この日のポタリングは、H川様とY崎様3号のポタリング部レギュラーメンバーに加え、K南様(K南様も最近レギュラーメンバー化してきたような・・・)と、O本君、そして超初心者のE藤様が参加して計7名で出走。
H江様は里帰りして今回はお休み。
レギュラーメンバーが1人欠けるだけでも寂しいですね~。
とりあえず今回のテーマはE藤様の走行距離を少しでものばす事!
ロードバイクのSTIレバーの操作もままならない状態で走り・・・一つの事に焦ると他のすべてが真っ白になる、典型的な女性の初心者ライダー特有の悩みを持ってらっしゃるので、こういった場合は少しずつ距離を稼ぎながら、確実に操作に慣れていくしかないのです。
自転車の操作は、頭で考えるより先に身体で感じる事!
シフトチェンジの必要性や効率的な使い方は基礎として、身体に感覚を叩き込んでおく必要があります。
同じくそれ以上に大切なのがブレーキのテクニック。
いきなり慌てて急ブレーキを握ったら、ジャックナイフ⇒落車・・・そんなパターンになりやすいので、ジワジワっと利かせたり、前転またはタイヤがロックしないで済むギリギリの急ブレーキを試したり・・・
あと停止寸前に身体が前のめりにならないように、ブレーキの仕上げは優しく・・・・レバーを握る力を抜くところに極意があります。
それらを身体に感覚として馴染まし、それで初めて自由に走り回る楽しさを実感できる訳なんですね。
特に都会に住んでいる人にとって、信号の多い街中を走る際は、信号のタイミングや前を走るバイクや車、後ろから追い抜こうとしているバイクや車、歩行者や自転車・・・視界に入る全ての動きと、迫り来る危険を常に予測して自転車をコントロールしなければ、必ず落車や事故をします!
常に2手3手先を読むゆとりが大切なんです。
しかし今回はまだE藤様に人通りの多い道を走らせるには不安と思ったので、緩い上りがダラダラ続く春日野道商店街周辺の道を走らせる訳にもいかず・・・
JR灘駅まで上ってから線路沿いに阪急春日野道駅前まで行きました。
実はこの界隈にも気になる喫茶店が2軒あり、今回はここにしました!
『ハンドメイド』というカフェ。
ケーキも作っているみたいです。
モーニングもレパートリーが多くてなかなかいい感じです。
ここではO本君とK南様が以前は野球少年だった話で盛り上がりました。
実は僕も趣味で草野球はするのですが・・・
3人とも『守備がセンター』という共通点にビックリしました!
夏の甲子園が楽しみです。
しかし問題はツール・ド・フランスですね(汗)
今年のツールにはガッカリされた方も多いかも知れません。
とはいえ3週間も走り続けるレースでは何が起こるか判らないですし・・・
ただ単に3週間かけてフランス国土を1周(約4000km)するだけの話ではないものですから。
リタイア及び棄権した選手を悪く言うつもりもありません。
ましてや優勝した選手をはじめ、完走した全ての選手が英雄ですから、その栄誉に泥を塗るような発言はとうていできないのですが・・・
やはりファンという立場から見ると、一部の選手に対して不甲斐なく思えたり、残念に感じる事が多かったように思います。
まあそういう要素も全て含めて勝負の世界ですから、優勝したニバリ選手はもちろん、その勝利を称えるに値します。
ただ近年のツールを見ていて、何か物足りなく思うのは何故なんでしょうかね?
スポンサーの問題も、選手が管理され過ぎてギスギスしているのも、ファン離れ現象が起こるのも、すべてはドーピング問題が引きずっているからなんでしょうが・・・
そんな窮屈な環境じゃスターは生まれませんよね?
一癖も二癖もある個性的なスター選手が多かった、80~90年代のロードレースを是非多くの人に観て頂きたい。
あれほどドラマチックでアグレッシブで、エキサイティングなレース展開は今ではなかなか観られなくなりました。
ちょっとそういうのが寂しく思える今日この頃・・・
話は戻りますが、この日ポタリング終了後、改めてお客様同士でポタリングをして頂きました。
Y崎様3号とH川様、K南様がE藤様の特訓を兼ねて・・・
おかげさまでかなり変速などの操作も出来るようになり、スピードも出せるようになったとの事。
ありがたいですね!
僕や野口さんが付き添いで走らなくても、皆さんが教えて下さるなんて!
これからロードバイクを始める人は、是非最初からアワイチ(淡路島1周)とか大きな目標を掲げずに、10km~20km~40km~と段階を踏んで、少しずつ距離をのばしましょう!
家の近所から少しずつ距離をのばして、知らない道を覚える(縄張りを広げる)ようにして走るのがサイクリングの出発点です。
そして80km~100km程度を疲れずに走れるようになった人なら、もう200kmくらいの距離なら軽く走破できるので、無理せず少しずつ距離をのばしましょう!!
とにかく基本操作を確実にマスターする事!
基本操作のマスターなしに安全運転もないって事を忘れないで下さい。
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