僕の地元、兵庫区にも隠れ家的ないいお店は、探せば結構あるものだ。
前から行きたかったお店を訪ねてみました。
『北の椅子と』っていう名前の木工所兼カフェ!
一応ビンテージ家具を販売するのがメインのようです。
2013年5月26日にOPENしてから1年ちょっとなのに、雑誌などでかなり知られているお店!
うちはもうすぐ2年だというのに・・・(苦笑)
ところがこのお店、場所がまた変な場所にあって・・・
これでどこにあるか判るかな~?
わかんねぇだろうな~(笑)
手前の線路はJR和田岬線の現役の線路で、その向こうに見えているのは兵庫運河!
そもそも兵庫運河って聞いて、「神戸に運河なんてあったの?」っていう人が、意外にも神戸市民の中にも多かったりします。
大河ドラマで『平清盛』を放映したおかげで、幾分か認知度は上りましたが・・・
まだまだですね(苦笑)
とはいえ、ここへは地元民の僕でも「えっ?どこから入ったらいいの?」っていう場所にあって、行くのに難儀しました。
実際にはよく抜け道で使う道路を、ちょっと右に入った場所にあったので、「なんだそこにあったのかよ!」って感じで驚きました!
丁度『神戸百年記念病院(鐘紡病院)』のすぐ北北西にあります。
レトロでモダンという表現がピッタリのカフェ店内です
あらゆるビンテージ家具が無節操に並べられているが、無節操なはずなのに何故か妙に調和している・・・そんな不思議な世界!
少し北欧調を意識した感じで、ダーク系の中に上手くオレンジやグリーンなどの明るいカラーの家具を織り交ぜております!
天井はトタン屋根を重ね、所々補修痕もあったり(演出の為わざとなのか?)で、「雨漏りとか大丈夫か?」って言いたくなる作りだけど、どことなく温かみのある大胆な作り。
照明の反射などを演出する為なのか、梁から大きなベルト状のノコギリがぶら下がっていたり・・・
来店しているお客様は女性が多く、それも一眼レフを構えた芸術系の女子が目立つ!
あとはキッズスペースがあるので、お子さん連れのママ友の集会所にもなっている(笑)
隣の席で若いママさんが堂々と普通に赤ちゃんに授乳をしていたので、目のやり場に困りつつコーヒーを注文!
これはダッチコーヒー!いわゆる水出しコーヒーです。
由来はインドネシアがオランダ(ダッチ)領にあった頃にさかのぼるらしいが、インドネシアのコーヒー豆はロブスタ種が主流で、このロブスタ種のコーヒーっていうのがとにかく濃いのである。
カフェインもアラビカ種の2倍と言われており、そのままストレートで飲んだら苦味が強過ぎて一般受けしないのです。
ところがアラビカ種に比べたら病気や害虫に強く日持ちもするので、安く流通している訳であります。
なので、ブレンド珈琲にも2~3割くらいロブスタ種を配合するのが一般的で・・・
まあストレートに言えば、コーヒー豆をケチってる喫茶店が、手っ取り早く風味と色だけを出したいならロブスタ種の配分を増やせば安く収まる・・・的な話ですよ。
って言い方をすると、何だかダッチコーヒーが美味しくないように聞こえますが、それがまた違うんですよ!
水出しってところがミソなんです。
水出しによる抽出は最も手間なので、普通の珈琲店ではドリップやサイフォンを使用します。
しかしその手間をかける事により、香り豊かでカフェインを控えめに抽出できるそうなんです!!
そしてロブスタ種は基本的に深煎りするものなので・・・
つまりダッチコーヒーは香りも苦味も、とにかく深~い深~い味わいが楽しめるのであります。
いや・・・実に苦かった(笑)
要するにかなり上級者向きのテイストという事です。
ランチもできるようで、次回は何か食べてみたいな~!って思いました。
北欧(主にデンマーク)で仕入れてきたという食器やらも気になるが・・・
なんだか手作りの温もりを感じるものがいっぱい!
1階のフロアはこんな感じ。
個人的には隅っこに置いてある自転車らしき乗り物が気になる。
ペダル及びクランクの位置から考えると、非常に人の身体に無理をさせる構造ではあるが、きっと子供を乗せてサイクリングする為の自転車かと・・・
いや、不思議な車体だ。
自転車には長く携わっているが、こういうのは初めて見ました!
次に紹介するは『あさの水車 アンタイル』さんです。
以前にもランチポタリングで行ってみたいお店だと言っていたところです!
店名の由来は昭和11年に建築したこのお住まいに、最初に住んでいた方があささんという女性で、また元々水車があったそうです。そういう名残を残してつけた名前なんだそうです!
ちなみにアンタイルとはドイツ語で分かち合うという意味で、最近のコミュニケーション能力が不足した現代っ子には必要不可欠な精神ですね。
場所は平野交差点から北へ真っ直ぐ上り、祇園神社前の横断歩道を西へ渡ったら正面に建物が見えるはずです。
古民家を改装したカフェですが・・・玄関先に立っても「ホンマにここがカフェなん?」って疑問に思うくらい普通の民家です!
この日一番乗りで入店した僕は人気のある2階の部屋へ行きました。
「お~っ!民家やな~!これは完全に民家!」
しかも何だか懐かしさや温かみもあって、雰囲気が凄くいい!
ランチが出るまでくつろぎたくなるようなソファがあります!
ここも色々ごちゃごちゃしている様に見えて、実は照明の採光などを考えた演出が憎いですね!
昭和レトロとエスニックを融合したインテリアは、人によって好き嫌いはあるかも知れませんが、僕は好きですね~!
出窓から天王谷からの渓流を望みます。
なかなか情緒豊かでしょ?
人数がいると時はテラス席も行ってみたいですね。
そして生活観も満載!
是非ここをご利用の際は、店内の備品には勝手にお手を触れていただきたくない・・・といいたくなるくらい、普通に人の家にゲストとして招かれた気分です。
BGMはジャズを中心に流してくれます。
あえて写真は載せませんが、階段や廊下にはお宝級のオモチャ等が所狭しと展示されています。
きた~っ!これがランチの和定食。
すごくヘルシーで味付けも優しい味でした。
食後のデザートにも事欠きません!
ガトーショコラにコーヒーが基本ですが、僕は珈琲ゼリーもプラスのメニューにしました。
ここの珈琲ゼリーは最高!!
是非皆さんにもオススメしたい!
これだけのセットメニューで価格はなんと1610円!って考えたら満足できますよね?
1階のお部屋も豪華で素晴らしくて・・・
ランチポタリング(10月5日予定)に利用したいのですが、通常こちらのランチは1日10食限定なので、人数が多い場合は事前に予約が必要かと思われます。
10月5日は20名規模の参加者が見込まれているので、できれば早めに参加表明を頂きたいです。
いや頂きます!
10月5日のランチポタリング・・・題して『秋の節句だピナ祭り!』に参加希望の方は、是非今月中に参加表明を出して下さいますよう、よろしくお願い申し上げます!
HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2014年9月25日木曜日
9月14日(日)ポタリング・・・時には納得がいかない!って日もあるじゃんよ?
この日の参加者はH川様とY崎様3号、S藤様とI藤様。
「6人なら普通に純喫茶系のモーニングへ行けそうですね!」
で、今回向かったのは『珈琲屋しんとう』!
噂の神東寿司の隣にある喫茶店です。
これって同じ家族の経営なんかな?って思ったりするんですけど・・・どうなんやろ?
神東寿司の評判の良さから考えると、安くてボリュームがあって美味しいという、消費者的に嬉しいことだらけのイメージしか湧きません。
そしていざお店に入りました。
「あれ?モーニングメニューは無いんですか?」
「トーストだけでよければありますよ!」
これってトーストと珈琲のセットのみであればモーニングセットは存在するという解釈になります。
そして大半のメンバーはアラカルトで注文。
せっかく食べるなら好きなものを・・・って訳ですね!
珈琲の品種も様々扱っていて、豆の挽き売りなんかもしてそうなので、俄然コーヒーの出来に期待を高めてしまう訳ですよ!
ところが出てきてビックリ!
「これは・・・アメリカンじゃないのか?モーニングってブレンドのはずだよね?」
実際アラカルトでブレンドを頼んだ人と見比べても全く同じ濃さ・・・
ブラックで一口頂いてみても・・・
「香りは良いが・・・薄い!」
ちょっと味が無いと堪えられなくてミルクと砂糖を追加・・・
「あれ?ミルクを入れすぎたのか?いや!そんなはずはない!」
そう・・・少ししかミルクを入れてないのに、見た目は既にカフェオレ!
しかも珈琲カップが上げ底タイプなので、外見以上に量が少ない。
この時点で僕はもうグロッキー。
せっかく香りの良いコーヒー豆を使っているのに残念でならない!
前日の魔界サイクリングの方が余程幸せに思えるくらい、僕の空気はどんよりしてしまい・・・
そして問題のお会計・・・
普通にアラカルトで注文すれば、トースト200円のブレンド350円で計550円となる訳だ。
しかしモーニングという以上、トーストと珈琲のみのセットは通常350円~400円が相場!
Y崎様3号がまとめて会計をすると言ったので、僕はマスターに「モーニングはいくらですか?」って聞いたのに無視されてしまい、結局いくらだったのか?結局550円だったのか?その件について全く判らず仕舞いでした。
ポタリング始まって以来初めてと思えるくらい、納得のいかない内容でした。
まあ悔しい話ばかりだと不幸せになりそうなので、美味しい話も加えておきましょう!
翌日15日(祝)にようやくE藤様の卒業式が行われまして・・・
晴れてロードバイク入門講習を終了となった次第です。
その際にY崎様3号とH川様のお二人が、E藤様をエスコート致しまして・・・
神東寿司に向かった訳ですよ!
しかし連休とあって11時半オープンのお店へ、12時前に行って・・・その時点でランチの海鮮丼が即完売となっていた模様。
やむを得ず六甲道の周辺で海鮮丼を頂いたのだとか・・・
ちなみにベジタリアンと聞いていたE藤様ですが、詳しくお話を聞くとたまたま海外で食べたファストフードか何かの肉の食感が合わなくて、それで肉アレルギーになったそうで、赤身ベースの良いお肉なら多少は食べれるとの事。
なのでお魚は全然大丈夫という事でした。
是非一度美味しいお肉を食べてトラウマを解消して下さい!
そしてその翌日、僕はこっそり神東寿司に行きました!
10時50分から開店待ち!
もちろん一番乗りですよ(笑)
11時10分くらいから徐々に行列になり始めて・・・
開店と同時に全席が埋まってしまいました。(カウンター席を案内されながら、空気を読まずにテーブル席に座ったバカップルがいたので、店員さんがかなり困っていましたね)
そしてこれが巷で噂の海鮮丼ランチ!!
これで税込540円は有り得ない安さですね。
その他のメニューも比較的リーズナブルなので、ここに行く価値は大いにあります!
ただしここは天下の春日野道なので、地元民の一部に柄の悪い方々がおられるって事だけは覚悟して下さい!
僕は外で待っているお客さんの事を考えて、回転を良くする為にさっさと食べ終えて店を出たのですが、真正面に立って列の中腹に並んでいるオバサンが、「すいません!通ります!」って声をかけても睨み返してくるだけで、一行に退こうとしてくれなかった事に腹が立ったので、後味の悪い思いをしております。
お腹が空いている中外で立って並んで待つのはイライラするでしょう!
でも並んでまで待って食べたいのなら、そのイライラを人にぶつけるな!と思いました。
兵庫区民の僕がいいますが・・・『THE長田区民』とか『THE兵庫区民』とかって言われるのはなぜだと思います?
平均的に民度が低いからですよ!
一部の「自分さえ良ければあとはどうでもいい!」って性格の人々が、全体の雰囲気を損なっている訳です。
兵庫区だって住めば都ですよ!
気さくな人も多いです。
しかし一部そんな人がいると、春日野道の人たちまでも『THE春日野道』って呼ばれちゃうので、是非譲り合う気持ちは持って頂きたいものだと痛切に願います。
まあ納得がいかない事なんて、世の中にはごまんとありますが・・・
今回はそういうバイオリズムだったのかな?
「6人なら普通に純喫茶系のモーニングへ行けそうですね!」
で、今回向かったのは『珈琲屋しんとう』!
噂の神東寿司の隣にある喫茶店です。
これって同じ家族の経営なんかな?って思ったりするんですけど・・・どうなんやろ?
神東寿司の評判の良さから考えると、安くてボリュームがあって美味しいという、消費者的に嬉しいことだらけのイメージしか湧きません。
そしていざお店に入りました。
「あれ?モーニングメニューは無いんですか?」
「トーストだけでよければありますよ!」
これってトーストと珈琲のセットのみであればモーニングセットは存在するという解釈になります。
そして大半のメンバーはアラカルトで注文。
せっかく食べるなら好きなものを・・・って訳ですね!
珈琲の品種も様々扱っていて、豆の挽き売りなんかもしてそうなので、俄然コーヒーの出来に期待を高めてしまう訳ですよ!
ところが出てきてビックリ!
「これは・・・アメリカンじゃないのか?モーニングってブレンドのはずだよね?」
実際アラカルトでブレンドを頼んだ人と見比べても全く同じ濃さ・・・
ブラックで一口頂いてみても・・・
「香りは良いが・・・薄い!」
ちょっと味が無いと堪えられなくてミルクと砂糖を追加・・・
「あれ?ミルクを入れすぎたのか?いや!そんなはずはない!」
そう・・・少ししかミルクを入れてないのに、見た目は既にカフェオレ!
しかも珈琲カップが上げ底タイプなので、外見以上に量が少ない。
この時点で僕はもうグロッキー。
せっかく香りの良いコーヒー豆を使っているのに残念でならない!
前日の魔界サイクリングの方が余程幸せに思えるくらい、僕の空気はどんよりしてしまい・・・
そして問題のお会計・・・
普通にアラカルトで注文すれば、トースト200円のブレンド350円で計550円となる訳だ。
しかしモーニングという以上、トーストと珈琲のみのセットは通常350円~400円が相場!
Y崎様3号がまとめて会計をすると言ったので、僕はマスターに「モーニングはいくらですか?」って聞いたのに無視されてしまい、結局いくらだったのか?結局550円だったのか?その件について全く判らず仕舞いでした。
ポタリング始まって以来初めてと思えるくらい、納得のいかない内容でした。
まあ悔しい話ばかりだと不幸せになりそうなので、美味しい話も加えておきましょう!
翌日15日(祝)にようやくE藤様の卒業式が行われまして・・・
晴れてロードバイク入門講習を終了となった次第です。
その際にY崎様3号とH川様のお二人が、E藤様をエスコート致しまして・・・
神東寿司に向かった訳ですよ!
しかし連休とあって11時半オープンのお店へ、12時前に行って・・・その時点でランチの海鮮丼が即完売となっていた模様。
やむを得ず六甲道の周辺で海鮮丼を頂いたのだとか・・・
ちなみにベジタリアンと聞いていたE藤様ですが、詳しくお話を聞くとたまたま海外で食べたファストフードか何かの肉の食感が合わなくて、それで肉アレルギーになったそうで、赤身ベースの良いお肉なら多少は食べれるとの事。
なのでお魚は全然大丈夫という事でした。
是非一度美味しいお肉を食べてトラウマを解消して下さい!
そしてその翌日、僕はこっそり神東寿司に行きました!
10時50分から開店待ち!
もちろん一番乗りですよ(笑)
11時10分くらいから徐々に行列になり始めて・・・
開店と同時に全席が埋まってしまいました。(カウンター席を案内されながら、空気を読まずにテーブル席に座ったバカップルがいたので、店員さんがかなり困っていましたね)
そしてこれが巷で噂の海鮮丼ランチ!!
これで税込540円は有り得ない安さですね。
その他のメニューも比較的リーズナブルなので、ここに行く価値は大いにあります!
ただしここは天下の春日野道なので、地元民の一部に柄の悪い方々がおられるって事だけは覚悟して下さい!
僕は外で待っているお客さんの事を考えて、回転を良くする為にさっさと食べ終えて店を出たのですが、真正面に立って列の中腹に並んでいるオバサンが、「すいません!通ります!」って声をかけても睨み返してくるだけで、一行に退こうとしてくれなかった事に腹が立ったので、後味の悪い思いをしております。
お腹が空いている中外で立って並んで待つのはイライラするでしょう!
でも並んでまで待って食べたいのなら、そのイライラを人にぶつけるな!と思いました。
兵庫区民の僕がいいますが・・・『THE長田区民』とか『THE兵庫区民』とかって言われるのはなぜだと思います?
平均的に民度が低いからですよ!
一部の「自分さえ良ければあとはどうでもいい!」って性格の人々が、全体の雰囲気を損なっている訳です。
兵庫区だって住めば都ですよ!
気さくな人も多いです。
しかし一部そんな人がいると、春日野道の人たちまでも『THE春日野道』って呼ばれちゃうので、是非譲り合う気持ちは持って頂きたいものだと痛切に願います。
まあ納得がいかない事なんて、世の中にはごまんとありますが・・・
今回はそういうバイオリズムだったのかな?
2014年9月24日水曜日
第37回『TEAM EURO』走行会!・・・度肝を抜く!!
9月13日(土)の走行会。
H川様が相変わらず「本当は走りたいんですけど・・・」的な空気でお見送りにいらっしゃって・・・
この日は僕とI藤様、O本君1号とM谷様の4名で出走。
「今日も強豪ぞろいですね!はぁ~、プレッシャー感じるなぁ~!」
「またまた店長、そんな事言って今日も強烈なコースを考えているでしょ?」
「えっ?まあ、面白そうな道はまだいくつか目星をつけてますけど・・・。」
「また激坂っすか?」
「それが不明なんですけどね。でも多分強烈なんじゃないかな?って思えるルートがあります。」
「どこですかそれ?」
「西岡本の高級住宅街の更に奥ですね。」
「霊法会の山ですか?」
「いや、そこは通行禁止ですから上れません!その一つ西の山になります。一応山頂に仏舎利が建っているので、何らかのお寺の施設があるとは思いますが・・・。まあ今回のメンバーならそこにチャレンジしてみてもいいかなって思います。」
ちなみに霊法会の山に関しては以前から上ってみたくて、実は今から15年以上前に友人を介し霊法会へ入会してまで上ろうとした事があるのですが・・・
「ここは関係者の車しか走ってはいけません。それ以外は徒歩のみしか許されておりません。」と、軽くあしらわれてしまった過去がございます(笑)
一応明らかに異常な急斜面の九十九折なので、自転車で上るのも修行と考えてもらえませんかと申し入れましたが、それも却下されました。
という訳で・・・霊法会の山には自転車で乗り入れる事が不可能なので、ハッキリとここで申し上げておきます。
あと念のために書いておきますが、『霊法会』は以前はどうだったか知りませんが、基本的に縛りや厳しい戒律の無い自由な宗教です。
ベースは法華経で、発言者の養成とかってところには、いささか疑問に思える部分もありますが、教えの基本は、僕が心の師匠と敬う石田三成の『大一大万大吉』に準ずるものがあるので、共感できることが多かったですね。
熱心な会員さんは自発的に行事に協力して動き、それを修行として会員としてのランクがアップしていく・・・みたいな感じで、僕は単に山に上りたかっただけで入会した不届き者なので、在籍しているのみの平会員といったところ。
ただ神戸市が本拠地なので、市内には会員の方が大変多く、その中には素晴らしい経営者の方も多数在籍。
そういう方々との交流が出来るという意味では、建設的な会話が出来る有意義なコミュニティだとは思っています。
名前からして変な宗教だと思われる方もいるかも知れませんので、あえて誤解を抱かれないように解説しておきますが・・・ビックリするくらい普通です。
そして僕は宗教には無頓着なので、そういう事って特に気にしていません。
祖母は曹洞宗ですし、祖父は創価学会でしたし・・・でも本家は浄土真宗なので・・・
もう、今更何でもいいや!って感じですね。
そして話は戻りますが、後日確認して判った事は、今回僕が目的地に選んだ場所は、日本山妙法寺という日蓮宗の一派が世界平和を掲げて建てた仏舎利塔らしい・・・って事と、神戸にはここを含めて妙法寺が3つあるという事。
もっともポピュラーなのが神戸市営地下鉄の妙法寺駅で知られる毘沙門山妙法寺で、これは真言宗なので全く宗派が違う。
あと兵庫区天王町にある妙法寺は本家の日蓮宗のお寺のようなんです。
まあ佛教大学出身とはいえ、僕はそんなに宗教の事には詳しくないので、これ以上のインフォメーションはできませんが・・・要するに日本山妙法寺の仏舎利塔を目指して西岡本7丁目へ向かった訳ですよ!
『ザ・岡本プレミアム』ってマンションの東端まで走った所から神戸の街を望むと・・・
「うお~!ええ景色や~!こんな所に住みてぇ~!」って思うわけですよ。
ところがね、右向け右すると・・・
見上げないと確認できないような斜面(斜度は14~16%)が待っている訳ね。
しかもこれは入口に過ぎないので、要するに序の口って奴ですわ!
写真は下山の際に撮っているので、メンバーの表情は「よくこんな坂を上ったもんだ!」という呆れた感じに映っております。
上りは当然ノンストップで走っていますが、僕とI藤様はあろうことかスプロケが21Tのまま突入!
僕が39T×21T、I藤様が34T×21Tのギアで「ウォリャ~ッ!」って叫びながら上るところから、本格的な上りが始まった訳です。
向こうに見える白い看板に『日本山妙法寺南門』と書いてあるのですが、その先で突き当たって左に曲がります。
一旦路面が緩やかになったかと思ったら、そこから間も無く16%の上りがずっと続きます。
(和歌山まで一望できる斜面ですが・・・写真だと色々判りづらい)
その先にこんな小屋があるのですが・・・
ここからが悪魔の20%超えの激坂ゾーン!
最大25%は軽く超えています。
しかも道は狭く、御丁寧なことに道路の真ん中には落ち葉が山積み。
ラインを変える度に後輪が滑る!
とにかくシッティングだと前輪が浮いてまともに走れない!
ダンシングだと落ち葉で後輪が滑って進まない!
ここは完全に魔界です!!
さすがに僕も39T×28Tという弱虫ペダル的ギア設定で上りますが、それでも滑って滑って進まない事から疲労とストレスが蓄積し、バランスを維持できなくなって25%区間の後半、とうとう一度だけ足を地に着けてしまう。
34T×30Tというギアを持っていたI藤様だけが、一度も足を着かずに上り切ったのです。
ちなみに僕は再発進の際は、道路に対して完全に真横を向いてペダルをガチャっとはめてから一気にハンドルを切って上る手法で、何とか成功しましたが・・・
O本君1号とM谷様は余りの急斜面に、恐くてなかなか再発進が出来なくて、やむを得ず斜面が緩くなる所までしばらく自転車を押して上ったそうです。
まあ普通にスキー場の中・上級コースのバーン並みに斜度がきつかったので、そもそも自転車で上ること自体が正気の沙汰ではなかったのです。
実際にO本君1号とM谷様は下りの時でさえ、「落ち葉で滑る事をプラスして考えたら、こんな急斜面を自転車に乗っては下れません!」という判断で歩いていたくらいですから。
僕はむしろ歩いてて、シューズのクリートが滑ってスッテンコロリンする方が恐かったので、自転車に乗る方を選択し、「おお~っ!落ち葉でタイヤが滑る~!」とか言いながら楽しく下らせて頂きました。
この少し広くなったところまで上ると、あとは5~10%程度の並みの上りになります。
これがゴール付近。
向こうの森の先に仏舎利塔があるそうですが・・・
何だか私有地っぽい雰囲気を醸し出しているので、これ以上先には進めませんでした。
住吉川を渡る橋の手前から計算して丁度2kmのヒルクライムですが・・・
「これでたったの2kmしかないとか・・・それは有り得んやろ?」
というのが全員の感想でした。
そのくらい地獄の苦しみが永遠に続くと感じられる、悪魔の坂道だったのです。
正直僕も神戸の街にこれほど恐ろしい坂道があるなんて今まで知らなかったくらいです(苦笑)
下山後、M谷様だけ用事があるとの事で先に離脱。
残った3人で・・・
「せっかくやからもう一本違う坂を上りましょう!あっ!そうだ!O本君にあの坂を紹介しよう!」と住吉山手9丁目の壁に向かいました。
その道中住吉川沿いの坂を走りながら、僕とI藤様とで・・・
「ああ・・・今回のブログのテーマなんですけど・・・」
「どんなタイトルにするんですか?」
「度肝を抜く!ってのがピッタリかと・・・」
「ああ・・・いいっすね。それ以上にあの激坂を上手く表現できるタイトルはありませんね!」
なんて会話をしながら上り・・・
花元石材前まで上って休憩。
自販機でドリンクを買って3人で飲みながら・・・
「O本君!あそこに見えるのが噂の壁なんやけど・・・わかる?」
「うわっ!ここから見てもヤバイですね。」
「そやろ!あれも最大25%はある斜面やから、とにかく前輪が浮くって話よ。」
「はぁ・・・。」
そこからしばらく沈黙の時間。
「さあそろそろ行きますか!」
「あれっ?店長上らないんですか?」
「えっ?I藤さん上る気だったんですか?」
「いやいや、ここまで来たからには上っとかんとダメでしょ?」
「それは一理ありますねぇ~。ええ上りますよ!上りますとも!」
そんな会話を聞いていたO本君1号が、ここにきてボソッと・・・
「やっぱり変な人たちの集まりですよね。」
「ん?変?やっぱり僕らって変なんかな?ねえI藤さん?」
「いや~まあ、変かも知れませんけど、楽しいからいいんとちゃいますか?」
「ですよね~!まあ自転車は楽しく乗ってナンボですから、O本君もせっかくここまで来たんやし楽しく壁を上ろうよ!」
って、また上ってきました。
I藤さんと僕はまだ余力があったのですんなり上りましたが、ここの壁にはさすがのO本君1号も先ほどの魔界での疲労が祟ってか、かなり苦しかった模様。
「どう?今日の達成感は?」
「今日のは強烈でしたね~。トラウマになりそうなくらい度ギツかったです!」
いや、素晴らしい誉め言葉をありがとう!
それから甲南病院方面へ下って、御影山手を横切り・・・
高羽交差点から西へ走り、護国神社もシンズバーガーも越えて・・・
珍しく店まで帰らずに、青谷で解散しました。
いや~!うちの走行会が決して、毎回こういったサドスティックなルートばかりを選んでいる訳じゃないとだけ、言いわけさせていただきたいのですが・・・
すみません!速い人ばかりの時は無礼講にさせて下さい(笑)
H川様が相変わらず「本当は走りたいんですけど・・・」的な空気でお見送りにいらっしゃって・・・
この日は僕とI藤様、O本君1号とM谷様の4名で出走。
「今日も強豪ぞろいですね!はぁ~、プレッシャー感じるなぁ~!」
「またまた店長、そんな事言って今日も強烈なコースを考えているでしょ?」
「えっ?まあ、面白そうな道はまだいくつか目星をつけてますけど・・・。」
「また激坂っすか?」
「それが不明なんですけどね。でも多分強烈なんじゃないかな?って思えるルートがあります。」
「どこですかそれ?」
「西岡本の高級住宅街の更に奥ですね。」
「霊法会の山ですか?」
「いや、そこは通行禁止ですから上れません!その一つ西の山になります。一応山頂に仏舎利が建っているので、何らかのお寺の施設があるとは思いますが・・・。まあ今回のメンバーならそこにチャレンジしてみてもいいかなって思います。」
ちなみに霊法会の山に関しては以前から上ってみたくて、実は今から15年以上前に友人を介し霊法会へ入会してまで上ろうとした事があるのですが・・・
「ここは関係者の車しか走ってはいけません。それ以外は徒歩のみしか許されておりません。」と、軽くあしらわれてしまった過去がございます(笑)
一応明らかに異常な急斜面の九十九折なので、自転車で上るのも修行と考えてもらえませんかと申し入れましたが、それも却下されました。
という訳で・・・霊法会の山には自転車で乗り入れる事が不可能なので、ハッキリとここで申し上げておきます。
あと念のために書いておきますが、『霊法会』は以前はどうだったか知りませんが、基本的に縛りや厳しい戒律の無い自由な宗教です。
ベースは法華経で、発言者の養成とかってところには、いささか疑問に思える部分もありますが、教えの基本は、僕が心の師匠と敬う石田三成の『大一大万大吉』に準ずるものがあるので、共感できることが多かったですね。
熱心な会員さんは自発的に行事に協力して動き、それを修行として会員としてのランクがアップしていく・・・みたいな感じで、僕は単に山に上りたかっただけで入会した不届き者なので、在籍しているのみの平会員といったところ。
ただ神戸市が本拠地なので、市内には会員の方が大変多く、その中には素晴らしい経営者の方も多数在籍。
そういう方々との交流が出来るという意味では、建設的な会話が出来る有意義なコミュニティだとは思っています。
名前からして変な宗教だと思われる方もいるかも知れませんので、あえて誤解を抱かれないように解説しておきますが・・・ビックリするくらい普通です。
そして僕は宗教には無頓着なので、そういう事って特に気にしていません。
祖母は曹洞宗ですし、祖父は創価学会でしたし・・・でも本家は浄土真宗なので・・・
もう、今更何でもいいや!って感じですね。
そして話は戻りますが、後日確認して判った事は、今回僕が目的地に選んだ場所は、日本山妙法寺という日蓮宗の一派が世界平和を掲げて建てた仏舎利塔らしい・・・って事と、神戸にはここを含めて妙法寺が3つあるという事。
もっともポピュラーなのが神戸市営地下鉄の妙法寺駅で知られる毘沙門山妙法寺で、これは真言宗なので全く宗派が違う。
あと兵庫区天王町にある妙法寺は本家の日蓮宗のお寺のようなんです。
まあ佛教大学出身とはいえ、僕はそんなに宗教の事には詳しくないので、これ以上のインフォメーションはできませんが・・・要するに日本山妙法寺の仏舎利塔を目指して西岡本7丁目へ向かった訳ですよ!
『ザ・岡本プレミアム』ってマンションの東端まで走った所から神戸の街を望むと・・・
「うお~!ええ景色や~!こんな所に住みてぇ~!」って思うわけですよ。
ところがね、右向け右すると・・・
見上げないと確認できないような斜面(斜度は14~16%)が待っている訳ね。
しかもこれは入口に過ぎないので、要するに序の口って奴ですわ!
写真は下山の際に撮っているので、メンバーの表情は「よくこんな坂を上ったもんだ!」という呆れた感じに映っております。
上りは当然ノンストップで走っていますが、僕とI藤様はあろうことかスプロケが21Tのまま突入!
僕が39T×21T、I藤様が34T×21Tのギアで「ウォリャ~ッ!」って叫びながら上るところから、本格的な上りが始まった訳です。
向こうに見える白い看板に『日本山妙法寺南門』と書いてあるのですが、その先で突き当たって左に曲がります。
一旦路面が緩やかになったかと思ったら、そこから間も無く16%の上りがずっと続きます。
(和歌山まで一望できる斜面ですが・・・写真だと色々判りづらい)
その先にこんな小屋があるのですが・・・
ここからが悪魔の20%超えの激坂ゾーン!
最大25%は軽く超えています。
しかも道は狭く、御丁寧なことに道路の真ん中には落ち葉が山積み。
ラインを変える度に後輪が滑る!
とにかくシッティングだと前輪が浮いてまともに走れない!
ダンシングだと落ち葉で後輪が滑って進まない!
ここは完全に魔界です!!
さすがに僕も39T×28Tという弱虫ペダル的ギア設定で上りますが、それでも滑って滑って進まない事から疲労とストレスが蓄積し、バランスを維持できなくなって25%区間の後半、とうとう一度だけ足を地に着けてしまう。
34T×30Tというギアを持っていたI藤様だけが、一度も足を着かずに上り切ったのです。
ちなみに僕は再発進の際は、道路に対して完全に真横を向いてペダルをガチャっとはめてから一気にハンドルを切って上る手法で、何とか成功しましたが・・・
O本君1号とM谷様は余りの急斜面に、恐くてなかなか再発進が出来なくて、やむを得ず斜面が緩くなる所までしばらく自転車を押して上ったそうです。
まあ普通にスキー場の中・上級コースのバーン並みに斜度がきつかったので、そもそも自転車で上ること自体が正気の沙汰ではなかったのです。
実際にO本君1号とM谷様は下りの時でさえ、「落ち葉で滑る事をプラスして考えたら、こんな急斜面を自転車に乗っては下れません!」という判断で歩いていたくらいですから。
僕はむしろ歩いてて、シューズのクリートが滑ってスッテンコロリンする方が恐かったので、自転車に乗る方を選択し、「おお~っ!落ち葉でタイヤが滑る~!」とか言いながら楽しく下らせて頂きました。
この少し広くなったところまで上ると、あとは5~10%程度の並みの上りになります。
これがゴール付近。
向こうの森の先に仏舎利塔があるそうですが・・・
何だか私有地っぽい雰囲気を醸し出しているので、これ以上先には進めませんでした。
住吉川を渡る橋の手前から計算して丁度2kmのヒルクライムですが・・・
「これでたったの2kmしかないとか・・・それは有り得んやろ?」
というのが全員の感想でした。
そのくらい地獄の苦しみが永遠に続くと感じられる、悪魔の坂道だったのです。
正直僕も神戸の街にこれほど恐ろしい坂道があるなんて今まで知らなかったくらいです(苦笑)
下山後、M谷様だけ用事があるとの事で先に離脱。
残った3人で・・・
「せっかくやからもう一本違う坂を上りましょう!あっ!そうだ!O本君にあの坂を紹介しよう!」と住吉山手9丁目の壁に向かいました。
その道中住吉川沿いの坂を走りながら、僕とI藤様とで・・・
「ああ・・・今回のブログのテーマなんですけど・・・」
「どんなタイトルにするんですか?」
「度肝を抜く!ってのがピッタリかと・・・」
「ああ・・・いいっすね。それ以上にあの激坂を上手く表現できるタイトルはありませんね!」
なんて会話をしながら上り・・・
花元石材前まで上って休憩。
自販機でドリンクを買って3人で飲みながら・・・
「O本君!あそこに見えるのが噂の壁なんやけど・・・わかる?」
「うわっ!ここから見てもヤバイですね。」
「そやろ!あれも最大25%はある斜面やから、とにかく前輪が浮くって話よ。」
「はぁ・・・。」
そこからしばらく沈黙の時間。
「さあそろそろ行きますか!」
「あれっ?店長上らないんですか?」
「えっ?I藤さん上る気だったんですか?」
「いやいや、ここまで来たからには上っとかんとダメでしょ?」
「それは一理ありますねぇ~。ええ上りますよ!上りますとも!」
そんな会話を聞いていたO本君1号が、ここにきてボソッと・・・
「やっぱり変な人たちの集まりですよね。」
「ん?変?やっぱり僕らって変なんかな?ねえI藤さん?」
「いや~まあ、変かも知れませんけど、楽しいからいいんとちゃいますか?」
「ですよね~!まあ自転車は楽しく乗ってナンボですから、O本君もせっかくここまで来たんやし楽しく壁を上ろうよ!」
って、また上ってきました。
I藤さんと僕はまだ余力があったのですんなり上りましたが、ここの壁にはさすがのO本君1号も先ほどの魔界での疲労が祟ってか、かなり苦しかった模様。
「どう?今日の達成感は?」
「今日のは強烈でしたね~。トラウマになりそうなくらい度ギツかったです!」
いや、素晴らしい誉め言葉をありがとう!
それから甲南病院方面へ下って、御影山手を横切り・・・
高羽交差点から西へ走り、護国神社もシンズバーガーも越えて・・・
珍しく店まで帰らずに、青谷で解散しました。
いや~!うちの走行会が決して、毎回こういったサドスティックなルートばかりを選んでいる訳じゃないとだけ、言いわけさせていただきたいのですが・・・
すみません!速い人ばかりの時は無礼講にさせて下さい(笑)
2014年9月20日土曜日
ジオライド展示会レポート『KOGA・コメンサル・・・』その他いろいろ・・・
9月10日にジオライドさんの展示会が堺市の産業振興センターであったので行ってきました。
いつもは車で行ってますが、さすがに高速料金とガソリン代に駐車場代を考えると・・・
「今日は電車で行ってくるわ!」ってなりました。
しかし神戸から中百舌鳥は遠い。
でも中百舌鳥駅を降りて外に出ようと階段を上っていると・・・
「あれっ!こんにちは!お疲れ様です。」
西神戸サイクルの吉田代表とバッタリ出会いました。
結構アウェーの地で行われる展示会に行って、知っている自転車屋さんのオーナーやスタッフと出会ったりするとホッとします。
で会場に着いたら、シマノやら何やら・・・結構色々な業者が同日展示会をしている模様。
とりあえずジオライドブースへ・・・
でた!コメンサルのMTB。
コメンサルってアンドラ公国にある自転車メーカーなんですよ。
アンドラ公国ってどこ?っていう人も多いですが、ピレネー山脈の山中に存在する小国で、フランスとスペインの国境で、いずれにも属さないような形で存在しています。
時計メーカーのフェスティナもアンドラだったかな。
言葉やそのなまり、国名の由来から考えても、スペインのバスク地方に限りなく近いカラーの国なんです。
そんなピレネーの高地に住む人々の立ち上げたメーカーだと考えた時に、この垢抜けたデザインには驚かされます。
スペインバスク地方の人々って真面目で頑固、誠実ってイメージなので、もっと地味なデザインかと思いきや、遊び心満点というか・・・
このWサスペンションMTBなんてリアサスペンションを覆い隠すようなトップチューブデザインがかっこいいですし、何より大胆な色使いがすごい。
そうかと思えば・・・
写真左のフレームはチタン製!
これは欲しくなるフレームです。
他にも面白いものといえば・・・
この自転車のトップチューブに注目!
2本のパイプがシートの下で交差しています。
ほら不思議でしょ?
これってどんな乗り味なんでしょうね?
すごく気になりますが、今回は試乗とかは無しなので、また機会があれば・・・
そしてこっちは・・・
KOGA(コガ)です。
以前は日本のミヤタと提携を結んだKOGA-MIYATAで知られていたブランドですが、ミヤタとは分裂し、数年前よりオランダの自転車メーカー『KOGA』として現在に至っています。
KOGAと言ったらKIMERA(キメラ)ですが・・・
これはオランダが国を挙げてロンドンオリンピックでのトラック競技の勝利を目指して立ち上げた、『キメラプロジェクト』による由来です。
素材工学や空力力学、選手養成まで、あらゆる分野での努力や技術の『集合体』という意味で、無数の獣が集合した魔物『キメラ』のネームを使用しているという訳です。
そんな大そうなネーミングのついたロードバイクですが、確かに剛性感があってよく進む自転車に仕上がっています。(実はS本様の愛車がキメラなんです)
個人的な所感では『キメラAL』(アルミ製フレームモデル)なんかは硬過ぎて、僕やI藤様みたいなパワー至上主義者が乗ったら、あっと言う間に脚が売り切れになるんじゃないか?と思えるくらいギアをかけたらグイグイ進みそうなデザインをしているので、とても気になります。
そして面白いのが、そんなKOGAが変な自転車を作っている事・・・
ロードタイプのビーチクルーザー?
シクロクロスのバイクって訳でもないの?
更には・・・
雪上用ですって・・・(苦笑)
買う人いるのかな?(汗)
そのくらいインパクトのある自転車です。
ところで、これなんですが・・・
もう知っている人も多いと思いますが、ニールプライドの取り扱いがトライスポーツさんからジオライドさんに代わったんですね。
まあ急な話で誰もが驚いたと思いますが・・・
僕はトライスポーツさんに義理があるので、ちょっとこの件に関しては複雑・・・というか難色を示している一人なんですが・・・
正直ニールプライドの広報マンでもある、マイキー(マイケル・ライス氏)に事情を聞いてみたいところでしたが、この日は来てませんでしたし、まあ聞くだけ野暮な話になるでしょうから、しばらくは傍観しようかと・・・
写真は某S社にイチャモンをつけられて、『アリーゼ』から『ナザレ』に名称を変更したフレームです。
これは僕も乗ってみて最高に良かった自転車ですが、その時はエンヴィやライトウエイトのホイールを試乗車に装着していたので、今後はどんなアッセンブルで営業をかけていくのかが注目です。
そして注目と言えば、今回ジオライドさんになって最初の新作がこれ・・・
『ナザレ2』です。
変更点はよりエアロダイナミクスを意識したデザインで、ブレーキはダイレクトマウントタイプを採用しています。
リアブレーキがチェーンステーの下に隠れるようについているでしょ?
僕はこのダイレクトマウントタイプのブレーキって好きじゃないんですよ。
メンテナンスする人の身にもなって!って言いたくなるというか・・・
何で今になって昔のU字ブレーキ(馬蹄ブレーキ)みたいな物を復活させたんでしょうね?
いや、空力とか重心バランス、リアエンドの形状に自由度ができて、フレーム剛性や乗り味などの味付けが更に多様化する等、メリットも多いっていうのは理解できるんですけど・・・
「えっ?そんなに必要か?」って言われたら言葉を詰まらせる程度のレベルですよ。
タイムトライアルならともかく、普段乗りやロードレースには必要ないんじゃないかな~ってね。
なので、そういう意味では目玉感はないな~。
なんか形は普通でいいから、乗ってワクワクさせてくれるだけで十分楽しいんですけどね。
そもそも自転車屋でロードバイクを買う人って、基本的に組立てやメンテもお任せのホビーライダーが大半でしょ?
ロードバイクのファンを増やしたかったら、乗って楽しいバイクを勧めなきゃ、「こんなの乗りこなせない!」って思われたら意味無いと思うんですよ。
まあ玄人好みのニールプライドと言っても、売れ筋はゼファーかナザレといった感じでしょうか。
とりあえず衝動買いでキメラALとコメンサルのMTBを購入して、他のブースも寄らせていただきました。
こちらはグローブライドさんのブース。
『MEQIX』なんて初めて見ましたが、クオリティに対して比較的リーズナブルな感じです。
フロアポンプも良かったんですが、個人的にヘルメットが気に入りました。
これ結構・・・デザインも他メーカーのトップグレードと同等クラスの出来なのに7800円なんです!
かなり驚きました。
そして弱虫ペダルでは青八木先輩が乗っている事で知られる『コラテック』!
どうせ乗るなら『R・Tカーボン』に乗りたいけど、『CT-ROAD』は初心者に優しい10万円以下で買えるロードバイク。
取り扱いしてみたいけど・・・
ご近所のPROKUさんとかも扱ってそうなので、被ると申し訳ないしな~。
『ボッテキア』といえばスチールフレームなんだけどね~。
『FOCUS』もかっこいいTTバイクを作ってますね。
でも最近カーボンフレームが増えて・・・結構どこかで見たような形状のフレームが氾濫しているように思えます。
製造している工場が一緒だったらOEM商品や、同形状のチューブを一部使用しているフレームとか、当たり前にありますからね。
やはりメーカー毎がオリジナルでフレームを製作することが当然だった、あの時代が懐かしいですねぇ~。
今は色とブランドロゴが違うだけで、ほとんど変わらないフレームも多くなりましたし、メーカーの個性やポリシーって一体どこへ行ったんでしょうか?
そう思うと安価なカーボンモデルには手を出したくないな~!って余計な事をつい考えてしまうんですよね。
『ITM(イタルマヌブリ)』ですね。
僕もここのハンドルは愛用していますが・・・今は全く別物ですね。
随分とイメージが変わりました。
ホイールなんかもありますね。
さあ次はスキーブーツのブランドで有名なレグザムさんのブースへ・・・
『ペンナローラ』のバイクかっこいいな~!
カラーリングも悪くない!
でもこのシートステーの形状はどこかで見た事があるような・・・
ウィリエールのフレームだったかな?
ちなみにペンナローラは元々有名ブランドのフレームやフォークを作っていた工房だったので、実はカーボンフレームの製作に関しては間違いないブランド。
この『RC-8』なんて、見ただけでスパルタンなのが伝わってきます!
思わず「あ~っ!この自転車乗りこなしてぇ~!」という征服願望が湧いてくるような、オーラを纏っています。
とりあえず一度乗ってみたいものですね!
そしてここのブースの奥で意外なブランドが・・・
「えっ?CEEPO(シーポ)?何で?」
するとまさかの田中代表がおられて・・・
事情を伺うと『ZETT』さんとの契約が8月で終わったとかで・・・
まあ当店はZETTさんと取引しているので、これまでCEEPOは取り扱いできたのですが・・・
「必要なときはいつでも言って下さい!」
「えっ?大丈夫なんですか?」
「うちは台数とかの縛りはしないので、気にせず利用して下さい!」
ありがたいお言葉を頂戴致しました!
まあZETTさんとは『ル・コック』や『アーサー』の取引もあるので、それはそれで問題ありません!
この値上がり値上がりと言われる現状において、CEEPOは価格が下がりました!!
これは是非神戸にいる、多くのトライアスリートに乗って頂きたいって話ですよ。
まあサーヴェロも扱っているので、TT系のバイクについては、当店の取り扱いで十分なものがまかなえます!
で・・・シマノのブースに行ったらもう既に片付けられていたという・・・。
帰りに梅田でサイクルスポーツでお馴染みの、八重洲出版さんの懇親パーティーがあって行ってきました。
今回は131名の参加で大盛況でした!
兵庫県のショップさんの参加は今回少なかったのですが、新たにお知り合いになれたところもあって、なかなか有意義な時間を過ごせました。
まあ何ていうか、お互い協力し合えるショップさんってありがたいですよね。
うちもまだまだ売上は厳しいですけど、他のショップさんと助け合える位のレベルには早く達したいものです。
いつもは車で行ってますが、さすがに高速料金とガソリン代に駐車場代を考えると・・・
「今日は電車で行ってくるわ!」ってなりました。
しかし神戸から中百舌鳥は遠い。
でも中百舌鳥駅を降りて外に出ようと階段を上っていると・・・
「あれっ!こんにちは!お疲れ様です。」
西神戸サイクルの吉田代表とバッタリ出会いました。
結構アウェーの地で行われる展示会に行って、知っている自転車屋さんのオーナーやスタッフと出会ったりするとホッとします。
で会場に着いたら、シマノやら何やら・・・結構色々な業者が同日展示会をしている模様。
とりあえずジオライドブースへ・・・
でた!コメンサルのMTB。
コメンサルってアンドラ公国にある自転車メーカーなんですよ。
アンドラ公国ってどこ?っていう人も多いですが、ピレネー山脈の山中に存在する小国で、フランスとスペインの国境で、いずれにも属さないような形で存在しています。
時計メーカーのフェスティナもアンドラだったかな。
言葉やそのなまり、国名の由来から考えても、スペインのバスク地方に限りなく近いカラーの国なんです。
そんなピレネーの高地に住む人々の立ち上げたメーカーだと考えた時に、この垢抜けたデザインには驚かされます。
スペインバスク地方の人々って真面目で頑固、誠実ってイメージなので、もっと地味なデザインかと思いきや、遊び心満点というか・・・
このWサスペンションMTBなんてリアサスペンションを覆い隠すようなトップチューブデザインがかっこいいですし、何より大胆な色使いがすごい。
そうかと思えば・・・
写真左のフレームはチタン製!
これは欲しくなるフレームです。
他にも面白いものといえば・・・
この自転車のトップチューブに注目!
2本のパイプがシートの下で交差しています。
ほら不思議でしょ?
これってどんな乗り味なんでしょうね?
すごく気になりますが、今回は試乗とかは無しなので、また機会があれば・・・
そしてこっちは・・・
KOGA(コガ)です。
以前は日本のミヤタと提携を結んだKOGA-MIYATAで知られていたブランドですが、ミヤタとは分裂し、数年前よりオランダの自転車メーカー『KOGA』として現在に至っています。
KOGAと言ったらKIMERA(キメラ)ですが・・・
これはオランダが国を挙げてロンドンオリンピックでのトラック競技の勝利を目指して立ち上げた、『キメラプロジェクト』による由来です。
素材工学や空力力学、選手養成まで、あらゆる分野での努力や技術の『集合体』という意味で、無数の獣が集合した魔物『キメラ』のネームを使用しているという訳です。
そんな大そうなネーミングのついたロードバイクですが、確かに剛性感があってよく進む自転車に仕上がっています。(実はS本様の愛車がキメラなんです)
個人的な所感では『キメラAL』(アルミ製フレームモデル)なんかは硬過ぎて、僕やI藤様みたいなパワー至上主義者が乗ったら、あっと言う間に脚が売り切れになるんじゃないか?と思えるくらいギアをかけたらグイグイ進みそうなデザインをしているので、とても気になります。
そして面白いのが、そんなKOGAが変な自転車を作っている事・・・
ロードタイプのビーチクルーザー?
シクロクロスのバイクって訳でもないの?
更には・・・
雪上用ですって・・・(苦笑)
買う人いるのかな?(汗)
そのくらいインパクトのある自転車です。
ところで、これなんですが・・・
もう知っている人も多いと思いますが、ニールプライドの取り扱いがトライスポーツさんからジオライドさんに代わったんですね。
まあ急な話で誰もが驚いたと思いますが・・・
僕はトライスポーツさんに義理があるので、ちょっとこの件に関しては複雑・・・というか難色を示している一人なんですが・・・
正直ニールプライドの広報マンでもある、マイキー(マイケル・ライス氏)に事情を聞いてみたいところでしたが、この日は来てませんでしたし、まあ聞くだけ野暮な話になるでしょうから、しばらくは傍観しようかと・・・
写真は某S社にイチャモンをつけられて、『アリーゼ』から『ナザレ』に名称を変更したフレームです。
これは僕も乗ってみて最高に良かった自転車ですが、その時はエンヴィやライトウエイトのホイールを試乗車に装着していたので、今後はどんなアッセンブルで営業をかけていくのかが注目です。
そして注目と言えば、今回ジオライドさんになって最初の新作がこれ・・・
『ナザレ2』です。
変更点はよりエアロダイナミクスを意識したデザインで、ブレーキはダイレクトマウントタイプを採用しています。
リアブレーキがチェーンステーの下に隠れるようについているでしょ?
僕はこのダイレクトマウントタイプのブレーキって好きじゃないんですよ。
メンテナンスする人の身にもなって!って言いたくなるというか・・・
何で今になって昔のU字ブレーキ(馬蹄ブレーキ)みたいな物を復活させたんでしょうね?
いや、空力とか重心バランス、リアエンドの形状に自由度ができて、フレーム剛性や乗り味などの味付けが更に多様化する等、メリットも多いっていうのは理解できるんですけど・・・
「えっ?そんなに必要か?」って言われたら言葉を詰まらせる程度のレベルですよ。
タイムトライアルならともかく、普段乗りやロードレースには必要ないんじゃないかな~ってね。
なので、そういう意味では目玉感はないな~。
なんか形は普通でいいから、乗ってワクワクさせてくれるだけで十分楽しいんですけどね。
そもそも自転車屋でロードバイクを買う人って、基本的に組立てやメンテもお任せのホビーライダーが大半でしょ?
ロードバイクのファンを増やしたかったら、乗って楽しいバイクを勧めなきゃ、「こんなの乗りこなせない!」って思われたら意味無いと思うんですよ。
まあ玄人好みのニールプライドと言っても、売れ筋はゼファーかナザレといった感じでしょうか。
とりあえず衝動買いでキメラALとコメンサルのMTBを購入して、他のブースも寄らせていただきました。
こちらはグローブライドさんのブース。
『MEQIX』なんて初めて見ましたが、クオリティに対して比較的リーズナブルな感じです。
フロアポンプも良かったんですが、個人的にヘルメットが気に入りました。
これ結構・・・デザインも他メーカーのトップグレードと同等クラスの出来なのに7800円なんです!
かなり驚きました。
そして弱虫ペダルでは青八木先輩が乗っている事で知られる『コラテック』!
どうせ乗るなら『R・Tカーボン』に乗りたいけど、『CT-ROAD』は初心者に優しい10万円以下で買えるロードバイク。
取り扱いしてみたいけど・・・
ご近所のPROKUさんとかも扱ってそうなので、被ると申し訳ないしな~。
『ボッテキア』といえばスチールフレームなんだけどね~。
『FOCUS』もかっこいいTTバイクを作ってますね。
でも最近カーボンフレームが増えて・・・結構どこかで見たような形状のフレームが氾濫しているように思えます。
製造している工場が一緒だったらOEM商品や、同形状のチューブを一部使用しているフレームとか、当たり前にありますからね。
やはりメーカー毎がオリジナルでフレームを製作することが当然だった、あの時代が懐かしいですねぇ~。
今は色とブランドロゴが違うだけで、ほとんど変わらないフレームも多くなりましたし、メーカーの個性やポリシーって一体どこへ行ったんでしょうか?
そう思うと安価なカーボンモデルには手を出したくないな~!って余計な事をつい考えてしまうんですよね。
『ITM(イタルマヌブリ)』ですね。
僕もここのハンドルは愛用していますが・・・今は全く別物ですね。
随分とイメージが変わりました。
ホイールなんかもありますね。
さあ次はスキーブーツのブランドで有名なレグザムさんのブースへ・・・
『ペンナローラ』のバイクかっこいいな~!
カラーリングも悪くない!
でもこのシートステーの形状はどこかで見た事があるような・・・
ウィリエールのフレームだったかな?
ちなみにペンナローラは元々有名ブランドのフレームやフォークを作っていた工房だったので、実はカーボンフレームの製作に関しては間違いないブランド。
この『RC-8』なんて、見ただけでスパルタンなのが伝わってきます!
思わず「あ~っ!この自転車乗りこなしてぇ~!」という征服願望が湧いてくるような、オーラを纏っています。
とりあえず一度乗ってみたいものですね!
そしてここのブースの奥で意外なブランドが・・・
「えっ?CEEPO(シーポ)?何で?」
するとまさかの田中代表がおられて・・・
事情を伺うと『ZETT』さんとの契約が8月で終わったとかで・・・
まあ当店はZETTさんと取引しているので、これまでCEEPOは取り扱いできたのですが・・・
「必要なときはいつでも言って下さい!」
「えっ?大丈夫なんですか?」
「うちは台数とかの縛りはしないので、気にせず利用して下さい!」
ありがたいお言葉を頂戴致しました!
まあZETTさんとは『ル・コック』や『アーサー』の取引もあるので、それはそれで問題ありません!
この値上がり値上がりと言われる現状において、CEEPOは価格が下がりました!!
これは是非神戸にいる、多くのトライアスリートに乗って頂きたいって話ですよ。
まあサーヴェロも扱っているので、TT系のバイクについては、当店の取り扱いで十分なものがまかなえます!
で・・・シマノのブースに行ったらもう既に片付けられていたという・・・。
帰りに梅田でサイクルスポーツでお馴染みの、八重洲出版さんの懇親パーティーがあって行ってきました。
今回は131名の参加で大盛況でした!
兵庫県のショップさんの参加は今回少なかったのですが、新たにお知り合いになれたところもあって、なかなか有意義な時間を過ごせました。
まあ何ていうか、お互い協力し合えるショップさんってありがたいですよね。
うちもまだまだ売上は厳しいですけど、他のショップさんと助け合える位のレベルには早く達したいものです。
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