HAT神戸にある自転車屋さんです! 自転車の事はもちろん、趣味の情報を幅広くご紹介させて頂きます!! ホームページ:http://www.l-alpe-d-huez-kobe.com/
2015年1月30日金曜日
1月17日(土)第3回走行会!20年という節目・・・
この日は特別な朝を迎えました。
阪神淡路大震災から20年経ったのです。
それは長くて暗いトンネルでした。
この20年で人生に何度も迷い、悩み、喘いだ僕ですが、しかし震災の記憶だけは、まるでこないだの事のように覚えています。
当時間も無く二十歳を迎えようとしていた僕は、ホテルマンをしながら大学浪人生として、センター試験を終えたばかりの時でした。
当時はまだ十代って事もあって、血の気の多い若僧でしたが・・・
震災によってそれまで住み慣れた街は、戦火の後の廃墟のように変わり果て、僕の心の中でそれまでの僕は死にました。
そのくらい気持ちや考え方が大きく変わった瞬間でした。
「自分は何の為にこの世に、このご時勢に生を受けたのだろうか?」
「こんなにも脆い世界で一生懸命生きたところで、一体その先にどんな素晴らしい未来があると言うんだ?」
「頑張って復興して、仮に元の神戸に戻ったとして・・・大地震が来たらまたこうなるんだろ?」
「多くの人間の本性を見てしまった。これからどうやって人を信じたらいい?」
最初はそんな絶望的な事ばかりを考えていた僕ですが・・・
高校の恩師から個人的に勧められて学んでいた地学。
元々理系人間だった僕が、何か人の為に役立てる知識を学ぶとするなら、まずはそういった基礎知識と、今回の経験から学んだ注意点だろう。
地質学やプレートテクトニクスに関わる書籍、気象学や天文学に至るまで、大学入試の勉強も適当に、食い入るように本や資料を読み漁ったあの頃。
子供の頃から人の為に生きたいって思っていた自分が、一瞬ですが地学の研究の為に大学院まで進んで、未来の地震で多くの人を救える人間になりたい!って考えるようになったんですね。
まあその後、自転車競技を始めるようになって、ますます受験勉強そっちのけな生活になったので、2浪したものの・・・幼少の頃から入学したかった希望校は「桜散る」に終わり・・・
大学生の間は自分の進みたい道に迷い・・・
多くの人から様々なチャンスを頂きましたが、結局どれも生かせないまま普通に就職し・・・
そこからも10年以上、自分の生き方に自問自答の日々。
背中を追いかけたいと思える、そんな上司との出会いが自分にとってベストだったのか?
小さかった会社を大会社にする為に、大きく貢献した事で十分な満足感を得たはずなのに、虚しさしか残らないのはなぜか?
少しくらい自分の自己満足の為に生きてみたっていいだろ?
「俺は何の為に生き、誰の為に死ぬ?」
それが自分にとっての最大のテーマでした。
まだ完璧な答えは出ていないけれど、震災から20年の間に、少しは自分の今後を整理できたような気がします。
それもあって、この日は5時半に目を覚まし・・・まずは黙祷!
長袖ジャージに喪章をつけて出勤。
この日はH川様とマサやんが参加。
「東遊園地で手を合わせてから走りたいんですけど・・・どう思います?」
「いやぁ~。ものすごい人でごった返していますよきっと!」
「ああ、僕が見た限りではえらいことになってましたから、今日はあの界隈に近づかない方がいいと思うんですよねぇ。」
「そっかぁ~。じゃあとりあえず今日は再度ドライブウェイでも走って、碇山の上から合掌でもしますか?」
「まあそれもいいですね。行きましょう!」
そうやってスタートしたのですが・・・
修理して完璧に直ったはずの、愛車GITANEがやはり不調!
TAのスプロケとKMCのチェーンの相性が思いの他悪くて、やはり上り坂でトルクをかけるとギアが歯飛びするのだ。
「すみません・・・やはり再度山はやめましょう。これじゃ今日は上れません。」
「そのようですねぇ。」
そして最初は山麓線回りで須磨方面を目指して走っていましたが、途中からポタリングで許してって思うようになり・・・
山本通付近から路地裏ばかりをジグザグに走って、湊川沿いの道まで出てきました。
そこから会下山に上ろうとしたら・・・
「おおっ!湊川隧道(ずいどう)が開いてる~!これは観ないといけませんね!」
「いいですねぇ~!是非寄りましょう!」
黒部ダムのトンネルを思い出す様な綺麗なコンクリートのトンネルを地下へ進んで行きます。
向こうに旧トンネルがあるのが何となく判りますね。
振り返ると地上があんな上に見えます。
旧トンネルの入口の辺りで、丁度テレビ局の方々が撮影をしていました。
「邪魔したらまずいかな?」
「あっ!どうぞ、お進み下さい!」
「えっ?いいんですか?失礼致します。」
レンガ張りの古いトンネルの中を奥へ進みます。
ここはレンガの崩れ落ちた場所かな?
少し修復された箇所が・・・
湊川隧道の案内図が所々にあります。
天井の古い照明が暖かく照らす、この付近はなかなか雰囲気がレトロでいい感じ。
更に進むとここで行き止まり!
「そうかタイミング的にそういう意味だったのか!」
ここで改めて合掌。
20年前までの幸せだった当時の神戸、当時の自分に想いを馳せる。
自分にとって、これからがステージ3です。
そしてよく考えたら、マサやんって20年前の僕と同じ年齢なんですね。
そう思うと・・・この出会いも何かの縁なんでしょうね。
震災を知らない・・・でもその当時を偲ぶ心を持ったマサやん。
これからの日本を背負って、頑張ってもらわないといけない世代ですからね!
ついポジティブな若者に期待を持ってしまいます。
まるで自分の人生のトンネルを振り返るようにして、入口へと戻るのでした。
その後僕はポタリング気分のまま、フラフラと兵庫区内を宛もなく走り・・・
遠矢浜まで来ちゃいました。
「灯台には近付けそうもないですねぇ。」って僕が周りを見渡していたら・・・
「これは・・・Y崎さん(3号)に教えたら(ネタができたって)喜びそうですねぇ~。」とH川様。
「えっ?何か見えました?」
「いえ・・・ここから灯台を見たら・・・」
「・・・・・・・・・・・ほぉ~、なるほど。そういう意味ですか。」
しばしの沈黙。
「まさか紳士のはずのH川さんからそんな発言が出るなんて!」
「これはある意味事件ですね。とりあえずY崎さんには報告しないといけませんな(笑)」
まさかこんな日に、最後の最後で大笑いして締めくくる事になってしまいました。
どうか不謹慎な我々3名をお許し下さいませ(笑)
とりあえず次週までにGITANEのスプロケを交換して、またテストをしてみたいと思います。
2015年1月28日水曜日
GITANEの復活手術!
1月も中頃・・・
いてもたってもいられない・・・そんな衝動に駆られてようやく動きました!
愛車GITANEマッハ3001のオペを開始致します。
これはリアディレーラー(後ろの変速機)を固定するハンガーのねじ穴を拡大して整えるタップ工具です。
今回の写真はピントを合わせるのが困難だったので、少々写りに難がある事は許して下さい。
このように度重なる修復でボロボロになったねじ穴を更に拡大します。
実はこの作業が一番神経を使うのです!
0.2mmでも角度が狂ったら、たちまちフレームの変速精度を出せません。
大切なフレームをゴミにするか、復活させられるかの要の作業です。
すでに修復できないレベルにまで変形したハンガーを、これ以上真っ直ぐに整える事はアルミの金属疲労を早めてしまう可能性があるので、僕の選んだ道は、ハンガー角度の修正には頼らず、あくまでディレーラーの正しい取り付け角度を想定して、慎重に垂直になるようタップをねじ込む事!
ディレーラーハンガーの先端は、理想の位置より1mm強、内側に入ってしまっているので、それも計算に入れた上で施工。
削りカスの鉄くずがゴミ箱に落ちる度に、もはや後に引けない作業であることを実感するのです。
ハンガーの穴が拡大し、ねじ山も綺麗に整いました!
そこに今度は・・・
ロックタイトを塗りまして・・・
新しいねじ山になるコイルをねじ込みます!
ロックタイトでねじ止め作用があるので、これで元通りのハンガーに直る算段です。
余分に余ったところは切断後、ヤスリ掛けして綺麗に整える。
綺麗なねじ山に戻ったでしょ?
速乾性のロックタイトが乾いた頃、リアディレーラーを取り付けしました!
ホイールも装着し、早速変速精度を確認しましたが・・・
まあ自分の中では85点くらいの出来ですが、確実に変速が出来るようになりました!
手術は成功かと思われます。
しかしTAのスプロケとKMCのチェーンの相性があんまりよろしくないので・・・
走行会でテストしてダメだったら、野口君から頂いた13T~23Tの9Sカセットに交換してみようかなぁ~って感じで、とりあえず無事作業完了!
所要時間はロックタイトを乾かす時間も含めて30分程度。
修正を希望するお客様がいたら・・・
直しますけど・・・出来たらやりたくない作業ですね(笑)
究極の2択しか結果の出ない恐怖の作業ですから・・・
仕上がりの成果は、後日2週間に渡ってテストしましたので、そのレポートは今後のブログにて!
最後に今回わざわざリコイルキットを「よかったら使って下さい!」と持ってきて下さいましたK様!
本当にお気遣いありがとうございました!
今回はお言葉に甘えてK様にお借りしたリコイルキットを拝借させて頂きましたが、今後お客様の自転車に同じ修理を施す場合は、ちゃんと僕が購入したキットを使用します。
いてもたってもいられない・・・そんな衝動に駆られてようやく動きました!
愛車GITANEマッハ3001のオペを開始致します。
これはリアディレーラー(後ろの変速機)を固定するハンガーのねじ穴を拡大して整えるタップ工具です。
今回の写真はピントを合わせるのが困難だったので、少々写りに難がある事は許して下さい。
このように度重なる修復でボロボロになったねじ穴を更に拡大します。
実はこの作業が一番神経を使うのです!
0.2mmでも角度が狂ったら、たちまちフレームの変速精度を出せません。
大切なフレームをゴミにするか、復活させられるかの要の作業です。
すでに修復できないレベルにまで変形したハンガーを、これ以上真っ直ぐに整える事はアルミの金属疲労を早めてしまう可能性があるので、僕の選んだ道は、ハンガー角度の修正には頼らず、あくまでディレーラーの正しい取り付け角度を想定して、慎重に垂直になるようタップをねじ込む事!
ディレーラーハンガーの先端は、理想の位置より1mm強、内側に入ってしまっているので、それも計算に入れた上で施工。
削りカスの鉄くずがゴミ箱に落ちる度に、もはや後に引けない作業であることを実感するのです。
ハンガーの穴が拡大し、ねじ山も綺麗に整いました!
そこに今度は・・・
ロックタイトを塗りまして・・・
新しいねじ山になるコイルをねじ込みます!
ロックタイトでねじ止め作用があるので、これで元通りのハンガーに直る算段です。
余分に余ったところは切断後、ヤスリ掛けして綺麗に整える。
綺麗なねじ山に戻ったでしょ?
速乾性のロックタイトが乾いた頃、リアディレーラーを取り付けしました!
ホイールも装着し、早速変速精度を確認しましたが・・・
まあ自分の中では85点くらいの出来ですが、確実に変速が出来るようになりました!
手術は成功かと思われます。
しかしTAのスプロケとKMCのチェーンの相性があんまりよろしくないので・・・
走行会でテストしてダメだったら、野口君から頂いた13T~23Tの9Sカセットに交換してみようかなぁ~って感じで、とりあえず無事作業完了!
所要時間はロックタイトを乾かす時間も含めて30分程度。
修正を希望するお客様がいたら・・・
直しますけど・・・出来たらやりたくない作業ですね(笑)
究極の2択しか結果の出ない恐怖の作業ですから・・・
仕上がりの成果は、後日2週間に渡ってテストしましたので、そのレポートは今後のブログにて!
最後に今回わざわざリコイルキットを「よかったら使って下さい!」と持ってきて下さいましたK様!
本当にお気遣いありがとうございました!
今回はお言葉に甘えてK様にお借りしたリコイルキットを拝借させて頂きましたが、今後お客様の自転車に同じ修理を施す場合は、ちゃんと僕が購入したキットを使用します。
2015年1月27日火曜日
1月12日(祝)ランチポタリング・・・念願のアンタイル!
この日は11:00集合でランチポタリングの予定になっていました。
ところが緊急事態です。
実は兼ねてからお父上の容態が悪いという事で、しばしば米子へ緊急で帰る為、野口君の当日欠勤などが度重なっていたのですが、年末から更にひどくなったらしく・・・
親の看病をする為に1月15日付けで退職する事になり・・・っていうか、事実上6日以降出勤していなかったんですね。
まあ事情が事情ですので致し方ないのですが・・・
僕も昨年末に亡くなった大叔母のその後の手続きやら何やらで、何度も大阪まで往復しないとならない状況。
しかも僕は大叔母の息子でも孫でもないので、色々と面倒なんです。
大叔母のお世話になっていた信託銀行さんに葬儀費用だけでも先に引き落としが出来ないかを相談したら、「先に立て替えでお願いします。手続き上領収書が無いと無理なんです!」とか言われて・・・
「そんなこと簡単に言うな~!10万~20万の話やないねんぞ!」
出来れば1月中に四十九日の法要も済ませたいのですが、それについても葬儀代の件が落ち着かない事には、話を進めることも出来ません。
自転車販売業にとっても冬のシーズンなのに、恐ろしく難関なミッションである。
そういった事情もあって出来るだけ手続きを早く済ませて、葬儀費用の工面をしないとならないっていうのに・・・
平日動きたくても、色々注文や作業が溜まっていて、留美さん一人に任せて店を出られない日々が続き、本格的にピンチ。
そんな事もあって、野口君の退職はタイミング的に厳しかったですねぇ~。
彼の事実上の退職を知っているメンバーは、この日ランチポタすら決行をしていいのかどうかを心配していましたが・・・
「大丈夫です。前みたいに明石まで行って、ティータイムまで楽しむとかでなければ行けます!」
留美さんも自分に出来ない修理とか来た場合は預かりで対応してくれるので、あまり遅くならなければ大丈夫なんですよ。
まあ強いて心配なのは、来客って必ずあるタイミングでドカッと連なって来ることが多いので、その場合に『逃がした魚は大きい!』なんて話になりがちな事。
ただでさえ寒いシーズンなので、売上を上げる為には僅かなチャンスも無駄にしてはいけないんです。
「という訳で留美さん頑張って!」
「何が・・・という訳なんだか、良く解りませんけど。」
とりあえず『あさの水車アンタイル』さんに予約を入れて出発!
12:00過ぎに到着の段取りで来て欲しいと言われましたので、11:35にHAT神戸を出ました。
参加メンバーはH川様とH江様、H野様、Y崎様2号、そして久々に西宮のスーパー高校生の一人A部君が加わって、計6名となりました。
A部君はマサやん、タケやん、ヨネやんといった、10代のヤングメンバーとお友達になりたくて来てくれていたのですが・・・
マサやんは深夜のバイトで疲れて寝ているのか、急遽デートの約束が入ったのか・・・来れなくて。
タケやんは学校の休みの日はア◎パ◎マンに変身し、子供たちに頭をかじられる・・・という、非常に過酷なアルバイトがあります(笑)
ヨネやんは・・・マサやんから誘いのメールとか受けてなかったのかな?(笑)
いずれにしてもアンタイルさんのランチは、事前の予約がなければ1日限定10食までなので・・・
ある意味これで良かったのかも知れません。
本来は山手幹線を西進し、下山手通7丁目の交差点から北上・・・又は神戸家裁方面へ抜けて行くと早く着くのですが、時間調整も兼ねてとことん海際を走りました。
メリケン波止場からメリケンパークを抜けて・・・
ハーバーランドはモザイク前の岸壁沿いに走る。
灯台からはね橋まで・・・タイミングよくはね橋を渡れました!
ここから歩道橋でJR神戸駅まで出て・・・
有馬街道を横断して新開地商店街の東側の通りを北上!
そういえば、新開地商店街の外れにあった大阪ガスビルがなくなってました。
新開地の顔とまでいわれた、古き良き昭和の面影を残す建造物の一つがまた・・・
こないになってしまってます(涙)
僕らが通った道沿いでは・・・
過去にこんなビルもありましたが、今は駐車場になっています。
新開地といえば・・・
①柄が悪い!
②福原のイメージで如何わしい。
③街が汚い。
④寂れている。
ろくなイメージがございません!
しかし新開地は昭和40年頃までは神戸市の中心地だった場所。
その歴史は平安後期にまで遡るのです!
兵庫区民である僕はよく・・・「兵庫区に住んでいる人は大半民度が低い!」と、自分の事を棚に上げては声を大にして言っております。
しかしその反面愛着もあって、この街をとても愛しています。
歴史があって個性的な・・・そんな新開地と兵庫区が僕は好きです。
こんな写真を見つけました!
新開地駅の改札から駅ビルへ続く通路にあった小便小僧です。
幼少の頃、北区の花山から神戸電鉄に乗って、毎日一人で兵庫区の幼稚園まで通っていたのですが、その頃を思い出す大変懐かしいカットです。
そして湊川公園のパルシネマ前を通過。
ここは「さよなら!さよなら!さよなら!」でおなじみの、故・淀川長治さんが子供の頃に入り浸っていたという映画の聖地的な場所です。
かの喜劇王チャップリンも何度か訪れた事があるというだけに、新開地が元々神戸の文化発信地だった事が窺えます。
昭和38年にポートタワーが完成するまでは、この上にある湊川公園に神戸タワーがあったそうです。
まさにランドマークですね。
よくポートタワーの事を間違って神戸タワーと言う人がいますが、こういった歴史を知っている地元民なら、内心「それは間違ったらあかんやろ?」って感じるところでもあります。
これは当時の神戸タワーから見た西側の景色です。
下に湊川温泉って見えますよね?
これは震災頃まで実際に残っていた温浴施設で、一見ローマ風呂調の、窓ガラスにステンドグラスとかあったり、レトロで素敵な大浴場がありました。
子供の頃の僕にしてみたら、古臭くて・・・何より入口横のストリップ劇場のオヤジに、いつも「僕も寄っていかない?」ってからかわれるのが嫌だったという記憶しかありませんが、今も現存していたら、それはもう有馬温泉なんかよりも、ずっと有り難味を感じてしまうお風呂だったと思えてなりません。
湊川市場の東側の路地を進むとここに出てきます。
ここは向かって左の石井川と右の天王谷川が合流して湊川(新湊川)になる場所です。
二つの川に挟まれた地区は雪御所町といって、平清盛の『雪の御所』が存在した地区なんです。
そもそも神戸に寺社が多いのも清盛の影響によるところが大きく、そういった歴史の起源がここにあると考えたら面白いものです。
僕が今住んでいる場所も安徳天皇のお屋敷跡地にあるので、そういう背景を基にこの辺りをポタリングすると、複雑な地形もより理解できて面白いですよ!
天王谷川沿いに北上して信号を渡ると湊山町に入ります。
右のルートを更に進むと・・・
湊山温泉と、その向こうにアンタイルが見えます。
この温泉も清盛の時代からあったと云われています。
以前はここから50m程南下した所に『天王温泉』という施設もあったのですが、10年以上前に廃業してしまいました。
ここの温泉をよく利用していた頃・・・
特に夏場はここのきしめん屋で、湯上りに冷やしきしめんを食べて帰るというのがスタンダードでした。
7月の祇園祭シーズンの時など、この辺りはとても賑わいます。
さあようやく目的地に着きました!
時間は12:08で、ほとんど信号に捕まらない地元スペシャルルートを使った甲斐がありました。
ほぼ予定通り!
皆さん古民家だって事を知らなかったので、靴を脱ぐ事に戸惑っていました(シューズカバー着用の人などは特に)が、中へ入った瞬間歓喜に変わっていました!
「うわ~!すげぇ~!何これ、めっちゃいい感じやん!」
他のお客様が帰られた後だったので、2階の部屋も見学できて・・・
どの部屋も個性的で、皆さん子供のようにはしゃいで見学されました。
テーブルの奥に見えるパンフレット・・・わかります?
今映画館で上映されている『バンクーバーの朝日』のパンフレット!
そしてその上に見えるのは・・・
実はオーナーのおじいちゃんがバンクーバー朝日のキャッチャーを務めていたらしく、その時のメダルやらなんやら、本物が飾ってあるのですよ!
これは是非、映画を観に行かねばなりません!
それにしても不思議な雰囲気です。
夏にはテラス席も利用してみたいですね。
メインのランチですが・・・和洋に加え、中華テイストの小鉢などもあって、非常に楽しめました!
手ごねハンバーグも最高に美味で、全員大満足して頂けたので、本当に良かったです!
食後の珈琲を頂き、しばし楽しい時間を過ごした後、異人館経由でHAT神戸へ戻りました!
またお世話になると思いますが・・・
次回は事前に人数を決めて、前もって予約して行きたいですね!
アンタイルさん、どうもありがとうございました!!
ところが緊急事態です。
実は兼ねてからお父上の容態が悪いという事で、しばしば米子へ緊急で帰る為、野口君の当日欠勤などが度重なっていたのですが、年末から更にひどくなったらしく・・・
親の看病をする為に1月15日付けで退職する事になり・・・っていうか、事実上6日以降出勤していなかったんですね。
まあ事情が事情ですので致し方ないのですが・・・
僕も昨年末に亡くなった大叔母のその後の手続きやら何やらで、何度も大阪まで往復しないとならない状況。
しかも僕は大叔母の息子でも孫でもないので、色々と面倒なんです。
大叔母のお世話になっていた信託銀行さんに葬儀費用だけでも先に引き落としが出来ないかを相談したら、「先に立て替えでお願いします。手続き上領収書が無いと無理なんです!」とか言われて・・・
「そんなこと簡単に言うな~!10万~20万の話やないねんぞ!」
出来れば1月中に四十九日の法要も済ませたいのですが、それについても葬儀代の件が落ち着かない事には、話を進めることも出来ません。
自転車販売業にとっても冬のシーズンなのに、恐ろしく難関なミッションである。
そういった事情もあって出来るだけ手続きを早く済ませて、葬儀費用の工面をしないとならないっていうのに・・・
平日動きたくても、色々注文や作業が溜まっていて、留美さん一人に任せて店を出られない日々が続き、本格的にピンチ。
そんな事もあって、野口君の退職はタイミング的に厳しかったですねぇ~。
彼の事実上の退職を知っているメンバーは、この日ランチポタすら決行をしていいのかどうかを心配していましたが・・・
「大丈夫です。前みたいに明石まで行って、ティータイムまで楽しむとかでなければ行けます!」
留美さんも自分に出来ない修理とか来た場合は預かりで対応してくれるので、あまり遅くならなければ大丈夫なんですよ。
まあ強いて心配なのは、来客って必ずあるタイミングでドカッと連なって来ることが多いので、その場合に『逃がした魚は大きい!』なんて話になりがちな事。
ただでさえ寒いシーズンなので、売上を上げる為には僅かなチャンスも無駄にしてはいけないんです。
「という訳で留美さん頑張って!」
「何が・・・という訳なんだか、良く解りませんけど。」
とりあえず『あさの水車アンタイル』さんに予約を入れて出発!
12:00過ぎに到着の段取りで来て欲しいと言われましたので、11:35にHAT神戸を出ました。
参加メンバーはH川様とH江様、H野様、Y崎様2号、そして久々に西宮のスーパー高校生の一人A部君が加わって、計6名となりました。
A部君はマサやん、タケやん、ヨネやんといった、10代のヤングメンバーとお友達になりたくて来てくれていたのですが・・・
マサやんは深夜のバイトで疲れて寝ているのか、急遽デートの約束が入ったのか・・・来れなくて。
タケやんは学校の休みの日はア◎パ◎マンに変身し、子供たちに頭をかじられる・・・という、非常に過酷なアルバイトがあります(笑)
ヨネやんは・・・マサやんから誘いのメールとか受けてなかったのかな?(笑)
いずれにしてもアンタイルさんのランチは、事前の予約がなければ1日限定10食までなので・・・
ある意味これで良かったのかも知れません。
本来は山手幹線を西進し、下山手通7丁目の交差点から北上・・・又は神戸家裁方面へ抜けて行くと早く着くのですが、時間調整も兼ねてとことん海際を走りました。
メリケン波止場からメリケンパークを抜けて・・・
ハーバーランドはモザイク前の岸壁沿いに走る。
灯台からはね橋まで・・・タイミングよくはね橋を渡れました!
ここから歩道橋でJR神戸駅まで出て・・・
有馬街道を横断して新開地商店街の東側の通りを北上!
そういえば、新開地商店街の外れにあった大阪ガスビルがなくなってました。
新開地の顔とまでいわれた、古き良き昭和の面影を残す建造物の一つがまた・・・
こないになってしまってます(涙)
僕らが通った道沿いでは・・・
過去にこんなビルもありましたが、今は駐車場になっています。
新開地といえば・・・
①柄が悪い!
②福原のイメージで如何わしい。
③街が汚い。
④寂れている。
ろくなイメージがございません!
しかし新開地は昭和40年頃までは神戸市の中心地だった場所。
その歴史は平安後期にまで遡るのです!
兵庫区民である僕はよく・・・「兵庫区に住んでいる人は大半民度が低い!」と、自分の事を棚に上げては声を大にして言っております。
しかしその反面愛着もあって、この街をとても愛しています。
歴史があって個性的な・・・そんな新開地と兵庫区が僕は好きです。
こんな写真を見つけました!
新開地駅の改札から駅ビルへ続く通路にあった小便小僧です。
幼少の頃、北区の花山から神戸電鉄に乗って、毎日一人で兵庫区の幼稚園まで通っていたのですが、その頃を思い出す大変懐かしいカットです。
そして湊川公園のパルシネマ前を通過。
ここは「さよなら!さよなら!さよなら!」でおなじみの、故・淀川長治さんが子供の頃に入り浸っていたという映画の聖地的な場所です。
かの喜劇王チャップリンも何度か訪れた事があるというだけに、新開地が元々神戸の文化発信地だった事が窺えます。
昭和38年にポートタワーが完成するまでは、この上にある湊川公園に神戸タワーがあったそうです。
まさにランドマークですね。
よくポートタワーの事を間違って神戸タワーと言う人がいますが、こういった歴史を知っている地元民なら、内心「それは間違ったらあかんやろ?」って感じるところでもあります。
これは当時の神戸タワーから見た西側の景色です。
下に湊川温泉って見えますよね?
これは震災頃まで実際に残っていた温浴施設で、一見ローマ風呂調の、窓ガラスにステンドグラスとかあったり、レトロで素敵な大浴場がありました。
子供の頃の僕にしてみたら、古臭くて・・・何より入口横のストリップ劇場のオヤジに、いつも「僕も寄っていかない?」ってからかわれるのが嫌だったという記憶しかありませんが、今も現存していたら、それはもう有馬温泉なんかよりも、ずっと有り難味を感じてしまうお風呂だったと思えてなりません。
湊川市場の東側の路地を進むとここに出てきます。
ここは向かって左の石井川と右の天王谷川が合流して湊川(新湊川)になる場所です。
二つの川に挟まれた地区は雪御所町といって、平清盛の『雪の御所』が存在した地区なんです。
そもそも神戸に寺社が多いのも清盛の影響によるところが大きく、そういった歴史の起源がここにあると考えたら面白いものです。
僕が今住んでいる場所も安徳天皇のお屋敷跡地にあるので、そういう背景を基にこの辺りをポタリングすると、複雑な地形もより理解できて面白いですよ!
天王谷川沿いに北上して信号を渡ると湊山町に入ります。
右のルートを更に進むと・・・
湊山温泉と、その向こうにアンタイルが見えます。
この温泉も清盛の時代からあったと云われています。
以前はここから50m程南下した所に『天王温泉』という施設もあったのですが、10年以上前に廃業してしまいました。
ここの温泉をよく利用していた頃・・・
特に夏場はここのきしめん屋で、湯上りに冷やしきしめんを食べて帰るというのがスタンダードでした。
7月の祇園祭シーズンの時など、この辺りはとても賑わいます。
さあようやく目的地に着きました!
時間は12:08で、ほとんど信号に捕まらない地元スペシャルルートを使った甲斐がありました。
ほぼ予定通り!
皆さん古民家だって事を知らなかったので、靴を脱ぐ事に戸惑っていました(シューズカバー着用の人などは特に)が、中へ入った瞬間歓喜に変わっていました!
「うわ~!すげぇ~!何これ、めっちゃいい感じやん!」
他のお客様が帰られた後だったので、2階の部屋も見学できて・・・
どの部屋も個性的で、皆さん子供のようにはしゃいで見学されました。
テーブルの奥に見えるパンフレット・・・わかります?
今映画館で上映されている『バンクーバーの朝日』のパンフレット!
そしてその上に見えるのは・・・
実はオーナーのおじいちゃんがバンクーバー朝日のキャッチャーを務めていたらしく、その時のメダルやらなんやら、本物が飾ってあるのですよ!
これは是非、映画を観に行かねばなりません!
それにしても不思議な雰囲気です。
夏にはテラス席も利用してみたいですね。
メインのランチですが・・・和洋に加え、中華テイストの小鉢などもあって、非常に楽しめました!
手ごねハンバーグも最高に美味で、全員大満足して頂けたので、本当に良かったです!
食後の珈琲を頂き、しばし楽しい時間を過ごした後、異人館経由でHAT神戸へ戻りました!
またお世話になると思いますが・・・
次回は事前に人数を決めて、前もって予約して行きたいですね!
アンタイルさん、どうもありがとうございました!!
2015年1月25日日曜日
1月11日(日)ポタリング・・・ハニーが俺を待っている!
この日は御三家の3名と、N様2号、H野様、Y崎様2号が参加し、計8名で出走!
前々からY崎様2号に・・・
「私ここのポタリングでトレボンに行った事がないんですけど!店長にトレボン教えたの私なのに!」って怒られていたので・・・行きました。
いや、僕もトレボンのハニートーストが大好きなので。
そしていつもポタリングの時はノーヘルのN様2号が、ヘルメット着用?
「どうしたんですか?珍しい。」
「いや・・・家を出た時間がまさに8:30だった事もありまして、死ぬ気で飛ばさんと間に合わない!と判断したらこうなった訳ですね!」
「なるほど、まあ本来はメット着用が当然なんですけどね(笑)」
僕もヘルメット嫌いなので解るんですけどねぇ~。
ただ・・・なんでもないはずのポタリングで落車して、緊急入院したH江様という生き字引がおられますので、僕でさえノーヘルで走ろうものなら、Y崎様3号に「店長!ヘルメットして下さい!」って怒られるんですよ(笑)
大きな事故や怪我人を出さない為にも、ヘルメットは無いよりマシなのでして下さい!
そしてトレボンに着いて・・・
そういえばH野様もトレボンに来るのが初めてだったんですが・・・
「ここいいねぇ~。いや~何これ、メッチャ雰囲気いいやん。」
結構レトロな雰囲気とか、純喫茶風の雰囲気が大好きなH野様には、かなり度ストライクなお店だったそうです。
しかもH野様は「珈琲は決まったお店でしか飲まない!」っていうくらい、こだわった味覚があるので、他のお店では滅多に珈琲を注文されないのですが、ブルーマウンテン(ブレンドではないらしい)が300円と聞いて・・・
「何それいいの?それで商売成り立つの?すご過ぎない?じゃあそれお願いします!」って注文。
ハニートーストと併せて絶賛されていました。
「明日のランチポタもいいお店を予定していますよ!」
「えっ?そうなの?じゃあ明日もお邪魔しちゃおうかな!」
「是非参加して下さい!」
そしてトレボンを後にしたのでした。
そういえば最近H江様とH野様が、随分意気投合しちゃったみたいで仲良いんですよ!
カーボンフレームが当たり前ってご時勢において、お二人ともスチールフレームのロードに乗っているので、ちょっとした仲間意識が芽生えたんでしょうね。
元々アルミに乗っていて、現在スチールに乗り換えたY崎様3号も例外でなく・・・
やはり乗って楽しい!って実感が湧く自転車はスチールかチタンでしょ?
スチールも合金の内容によって乗り味は随分変わりますが、全般に言えることはバネ感があって、加速が伸びる感じが心地よいってところでしょうか。
H江様は現在、1990年前代初頭のパナソニックのクロモリ(材質=タンゲNo.1)に乗っているのですが、某ショップでゴミ呼ばわりされたらしくて、すごくショックを受けてらしたんですよ。
しかしH野様をはじめ、当店のお客様方に色々乗って頂いた結果、皆が口を揃えて「乗ってて気持ちいいですね!やっぱりスチールっていいんだねぇ~。」とか、「年代を感じない走りだねぇ~。」って大絶賛するものだから、今はものすごく誇りに感じてくれているみたいです。
実際僕も乗ってみましたけど、保管状態がとても良かったみたいで、25年前のフレームとは思えないくらいバネがしっかりしていました。
スチールフレームは持ったらズッシリ重いけど、乗って走ると爽快に加速が伸びるし、速度維持能力も非常に高い!
今の時代にロードバイクを始めた人の多くはスチールバイクを知らない人が大多数。
僕より年上の20年選手は、基本的にスチールバイク全盛時代にロードを始めているので、90年代のフレーム素材の・・・目まぐるしい進化の過程を、散々見てきた世代なので、スチールバイクをバカにするような事はまずありません。
僕も若い頃、スチールフレームには大切な事をたくさん学びました。
レーサーを育てるフレーム素材としては、やはり今考えてもスチールをおいて他に無い!
そう思えてならない今日この頃です。
前々からY崎様2号に・・・
「私ここのポタリングでトレボンに行った事がないんですけど!店長にトレボン教えたの私なのに!」って怒られていたので・・・行きました。
いや、僕もトレボンのハニートーストが大好きなので。
そしていつもポタリングの時はノーヘルのN様2号が、ヘルメット着用?
「どうしたんですか?珍しい。」
「いや・・・家を出た時間がまさに8:30だった事もありまして、死ぬ気で飛ばさんと間に合わない!と判断したらこうなった訳ですね!」
「なるほど、まあ本来はメット着用が当然なんですけどね(笑)」
僕もヘルメット嫌いなので解るんですけどねぇ~。
ただ・・・なんでもないはずのポタリングで落車して、緊急入院したH江様という生き字引がおられますので、僕でさえノーヘルで走ろうものなら、Y崎様3号に「店長!ヘルメットして下さい!」って怒られるんですよ(笑)
大きな事故や怪我人を出さない為にも、ヘルメットは無いよりマシなのでして下さい!
そしてトレボンに着いて・・・
そういえばH野様もトレボンに来るのが初めてだったんですが・・・
「ここいいねぇ~。いや~何これ、メッチャ雰囲気いいやん。」
結構レトロな雰囲気とか、純喫茶風の雰囲気が大好きなH野様には、かなり度ストライクなお店だったそうです。
しかもH野様は「珈琲は決まったお店でしか飲まない!」っていうくらい、こだわった味覚があるので、他のお店では滅多に珈琲を注文されないのですが、ブルーマウンテン(ブレンドではないらしい)が300円と聞いて・・・
「何それいいの?それで商売成り立つの?すご過ぎない?じゃあそれお願いします!」って注文。
ハニートーストと併せて絶賛されていました。
「明日のランチポタもいいお店を予定していますよ!」
「えっ?そうなの?じゃあ明日もお邪魔しちゃおうかな!」
「是非参加して下さい!」
そしてトレボンを後にしたのでした。
そういえば最近H江様とH野様が、随分意気投合しちゃったみたいで仲良いんですよ!
カーボンフレームが当たり前ってご時勢において、お二人ともスチールフレームのロードに乗っているので、ちょっとした仲間意識が芽生えたんでしょうね。
元々アルミに乗っていて、現在スチールに乗り換えたY崎様3号も例外でなく・・・
やはり乗って楽しい!って実感が湧く自転車はスチールかチタンでしょ?
スチールも合金の内容によって乗り味は随分変わりますが、全般に言えることはバネ感があって、加速が伸びる感じが心地よいってところでしょうか。
H江様は現在、1990年前代初頭のパナソニックのクロモリ(材質=タンゲNo.1)に乗っているのですが、某ショップでゴミ呼ばわりされたらしくて、すごくショックを受けてらしたんですよ。
しかしH野様をはじめ、当店のお客様方に色々乗って頂いた結果、皆が口を揃えて「乗ってて気持ちいいですね!やっぱりスチールっていいんだねぇ~。」とか、「年代を感じない走りだねぇ~。」って大絶賛するものだから、今はものすごく誇りに感じてくれているみたいです。
実際僕も乗ってみましたけど、保管状態がとても良かったみたいで、25年前のフレームとは思えないくらいバネがしっかりしていました。
スチールフレームは持ったらズッシリ重いけど、乗って走ると爽快に加速が伸びるし、速度維持能力も非常に高い!
今の時代にロードバイクを始めた人の多くはスチールバイクを知らない人が大多数。
僕より年上の20年選手は、基本的にスチールバイク全盛時代にロードを始めているので、90年代のフレーム素材の・・・目まぐるしい進化の過程を、散々見てきた世代なので、スチールバイクをバカにするような事はまずありません。
僕も若い頃、スチールフレームには大切な事をたくさん学びました。
レーサーを育てるフレーム素材としては、やはり今考えてもスチールをおいて他に無い!
そう思えてならない今日この頃です。
2015年1月22日木曜日
1月10日(土)第2回走行会!・・・やはり御影山手の壁は優しくなかった・・・
この日の参加者はI藤様とH川様、マサやん&タケやんの4名。
計5名で出走しました!
メンバー的にはガッツリ走りたい感じではあるが・・・
寒い・・・お腹減った・・・そして寒い。
「どこ行くんですか今日は?」
「ん~っ、秘密。」
「うわっ!やな予感しかしないんですけど・・・」
山幹から都賀川沿いに護国神社前の通りまで上る。
その道を東へ高羽交差点まで。
いつもなら手前のローソンで、女子高生の痛い視線を浴びながら補給食を食べて走るんですけど、この日は追い込む気満々!
途中でのたれ死んでもいいくらいの気持ちで、僕はこの日の走行会に望んだはずなんです。
皆は鶴甲のサーキットをやらされるんじゃないかと緊張の面持ち。
「今日はもっと激しくいこうかと・・・」
「え~っ!聞くんじゃなかった。」
僕は皆さんの期待をいいか悪いか裏切って・・・
御影山手のファミリーマート前を抜けて、ゴルフ練習場を左手に・・・
「さあ、次の信号を左折します!」
「きたこれ!」
「うおぉ~っ!まさか、例の激坂ですか?」
「ははは!まあノンビリ行きましょう!」
坂道はどんどん傾斜が急峻になってくる。
「店長!もう傾斜が14%なんですけど。」とマサやん。
「えっ?そんなに緩かったっけ・・・ここ?」
「はあ?まだきつくなるんですか?」
「あの軽く左に曲がった角を過ぎると判るよ!」
「うわぁ~っ!」
「なんじゃこれ~っ!」
「どうマサやん?今って傾斜何%かな?」
「え~っと・・・21%です~。」
「ここでもそんなもんかぁ~。」
「いや・・・十分おかしいでしょ?やばっ!腰にくる。」
「確かに・・・寒さもあって腰にくるねぇ~!」
ここを3本くらい上ろうかなぁ・・・なんて考えていたんですけど・・・
だんだんそれが酔狂な考えだと感じるようになりました。
ゼリウスのチェーンリングは52T/36Tをつけていまして、これってI藤様と同じセッティングなんですよ。
ただしゼリウスには28Tのスプロケがあります。
しかしI藤様が今36T×25Tのギアで踏ん張っているので、僕もそこは合わせるしかないじゃないですか!
一緒に36T×25Tのギアで頑張って上りました!
マサやんは1人34T×30Tの激軽ギアでスイスイ上っていき、僕がそれを追う・・・
続いてI藤様、タケやんの順でゴール!
タケやんの頭で隠れて道の向こうが見えませんが、この変電所前の坂道ってスキー場のゲレンデ並みに傾斜がきついです。
さすがにエヴァディオ・ペガサスに乗ったH川様も、20%以上の坂道が妙に長いここの壁は、34T×25Tのギアで上り切れなかった模様。
途中でギブアップして押して上っています。
マサやんの脱力感もハンパない感じ。
「もう上りたくないです。もう一度上るとか言わないで下さいよ!」
「いや~っ!本当は3本くらいいっときたかったんやけど・・・これはやったら死ぬね・・・きっと。」
「店長がやるならやっていただいていいですよ!ただし僕は傍観者でお願いします。」
ここは車でさえエンジンが悲鳴を上げるような場所です。
ここの1本を上っただけで、「何だかもう、今日はこれ以上走らなくたっていいんじゃないですか?」って空気になりつつある。
それについては悲しいが、僕も納得(笑)
「時間の余裕もあるし・・・今からポタリングやね!」
JR沿いの道で適当にスプリントを楽しんで・・・
灘駅前から昔の貨物線があった旧国鉄の線路跡遊歩道をブラブラ走って・・・
海へ出てから摩耶大橋を渡って、摩耶埠頭方面からぐるっと回って当店へ帰着。
寒さもあるから仕方ないのですが、今回は緩~い走行会でした。
次回も頑張りましょう!
計5名で出走しました!
メンバー的にはガッツリ走りたい感じではあるが・・・
寒い・・・お腹減った・・・そして寒い。
「どこ行くんですか今日は?」
「ん~っ、秘密。」
「うわっ!やな予感しかしないんですけど・・・」
山幹から都賀川沿いに護国神社前の通りまで上る。
その道を東へ高羽交差点まで。
いつもなら手前のローソンで、女子高生の痛い視線を浴びながら補給食を食べて走るんですけど、この日は追い込む気満々!
途中でのたれ死んでもいいくらいの気持ちで、僕はこの日の走行会に望んだはずなんです。
皆は鶴甲のサーキットをやらされるんじゃないかと緊張の面持ち。
「今日はもっと激しくいこうかと・・・」
「え~っ!聞くんじゃなかった。」
僕は皆さんの期待をいいか悪いか裏切って・・・
御影山手のファミリーマート前を抜けて、ゴルフ練習場を左手に・・・
「さあ、次の信号を左折します!」
「きたこれ!」
「うおぉ~っ!まさか、例の激坂ですか?」
「ははは!まあノンビリ行きましょう!」
坂道はどんどん傾斜が急峻になってくる。
「店長!もう傾斜が14%なんですけど。」とマサやん。
「えっ?そんなに緩かったっけ・・・ここ?」
「はあ?まだきつくなるんですか?」
「あの軽く左に曲がった角を過ぎると判るよ!」
「うわぁ~っ!」
「なんじゃこれ~っ!」
「どうマサやん?今って傾斜何%かな?」
「え~っと・・・21%です~。」
「ここでもそんなもんかぁ~。」
「いや・・・十分おかしいでしょ?やばっ!腰にくる。」
「確かに・・・寒さもあって腰にくるねぇ~!」
ここを3本くらい上ろうかなぁ・・・なんて考えていたんですけど・・・
だんだんそれが酔狂な考えだと感じるようになりました。
ゼリウスのチェーンリングは52T/36Tをつけていまして、これってI藤様と同じセッティングなんですよ。
ただしゼリウスには28Tのスプロケがあります。
しかしI藤様が今36T×25Tのギアで踏ん張っているので、僕もそこは合わせるしかないじゃないですか!
一緒に36T×25Tのギアで頑張って上りました!
マサやんは1人34T×30Tの激軽ギアでスイスイ上っていき、僕がそれを追う・・・
続いてI藤様、タケやんの順でゴール!
タケやんの頭で隠れて道の向こうが見えませんが、この変電所前の坂道ってスキー場のゲレンデ並みに傾斜がきついです。
さすがにエヴァディオ・ペガサスに乗ったH川様も、20%以上の坂道が妙に長いここの壁は、34T×25Tのギアで上り切れなかった模様。
途中でギブアップして押して上っています。
マサやんの脱力感もハンパない感じ。
「もう上りたくないです。もう一度上るとか言わないで下さいよ!」
「いや~っ!本当は3本くらいいっときたかったんやけど・・・これはやったら死ぬね・・・きっと。」
「店長がやるならやっていただいていいですよ!ただし僕は傍観者でお願いします。」
ここは車でさえエンジンが悲鳴を上げるような場所です。
ここの1本を上っただけで、「何だかもう、今日はこれ以上走らなくたっていいんじゃないですか?」って空気になりつつある。
それについては悲しいが、僕も納得(笑)
「時間の余裕もあるし・・・今からポタリングやね!」
JR沿いの道で適当にスプリントを楽しんで・・・
灘駅前から昔の貨物線があった旧国鉄の線路跡遊歩道をブラブラ走って・・・
海へ出てから摩耶大橋を渡って、摩耶埠頭方面からぐるっと回って当店へ帰着。
寒さもあるから仕方ないのですが、今回は緩~い走行会でした。
次回も頑張りましょう!
2015年 1月 4日(日)ポタリング・・・初の試み!
この日はN野様とY崎様2号、Y崎様3号とH川様、K南様、H野様、S藤様、マサやんが参加して、計10名で出走!
男性6名、女性4名という比較的女性の割合が多かった日でしたが・・・
この日は留美さんがエヴァディオ・ペガサスの良さを体感してみたい!と熱望するもので・・・
「じゃあ今日は2手に分かれて走ります?」
「えっ?どういう事?」
「留美さんはペガサスの良さを試したいんでしょ?じゃあ坂道のきついルートを走らないと、その自転車の恩恵を体感するなんてできないよ。」
「え~っ!そうなの?」
「大丈夫ですよ留美さん!ペガサスは坂道を走っているとは思えないくらい楽に上れますから!」とは、実際にペガサスに乗っているH川様の鶴の一声。
「で、店長はどうするんですか?」
「まあ2手に分かれようっていうのに、スタッフが一緒に走るのはおかしいでしょ?僕は緩やかなルートでボチボチと新神戸を目指します!」
そう・・・世間はまだお正月の空気を醸していますからねぇ~。
そんな時は嘘か本当か、年中無休の新神戸オリエンタルアベニューへ行くしかないっしょ?
勿論OBのBIGサイズドリンクがお目当てです!
僕は残った女性メンバー3名を引き連れて春日野道の下町を抜けて、生田川沿いに新神戸へ向かう。
男性陣は坂道で留美さんイジメを楽しんだ模様(笑)
留美さん曰く、ラピエールのセンシウムよりもペガサスの方が楽だそうです。
センシウムはホイールとの相性がイマイチなだけで、すごく乗りやすい自転車には変わりません。
それ以上にすごいのは、ペガサスってどんなホイールをつけていても、そんなの関係無しでいい走りをしてくれるって事なんですよねぇ~。
やはりチタンフレームは最高ですね!
寒い日はしっかり温まりたいので、BIGサイズのホットドリンクは当然の選択でしょう!
「僕はミックスジュースが飲みたいです・・・できたらフロートで・・・」
「はあ?正気かマサやん?」
「店長見て下さいよ!向こうも冷たいのをオーダーしてる人がいるじゃないですか!」
「うわっ!H川さん以外みんなやん・・・恐ろしいなぁ~。」
僕はウインナーコーヒーです!
「マサやん!フロートとか頼んでホンマによかったん?」
「何を言ってるんですか?そんなの全然いいに決まってるじゃないですか!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。Oh!ジーザス!」
「はい!でました金魚鉢~っ!」
「ここまでとは・・・」
「後でお腹の調子が・・・なんて言ったらペナルティな!」
「・・・・・・・・・・・鬼や!しかもフロート2個入りで、どちらも半球じゃなくて・・・球!」
「いいねぇ~!気合入ってるねぇ~!」
しかしさすがは男マサやん!
気合と根性で完食しました!!
そしてお店に帰着後、見事にピーピーになってしまいましたとさ・・・。
~完~
男性6名、女性4名という比較的女性の割合が多かった日でしたが・・・
この日は留美さんがエヴァディオ・ペガサスの良さを体感してみたい!と熱望するもので・・・
「じゃあ今日は2手に分かれて走ります?」
「えっ?どういう事?」
「留美さんはペガサスの良さを試したいんでしょ?じゃあ坂道のきついルートを走らないと、その自転車の恩恵を体感するなんてできないよ。」
「え~っ!そうなの?」
「大丈夫ですよ留美さん!ペガサスは坂道を走っているとは思えないくらい楽に上れますから!」とは、実際にペガサスに乗っているH川様の鶴の一声。
「で、店長はどうするんですか?」
「まあ2手に分かれようっていうのに、スタッフが一緒に走るのはおかしいでしょ?僕は緩やかなルートでボチボチと新神戸を目指します!」
そう・・・世間はまだお正月の空気を醸していますからねぇ~。
そんな時は嘘か本当か、年中無休の新神戸オリエンタルアベニューへ行くしかないっしょ?
勿論OBのBIGサイズドリンクがお目当てです!
僕は残った女性メンバー3名を引き連れて春日野道の下町を抜けて、生田川沿いに新神戸へ向かう。
男性陣は坂道で留美さんイジメを楽しんだ模様(笑)
留美さん曰く、ラピエールのセンシウムよりもペガサスの方が楽だそうです。
センシウムはホイールとの相性がイマイチなだけで、すごく乗りやすい自転車には変わりません。
それ以上にすごいのは、ペガサスってどんなホイールをつけていても、そんなの関係無しでいい走りをしてくれるって事なんですよねぇ~。
やはりチタンフレームは最高ですね!
寒い日はしっかり温まりたいので、BIGサイズのホットドリンクは当然の選択でしょう!
「僕はミックスジュースが飲みたいです・・・できたらフロートで・・・」
「はあ?正気かマサやん?」
「店長見て下さいよ!向こうも冷たいのをオーダーしてる人がいるじゃないですか!」
「うわっ!H川さん以外みんなやん・・・恐ろしいなぁ~。」
僕はウインナーコーヒーです!
「マサやん!フロートとか頼んでホンマによかったん?」
「何を言ってるんですか?そんなの全然いいに決まってるじゃないですか!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。Oh!ジーザス!」
「はい!でました金魚鉢~っ!」
「ここまでとは・・・」
「後でお腹の調子が・・・なんて言ったらペナルティな!」
「・・・・・・・・・・・鬼や!しかもフロート2個入りで、どちらも半球じゃなくて・・・球!」
「いいねぇ~!気合入ってるねぇ~!」
しかしさすがは男マサやん!
気合と根性で完食しました!!
そしてお店に帰着後、見事にピーピーになってしまいましたとさ・・・。
~完~