しまなみ海道の疲れも残る中、草津のナイトレースに出るメンバーが全員不参加という事もあって、「今日は空港島へ行かなくてもいい感じですね!」って話になって・・・
「じゃあ今日こそは、駄目もとで超魔界に挑みますか?」って流れになりました。
厳島神社の東側から長峰山へ登るルートです。
六甲中学・高等学校の正門前を抜けて、山道入口までの舗装路をひたすら上ります。
まずこの入口で既に最大20%超の傾斜なので、それが「直線であんなに続くのか~。」って考えただけで、いきなり出鼻を挫かれ倒れそうになる。
ところが行き着くところまで行ったと思ったら最初の難関!
ここまでの直線は実はまだ序の口なんですね。
直線から右に曲がった瞬間、更に傾斜角が大幅にきつくなるのを身を持って感じ取ることが出来るでしょう。
最大30%超とあまりにもきついので、思わず松蔭女学院大学前通りとの交差点で右に曲がりたくなるほどだ。
ここでユル原君の親友S井君が飛び出す!
S井君のアタックには毎度、「素晴らしい勇気とチャレンジ精神だ!」と感心させられるが・・・
残念な事に・・・無謀なアタックと感じ取れてしまうような事も非常に多い。
この日も飛び出した瞬間・・・「あのペースで行ったら、六甲中学の校門前を過ぎた辺りで、きっと絶望感を味わうだろうな・・・。」って。
交差点を過ぎると傾斜が一旦緩くなるが・・・
それでも12~20%は軽くあるので、脚休めになるかと言えば・・・ならないでしょうね(笑)
このS字カーブを抜ければ、六甲中学の校門前まで最大29%の直線の壁が続く。
しかしそれですら生ぬるく感じてしまうところに、ここが超魔界と呼ばれる所以がある。
校門前を通過して右に曲がった瞬間これだ!
40%に限りなく近い壁。
この先を左に曲がってもまだこの急勾配は続く!
写真はインターネットで検索したものを抜粋していますが、見ての通りで歩いて登るのでさえ、既に苦行の域に達しております。
この辺りは電柱が少し傾いているので、あくまで建物や人の角度を見て想像して下さい。
ここの区間が最も強烈で、ここまでただでさえ壁のような激坂を、六甲中学前まで上ってきて、更に強烈なこの壁を見せ付けられて、尚もゴールはまだ先にあるという恐ろしさ。
案の定S井君はここでギブアップ!
立っている事さえ苦痛な程疲れている様子でした。
ユル原君はヒデさんについて行き、ここから逆にスピードアップ。
僕はもうついて行く気にもなれなくて、もはやどこまで我慢して足を着かずに上れるか?っていうような状態。
この先に一旦脚を休められそうな脇道がありますが・・・
2つ目の脇道を過ぎた辺りで、僕も溜まらず足を着いてしまいました。
「もうこれ以上無理して上ったら、帰って仕事をする気力が残らない!」
歩いて下りてくる人も、つまづいたら間違いなく転がり落ちるような斜面です。
この先は15~20%超くらいの傾斜まで落ち着きますが、それでもここまで上って疲れ切った身体で、この先のドン突きまで上り切るのは苦行にも程があります。
最後までこんな激坂の直線が続きます。
結局ヒデさんは、ゴールの30m程前の交差点で、もうここで終わりか?って勘違いして止まってしまい、ユル原君の逆転勝利になったそうです。
写真だと判り難いですが、水平線が建物よりも低い位置に見えるくらい、一気に標高が上っています。
それにしても・・・さっきまでグロッキーになって自転車を押して上ってきたS井君が、ここから再び自転車に乗って上って行きました。
彼のそういう挫けない闘志が大好きです!
見習いたいくらいですね(苦笑)
でも僕は営業時間中にずっとダウンしていたくもないので、余力を残そうと思えば、ここでリタイヤするしか止むを得ない訳で・・・
その後篠原台~大月台と抜けて、ケーブルカーの駅前でドリンク休憩!
「アイスココアが100円!?」って嬉しくなってお金を入れたら・・・
実際には130円でした。
「一体何なん?ぬか喜びなんかさせておいて~!」
帰ってきたらみんなクタクタでした。
さすがに超魔界は1本上るだけでお腹一杯です!(笑)
ところで最近H川様が地味に強くなってきたように思えます。
次週は夕方からレースなので、どうせまたマサやんは・・・走行会をサボるだろうな・・・
次回はどこを走ろうかなぁ?
0 件のコメント:
コメントを投稿