2014年9月19日金曜日

最近交通マナーの酷さが目立ちますね!

HAT神戸で言えば東西に伸びる臨海線での話ですが、交差点でのUターンは決して禁止にはなっていないものの、著しく進路を阻むケースが多い上に、多くの場合ウインカー(方向指示器)を出すのが遅過ぎる!

Uターンをするくせに、信号に捕まっている間はウインカーを一切点灯させず、信号が青になった瞬間点灯って・・・

そりゃ後ろに行列で並んだトラックやバスのドライバーも怒りたくなりますよ。



最近恐かった例で言うと・・・

やはり臨海線での事なんですけど、丁度仕入れた部品の交換で魚崎浜にあるマルイさんに伺った帰りの事ですが、西向きに住吉川を越えた辺りで渋滞。

その際に前を走っていたタクシーの挙動がおかしかったんですね。

そもそもふらついた走りをしているし、急発進してはブレーキ・・・

対向2車線のセンターラインをはみ出して走っている事自体が許せなかったのですが、そのタクシーは六甲ライナーの南魚崎駅を通過した辺りで、痺れを切らせ対向車線を逆走し始めたのです。

200m程逆走したところで住吉南町へ侵入する入口があるんですけど、要は渋滞から抜け出す為にそこへ向かったんですね。

ところが丁度信号が変わって対向車がドンドン走ってきて・・・

あわや正面衝突ですよ(汗)

お客様を乗せている訳でもないので、そこまでして抜け道へ逃げたい理由も解りません。

それにむしろお客様を乗せていたとすれば、逆に危険過ぎる行為なので、そんなドライバーに命を任せたくありません。

そしてそのタクシードライバーの無謀なチャレンジを見て・・・

「それはあかんやろ~!」って思うドライバーが大半の中。

便乗して逆走右折する車が2台・・・

そして僕の後ろにいたダンプトラックも・・・

50mほど逆走して行っちゃいました。

一応加えておきますと信号待ち中なので、この撮影自体はながら撮影ではございません。

僕はそういう危険走行を牽制する為に、わざわざセンターライン擦れ擦れで走っているんですけどね、完全に無視して行った訳ですよ。

ちなみに僕の前を走る軽自動車は、こういう状況に慣れているのか、あえて左に寄せて走っています。

行くなら行ってくれてもいいよ!ってノリでしょうか?

まあ43号線も混む時間帯なので、みんなイライラするのは解るんですけど、こういう危険走行は絶対にダメでしょ?



もうひとつ恐かったのが、有馬街道をランエボで北上していた時の事・・・

渋滞の為、小部トンネルの中で停まっていたら、左側後方から125~250cc程度のバイクが猛スピードで上ってきて、リアバンパーまであと10cmくらいの距離で急ブレーキしてジャックナイフ!

「おいおい!何してんねん!」

有馬街道のバイクのマナーの悪さは神戸でも指折りの酷さだって知っていたので、僕はあえて左側のスペースを閉じていたんですけど、そこに当たり前のようなスピードで突っ込みかけたバイクがいたという話。

しかもそこで全体が動き出すまで大人しく待機していればいいのに、そのバイクはあろうことかトンネル内で逆走し、とにかく前へ前へと進むのでした。

その際僕に怒鳴りつけてきたのですが、一応そういう展開も考えていたので僕は窓を開けて待っていました。

「お前も車両なら大人しく並んで待てよ!行儀が悪いと思わんのか?」

そう言って差し上げたのですが、きっと彼には伝わらないでしょう。

トンネル内で逆走って・・・

お前らどんだけニュータイプ気取りよ?

死ななきゃわからないレベルの大馬鹿野郎と正面衝突なんてしたらその人が可哀相です。

どうせ車とバイクだからって話で過失割合は車が不利な方向に動くし、バイクのライダーは死亡か最悪植物人間ですよ?

何も過失なく、普通に道を走っているドライバーが、そんな馬鹿野郎の慰謝料を生涯かけて償わなくてはならないなんて・・・

想像しただけで胸くそ悪いですよ。

あまりこういう表現はしたくありませんが・・・

「死にたかったら一人で勝手に死ね!他人を巻き込むな!」って心底憤ります。

そんなバイクのライダーが多いと思えるのが、通勤ラッシュの有馬街道とポートアイランド(神戸大橋)、国道2号線~国道43号線、山手幹線ですかね~。

まあ車のドライバーも・・・お世辞にもまともなドライバーばかりではございませんが・・・

バイクは特に恐いですね。

そして自転車でも酷いライダーがたまにいます!

確かにバイクに比べたら、歩道も走れる分だけグレーゾーンが多くて融通の利く乗り物です。

しかし朝の出勤時間に、神大付属病院から三宮方面へ、山手幹線を暴走する緑色のロードバイクがおりまして・・・

とにかく車と車の間を縫って走るし、行ったかと思ったら急にブレーキをするので、彼のせいで後方に自然渋滞が発生するという現象が、大倉山付近で多発しています。

そのまるでガンダムかマクロスの観過ぎじゃないのか?って言いたくなるような走りには、僕もかなりイライラしており・・・

あれは玉突き事故の誘発にもなり兼ねないので、是非強く指導したいと思う今日この頃。



当店の前でも二人乗りが多いのでよく注意していますが、地元のN中学をはじめ、F合中学などの生徒やそのOBとかで、わざと二人乗りして店の前を走る連中とか・・・

いい加減次来たら蹴ったろか?などと思ってしまいます。

まあ何度注意してもやめない人には指導が必要かと思うので・・・


何より夜間の無灯火は兵庫区と中央区だけでもザックリと計算して80~90%くらいの割合で違反していますね。

それに加えてスマホのながら運転と信号無視・・・

一人で2つ以上の違反を同時進行しているライダーが大半です。


一応僕は車の窓を開けて走り、追い抜きざまに「おい!ライト点けろよ!」とか、「危ないからながらで走るなよ!」って声をかけるようにしていますが、たまに「何じゃコラ!」って言い返されると・・・

思わずどつきたくなる衝動に駆られます(苦笑)

もっと警察にもその辺の取締りを強化して頂きたいというか・・・


自転車乗りに関して言えばこれからドンドン道路交通法が厳しくなります。

本来そこまで厳しく取り締まられる乗り物ではないのに、一部のマナーの悪い人間が「自分一人くらいマナーを違反したくらいで、いったい何が問題やねん!」っていう考えで、乱暴な乗り方をしているから事故が増えて・・・

今日のような肩身の狭い思いをしないといけない訳で・・・

一人ひとりが手を抜かない!マナーを守る!モラルを重視する!それだけでもっと安全になるはずなんですけどね。




それにしてもここ数年でウインカー(方向指示器)を出さずに車線変更や右左折をする車やバイクが増えてきたように思えるけど・・・

これって教習所が手を抜いている訳ですか?

意思表示の無い運転は事故の誘発率が高いって事をいい加減自覚してもらいたい!

余談ですが僕は教習所ではなく、試験場に飛び込みで免許を取っていますが、その辺のマナーはきっちり守っています。



車の免許を持たない子供やお年寄りの中には、交通マナーや道路交通法自体を把握していない人も少なくはないので、これは仕方が無いのですが・・・

歩行者にも空気を読めない方って多いんですよね。

横断歩道を渡る際に、右左折したくて待っている車の後ろが、どれだけ混雑しているか・・・といった事まで気付いて早歩きするなど、譲り合い助け合う行動に出る人は極僅かです。

でもそんな周りの気遣いができる人が増えれば、本当にスムーズな交通環境ができると思うので、歩行者の方も「歩行者優先やから気にせんでええねん!」とか言わずに、是非意識して頂けるとありがたいですね。



今回はそんな感じで独り言です(笑)

2014年9月18日木曜日

9月7日(日)ポタリング・・・シンズさんいつもお世話になっています!

この日のポタリングは・・・

Y田君、S藤様、S本様、A部様、H川様、Y崎様3号、I藤様が参加され・・・

合計9名で出走。


「っていうかH川さん大丈夫なんですか?」

「ええ、買い物や散歩程度のサイクリングなら問題ないそうですから。」

「そんな事言って明日の検査で引っかかっても知りませんよ!」

「余計な振動さえ与えなければ大丈夫と言われてます。」

まあH川様は走りたくて走りたくてウズウズ・・・といった感じです。

いつもならポタリングの時はTREKで来るのに、この日はエヴァディオ・ペガサスに乗って来られていたので、走らずにはいられないって気持ちが嫌でも伝わってきます(笑)



「今日はどこにするんですか店長?」

「え~。今日も人数がいてますからねぇ。」

「ロイホにしときましょうか?」

「いやいや、近過ぎでしょ?それは雨天の時だけですよ!」

「そうなったらやっぱりシンズしかないでしょ?」

「まあ・・・それがうちのポタリングで言うところの、自然の摂理ってやつですよね。」

「それで店長は、またトンプソンで行くの?」

「そうですよ!宣伝を兼ねて走りますよ!」


いつものように王子公園の動物園と陸上競技場の間の、駐車場の坂道をみんなで上ります。

「おお~っ!この坂は・・・。」とY田君の目がキラキラしています。

それで思わず僕が・・・

「おっ!Y田君行くんか?」って声をかけた瞬間・・・ビクッ!って反応をされてしまい・・・

一瞬Y田君の動きが凍り付いてしまいました。

「いや・・・あの・・・」

「いいねんでY田君。ポタリングとはいえ今日は行き先も決まってるし、ここを上り切った場所で全員が合流するまでは待つのが基本やし・・・料金所を抜けるまで本気で走ったらいいやん!」

「えっ!いいんですか?」

「いいよ!行け行け!」とI藤様。


結局僕とI藤様が挑発してY田君が飛び出した瞬間のショットです(笑)

I藤様(写真右から2人目)も追撃する気満々で構えています。

前日に僕と散々、激坂ばかり上ってクタクタのはずなのに・・・。

やはりI藤様は強いです!

Y田君が飛び出した後、I藤様に続いて僕も反応しましたが、Y田君はパスできてもI藤様にだけは料金所を抜けるまで追いつけませんでした(笑)

A部様やH川様、Y崎様3号も便乗し、6名で上り坂のスプリント合戦になってしまったのですが・・・

「H川さん!本当に大丈夫ですか?」

「ははは・・・!まあこのくらいでしたら大丈夫でしょう。」

「う~ん。」

ちょっと心配になってきました(苦笑)



とりあえずいつものように到着!


今回の撮影は全てS本様がして下さっています!

僕は一番奥のH川様の指定席を奪って座っております。

なのでこの日は、H川様も仕方なく僕の対角線にお座りになりました。

先ほどの上りではA部様やY崎様3号も、苦手な上り坂ですごく頑張って走ったので、走った距離はともかく力を出し切った感で一杯!

「お腹空いた~!」って待ち遠しそうにしておられました。


S本様はセットメニューでラタトゥーユチキンを選択。

向こうに座る留美さんはチリビーンズのようですね。



本当にシンズバーガー率が高いですね(笑)



で・・・結局翌日の検査でH川様は再びレーザー治療を受けたそうで・・・(汗)

後日当店での会話・・・

「ははは・・・。1週間自転車に乗るなと言われちゃいました。」

「え~っ!ダメじゃないですか~!」

「多分下りで振動を食らっちゃったのが原因でしょうね。」

「I藤さんがまた”うお~っ!”って、猛スピードで下って行ったから感化されたんでしょ?」

「いえいえそういう訳ではなかったのですが・・・はっはっは!」

相変わらずH川様は動じない方です。

これは次週の走行会もハードになるな~!って話で、次回乞うご期待!!

2014年9月17日水曜日

自転車好房ラルプデュエズ: 第36回『TEAM EURO』走行会!・・・お山でドキドキデート!?走行会(笑)

 9月 6日(土)走行会!

この日はH川様、Y崎様3号とI藤様の3名が来店・・・。

あっ!勿論ポタリング部顧問のY崎様3号はこれから出勤なので、ただのお見送りです(笑)

そしてH川様も普通に私服で・・・

というのも、実は目の検査に行ったH川様に、網膜はく離という診断が下されまして、早期発見だったのでレーザーで除去できたそうなのですが、3~4日安静にするよう言われたらしく今回はやはりお見送り。

「店長とI藤さんとでラブラブデートに行ってきて下さいよ!」

「何ですか、そのラブラブって?おかしいでしょ?」





でもまあ実のところ・・・









いやいや・・・別におかしな展開はございませんよ!

そういう事ではなくて、この日の為に走る道を色々考えていたんです。

別にデートのプランって訳でもなく・・・

前週の岡本梅林の強烈な登坂のお陰で、久々に燃えてきた訳ですよ。





激坂探し!





僕はグーグルマップのストリートビュー等を駆使して、近郊の危険そうな登坂をあれこれ探してみたんですね。

先日長野県に行った際は、中房温泉の上りにおいて、ストリートビューで見たイメージ以上の急峻な登坂に翻弄された経験を活かし、それ以上の登坂を探しにマップの画像をチェック!

ところが間違いなく道はあるのにストリートビューで出てこない道をいくつも発見。

途切れた場所からその道の入口を検証しつつ・・・

「おお~っ!これはきっと魔界の入口に違いない!」

そう思えた場所をチェックし、今後のルートに混ぜて行きたいな~って。

つまり今僕は『20%オーバーのキチガイみたいな登坂を開拓したくて仕方が無いシンドローム』に陥っているんですね。

そんな僕の酔狂に付き合ってくれるメンバーといえば、かなり限定されてくる訳ですよ。

I藤様はまさにその酔狂な振る舞いを一緒に楽しんでくれる、ベストメンバーの1人でありますから・・・ある意味「今日はチャンス!?」って思った次第です。

いつも酔狂に付き合わされているH川様には、今回ばかりはゆっくり休養を取って頂き・・・

僕とI藤様と2人で出走しました!

I藤様流に言えば「よっしゃ~!ラブラブ激坂デートいってきま~す!」というノリでしょうか。

行き先を知っている僕でさえ、本当に走れるのか判らないくらいの激坂が待っているはずなので、恐怖と緊張でドキドキしながらのスタート。

「とりあえず昨日の昼ごはんを食べてから、何も口にしてないので・・・途中でコンビニに寄らせて下さい!」とは僕のセリフ。

最近夜遅い日が多いので、何も食べずに寝る事が多いんですよ。

そのくせ全く体重が減りません(笑)

とりあえず御影山手のファミリーマートで軽くエネルギー補給。

そして白鶴美術館前より住吉川沿いに、住吉台方面へ上る。

ここの登坂も平均8%弱はあるのでかなりきついのですが、花元石材前の交差点から住吉霊園を抜けて、五助谷方面へ上る登坂は平均10%で最大20%オーバーの激坂。

花元石材前から五助谷までは3km強の道程ですが、実質2km地点を過ぎるとアスファルトからコンクリートの道に変わり、しかもコンクリート舗装がガタガタで、栗系のトゲトゲ木の実が無数に転がっていて危険だ。

なので今回は白鶴美術館前の交差点から計算して3.5kmの地点まで上った。

霊園に入るまでは温存のために、僕もI藤様もペースを抑えてゆっくり走る。

更に霊園に入ってからは車通りが減るので、そこからは目一杯道路幅を利用して走るが・・・

「これはキツイっすね~!」

「マジできついですね・・・この上りは。」



これが最大20%オーバーの区間。

霊園なので写真に墓石が写っているのはスルーして下さい。

このあと更に15%オーバーの区間を抜けると、少しだけフラットに近い区間がありますが、そこから先でまた16%~18%はある激坂区間が待っています。

今回のゴール地点から200m程下った所からの景色です・・・


本当は大阪湾も一望できて最高の眺望だったのですが、スモッグで霞んでいます。

っていうか自転車に合わせて撮影したから水平線が傾いています(笑)



手前に見えている道路から僅か600mでこの高低差ですよ!

ここはいいトレーニングコースになると、I藤様も納得しておられました。

「でも一人では絶対に走りたくないです!」

それはもっともなご意見です(笑)



そして・・・花元石材前まで戻ってきたところでI藤様が・・・

「店長!ちょっといいですか?あの激坂を見ておきたいんですが・・・」

「えっ?マジっすか?」

この坂道です・・・


これ、上を見上げるように撮影してこれだという事をご理解下さい。

これを自転車で上ろうなんて、正気の沙汰ではございません!!

「I藤さん。これ上ります?」

「えっ?・・・いいっすよ上りますよ!」

「い・・・いや無理しなくても・・・」



でも結局上りました。





見下ろすように撮影してもこの斜面ですわ!

最大斜度は25%超えてます。

実は更に上まで一気に上っていたんですけど・・・


まあこんな強烈な登坂だった訳で・・・

ここまでいくと逆に笑えてきます。

僕も無意識に、I藤様と一緒に・・・

「おりゃ~っ!」って叫びながら走っていたんですね(笑)

もうまともなテンションじゃ上れませんよ・・・こんな坂道。



そしてこの後、前週の岡本梅林に上るフリをしつつスルーして・・・

神戸薬科大学前の激坂を上り、少しコンディションを整え直したところで、次は芦屋ロックガーデンの入口までの上りを一気に上りました!


この日は登山客が多くてすごく賑やかでした。

しかも皆さん、ちゃんと元気に挨拶を返してきてくれるんですよ!

嬉しいじゃないですか。

また僕とI藤様はハイテンションで挨拶しまくりながら上って・・・そして下って行ったのでした(笑)

そして激坂三昧で疲れた身体に鞭を打つように、帰りの山手幹線でもスプリントの応酬!

最後の岩屋北町のスプリントではI藤様に20mも差をつけられて負けてしまいました。

いや、あれ以上力を使ったら、きっと僕はこの日一日・・・まともに仕事にならなかったでしょう(笑)

それにしても楽しかったです。

違う意味でドキドキのデートでしたが、次はまた他のメンバーも引き連れて・・・

いや、きっと嫌がるだろうな~。

そのくらい強烈な坂道を満喫致しました。

2014年9月16日火曜日

お宝じゃないのこれ?

実はこれ信州に行く前に、O川さんにわざわざ乗ってきて頂いた自慢の逸品!

ビバロのロードバイクなんだけど・・・


なんとコンポーネントは後期型のヌーボレコード。


チェーンリングにはビバロの刻印入り!

まるでデローザのような懲り方じゃないですか?


もちろんクイルペダルもカンパニョーロ製!

三ヶ島ペダルのシルバンライトと間違った貴方は頭が高い!!


この頃はチネリのハンドルか日東が定番ですからね!


もちろんただのブレーキレバーです。この当時はまだまだWレバーで変速が当たり前の時代。

エルゴパワーがデビューしたのは93年だったか・・・94年あたりからです。

シマノのSTIレバーに対向して・・・でも開発する時間が無くて、シマノから開発段階でボツになった作品のパテントを買ったのが始まりだとか・・・


当時は上級モデルのコンポーネントには、シートピラー(シートポスト)もラインナップされるのが普通でした。

80年代~90年代前半の頃はこの溝入りのデザインとエアロタイプのピラーがトレンドでした。

僕も3Tの溝入りピラーとデュラエースのエアロピラーを愛用していました。

っていうか、このサドルもめっちゃかっこいいですね!!


これはビバロで製作した3本目のフレームであるという証拠のシリアルナンバーです!

すごく希少な自転車だという事がよく解ります。

汚れは拭けば落ちる程度なので、かなり丁寧に扱っており、保存レベルは超級です!!

この自転車って現在の価値でいったらどんなものでしょうね。

僕の見立てでは120万円は下らないって感じでしょうか?

本当に価値を知っている方なら、200万円積んでも欲しいっていうかも知れません!

そんな希少な自転車を見せて頂き、ありがとうございました。

こういう大切にされている自転車を見たら、何だか救われた気持ちになります(笑)

2014年9月15日月曜日

皆さんはどんな工具をお使いですか?そして大切にされていますか?

先日、新潟で相場産業株式会社という鉄工関係の経営をされている、相場代表が出張がてらにという事で当店にお立ち寄り下さいました。

当店のホームページや当ブログを読んで来ましたとの事でしたが、どうやら自転車専用の工具なんかも作ってらっしゃるそうなんですよ!

で、どんな工具を作っているのか見せて!ってお願いしたら・・・


「うわっ!面白っ!何ですかこれ!」

手前は15mmペダルレンチが2本。樹脂製のグリップが嫌いだという代表のこだわりが感じられるデザインです。

実際にレンチを使って力を加えた時の応力を考え、十分な強度を計算したヘッドのデザインも秀逸ですね。

レンチの長さとしては短めですが、剛性があるのでしっかり力を加えられます。

更に一番奥のレンチは8mmと10mmの六角が先端についていますが、これはビンディングペダルの取り付けに使います。

ポイントは竹の節のようなデザインで、これがまた握りやすくて力を加えやすいんです。

その手前の眼鏡レンチは両端のヘッドの向きが90度違いますが、これも力を加える部分の面積を広くして、手に優しいタッチを演出します。

そして最後に手前の右側はアーレンキーの形をした缶切りです!

もちろんレンチとしても使えます。

こんな風に遊び心がある工具も悪くありませんね。



その他にも・・・
アーレンキーの先端を加工したバルブキャップ。

前後ペアで1000円しません。

さりげないお洒落にはピッタリのパーツです!



そして目玉はこれですわ!
チタン合金製の工具!

マテリアルフェチにはたまらない工具です。

しかしスパナ(写真はコンビネーションレンチ)だけは既に廃盤予定で・・・

というのも、チタンは意外に柔らかいので、応力がかかると変形してスパナの口がガタガタになりやすいのです。

でも眼鏡レンチは問題なく使えます。

携帯用六角レンチは柄の部分だけがチタン製です!




良い工具を使ったらとっても整備が楽しくなります!

僕ももっと良い工具が欲しいんですけどね(笑)

まあ僕の場合は、貧乏学生時代に頑張って買い揃えた整備工具を今でも愛用していたりするので、必要に応じて少しずつグレードアップしていく感じですね。



ちなみに自転車を触る仕事をしていて、こんな当然の事をいうのもなんですが、使った工具をもともとあった場所に戻さないとか、汚れた手で使用して真っ黒になった工具をそのままにするって行為が死ぬほど嫌いなんですよ。

まあ作業が重なって置き忘れたり・・・ってのはありがちですが、汚れた工具の放ったらかしは絶対に許せない!

使い方が成っていないとか、雑な人なんてもっての他です。

正しい使い方で正確に丁寧な扱いをするのは当然の事、汚れたら手入れをするのがメカニシャンの心得です。


やっぱり道具にも愛情を注がないと良い仕事ができないというか・・・

せっかく手入れして綺麗にしたのに、次の日にはグリップが真っ黒になったドライバーを見ると、怒りが込み上げてくる今日この頃(笑)


あと自転車の扱いが雑な人も大嫌いですね。

先日CEEPO(アイアンマン公認ブランド)の田中代表とお話する機会があったのですが、トライアスリートは自転車の扱いが雑な人が多いので、自転車専門のプロショップに嫌われる傾向があるって話を聞かされて・・・

「そりゃもっともだ!」と思いました。

確かに自転車は道具の一つに過ぎなくて、そこにそれほど愛情が無いって人が多いんですね。

その選手の為に勝てる機材を作る人や、乗りやすくセッティング及び整備する人にとっては、機材(道具)に愛情を注がない選手のサポートなんて、死んでもやりたくない!って思えるものです。

その時代表に言われたのは、是非そんな人たちに機材の正しい扱い方を教えてあげて欲しいという事でした。

よく自転車の扱い方(僕は車の扱い方についても同じ考え方ですが)については、女性を扱う気持ちで乗りなさいという表現がございます。

そのくらい繊細な乗り物なんです。

そして自分の命を預けて乗る乗り物なんです!

その自転車の部品をポイポイと放り投げたり、足で払い除けたりする人を見たら心底萎えます。

先日、口では「自転車が好きで、メチャクチャお金もかけて・・・」とか言っておきながら、実際にはそんな雑な扱いをする人に出会ってしまい、心の底から怒りが・・・

そもそも僕や野口をはじめ、メカニシャンというものは・・・

ただお金を貰えさえすれば、どんな修理だってする訳ではありません。

ちゃんと相手の人間性を重視して、作業の一つ一つに気持ちを込めています。

お店に入ってくるや、挨拶をしても返事もしてくれないで、第一声が「これ直してくれへん?」・・・なんていうのは論外です。

お客様の安全を考え、丁寧且つ限りなく完璧な作業をするかどうかは、実はそんなところで決まる場合も少なくはないと思うんですよ。

是非工具に限らず、自転車に限らず、女性なら尚更・・・愛情を込めて丁寧且つ大切に扱って頂きたいものだと切に願います。

そしてどうせ使うなら自分にあった工具(自転車)を使いましょう!

後半はちょっと愚痴っぽくなりましたが、一応自転車(メカ)屋としての本音です。

2014年9月14日日曜日

2015年モデル!新作 ビエンメ ウェア!

NEWモデルのビエンメウェアがラインナップされました。




このドット柄は年齢を問わず女性に支持されそうなデザインです。



これはメッシュを駆使し発汗性に優れた作りの上に、さりげなくペイズリー調の柄が加わりスワロフスキー(?)で装飾されています。

背中もメッシュなので、女性は確実にインナーが必要です。ちなみにビエンメは1995年頃から肌触りの良いメッシュウェアを作り始めたパイオニアなので、軽さと発汗性、着心地はトップクラス!



一枚目の写真にあった水色のジャージの色違いです!迷彩カラーのラインがオシャレです!

これはその専用のビブショーツ。裾にも迷彩色を使用!ビブのショルダーがセールスポイントです。とても薄くて完全なメッシュなのに、強くてねじれも無いのが特徴。

裾もこんな感じでペラペラ。でもしっかりとしています。



蛍光イエロー、オレンジ、グリーンはまだ健在です。

これも背中はメッシュなので僕の手が透けて見えます。



グランフォンドニューヨークのジャージ。グリーンが鮮やかでデザインも悪くありません。

やはり背中はメッシュで発汗性を重視しています。

カンパニョーロやらデローザのロゴなんかも入ってて、これはデローザ乗りなら絶対に欲しくなるデザインですね。



こちらは一転してタオル生地のようなジャージ。

結構凝った作りです。

カラーリングやデザインはいいのですが、パッドが厚いので布オムツっぽく見えるのが難点。(笑)
でもこれからの涼しくなるシーズンにはぴったりの暖かさがあり、着心地は今までにない感じで面白いと思います。



昨年に比べたら本当にバリエーションが増えました。



これが今回僕が一番気に入ったジャージ!めっちゃかっこいいフレンチトリコロール!

と思ったら、背中にはイタリアのトリコロールラインが・・・。いい意味で裏切られました。(笑)

このジャージにセットのビブショーツも新設計のショルダー。すごく薄いんです。

これ欲しいな~って、思わず来てみちゃいました。

後ろから見たら、ちょっと昔のイタリアナショナルチームジャージみたいなデザインです。


ビエンメも為替の関係で随分値上がりしてしまいましたが、老舗のイタリアンブランドの中では比較的手頃な価格で、僕も19年前のロードバイクデビュー時から愛用しているブランドなので、エチェオンド、パンダーニ、カペルミュール、ル・コック等と併せて推していきたいものです。

2014年9月11日木曜日

8月31日ポタリング・・・久々の人参~そして昼から初のランチポタリング!

モーニングポタリング・・・

H川様、Y崎様3号、A部様、S藤様と計6名でスタート。

久々に六甲道の『人参』へ向かいました。

しかし相変わらず人参は混んでますね!

そしてここに来ると何故かみんなが自転車を停めて鍵をかけているのを待っているうちに、他の団体客に先を越されてしまいます。

この日はその筋の方々に・・・

まあ場所が場所なのでよくある話ですが・・・

でもその筋の方々って、最近はビシッとスーツを着ている方が多く、口調も丁寧なので驚きます。

一応こちらの人数の問題もあるので、席がバラけないようにしてもらうよう、僕もすぐ後に入って人数を伝えました。

その際にドアを開け、その筋の・・・後続の方々に道を開けて差し上げたら、すごく丁寧に挨拶をされました。

前に団体の旅行客に出し抜かれた時なんて、ドアを開けて差し上げてもそれで当たり前のように入って行かれたので、そういう事を考えるとさすがというか・・・

まあ先に席をお譲りしても嫌な気分はしませんよね。

結局その後すぐに奥の席で6名席を作って頂いたので、それほど待たずに入れました。

そして各々でモーニングを注文。

皆さんE藤様やY田君、そしてH江様が来なかった事を寂しがっていました。

ポタリング部の部長H江様はまだまだリハビリが必要なので、あまり無理は出来ませんし・・・

Y田君は夏休みも終わりで、きっと忙しいと思われますし・・・

E藤様は仕事が入ったか体調不良ですかね。

というのも、そろそろE藤様が当店でロードを購入して3ヶ月。

実は自宅まで乗って帰る自信が持てるまで・・・という理由から、無償(保管料無料)でお預かりをしていたんですね。

で、そのE藤様もようやくロードを乗る事に慣れてきたみたいで、何とか9月上旬頃には乗って帰りたいと申し出て来られました。

それを受けてポタリング部顧問(!?)のY崎様3号が、是非E藤様に卒業(修了)証書を授与したいとの事で、H江様やH川様(Y崎様3号曰くポタリング部CEO)とその辺の話を詰めたいな・・・という事をつぶやいていたのですが、なかなか面子が揃わなくて寂しい模様。

で、そんな話をしていたら皆さんのモーニングは席に来ているのに、僕のモーニングだけ来ていない!

「これで全部揃いましたでしょうか?」

「えっ?ちょっと持って!僕のがまだですよ~!」

「ああ・・・申し訳ございません!ただいまお持ち致します!」

なぜそんな事になったのかというと・・・

間違いなく僕らの席の、更に奥の席に座った老人が原因なんです!

僕らよりもかなり後から来店したにも関わらず、僕が注文したのと同じモーニングBを先に食べていたのです。

いやね、何が一番気になったかというと、あくまで僕の推論ではございますがこの老人・・・

かなり問題のあるお客様だと思うんですよ。

以前H野様がベーコンエッグを落っことした悪夢のあの日・・・

僕の後ろの席で・・・ちょっとウェイトレスさんがモーニングに箸を添えつけ忘れただけで、「おい!何で食ったらええんじゃ?」って憎ったらしい怒声を上げていた老人と、同一人物ではないかと推測できるんです。

理由・・・
①その時と時間も曜日も席も同じ。
②ウエイトレスさんの表情が、その老人との接客が終わった時だけものすごく嫌そうだった。
③「いつものメニューでよろしいでしょうか?」というセリフからも常連客である事が読み取れる。

以上の事からも状況証拠は揃っていると言っていい・・・多分。

「くっそ~!あんな柄の悪いジジイに先を越されるなんて、くやし~っ!!」

あくまで同一人物と決め付けた前提での話ではございますが、僕は笑顔の裏側で、実は心穏やかではなかったのです(笑)

まあそんなどうでもいい話はともかく、開店時間が迫ってきたのでお店へ帰還しました。

やはり人参はスタッフが美人ぞろいで、メイド喫茶未満の接客応対も最高ですが、いつもお店は満席で・・・しかも一部の客質が「う~ん・・・。」な感じっていうところが、非常に残念でならない。

そして相変わらず不完全燃焼のまま帰ってきた僕は、フラストレーションを吐き出したくてウズウズしていました。

で、11時を回った辺りで「そろそろ昼ポタですね!」となりまして・・・

以前からランチポタリングをしたいって話はありましたが、いよいよ満を持して試験的に開催することになった次第です。

ランチポタリング参加メンバーはH川様とA部様、そしてリハビリの為にH江様がやって来られました!

「朝はちょっと体調が悪かったもので・・・。」

そこに僕がトンプソンのポテンシャルを引き出したくてウズウズしているんだっていう、余計な情報をY崎様3号やH川様がボソッと話す。

するとH江様が心配そうな表情で硬直・・・

「そんなプレッシャーを与えないで下さいよ!ポタリングなんですから(笑)僕は皆さんの迷惑にならない区間で、ちょろっと本気を出させてもらいますから気にしないで下さい!」

とはいえ、女性メンバーがいない事を良いことに、しまなみサイクリングの時と同じか、ちょっと速いくらいのペースで進行。


今度こそトンプソン・シリウスの真価を発揮することができるだろうか?

ひたすら山手幹線を東向きに走り・・・

でもついいつもの悪い癖で、芦屋川の手前で左折・・・そして右折。

芦屋川沿いに北上。

「えっ?まさかとは思うけど・・・ライト坂を上るの?」

と思わせといて、阪急線沿い山手側の道を東へ進む。

だからといってこのまま平地が続くわけではない!

まもなく現れるイカリスーパーからの岩園町へのジワジワと長い直線の上りは、スプリント力を鍛えるのには最高に程よい上り坂なんですけど、今のH江様にはかなりきつかったものと思われます。

途中の信号に捕まらないように上るとなると、かなりのスピードが求められるので、無理せずゆっくりと上る。

さらに殿山町を抜けて苦楽園の松風町にある、日本茶と紅茶のカフェ『茶家』へ行って来ました。

まあ僕の中での『茶家』のイメージは、たい焼きCAFEなんですけどね(笑)

しかしまあ・・・久々の茶家ですわ。

久々に来たのにまた店長が休んでいないという・・・

もうお子さんが1歳半のはず・・・と思ったら、なんと2人目を妊娠中とのこと。

それはおめでたい!でも定休日が同じで、ようやく開いてる日に来たというだけに、ちょっと残念な気分でした・・・(笑)



H江様が撮影してくれてますが、到着時は倒れそうな勢いでした。

片道わずか15kmちょっとの道程ですが、入院生活でどうしようもなく体力が落ちてしまったみたいで・・・ほぼ酸欠状態。

ちょっと中休みを入れながらゆっくり来た方が良かったですね(汗)

しかしさすがは茶家!

朝の人参を髣髴させる混雑模様!!

元々古民家を改装したCAFEなので、キャパも狭く、スタッフが2名(僕らが到着するまでは1名で頑張っていた)しかいないのに、いつもほぼ満席・・・

まあ居心地の良さもあっての人気店なので仕方ないですね。


とりあえず日替わりランチを頂く。

ネバネバ系が大好きな僕のハートを鷲づかみ!

よく冷えたオクラと山芋が乗った茶そばに、まぜご飯と冷奴。

混雑しているのに4名ともランチを頼んだので、お店にはちょっと迷惑かけちゃったかな?


っていうかH江さんが本当にしんどそう(汗)

ちなみにH江様とA部様の正面方向に座っていた、お嬢様系女子大生風のお姉さまが、丈の短いワンピースを着て何度も脚を組み換えては、『デ・トマソ・パンテーラ』(イタリアの名車)を披露なされていたのですが・・・

「いや~。あれは完全に意識してわざとでしょ?ガッツリ見てやりました!」っていうA部様に対し、「しんどくてそれどころじゃなかったので、どうでもいいっすわ~!って感じでした。」とはH江様。

そしてランチのあとはお楽しみのティータイム!


僕はいつもの抹茶餡に求肥の餅を追加したたい焼きと、八女茶の組み合わせ!

A部様も僕に倣って八女茶をチョイス。

長崎出身のH江様は、さすが九州のお茶の美味しさをご存知で、今回は嬉野茶をチョイス。

そしていつもは結構冒険してくれるはずのH川様は、なぜか無難にほうじ茶を・・・

「えっ?H川さん・・・ほうじ茶っすか?」

「ええ、私はほうじ茶です。」

僕のデータにはH川様が緑茶嫌いなんて話はなかったのですが・・・まさか?


ランチ&ティータイムで一人あたり2000円弱の予算です。

金額的には割高に感じますが、良いお茶を飲んだらまあこんなもんです!

どんどん次のお客様が来店して、待つのが嫌で帰るお客様まで現れたので、僕らもお邪魔にならないうちに退散する事にしました。

そしてH江様がこれ以上しんどいと思わなくていいように、帰りはペースを若干緩め、サンシャインワーフで休憩を入れたりしながらボチボチ帰ります。

ところでトンプソン・シリウスでの最高速チャレンジですが・・・

夙川沿いに臨海線まで出て、芦屋川までの区間で出そうかと思えば、道に迷った週末ドライバーに尽く行く手を阻まれ・・・

国道43号線に出てからすぐ、下りの区間では稼ぎたくなかったので、完全に平地になってから一気に加速したものの、これから時速60kmに差し掛かるって時に歩道で路駐していた車が急に発進してきたのでブレーキし、深江の交差点に捕まってしまうという最悪なタイミングを見舞う。

結局その時の57.1kmがこの日の最速スピードで終わりました。



フレームサイズが大きいので、僕の脚の長さではベストな位置から力点に入力できないのですが、サドルを前乗りして踏んだ時に、ものすごくいいポイントに当たって・・・

その時の進み具合といったら、まるで後ろから誰かに押されているかのような加速で・・・

なのであの時急発進した車と信号に捕まっていなければ、少なくとも時速65km前後までは引っ張れていたのではないかという見込みができました。

そのくらいシリウスの伸びは良かったです。

結局悔やまれるのはサイズの問題で、今回間違いなく54サイズのフレームであったなら、きっとさらに良い評価ができたのではないだろうか?と思う訳ですよ。

そして野口ホイールの出来も文句なしで良かったです。

なんで最近は完組ホイールが当たり前の時代になってしまったんでしょうね。

結局組み立てるのは人の手なんだから、ショップで組ませてくれたらいいじゃないか?とか色々思う訳ですよ。

チューブラータイヤ用のリムもラインナップが激減しているし、完組に依存しないとならない風潮が止まらない。

現在はクリンチャー(WO)タイヤを使用している僕が言うのもなんですが、やはりチューブラータイヤが一番自転車のポテンシャルを引き出してくれるように思います。

そこでなんですが、チューブラーの方が良いと言う僕が、久々に良いタイヤと出会えたんですよ。

このタイヤです!


『パナレーサー・レースL・エボ2』っていうクリンチャータイヤです(笑)

比較的軽量でしなやかなタイヤですが、断面形状がチューブラータイヤのそれに近い形状を成し、バンク(倒しこんだ)時にタイヤが腰砕けになる事もなく、コーナー中にしっかりと粘ってくれる。

その上すご~く丈夫!

実はこの日、甲南山手でガラス片が無数に散らばっているところを僕とH川様が走ってしまったのですが、このタイヤの表面には一切の傷がついておらず非常に驚きました。

逆にV社のタイヤを装着していたH川様の方は、タイヤ表面に無数の切れ目や穴ができてしまい、かなりショックを受けておられました。

いや~!パナレーサーもなかなかやりますね。

このタイヤはクリンチャーながらも、僕のハートをしっかりと掴んでくれました。

とりあえず帰還したときのH江様の疲労は相当なものでしたが、これに懲りずにまたリハビリでサイクリングを楽しみましょう!

またランチポタリングしますので、是非皆さんもご参加下さい!!