雨といえば雨だけど、決して走れないほどの荒天ではない。
以前なら僕は一人でも表六甲ドライブウェイを上っていたであろうレベルの雨。
最近は例え小雨でも、雨が降ったら走行会をお休みされるメンバーさんばかりで・・・
僕もいつから雨の日に走らなくなったのだろう？
こんなぬるま湯みたいな事をやっているから、久々のレースで納得のできる結果も出せないのでしょう。
確かに雨の日に走った後は、自転車の清掃や手入れが大変ではあります。
しかし雨の日も走れないでレースもイベントもねえだろう？っていうのが、本来あって然るべきの考え方。
根性論とかそんな話ではなく、スキルアップやメンタルを強くする意味でも必要なメニューが、雨の日でも容赦なく山を上って・・・
そして本気で下る！
それをしないで強くなれるはずがない！
それなのに最近寂しん坊病なのか？
一人で行く気力が湧かない。
Ｍ籏君から「今日は走行会ってするんですか？」って７：００に連絡があり・・・
「ちなみに今どこにいるの？」
「まだ家です。」
「寝坊か？まあそれだったら今日はやめときなよ！多分ＨＡＴ神戸に着く頃には大雨になるよ。」
って話で結局中止・・・。
我ながら情けない。
モーニングをしていると案の定大雨にはなったが、走らなかった事への後悔の気持で一杯でした。
もやもやとした土曜日を過ごす・・・
翌朝ポタリング・・・
新たに参加する事になった女性メンバーのＹ内様。
当店までママチャリでお越しになり・・・
まあ要するに留美さん曰く、スポーツバイクに興味があるので、クロスバイクなりロードバイクなり貸して欲しいという話だったそうです。
通常クロスバイクもロードバイクもレンタルは有料なんですね。
店の財産ですから当たり前の事なんですけど・・・
しかし今回はポタリングメンバーが増える上に、今後スポーツバイクの購入に繋がるのであれば・・・と思い、ある意味『体験』とか『試乗』という名目で、留美さんがレンタル料金について説明していなかった事を責めずに無料貸し出しを許可しました。
本当は以前レンタサイクルで貸し出したロードバイクで、「明石くらいまで走る予定。」と言っておきながら、淡路島を１周してきたうえに、度重なる落車やパンクを「一切していません。」と嘘ついて返却に来て、尚且つ貸し出したワイヤー錠を返却せずに、所謂『借りパチ』をやらかした若者グループがいて・・・
あの時のロードバイクの損傷は、はらわた煮えくり返る程のものでした。
そういった経験から、初心者にスポーツバイクを貸し出す事に抵抗を感じるようになったんですね。
更に言うと過去には明石から淡路島１周にチャレンジしたいって方の為に、定休日なのに早朝から明石のフェリー乗り場まで自転車をお運びして、乗り方や操作の仕方を説明して見送ったのですが、そもそも集合時間に４５分以上も遅刻した事について、お客様からは一切のお詫びもなく、更にはフェリーに搭乗するまで見送っているにも関わらず、「本日はお休みのところわざわざありがとうございました！気をつけて楽しんできます！」の一言も無く、「僕の存在はただの空気同然ですか？」って思わされるくらい素無視で出発されて・・・
翌日も仕事の一番忙しい時間帯に店を抜け出して、明石駅前まで自転車の回収に向かったのですが、「今回はどうもありがとうございました！お陰でしんどいなりにもサイクリングの楽しさが良く解かりました！」の一言も無ければ、「車に積むのをお手伝いしましょうか？」の一言も無く、更に料金は本人ではなく同伴の友人が支払うという、何とも信じがたい状況になり・・・
僕はその同伴の方のお願いを聞いてレンタサイクル料金も通常、クロスバイクは１日３０００円なので２日で６０００円。それに灘から明石までの送料２回分と有料道路の通行料などを含めると、通常１００００円はかかるところを半額にしていたんです。
「これで本人が自転車好きになってくれれば、きっと購入もすると思うので・・・。」とも言われておりました。
もちろんそんな話を鵜呑みにして喜んでいた訳ではありませんし、その２日間のお客様の態度を見て「こんな社会人として感覚の狂った人に自転車を買ってなんてもらいたくもない！」って気持ちになっていたので、全く気にも留めてなかったのですが、後日「そういえばあの人自転車買ったんですよ・・・ジャイアントストアで。」って話を聞かされて・・・。
「はぁ？なんでそんな話を聞かせるの？せっかく忘れていたのに～。」
確かにエスケープを貸したので、ジャイアントの自転車を購入したい・・・ってなるのは解かるとして、ものすごく善意を踏みにじられたな～って思うと、とてもバカらしく思えて・・・「いや、そんな他所のお店で購入したなんて話を今更聞かせてくれるなよ！」ってね。
火に油を注がれるってきっとこういう事をいうのでしょう。
過去にそういった事例もあって・・・初心者なのに勢いで無茶しそうな若者、やはり初心者の女性っていうものに対して、僕はものすご～くトラウマに感じています。（笑）
反面サイクルスポーツの楽しさを、多くの人に普及させたい気持ちは変わらず持ち続けており、そういったジレンマに悩まされつつも、初心者の味方や女性の味方で在り続けたいと考えてはいるのは間違いありません。
そしてＹ内様・・・元々何かしらスポーツはされているようで、自転車に乗りなれるセンスはありそうですが。
非常にリアクションが読み取りにくいお方です。（笑）
本当に楽しんで頂いているのでしょうか？
しかし久々の『ＯＢ』でジャンボなドリンクが出てきた時などは、実にいいリアクションを見せて下さいました。
「そうこなくっちゃ！」
僕は久しぶりだったので、バナナジュースのモーニング！
夏はやはり『ＯＢ』の存在が神に思えてくる。
そういえばＳ藤様がＥ藤様に「やっぱり結婚するんだったらＨ川さんのような紳士がいいですよ！」と話していたので・・・
「Ｈ川さん！Ｓ藤さんが何か言ってますよ。」
「えっ？何ですか？」
「だって店長みたいな意地悪な男性よりも、Ｈ川さんのような紳士の方が頼り甲斐があるじゃないですか？」
「はぁ？Ｈ川さんが紳士なのは当然として、何ですかその根拠の無い話は？」
「いや、あれですよ！つまり店長が意地悪だというオチにしたいが為に、私の話が出たんですよ。」
「なるほどそういう事か！・・・って結局なんの話ですか？」
新人メンバーが参加しているにも関わらずの店長イビリですよ！これは！
Ｅ藤様はそんな事関係無しに楽しんでおられましたが・・・（笑）
とりあえずＹ内様はロードバイクにも乗ってみたいとおっしゃっていたので、近いうちに試乗車に乗ってもらえれば・・・と思っています。
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