今回のペースはトレーニングらしいという事ですね。
僕も寝不足と首の痛みがあって、決してベストな体調ではないものの、徐々にではありますが何年もの間しばらく眠っていた感覚が、少しずつ戻ってくるのが判るので、楽しくて仕方がないです!
この日はI井様が先頭交代を協力してくれた事がまたありがたかったですね。
ところがこの日は喜ばしい事ばかりではございません。
国道2号線はものすごい強風で・・・
塩屋~舞子の区間において、僕だけで3度も突風に前輪をすくわれそうになりました。
何だか過去に『ツール・ド・能登400』に出場した時を思い出します。
輪島から能登半島の先端を通って、和倉温泉経由で能登島まで行く2日目の、約180kmを走る行程でちょうど台風とぶち当たり、何度強風に煽られて自転車のコントロールを失ったか判りません。
風速は常に15m毎秒を超えていたと思います。
その日は岸壁に一度叩きつけられ・・・半島の先端を越えてからは穴水の港で頭から波をかぶったり・・・散々だったな~(笑)
まあさすがにこの強風の中2号線を走り続けるのは危険なので、舞子からバス道を北上し、第二神明を潜った交差点を右折。
そこから高丸ランプまで上り、七曲りを下って左折。
名谷町を抜けて妙法寺まで・・・
この高丸の上りと、名谷町~南落合までの上りが地味~に、しんどいんですよね!
平地で疲れ切った身体にはかなり堪えます。
序盤で大逃げを決めたS様2号は完全に脚が切れていましたが、それでも中富君のアシストで諦めずに走ってます。
近々播磨中央公園で2時間エンデューロに出場をするらしいので、その追い込みの為に今回ご参加頂いたようなので、少しでもお役に立てたなら幸いです。
そして妙法寺からは板宿へ抜けるのか?となるところですが、そんな訳ないでしょ?
残り時間次第ではそうしていたかも知れませんが、せっかくここまで平地メインで走ったのだから、〆に程よい上りを入れましょう!
本来なら妙法寺小学校前の交差点から上る登坂なんですが、S様2号の疲労を考えると、途中に脚を休める区間があった方がいいだろうな・・・と考えての神戸星城高校前経由のルートを選択。
そして『讃岐うどんの凡蔵』がある、ひよどり台方面と丸山方面への分岐点まで上ったところでS様2号と中富君を待つことにしました。
しかしI井様とS様1号は速いです!
僕は皆さんがそろそろ疲れているのを想定した上で、ラストの14%の上りを38T×18Tで上っていったのに、ちゃんとついて来られるんですよね~。
特にI井様のペダリングは凄いです。
ものすごく発達した腓腹筋(ふくらはぎ)と、あのケイデンス(回転数)の速さ・・・
ちょっと真似ができないです。
それにしてもS様2号たちがなかなか来ないので、心配で携帯電話を見たら、5分前に中富君から着信があって、すぐにかけて場所を確認したら・・・
「今妙法寺小学校前にいるんですけど、どこにおられるんですか?」(怒)と言われ・・・
「なんでそこで道を誤るの?」
「少し上るだけって言っていたし、普通なら板宿方面に出るもんやと思うじゃないですか?」
いやいや・・・上る前にその話になって、板宿には出ませんと言ったはずやのに・・・
しかも振り出しに戻るようなルートをわざわざ選ぶ訳ないのになんでそうなるかな~。
妙法寺から東へ進む場合、最短で楽に走るなら板宿抜けるのが正解です。
しかし車も多く道も狭いので、それがストレスな場合は、少々しんどいけれどここの上りを走って、神鉄長田まで抜け道を通る方が実は楽なんですよね。
神鉄長田からは夢野~平野~異人館~と抜ければ、最後にHAT神戸まで下ってくるだけの楽なルートです。
抜け道を熟知している地元民なら道を選択しただけでその後のルートも予測がつく・・・そんなルートを選んだつもりだったので、正直中富君の怒りにはビックリ。
「いったん道を選択してそこまで下ったんなら仕方ないやん?板宿を抜けて店まで走るルートを通ってください!」
「えっ?ここからって垂水インターの方を目指せばいいんですか?」
「ちゃうちゃう!それはさっき走った道へ逆戻りやからその反対に向かって!」
どうやらかなりてんぱっている様子でした。
そして平野にてS様1号とお別れをした僕とI井様がぎりぎり10時前に店へ到着し、開店準備をしていたのですが、なかなか中富君とS様2号が帰ってきません!
「まさか垂水方面へ向かってないやろな~(汗)」
そう心配していたら帰って来ました。
遅くなった原因は中富君が痛恨のパンクをしたうえ、長田区からパンクしたまま徐行で帰ってきた事が原因だったそうです。
本人はそれもあってかなり凹んでいましたが、パンクするときは誰でもパンクするし、道の選択ひとつで運命は変わるのですから、まあ・・・めげずに頑張ってもらいたいところです。
とりあえずそんな事もあってI井様やS様2号には大変ご迷惑をお掛け致しました。
そしてその後昼過ぎくらいから、僕は体調を崩し・・・
お客様がいない時間はほぼバックヤードでぐったり倒れていました。
走行会の疲れではございません。
喉がやられているので、恐らく風邪をもらったものと思われます。
帰って熱を測ったら39度ありました(汗)
そして本日もそのまま出勤です。
6時間睡眠を取ったお陰で、体調はマシになったものの、熱があると集中力が持たないですね。
日暮れ頃から少し熱が下がってきたみたいなので、今頑張ってブログの更新をしてみました。
喉はまだ少し痛いです(涙)
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