HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2017年12月29日金曜日
2017年5月
5月のとある休暇。
友人に誘われて三田の『ベジばぁば』という自然食系のレストランへ・・・
サラダに花びらとかも入ってたりするのでビックリしましたが・・・
無農薬で育てたものであれば、こうも色々と食べる事が出来るものかと、本当に驚きました。
メインの肉料理以外は、基本的に好きなだけお皿に盛っても良いというシステムですが、取り過ぎて食べ残すのはマナー違反の為、くれぐれも目算を誤らないようにして下さい。
出勤前の阪神岩屋駅前の風景・・・
相変わらず行儀の悪い車がいます。
ここは対向2車線です。
確かに右折車が出来る限り右に寄ってくれないと、直進時は邪魔に感じる2号線交差点ですが、勝手に幻の左折車線を設定するのはマナー違反ですよ。
これタクシー運転手でもたまにやる人がいるのでやめて頂きたいものです。
5月21日(日)ポタリング
とうとう当店主催のポタリングも平均年齢が一気に下がりました!
中学生の女の子が時々参加するようになったのです。
そしてこの日はいつもコーダーブルームのクロスバイクで営業しているというアクティブな不動産のT社長も参加していましたが、S藤様はお喋りが大好きで気さくなT社長の事を天敵のように感じているらしく・・・
朝から座席の配置について一戦交えていました。(笑)
やはり皆さんでポタリングしてモーニングを楽しむんですから、色々な会話を楽しまないとね!
S藤様は頑張ってT社長に鍛えてもらって下さい!
最近うちのばあちゃんが一気に老け込んで弱々しくなってしまったので、時々実家に立ち寄って晩御飯を一緒に食べに行ってます。
柳原交差点の近くのJR高架下にある『一たか』は僕のお気に入りの焼き鳥屋さんです。
ここに来ると僕一人でネックを20本とか注文してしまいます。
鶏ささみの茶漬けとか、雑炊なんかも美味しいのでオススメです。
5月27日(土)走行会
深田池から鴨子ヶ原の激坂を渦森台まで上りました。
久々に鴨子ヶ原の壁を上りましたが・・・
相変わらず強烈な斜度でした。
そして柴犬のエルが着ぐるみを着て朝の挨拶に来てくれました。
フードをすっぽり被っているのだけど、これって何にも見えないんじゃないの?(笑)
って思っていたら身体をパタパタと揺さぶって、フードの中から顔を出してくれました。
5月28日(日)ポタリング
中学生の女の子がまた1人増えて平均年齢が20歳くらいに・・・(ってさすがに無理があるか)
トレボンに連れて来たのでコーヒーを勧めたいところですが、お子ちゃまなのでイチゴミルクを・・・
いやいや、トレボンの女将さんが彼女らの為に特別に作ってくれた『あまおう』のイチゴミルクです。
なんて贅沢な!
僕は定番のハニートーストとブルーマウンテン。
ハニートーストの美味しさに子供たちも感動していました。
その日はジロ・デ・あわじの原社長がご来店されまして・・・
ドンドン淡路島のサイクリングビジネスを拡大、具現化されております。
ロードバイクのレンタサイクルの台数増設や初心者向けのスクールも始めたそうなので、是非これからロードを始めたいって方は淡路島へ・・・
勿論当店でも初心者向けのスクールは可能ですし、たまにやったりします。
あと店頭の自転車にスタッフの確認も無く触る人が多いので、こういったPOPを装着する事に。
基本的に「店の自転車だから買わなかったら自分には関係ないし。」くらいの感覚で触る人も少なくありません。
売れるまでは店の財産ですし、成約済の札が貼ってある自転車は購入されたお客様の財産です。
むやみに触るのはマナー違反だとご理解下さいませ。
2017年12月27日水曜日
2017年ゴールデンウィーク・・・その他
4月30日(日)ポタリング
新車でポタリングに行くのはちょっと怖かったけど水道筋の『あんご』に行ってきました。
何故怖いかというと、モーニング中の盗難もそうですが、停める場所によっては自転車に傷が入る恐れがあるので・・・
ワイヤー錠の先を「コン!」とぶつけた時には悲鳴が出そうになります。(笑)
実に実用的ではない自転車を組み立ててしまいました。
でもこの日乗ってみて、『ヴィーナス・スカンジウム』の乗り心地の良さに改めて感動しました。
ロングライドが楽しくなるかも知れません。
ただし車に積んだり輪行するのは嫌だなぁ~って思ったりしています。
それはそうと車のリアシートを交換しました。
インプレッサはGC8とGDBとで互換性のある部品が多いので、カラーも綺麗でアームレストが付いているGDBのリアシートに交換。
GDBのリアシートはアームレストを出したら更にトランクルームから小物を引っ張り込む為の扉が付いていたりするのですが、今回シート裏にアルミ製のトランクウォールを取付したので、その便利さは残念ながら封印となりました。
1年後には何かしらのショッピングセンターが完成するとかって、山の街の中心にあった山が切り崩されてこんな状態に・・・
マンションのベランダからは今まで見えなかった山の街駅が丸見えになって、踏切の音も普通に聞こえる様になってしまったという・・・なんだかちょっと寂しい景色です。
5月に入ってハーバーランドから港沿いに走っていたらビックリ!
ここのビルをテナントとして入居者を募集していたのは以前から知っていましたが、まさかのベントレーって・・・
最近マセラティもそうですが、神戸のあちこちに高級車のディーラーができてきましたね。
ベントレーのコンチネンタルGTは欲しいとは思いますが、AT車しか無いのがねぇ・・・
AT車でモンスターみたいなパワーとトルクがあって、それを電子デバイスであたかも自分の運転技術が優れていると錯覚させてしまう・・・そんな車で調子に乗って走る自分を想像したら、腹立たしく思えてしまうので欲しいけど買わない。
そしてこのところワーゲンビートルのHIDライトが点いたり消えたりと不安定なもので・・・
バラストをアルミ箔でグルグル巻きにして、更にアーシングで安定するようにチューニング。
しばらくは調子が良かったけどやはり消える時がある。
どうやらワーゲンの車両で、年式とロットにもよるのですが、南アフリカで生産された車両は電気系統が故障しやすいとの事。
バラして調べてみた結果、電気系統の配線がボロボロでした。
配線の外側のビニールが硬化してボロボロっと崩れてしまい、配線同士が接触する事でショートするみたいなんです。
これについてはディーラーさんも困っているみたいでした。
とか言いつつ、トランクルーム内にCDチェンジャーを増設したり・・・
ビートルはビートルで、それなりに充実させていました。
もう手放しましたけど。
GWはお店が暇でしたので、車を触る時間を作れて良かったです。(もちろん強がり)
幻のロードバイク『ヴィーナス・スカンジウム』
4月28日(金)閉店後
翌日の走行会からデビューさせるつもりで自分用の新車を組み立てました。
可能な限り軽量な部品で組み立てましたが、さすがに7kgを切る事はできませんでした。
0時になって4月29日(祝)に変わりました!
自分自身への誕生日プレゼントの完成です。
エヴァディオの試作機『ヴィーナス・スカンジウム』です。
クランクは新型のR9100デュラエースで、あとは9000デュラエースをメインに。
BBはTOKEN、ホイールはアーウィンのサピムスポーク仕様です。
ハンドルも230gのカーボンハンドル、サドルも強化プラスチックとカーボンレールで80gの超軽量モデルのものを採用し、ブレーキキャリパーも前後で200g、スプロケもレーコンのワンピース。
ここまで徹底的にやっても7kgを切れなかったのは残念ですが・・・
自分の増えた体重の事を考えると、これでも限界の軽量化です。
レーコンのスプロケはロークロスタイプで13T~25T。
一番軽いギアは23Tがあればどこでも上れる!って言うのが本来の僕の持論ですので、25Tは不本意ですが、最近の自分の疲労の蓄積具合を考えたら保険に持っていても悪くないかな?って思う訳です。
何よりこのスプロケの良さは・・・
25T、24T、23T、22T、21T、20T、19T、18T、17T、15T、13Tという、11段変速になっています。
ヒルクライムには最強の組み合わせです。
16Tが無いのは残念ですが、20T、22Tという通常のシマノのスプロケではなかなか選択できないギアがあるというのは非常にありがたい。
いつも土壇場で「ここで間のギアがあれば・・・。」って辛いシーンを経験している選手ならこのスプロケのミラクル具合が解るはずです!
そして15Tと13Tがあるので、申し訳程度ですが平地も普通に走れます。
ロークロスなので上から見たらお椀みたいですね。
ワンピース構造で内部はガランドウなので見た目とは裏腹に軽量です。
最初は9000デュラエースのクランクにしようか悩みましたが、R9100の方が明らかに剛性が高そうですし、このフレームにだったらR9100でもバッチリ決まりそうだと思いました。
どうしてもR9100はロードに求められがちな線の細い美しさは感じられないので、未だにアンチがいるみたいです。
そういう意味では9000は比較的美しかったと思いますが、フレームとの組み合わせにもよりますね、その辺の好みとかって。
実際リアディレーラーに関しては、僕もこの時点ではR9100のデザインを受け入れられなかった一人なので、ディレーラーは9000で統一しています。
後日R9100のリアディレーラーを改めて使用してみたら、操作の反応性はR9100の方が断然良くなっていてショックを受けました。
STIレバーは丁度R9100が品切れ(もしかしたらいつものこっそりマイナーチェンジかも?)だったので、これも9001のレバーで組み立てました。
ちなみにチェーンリングは53T×39Tの組み合わせです。
コンパクトドライブは使わない!って言うのが僕のこだわりなんです。
ペダルは新興ブランドのissi。
LOOKと互換性ありなので、試してみる事にしました。
カーボンコンポジットボディで重量はペアで267g。
決して超軽量ではありませんが、価格も安いですし、幅広でダイレクトな踏み応えがぺダリングをサポートしてくれます。
カラーリングも楽しめるので、これはオススメの逸品です。
変わったブレーキキャリパーでしょ?
TNIの超軽量ブレーキです。
ブレーキシューも最初からスイスストップ社製のシューが装備されているので、そう考えると恐ろしくコストパフォーマンスに優れています。
キャリパーの構造的には今のシマノ製のキャリパーの方がコントロール性も高いし、信頼できるのは間違いないんだけど、このブレーキでも十分な制動力はあります。
僕は必要な時に必要な分だけしかブレーキを握らない走り方なので、シューの摩耗もそんなに気にならないです。
このサドルがとにかく素晴らしい乗り心地で・・・
クロモリレールでも十分乗り心地が良くて軽量だったのですが、このカーボンレール仕様は異次元レベルです。
重量も80g程度しかありません。
フレームカラーがマジョーラ(アンドロメダ2)って事もあって、ここぞとばかりにスバルコラボのサイクルコンピューターを。
スバリストにしか理解してもらえないこだわりです。(笑)
強いて言えばシートポスト・・・やぐらしか出ていない状態なので、大幅にカットして入れれば重量を削る事が出来るのですが、それは僕の体重が元通りに戻るまでのお預けにしたいと思います。
更にいえばフレームがやや大きく感じるのと、シートのオフセットがカタログ値では15mmとあるのに実測20mm以上後退しているので、サドルを目一杯前へスライドさせているのが・・・
無理矢理セッティングして乗っている感が出ています。
そしてMORTOPのアルミ削りだしステムですが、このステム・・・カラーバリエーションが豊富なうえに、ボルトがチタン製っていうのが売りなんですけど・・・
コラム側のボルトが折れてしまいました。
それもトルクレンチで、まだ2.5ニュートンしかかけてない時に真ん中からポッキリ。
たまたまハズレに当たってしまったのかも知れませんが・・・
止むを得ずステンレスボルトを用意して締め込みました。
そして無事に初陣を走って来ました。
この日はエヴァディオの自転車が3種揃ったので記念撮影!
で実際に『ヴィーナス・スカンジウム』に乗ってみた感想なんですが・・・
第一印象は「判らん!」、「難しい!」って感じでした。
ただ乗り心地は恐ろしく良かったような。
後日ヒデさんに乗って頂いたら、身長が178cmあるヒデさんにはシックリときたみたいで、乗り心地も良いしバネ感があってスピードが伸びる感じがするとの事でした。
やっぱり僕にはちょっとだけサイズが大きかったのかも。
以前スカンジウム合金の自転車に乗った時は、異次元のような加速感に心躍ったものですが、サイズが大きいと上手く乗りこなせないっていうのが残念で。
とりあえず時間をかけてこの自転車を乗りこなすしかないかな?
このヴィーナス・スカンジウムは元々市販する予定で開発したフレームですが、レアメタルなので製造コストが高いんですね。
製造本数を増やせば1本当たりのコストは大幅に下がる。
でもスカンジウム合金のフレームともなれば、通常40万円以上して当たり前なので、どんなにコストを削っても30万円を切るのは難しい。
エヴァディオのフレームは日本でしか流通していませんから、市場規模を考えれば年に1車種あたり100本程度の製造しかできない訳で、しかもその100本ですら売れるか?って話になった時に、カーボンフレームやチタンフレームより高い金額じゃ絶対に売れないだろう?って結論に至り、量産化が白紙になったという幻のフレームなんです。
試作フレームはこの世に2本存在しています。
1本はホワイト基調のカラーリングで、エヴァディオの若大将が乗っていたそうですが、現在は常連のお客様のもとに手渡ったそうです。
そして残ったもう1本がこの完成した車両です。
こちらはワタナベ塗装さんが本気で塗装したマジョーラカラーなので、塗装だけでもかなりのコストがかかっています。
そんなお宝フレームなので、実は乗るのが勿体ないなぁ~とか思ったりもするのですが・・・
一応売る気はないので、たまに売って欲しそうに聞いてくるお客様対策で、値札には300万円と書いています。
「300万円出すから売ってくれ!」と言われたら売っても良いかな?って意味なので、どこまで行ってもこの価格は希少価値だと思って頂きたい。
そして正直言って僕はこの自転車を手放すつもりがない。
エヴァディオさんの生み出した芸術作品なので。
翌日の走行会からデビューさせるつもりで自分用の新車を組み立てました。
可能な限り軽量な部品で組み立てましたが、さすがに7kgを切る事はできませんでした。
0時になって4月29日(祝)に変わりました!
自分自身への誕生日プレゼントの完成です。
エヴァディオの試作機『ヴィーナス・スカンジウム』です。
クランクは新型のR9100デュラエースで、あとは9000デュラエースをメインに。
BBはTOKEN、ホイールはアーウィンのサピムスポーク仕様です。
ハンドルも230gのカーボンハンドル、サドルも強化プラスチックとカーボンレールで80gの超軽量モデルのものを採用し、ブレーキキャリパーも前後で200g、スプロケもレーコンのワンピース。
ここまで徹底的にやっても7kgを切れなかったのは残念ですが・・・
自分の増えた体重の事を考えると、これでも限界の軽量化です。
レーコンのスプロケはロークロスタイプで13T~25T。
一番軽いギアは23Tがあればどこでも上れる!って言うのが本来の僕の持論ですので、25Tは不本意ですが、最近の自分の疲労の蓄積具合を考えたら保険に持っていても悪くないかな?って思う訳です。
何よりこのスプロケの良さは・・・
25T、24T、23T、22T、21T、20T、19T、18T、17T、15T、13Tという、11段変速になっています。
ヒルクライムには最強の組み合わせです。
16Tが無いのは残念ですが、20T、22Tという通常のシマノのスプロケではなかなか選択できないギアがあるというのは非常にありがたい。
いつも土壇場で「ここで間のギアがあれば・・・。」って辛いシーンを経験している選手ならこのスプロケのミラクル具合が解るはずです!
そして15Tと13Tがあるので、申し訳程度ですが平地も普通に走れます。
ロークロスなので上から見たらお椀みたいですね。
ワンピース構造で内部はガランドウなので見た目とは裏腹に軽量です。
最初は9000デュラエースのクランクにしようか悩みましたが、R9100の方が明らかに剛性が高そうですし、このフレームにだったらR9100でもバッチリ決まりそうだと思いました。
どうしてもR9100はロードに求められがちな線の細い美しさは感じられないので、未だにアンチがいるみたいです。
そういう意味では9000は比較的美しかったと思いますが、フレームとの組み合わせにもよりますね、その辺の好みとかって。
実際リアディレーラーに関しては、僕もこの時点ではR9100のデザインを受け入れられなかった一人なので、ディレーラーは9000で統一しています。
後日R9100のリアディレーラーを改めて使用してみたら、操作の反応性はR9100の方が断然良くなっていてショックを受けました。
STIレバーは丁度R9100が品切れ(もしかしたらいつものこっそりマイナーチェンジかも?)だったので、これも9001のレバーで組み立てました。
ちなみにチェーンリングは53T×39Tの組み合わせです。
コンパクトドライブは使わない!って言うのが僕のこだわりなんです。
ペダルは新興ブランドのissi。
LOOKと互換性ありなので、試してみる事にしました。
カーボンコンポジットボディで重量はペアで267g。
決して超軽量ではありませんが、価格も安いですし、幅広でダイレクトな踏み応えがぺダリングをサポートしてくれます。
カラーリングも楽しめるので、これはオススメの逸品です。
変わったブレーキキャリパーでしょ?
TNIの超軽量ブレーキです。
ブレーキシューも最初からスイスストップ社製のシューが装備されているので、そう考えると恐ろしくコストパフォーマンスに優れています。
キャリパーの構造的には今のシマノ製のキャリパーの方がコントロール性も高いし、信頼できるのは間違いないんだけど、このブレーキでも十分な制動力はあります。
僕は必要な時に必要な分だけしかブレーキを握らない走り方なので、シューの摩耗もそんなに気にならないです。
このサドルがとにかく素晴らしい乗り心地で・・・
クロモリレールでも十分乗り心地が良くて軽量だったのですが、このカーボンレール仕様は異次元レベルです。
重量も80g程度しかありません。
フレームカラーがマジョーラ(アンドロメダ2)って事もあって、ここぞとばかりにスバルコラボのサイクルコンピューターを。
スバリストにしか理解してもらえないこだわりです。(笑)
強いて言えばシートポスト・・・やぐらしか出ていない状態なので、大幅にカットして入れれば重量を削る事が出来るのですが、それは僕の体重が元通りに戻るまでのお預けにしたいと思います。
更にいえばフレームがやや大きく感じるのと、シートのオフセットがカタログ値では15mmとあるのに実測20mm以上後退しているので、サドルを目一杯前へスライドさせているのが・・・
無理矢理セッティングして乗っている感が出ています。
そしてMORTOPのアルミ削りだしステムですが、このステム・・・カラーバリエーションが豊富なうえに、ボルトがチタン製っていうのが売りなんですけど・・・
コラム側のボルトが折れてしまいました。
それもトルクレンチで、まだ2.5ニュートンしかかけてない時に真ん中からポッキリ。
たまたまハズレに当たってしまったのかも知れませんが・・・
止むを得ずステンレスボルトを用意して締め込みました。
そして無事に初陣を走って来ました。
この日はエヴァディオの自転車が3種揃ったので記念撮影!
で実際に『ヴィーナス・スカンジウム』に乗ってみた感想なんですが・・・
第一印象は「判らん!」、「難しい!」って感じでした。
ただ乗り心地は恐ろしく良かったような。
後日ヒデさんに乗って頂いたら、身長が178cmあるヒデさんにはシックリときたみたいで、乗り心地も良いしバネ感があってスピードが伸びる感じがするとの事でした。
やっぱり僕にはちょっとだけサイズが大きかったのかも。
以前スカンジウム合金の自転車に乗った時は、異次元のような加速感に心躍ったものですが、サイズが大きいと上手く乗りこなせないっていうのが残念で。
とりあえず時間をかけてこの自転車を乗りこなすしかないかな?
このヴィーナス・スカンジウムは元々市販する予定で開発したフレームですが、レアメタルなので製造コストが高いんですね。
製造本数を増やせば1本当たりのコストは大幅に下がる。
でもスカンジウム合金のフレームともなれば、通常40万円以上して当たり前なので、どんなにコストを削っても30万円を切るのは難しい。
エヴァディオのフレームは日本でしか流通していませんから、市場規模を考えれば年に1車種あたり100本程度の製造しかできない訳で、しかもその100本ですら売れるか?って話になった時に、カーボンフレームやチタンフレームより高い金額じゃ絶対に売れないだろう?って結論に至り、量産化が白紙になったという幻のフレームなんです。
試作フレームはこの世に2本存在しています。
1本はホワイト基調のカラーリングで、エヴァディオの若大将が乗っていたそうですが、現在は常連のお客様のもとに手渡ったそうです。
そして残ったもう1本がこの完成した車両です。
こちらはワタナベ塗装さんが本気で塗装したマジョーラカラーなので、塗装だけでもかなりのコストがかかっています。
そんなお宝フレームなので、実は乗るのが勿体ないなぁ~とか思ったりもするのですが・・・
一応売る気はないので、たまに売って欲しそうに聞いてくるお客様対策で、値札には300万円と書いています。
「300万円出すから売ってくれ!」と言われたら売っても良いかな?って意味なので、どこまで行ってもこの価格は希少価値だと思って頂きたい。
そして正直言って僕はこの自転車を手放すつもりがない。
エヴァディオさんの生み出した芸術作品なので。
2017年12月25日月曜日
高遠お花見サイクリング後半戦
今年4月24日のお花見サイクリング後半戦。
小渋ダム湖から大鹿村へ向かう道中で綺麗な桜トンネルを抜ける。
小渋ダム湖周辺では、工事のダンプトラックがたくさん走っていて・・・精神的にかなり滅入っていたので、ここではホッとしながら走っていました。
この先のトンネルを抜けると大鹿村です。
大鹿村からは国道152号線を北上するのですが・・・
全体的に緩やかな上りで、本来なら走りやすいはずなのに・・・
僕の蓄積されたダメージは大きく・・・時々ストレッチ休憩を取りながら慎重に上る。
途中2ヶ所くらいしゃくるような急勾配が出てきますが・・・
神戸市内の激坂から比べたら全然優しい上りです。
それでも僕は峠まで残り5kmの中盤くらいから、ヒデさんに置いて行かれて・・・脚が攣らないように走るので精一杯だったという。
このヘアピンまで来ると峠まで残り1km少々!
ようやく分杭峠が近付いて来た頃、先に峠に到着したヒデさんに九十九折の上から大声で励まされる。
やっとこの日一番のピークに到達しました!
向こうに見えるのは美和湖という湖沿いに広がる集落で・・・
あの集落を左へ進むと目的地の高遠に到着します。
ミワさんが待機していた場所にはまだ積雪が残っています。
さすがに標高1400mそこそこでは、このくらいの雪しか残っていませんが、春から初夏の長野県でヒルクライムをするなら、こうやって残雪を見るのも楽しみの一つです!
そしてここから美和湖までは一気に下るダウンヒル!
身体が完全に冷えるくらい強烈なダウンヒルでした。
逆方向に上った方がヒルクライムとしては楽しかったかも。
長い下りを走ってようやく美和湖に到着!
この湖の北側には更に高遠湖があるのです。
目的地の高遠城址公園はその更に向こう!
ここからは緩やかなアップダウンしかないので、風景を楽しみながらサイクリング!
この後長谷の道の駅南アルプスむらでトイレ休憩の後、いよいよ高遠に・・・
向こうに高遠城址公園が見えてきました!
正面の駐車場を抜けて行く方法もあるのですが、ミワさんの車は先にトンネルを抜けて行ったので、僕らも後を追ってトンネルの先を右折します。
トンネルを抜けて右折すると下り坂・・・
「うわっ!これを下って、また城址公園を上るの?」
さすがに脚が攣りそうで勘弁して欲しいとか思いつつ・・・
右を向いたら高遠城址公園の向こうに甲斐駒(甲斐駒ケ岳)が見えるじゃないですか!
「うわぁ~!めっちゃ綺麗や~。」
そして城址公園へ近道できたはずのアーチ橋も見える。
「あれを渡れば楽やったのになぁ~。」(笑)
そして城址公園の入口から結構な坂道を上らされました!
「もう!何でやねん!」とか思いながら。
そして脚が攣ってしまう。
攣ったまま我慢して上っているのが、表情とハンドルに全体重を乗せたフォームからも判るかと思います。(笑)
兎にも角にも目的地に到着しました!
自転車は階段の手すりの所にワイヤー錠で縛り付けました。
更に上にも駐車場(あと出口)があるので、結構車が走っています。
これは進行方向左手にある進徳館という建物。
そして右手に城址公園の入場口が見えてきました。
この先の高遠閣という建物で入場券を買って中に入ります。
的屋のおっちゃんやおばちゃんの話によると、見頃は明日までだとの事で、本当に良いタイミングで来れて良かったです。
既にお腹がグルグルと鳴っていたので、何か食べたくてうずいてはいましたが、伊那市内に入ってからソースローメンでも食べに行こうと思って我慢。
高遠と言えばここのアングルが有名です。
ミワさんは撮影に夢中です。
僕は携帯の電池がギリギリなので撮影できずに暇を持て余してます。(笑)
どこか絶景ポイントがないか捜索中!
観光客が多い中、こんな格好で歩いていると目立ちます。
中央アルプスを望めるポイントがないか探しつつ移動!
おおっ!あれは!
雲が多くて判りにくいですが、向こうに木曽駒が見えるはず・・・
撮影に良さげなスポットをラブラブなカップルに占拠されていたので、これ以上の撮影は諦める。
一通り桜を満喫したので駐車場へ戻ります。
あ、そうそう!写真の右に見えている『八ヶ岳スモーク』とかいう屋台・・・
お腹が空いている人には刺激的過ぎる美味そうな薫りを漂わせていました。
今思えばここで食べておくんだったと後悔。
ミワさんが車で追いつくまで余裕をかましてループ橋で撮影。
ちょうど写真中央の向こうに伊那の市街地があります。
そして天竜川を渡った所に伊那のソースローメン発祥の地があるもので、そこまで走って行ったのですが・・・
まさかの月曜日定休日!
ミワさんは車を駐車場に入れてしまったので・・・
僕は必死に市内を自転車で走り回って、開いているお店を探し回るのですが、この町はお昼ご飯を外食する文化が無いのか?って思える程、どこにも開いている食堂が無かったのです。
そして止むを得ず空腹状態のまま『菓匠しみず』へ・・・
ここは元々和菓子専門だったのですが、随分前からケーキも焼き菓子も作っていて、ここらじゃ知らない人はいないってくらいの名店です。
各種100くらいのレパートリーを毎日作っているのに、夕方にはほぼ売り切れになるという。
味も人気も飛び級のお店です。
僕よりも評価が厳しい甘党のヒデさんが「確かにここのケーキはものすごく美味しい!」と驚いていました。
ただ・・・
空腹時に食べるケーキよりは、別腹で食べるケーキの方が更に美味しかったであろう事を付け加える。
その後駒ヶ根インター付近にある『ビアンデさくら亭』に行ったのですが、既に営業時間が終了しており、お土産に馬刺しと馬肉の燻製だけ購入して高速道路へ・・・
結局は駒ヶ岳SAに戻って来てレストランで・・・
もはやランチではなくディナータイムとなってしまった。
駒ヶ根のソースかつ丼をガッツリ頂きました。
そういえばお土産で買ってきたこのお餅・・・
素朴な味わいで美味しかったです!
信州は上ってみたい峠がたくさんあるので、また走りに来たいものです。
渋峠とかビーナスライン、高ボッチ高原とか野麦峠とか・・・
でもその前に痩せたい。
全身に蓄積された疲れを取り除きたい。
お店・・・留美さんとM簱君、山ちゃんに任せて・・・
一人でこっそり走りに行こうかな?(笑)