「今まさに梅雨が明けそうなこの瞬間に勘弁してよ!!」
ええ・・・関西は快晴そのものです。
台風8号が沖縄や九州で猛威を振るっておきながら、関西は和歌山をかすめたくらいでほぼ素通り。
昨日配達に向かう道中でパシャリ!
完璧なアーチの虹でした。
これだけ立派なのは久々に観ましたね。
この瞬間・・・
「もしかして・・・ついでに梅雨も吹き飛んでしまったのかな?」って感じてしまった訳ですよ。
すると案の定、ロードバイクやクロスバイクが欲しいってお客様が続々と・・・(汗)
今はボーナスの時期でもあるので、あらかじめ時期に合わせた商品を用意していない僕が悪いのですが、店頭在庫もまだあるので無理に増やしたくなかったのです。
それがまさかまさかの事態に・・・(涙)
いやね・・・今の時期はどこの卸業者にも在庫が無いんですよ!
売りたくても売る為の商品が無い!!
と言っても無いのは10万円前後のロードが大半で・・・
やはり一番売れ筋の価格帯ですからね。
逆に15万円以上のモデルならまだ残っていますが、一般的に10万円がひとつの大きな壁ですので、15万円ともなると10人中9人は購入を躊躇する価格になります。
ん~!なんていうジレンマ。
ちなみに僕の持論では、10万円のロードバイクでも当たりと言える自転車は必ずあるので、まずは僕やうちの野口さんみたいに、色々な自転車に乗った経験のある人に相談して、自分に合った自転車を探して欲しいのですが、もしもあと5万円前後頑張る余力があるなら、かなり選択肢の幅が広がりますよ!っていうところ。
逆に20万円~30万円くらいの自転車が一番中途半端なモデルが多いので、当店の考え方では勧めにくいですね。
まあ思い切って30万円以上の予算があれば、ある程度満足度の高い自転車を組み立てることができますし・・・
本気でレースに勝ちに行きたいって人や、これ以上触らなくても十分って言える自転車を組み立てるなら、やはり50万円以上の予算が必要になる・・・
それがロードバイクってものなんでねぇ~。
余談ですが・・・たまに「5万円でロードを探しているんですけど・・・」って方もご来店されますが、僕からは「おしい!もう少し頑張りましょう!」としか言って差し上げられない。
ロードバイクが高いのにはSTIレバーがそのコストの多くを占めており、最近出たターニー用のSTIレバーでさえ10220円しますから・・・2×7段変速の最低限の装備で、どんなに鉄くず並み(言い過ぎ?)のフレームで組み上げても、まともにロードバイクって言える自転車であれば、6万円はまず下らない訳なんですね。
ママチャリしか知らない人の感覚で、スポーツタイプの自転車を買うにあたって、5万円は大きな壁であります。
そういう意味では僕は5万円って予算を出してきただけでも、そのお客様に対してよく頑張って下さったと思うんですよ。
しかしロードバイクっていうのは、一般人の常識では想像がつかない高性能パーツと、マテリアルで成り立った乗り物なので、単なる生活の足・・・またはその延長線程度に思ってもらっては困る訳でして・・・
なので僕は「おしい!もう少し頑張りましょう!」って答えます。
その代わり頑張った甲斐は必ずあります!
乗った者にしか理解できない爽快感!!
風を切り、空を翔るようなスピード感!!
まるで生身の身体で道路を制した(中二病になった)かのような高揚感が、人の五感を刺激します。
「こんなにも速く走れるんだ?」
「こんなにも世界は広いんだ?」
「こんなにも身体を動かすことが楽しいんだ?」
そうやって視野(世界)が広がっていきます。
それを手に入れる為の対価が10万円からスタートなら安いものです。
一応このブログを観る人の中には、全くの初心者もいるであろうと想定して申し上げますが、世の中には開発費だけで億単位の自転車はざらです。
市販モデルで高いものだと300万円以上するものもあります。
「車が買えるやん!」って驚かれる方が多いのですが・・・
動力が付いていないだけで、素材は軍事レベルや宇宙開発レベルのテクノロジーから生まれた金属や非金属だって解っていただければ、多少は納得できるでしょ?
最近は空力や、人間の力学まで研究したフレームも多く、単にパイプとパイプを溶接してつなぎ合わせただけの単純な乗り物ではないのです。
そこには人力でどこまで速く、美しく走れるのか・・・
そんなロマンが一杯詰まっている訳なんですよ!
そんな楽しさを一人でも多くのお客様に教えて差し上げたい!!
それが僕の楽しみです。
なのに・・・
在庫がなくて売る自転車が~。
しかし今ロードバイクやクロスバイクを買おうとしている皆さん!
ここで慌てちゃいけません。
今はどこも在庫が無いシーズンなんです。
2014年モデルなんて去年の夏から市場に出てきているんです。
2月~3月くらいに売れ始めて、その口コミや噂を聞いて良かったモデルは4月~5月で更に売れ、梅雨入り前には完売する。
価格帯やサイズで売れ筋って思えるものはまず無くなっています。
でもね、7月~8月にかけて2015年モデルの発表会がある訳なんですよ!
つまりもう少し待てば、スペックの高くなったニューモデルや、ベストセラーモデルの新色が市場に出てくるのです。
慌てずにそれを待ってみませんか?
ちなみに型落ちの安売りを待っている人は、残念ながら望み薄です。
売れる商品は残らないのですから、残っている商品には何かあるんです。
サイズが極端に大きいか小さいか・・・
元の価格がアホみたいに高いか・・・
取り付けしてある部品が特殊な規格で、壊れた時に互換性のある部品が手に入りにくい、または高いとか・・・
稀にありえないくらいのお宝が出てくる場合もありますが、僕の知る限り2012年~2014年モデルでそんなお宝はもう残っていません。
いくらシマノ105が11速モデルになったからといって、10速モデルの105を付けた売れ残りが大幅に安売りするか・・・といったら、相当不人気のモデルだけって話。
新車外しの新古品の105パーツでさえ、仕入れが1割下がるかどうかって世界なので・・・
安売りは期待しないで下さい。
それよりは2015年モデルに期待しましょう!
あっ!でもね、うちにおいてあるエヴァディオのバッカス01と、ラレーのカールトンNのフレームで、イージーオーダーをしたいってお客様がおられましたら、やっちゃいますよ!
10速モデルの105で、ホイールはR-501、バーテープやアウターワイヤーやハンドル、サドル、ペダルなどはオリジナルアッセンブルで組み立てて・・・
バッカス01は・・・17万8千円(税込)~対応身長172~182cm
カールトンは・・・12万8千円(税込)~対応身長165~175cm
なかなか安くないですか?
10万~15万円でロードバイクをお探しの方!
あと2万8千円足せば、世界で1台のあなたの自転車をお作りします!!
どうですか?
バッカス01に至ってはスペシャルカラーなので、ほぼフレームの定価で完成車が買えてしまう訳なんです。
しかも僕の知る限り、現時点で乗りやすくて速い自転車NO.1がこのバッカス01です!
レースを走るなら勝利を狙える自転車ですし・・・
レースを走らなくたって気持ちよくロングも走れて、友達に差をつける事ができる最強のウエポンです。
カールトンは重量こそお世辞にも軽いと言えませんが、乗ったらその心地良さと小気味良さに病みつきになる事請け合いの自転車です。
という訳で是非参考とまでに宣伝させて頂きました!
これまた余談ですが、タイトルの語尾・・・
最近N様2号に借りたブルーレイで・・・「スペース・ダンディ」ってアニメの影響が含まれております。
前回のタイトルもそんな感じで・・・。
バカとボンクラとポンコツが主役のアホなアニメですが、なかなか面白かったです(笑)
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