2014年9月27日土曜日

宝塚歌劇100年展が明日で終了!

気がつけばもう終了ですね。

個人的に行きたかったのですが、なかなか店の近くとはいえ抜け出せなくて・・・

今更ですが行ってきました!


なぜ個人的に興味があったかというと、僕も生粋の神戸っ子ですから、子供の頃から遊びに行くならまず宝塚ファミリーランドか六甲有馬ロープウェイ!

買い物に行くなら梅田の阪急百貨店!

京都へ行くならJRではなく阪急電車に決まってるやん!

将来、家を建てるなら阪急沿線の山手!そればかりは譲れない!

っていうのがスタンダードだったんですね。

だから北区に住んでいた幼少期から、神戸電鉄と阪急電車には特別な思い出があった訳ですよ。


ちなみに阪神電車も使わなかった訳ではありませんが、幼稚園児の頃に西元町駅のホームで後ろに並んでいた女の人に突き飛ばされ、ホームと電車の間に落とされた(阪急春日野道駅と並んでホームから車両までの隙間の距離が遠い駅の代表格)経験から、利用者に対して常に警戒心を抱くようになったというトラウマもあって、この当時はそんなに好きじゃなかったんですね。

JRは単に酒臭い!加齢臭が嫌!阪急沿線ほど向上心を掻き立てられるような豪邸地域を通過しない!っていう理由から、子供ながらに面白くなくて、必然的に阪急の利用が多かった・・・

まあそんな感じでした。

結局当時の淡い自分の将来像へ向かう道のりは、実際には敗北や劣等感、泥水ばかりを啜って、必死にもがいてようやく独立するに至ったという・・・バカみたいに夢も希望もプライドも高かった、子供の頃の自分が見たら笑えるくらいダサい半生を歩んでおります。

そんな希望に満ち溢れていた幼少期の僕が、東灘や芦屋、西宮の高級住宅街の景色を眺めながら、自分の生まれの不幸から、自分に関わる全ての人の幸せな未来を夢に抱いて目を輝かせていた際、ドアの横にはいつもファミリーランドと歌劇のポスターがありました。

当時の僕に歌劇の何たるかは解りませんでしたが、ファミリーランドの帰りの夕暮れ時、シャンデリア輝く劇場を出入りする観客の姿をみては・・・

素養の高そうな大人の娯楽なんだと本能で感じて、解るような年齢になったら是非自分も観てみたいな~って憧れていたものです。

白い壁にオレンジの屋根・・・楽しい時間が終わって家路につく少年には、別れを惜しみ感傷に浸るその瞬間に視界に入るのが宝塚大歌劇場。

次に新宝塚大橋から武庫川の向こうに見える夕映えでした。

そんな阪急電車での思い出の中には、常に歌劇のポスターが隣り合わせだったんです。


今日は展示しているポスターや往年のスターの写真と名前を観ては・・・

「ああ~この人知っているわ~!懐かし~!」

実際に観劇した事もないくせに、やたらと記憶を辿っては懐かしんでしまいました。



実際に使用した衣装やセットが盛り沢山!


『ベルサイユのばら』のオスカルとアンドレの衣装!

僕はアニメのベルばらは好きだった(個人的にはフェルゼンが好きでした)ので、歌劇の展示物もさながら、池田先生の書き下ろした原画に感動しました!

基本的にはガンダムやマクロスなどのヒーローロボット系アニメが好きだった僕ですが、なぜかベルばらとキャンディキャンディ、世界名作劇場系は好きでしたね(笑)


ここでスターのパネルに並んで、背中に羽根をつけて記念撮影をさせてくれるんですが・・・

さすがによ~やりませんでした(笑)


これはやり過ぎですな。

いかにも宝塚な衣装です!!


そして歴代スター達の祝100年へのメッセージが多数・・・


誰もが知っている人が含まれるフレームを何点か撮影!

皆さんすごく字が達筆です。


僕の小中学校の同窓生にも宝塚音楽学校へ進学した子がいたんですけど、やっぱり入団しなかったのかなぁ・・・


うわ~っ!黒木瞳さんです!!

しかし男役顔とか女役顔って、やっぱりあるもんですね。

つくづく世の中には色々な美人がいるものだと感じました。

明日で最終日なので、まだいってない人で・・・

うちで何か買ってくれたら、先着1名に優待券を1枚プレゼントしちゃいます!

是非観に行って下さい。

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